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「新聞づくり」を実習

■神建連「第37回教宣実習講座」■ 2007/12/9・10

 12月9・10日、神建連「第37回教宣実習講座」が相模原市「こもれびの里・さがみの」で開かれ、組合員40名余りが「新聞づくり」を実習しました。浜建労からは3名が参加しました。
 第1日目の全体会・講演後、講師を中心に「新聞づくりコース」「写真コース」に分かれ、午後から取材しました。帰って記事や写真をまとめ夕食・交流。その後は、自主運営でした。
 2日目。記事を取りまとめ、手書き清書。1時30分までに編集、校正、新聞を完成させました。
 全体会では、全建総連の前島栄永・教宣部長が「楽しく、読まれる機関紙づくりを」と題して「機関紙とは何か。その役割は?」など基礎から講演しました。そして、具体的な実戦講座にも話が及んで、その基本を学びました。




大評判 もちつき大会

■19分会 「第31回もちつき大会」■ 2007/12/09

 19分会は12月9日、菅田東町会館で「第31回もちつき大会」を開きました。早朝から駆けつけた分会の仲間16人は一日中、楽しい汗を流しました。
 30キロの餅米は替わる替わる突きたてられ、あんこ、きなこ餅になり、皆に配られました。
 会員の親睦のために始められたこの「もちつき大会」。年々、近所の評判を呼んでいます。




新たな決意! 「みんなで頑張るぞ」・・・

■執行委員会■ 2007/12/07
 来年は、どんな年になるのか。予測ができないほど、世の中の動きが変化しています。
 とはいえ、私たちには守るべき生活があります。ーーー皆に来年の抱負を聞きました。

▼2日から仕事ですよ。今年もバリバリ頑張る。(青 西山敦之)
▼10センチでいい、背を伸ばしたい。牛乳飲むぞ〜(笑)。(A 菊地功)
▼仕事頑張り過ぎ。セーブします。温泉に行きたいよ〜。(青 羽冨恵介)
▼組織。今年も増やし続けるぞ。(H 岩谷昭二)
▼娘に良縁があるといいな。拡大もガンガン頑張るぞ。(F 後藤英夫)
▼孫も出来たし、息子が組合活動に参加するといいが・・。(R 佐藤清一)
▼仕事が増えるといいなぁ。企業交渉の対応は、感動したよ。(I 内田秀巳)
▼孫は可愛いよ。母ちゃんと一緒に遊びに行くのが楽しみ。(M 山口丑正)
▼朝酒は、格別だよねぇ。でしょ・・(J 宮林民三)
▼歳取っても、カラオケ発散。最高。(K 三浦国男)
▼元気で、呆けないで、まだまだ勉強したい。(にこにこ)(主 沼田加奈子)
▼今年は激動の年になる。組合も正念場。若者、頑張れ。(AB 菊岡昭彦)
▼孫の初節句。何を買ってあげようか、思案中。主婦の会、元気に頑張ります。(主 佐藤登志子)
▼孫の大学入学を励みに、まだ4、5年は頑張るぞ。(K 田中恒夫)
▼友人と旧交を暖めています。(R 庭野健一)
▼後期高齢者保険制度は心配だ。(J 渡辺英二)
▼九条の会の講演は、いい話だった。録音しておきたかった。(M 青木太平)
▼ボート作りに熱中しています。3月に完成。見に来てね。(Q 武田信治)
▼「獅子舞」で30日には、3回目のフランス訪問の予定です。(E 金子正義)
▼外に出て、買い物するのが好き。組合に出て、視野が広がりました。(主 山口なお子)




改憲は戦争への道  「草の根」が世論を変える

■「講演と音楽の夕べ」■ 2007/12/04

 「講演と音楽の夕べ」(主催・神奈川区革新と共同の会)が12月4日夜、東神奈川・かなっくホールで開かれ、「輝け憲法九条」と題した全国「九条の会」事務局長の小森陽一・東京大学教授の講演と「アンサンブル・ヴェガ」等によるポピュラーな曲の演奏が行われました。会場に詰めかけた200人を超える聴衆は、その講演と演奏に魅了されました。
 
 小森さんは講演で、「自民党新憲法草案」と「現行憲法」を比較しながら、「9条2項」を削除して「自衛隊」が「軍隊」になり、「76条」で軍事裁判所を設置して国民を管理する危険性を指摘。さらに前文で国民に国防の義務を課すとし、この憲法草案は戦争への道筋だと危惧しました。
 「読売新聞は94年から13年間、改憲キャンペーンを行ってきたが、世論調査ではここ3年間連続で『憲法は変えない方がいい』との多数派結果がでている。04年6月10日に『九条の会』が出来て以来、現在では6801の地域・分野ごとの会が結成されています。こうした草の根からつくってきたから主張はぶれないし、国民世論をつくってきました。『九条を変えてはいけない』という世論は、この秋自衛隊をインド洋から日本に戻し、さらに頑張れば、航空自衛隊も帰ってくる」と草の根運動が世論を動かし、国会議員を変えさせている現状を示しました。
 小森さんは、「今こそ守りではなく、平和への闘いに勝利するために、共に頑張りましょう」と呼び掛け、会場は大きな拍手に包まれました。
(写真 「軍事攻撃では何も解決しない。9条の思想による安全保障を」と語る小森陽一氏)




怒りのコブシ 戦争司令部ノー

■12・2首都圏大集会in座間■ 2007/12/02

 「いま私たちは、怒っています。市長も、議会も、住民も、みんな反対しているにもかかわらず、座間基地にアメリカから戦争司令部が移転してくるというのです。国は基地縮小の約束の努力をしないまま、基地強化と恒久化を押しつけています。(中略)日本の平和のために、子々孫々のために、力を合わせて、がんばりましょう」---アピール案が読み上げられた。

 「戦争司令部ノー 爆音も原子力空母もゴメンだ! 12・2首都圏大集会in座間」の横断幕がかかるステージ。12月2日、13,000名を超える怒りの声が座間市谷戸山公園に渦巻いた。
 沖縄や岩国などから連帯と激励の挨拶があり、相模原市長、相模原市議会議長、大和市長、綾瀬市長、海老名市長、沖縄県宜野湾市長の方々のメッセージが紹介された。各界からの発言も相次いだ。

 集会のあと、座間駅までデモ行進。キャンプ座間の正門では、基地に向かってシュプレヒコールをあげ、怒りのコブシを突き上げた。(写真)

 神奈川支部の後藤さん(7分会)は、「反対しないと政府、米軍の言いなりになる」と怒り、三浦さん(主婦の会)は、「若い子を戦争にやりたくない」と唇を噛んだ。




「組合は心強いですね」と新加入者

■第3回新加入者教室■ 2007/11/28

 今月加入された組合員さんを迎えて11月28日夜、「新加入者教室」が支部事務所で開かれました。
 講師は五役から岩谷さんと菊地さん、新加入の出席者はM松さん夫妻と伊藤さんでした。
 岩谷さんと菊地さんの分かりやすい言葉に、御三方はテキストを追いながら頷いていました。「健康保険は日本一の制度です。家族も入院時は、費用が戻ってくるんですよ」と説明すると、参加者から疑問点が出されたり、労災保険や共済、税金相談、建退共の中身など突っ込んだ会話が交わされました。
 M松さんは早速、労災加入書に記入しました。伊藤さんは、「(組合は)心強いですね」と話していました。




「やっぱり9条 神奈川から世界へ」
憲法を守り、育てる

■九条かながわの会■ 2007/11/26

「やっぱり9条 神奈川から世界へ」と神奈川県民ホールで11月26日、憲法九条を考える催し(九条かながわの会主催)が開かれました。

 戦後史に詳しい作家、半藤一利氏と9条の会事務局長、小森陽一東京大学教授の対談は、戦中戦後の世の中の動きを憲法を中心に、事実を示しながら捉えました。
 「戦前は天皇を中心に据えたが、戦後の復興は、平和憲法が国家を作るための基軸となった」 「アメリカのアフガン戦争、イラク戦争など21世紀は「自衛」の名の下に「予防先制攻撃」をする可能性が高い。日本が軍隊を持てば、北朝鮮もそういう理屈で核攻撃するかもしれない」 「60年間戦争をしない、戦争で死んでいないのは日本だけ。だから、日本だけ言える」 ーーー「憲法九条の思想に基づいて、今こそ本気になって憲法を守るだけではなく、育てる気持ちを待たないといけない」と強調しました。

 神奈川土建青年部の寸劇は笑いを誘い、「戦争は悲しみしか生まない」という大学生、横須賀米軍犯罪事件の「平和憲法につながる裁判」という被害者の山崎さんの訴えは、参加者の胸を打ちました。




神奈川支部が団体優勝 個人も1,2位

■第19回支部対抗ボウリング大会■ 2007/11/25
 「第19回支部対抗ボウリング大会」(本部・厚生部主催)が11月25日、杉田ボウルで行われ神奈川支部は、Aチームが団体優勝しました。
 個人の部でも埴生俊介さんが、603点のハイスコアで優勝。2位は畠敏和さん、4位に村田友枝さんが入賞しました。
 参加は20チーム、80名。昨年は2位で、今回は期待通りの優勝となりました。





職訓校をアピール

■市民技能フェスティバル■ 2007/11/25
 横浜公園で11月25日、市民技能フェスティバルが開かれました。横浜と鶴見職訓校が共同でテントを張り、耐震構造の上棟式を披露したり、竹トンボや親子木工教室などを開催。400名余りの人たちを喜ばせました。
 参加した菊地功さん(26分会)は、「上棟式には、大勢の人が見学してくれて、少しは職訓校のアピールになったかな」。笹本守さん(旭瀬谷)は、「小さい子が物作りの面白さを味わうのは嬉しいね。目が輝いていたよ」と笑みを浮かべました。




「今こそ憲法通りの日本をつくろう」  学習交流集会

■学習交流集会inあしがら■ 2007/24-25

 「今こそ憲法通りの日本をつくろう」---。
 「かながわ学習交流集会inあしがら(神奈川労連主催、水谷正人実行委員長)が11月24・25日、神奈川・松田「いこいの村・あしがら」で開かれ、参加の組合から104名が学習に参加しました。

 神戸女学院大学の石川康宏教授は講演で、「現実がルールどおりになっていない。今こそ憲法通りの日本をつくろう」と強調しました。
 憲法を変えようという動きがあるが、それを阻んでいるのは、全国で増え続けている「9条の会」などの護憲派、たまに思い出したようにビラや署名活動したり、学習会を開いたりするその草の根運動の成果だといいます。
 石川さんは、「草の根運動が政治を変えていく。説得力のある訴えは、学習で生まれる。草の根の語りで日本国憲法の素晴らしさを訴えよう」と呼び掛けました。




建設国保は守れ! 気勢をを挙げる

■全建造連 11・22予算要求・生活危機突破 中央総決起大会」■ 2007/11/22

 「建設国保は守れ! 住宅企業・ゼネコンはまともな賃金を払え! 技能労働者の育成をはかれ! 格差をなくせ! 大衆増税反対!」---

 全建総連は11月22日、「11・22予算要求・生活危機突破 中央総決起大会」を東京・日比谷公園大音楽堂で開き、全国から駆けつけた47県連組合、6591人は「生活危機突破のため、71万の総力をあげた闘いを展開しよう」と決議しました。
 集会の後、シュプレヒコールをあげながら東京駅までデモ行進。肌寒さを吹き飛ばして、気勢をを挙げました。

 伊藤中央執行委員長の挨拶のあと、来賓に訪れた各政党国会議員(自民党、民主党、公明党、共産党、社民党から30名余り)は、それぞれ自党を代表して「建設国保関係予算の満額確保実現のために、協力を約束する」と強調しました。会場からは、「頑張れよぉー」と大声が飛びました。

 神奈川支部の江口さんS分会)は、「71万の全建総連の力は大したもんだ。継続して運動すれば、要求は通る」と手応えを感じていました。
 沼田さん(R主婦会)は、「一生懸命に働いてきたのに、高齢者をいじめる政策は許せない。老後も安心して過ごせる社会にしたい」と声を弾ませていました。
 神奈川支部からは、中沢、後藤、岩谷、瀧川、辻、青木、江口、岩谷、佐藤、加藤、沼田、三浦、山口、今田、五十石さんの15名が参加しました。)




ゴムバンド健康体操を試みる

■1分会「健康講習会」■ 2007/11/08

 1分会は11月8日夜、三ツ沢仲町町内会館で「健康講習会」を開き、分会から7名、神奈川診療所は3名、主婦の会の沼田さん、事務局の小川さんが参加しました。

 今日はいつもの健康チェックに加えて、小川さんの指導の下に、ゴムバンド健康体操を試みました。

 そして、神奈川診療所による「メタボリック シンドロームとは?」のスライドと「お酒のことしっていますか?」の看護師さんの説明がありました。

 「特定健診」について、「受診率を上げないと保険料が上がってしまうかもしれない」という問題点、来年4月から導入予定の「後期高齢者医療制度」について、75歳以上のかたは全てが強制的に加入させられ、月額6,730円を年金から天引きされることなどを詳しく丁寧に説明されて、皆は納得していました。

 石井分会長は、「今日は大変参考になりました。健康には皆さん関心がありますから、続けていきたいです」と話していました。




アスベスト裁判闘争へ固い決意

■神建連アスベスト被害患者会結成総会■ 2007/11/03

 国と企業は建設労働者に謝れ、つぐなえ、なくせアスベスト被害---「神建連アスベスト被害患者会結成総会」が11月3日午後、建設プラザで開かれ、アスベスト被害労災認定患者を含めた122名が参加しました。

 総会は、「神建連アスベスト患者、家族の会(やまゆりの会)」の結成を決定しました。そして役員を選出し、裁判闘争を決意しました。

 しばぞの診療所所長の海老原勇医師は、全国でも先駆的にアスベスト被害の労災認定を勝ち取ってきました。横浜石工組合の仲間のじん肺の労災認定の取組み、横浜建職の仲間の献体による解剖での立証、レントゲンの再読影など---献身的な職業病掘り起こしの取組みは、私たちの運動と一体となって進められました。
 海老原医師によれば、1970年代の建築基準法の仕様書のなかに石綿含有建材が明記、多用され、1990年代以降には輸入石綿の95%は建材として消費されていることから、現在の建設作業者の石綿曝露と石綿関連疾患の広がりは極めて深刻であり、「爆発的な広がり」をみせているといいます。
 2004年に全ての石綿製品の製造と使用が禁止されたが、既に建設作業者の殆どが石綿の曝露を受けてしまい、その一部の作業者は重篤な石綿関連疾患に罹患し、療養生活を余儀なくされています。

 講演で、東京土建アスベスト訴訟原告団の水口洋介弁護士は、「アスベスト被害は、政府と製造企業に責任がある。労働者には責任はない」と断言します。
 @厚労省(旧労働省)は労基法等法律に基づき、作業中にアスベストの曝露を受けないように対策を講じるのを怠った責任と、A国交省(旧建設省)は、建築基準法で石綿含有建材の使用を許容・促進しておきながら、その健康被害の危険性を放置していた責任は明白とし、「筑豊石炭じん肺最高裁判決」「トンネルじん肺根絶訴訟の判決」を武器にして、アスベスト被害についての国の責任を追及するといいます。
 さらに、危険性の表示義務、使用条件の表示、研修・教育、使用禁止などの注意義務を怠ったアスベスト建材製造メーカーの企業責任は免れないとしています。
 「大きな相手には、こちらも大勢の原告で闘う。東京、埼玉、千葉、神奈川と連携して首都圏で訴訟を起こしましょう。全国への広がりへの第一歩を踏み出しましょう」と裁判全面勝利への自信をみせ、私たちへの奮起を促しました。

 市連は休憩時間に緊急集会を開き、総意で、「患者・家族の会」の結成を決めました。そして互選して、役員を選出しました。

 総会では、「じん肺・アスベスト疾患、患者と家族の会会則」が提案されて、満場一致で承認されました。

 神奈川・建設アスベスト訴訟弁護団が紹介され、高橋宏弁護士は「原告と弁護士、そして大きな運動と3つの力で世の中を変えていきましょう」と強い決意を表しました。

 神建連「患者会」は役員を選出。会長には、平田岩男さん(横浜市連)が決まりました。
 
 最後に、「団結、がんばろう」の固い決意で閉会しました。

(写真上から @「団結、がんばろう」の固い決意 A結成された市連「患者・家族の会」 B紹介された神奈川・建設アスベスト訴訟弁護団 C会長に選出された平田岩男さん)




地元の建設組合をアピール

■第15回健康まつり■ 2007/11/03

 今日もイキイキ、明日も元気「第15回健康まつり」(同実行委員会主催)が11月3日、神奈川小学校で神奈川診療所のほか浜建労や年金組合、新婦人の会、学童クラブなどの協力のもとに行われました。
 校庭では、友の会による健康チェックコーナーやグランドゴルフ、紙飛行機大会などでにぎわい、体育館では、「オッパイは成功のもと」という長寿の秘訣を語る88歳の現役ドクター落語が笑いを誘いました。
 浜建労からは20人が参加しました。
 包丁研ぎは23丁。新品まな板は11枚、その他8個販売があり、昨年より盛況でした。
 砥石の台をサービスで作ったら、「お礼に」とお茶の差し入れがありました。
 住宅相談は2件。和室の壁についたタバコのヤニ取りとアパートの引っ越し相談でした。

 体験コーナーでは、子供たちが代わる代わる釘打ちを楽しみました。

 主婦の会は、布ぞうりや花、洋服などをバザーで出品。なかでも、布ぞうりは足裏健康法効果で人気でした。
 メンバーは昼過ぎ、体育館のステージで「花笠音頭」と「ソーラン節」を踊り、会場の大きな拍手を受けていました。




「何度もありがとうって」 人気の「木工教室」

■西寺尾小学校 「親子木工教室」■ 2007/10/28

 神奈川支部は10月28日、市立西寺尾小学校で恒例となっている、「親子木工教室」を開きました。支部からは22名が作品づくりのお手伝いをしました。
 学校から60組の家族とPTA、先生が参加し、「スライド式本棚、フタ付き小物入れ、鉢カバー、黒板」の4作品の製作に、半日汗を流しました。

 「どうしても丸じゃイヤだって言うので、『絵を描いてみなっ』って言ったら、フタのつまみを星の形に。作ってあげたら、凄く喜んでいた。顔を覚えていて、帰りに何度も有り難うって言われた。嬉しかったなぁ」と作品づくりを手伝った山口さんは微笑む。(写真↑)
 準備段階から支部の技術部が対応し、入念な打ち合わせをしてきただけに、当日はスムースな進行。「まだ10時なのに、もう完成している」というほど。

  「リピーターも多くなり、道具持参の人も大勢いました。毎年楽しみで、人気のある行事になっています」とPTAの会長さん。

 校長先生は、「図工の時間に3年生でトンカチ、4年生でノコギリと、小学校6年間で2回くらいありませんから・・・」「遊びの中から血豆をつくることも大事だ」と体験の必要性を強調し、私たちの協力に感謝していました。

 「全員、合格っ」。中沢支部長のお墨付きがでると、 「今日は一日、ありがとうございました」---子供たちの大きな声が体育館に響きました。

(写真 合格証を笑顔で受取る子供たち。作品を並べ合格証を手に記念撮影)




県内の基地を観て歩き 憤りを憶える

■米軍・自衛隊基地調査■ 2007/10/26
 米軍当局は、キャンプ座間への戦争司令部(米陸軍新司令部)を年内にも移転しようと動いています。そして、横須賀に原子力空母を来年8月19日と具体的に日にちを示し配備するとしています。そこで、12月2日「戦争司令部ノー 爆音も原子力空母もゴメンだ! 12・2座間大集会」(座間谷戸山公園)を開催します。その前段取り組みで、基地調査を行いました。

 厚木基地は大和、綾瀬、海老名3市合わせて5,068,806u。接収は昭和20年9月2日。米海軍と海上自衛隊が共同使用している。区域には、家族住宅、学校、ゴルフ場、診療所、消防署、レクリエーションセンター等あらゆる施設があり、飛行場の真ん中を幅45m、長さ2,438mの滑走路が走る。
 滑走路南側の「引地川公園ゆとりの森」で、米ジェット戦闘機がひっきりなしに離着陸訓練を繰り返すのを目の当たりにする。空母が横須賀入港のつど、艦載機による耳を劈く爆音は周辺住民の日常生活に深刻な影響を及ぼしている。「私の子は10時になっても寝付かない。どうにかならないか」と基地内米住民が「米軍新聞」に苦情を言うほどで、その隣に「極東の安全のため・・・」と回答している司令官の記事があるという笑い話があるほど。
 現在、空母キティホークには第5空母航空団所属の艦載機が搭載され、昭和48年のミッドウェー横須賀母港化以来、飛来してくる艦載機のほとんどはこの所属機である。原子力空母に替わっても艦載機の交替はないとされている。

 座間と相模原の両市に跨るキャンプ座間は2,346,393u。在日米軍陸軍司令部などがあり、在日米陸軍の中枢部として後方支援業務の指揮命令の統括や作戦・訓練計画等の支援を行っている。本施設内には、住宅、学校、診療所、ゴルフ場等の施設がある。
 正面ゲートからカメラを向けると、即座に相手もこちらを撮影し出す。警備車は即応体制を取る。ピリピリとした緊張感が走った。

 米海軍横須賀基地も接収は、同日。敷地は2,363,263uある。在日米海軍の司令部をはじめ、米第7艦隊等の補給、修理、休養のための支援基地であり、空母キティホークなどの母港となっている。基地内はゴルフコース以外は何でもあり、ナイター設備の野球場もある。「思いやり予算」で建てられた高層住宅は一軒あたり5200万円もすると言われている。
 昭和48年の空母ミッドウェーにより母港化し、平成2年にはインディペンデンスに交替。平成10年にキティホークへと引き継がれて以来、西太平洋方面を中心に作戦行動を展開している。本施設を母港化している艦船は11隻ある。そして平成17年10月28日、後継として平成20年に原子力空母ジョージワシントンが到着予定である旨、外務省から連絡があった。
 原子力空母入港の準備として現在、港内の浚渫(しゅんせつ)作業が行われているが、汚染の悪影響が心配されている。

 長浦湾に面する浦郷町地区は、在日米海軍横須賀基地司令部の管理下で、自衛隊が弾薬荷揚場、弾薬庫として使用している。常時立入り禁止である。そのうち長浦港は自衛隊が全部使うのではないかと懸念されている。


 上瀬谷通信帯、厚木飛行場、キャンプ座間、横須賀軍港を観て歩き、その物々しさにここが日本の土地なのかと思う。厚木では私たちの動きを監視し、横須賀軍港でもこちらの遊覧船に併走して、監視船がピタリとマークしていた。アメリカの臨戦態勢を伺わせた。
 座間市協議会は、基地の整理・縮小・返還を基本姿勢として、恒久化解消への方策を求め続け、国は1年半ほど前に米軍再編への理解が得られるよう誠意を持って協議に努力することを約束しているが、実現されていない。
 安全保障の名の元、アメリカの軍事戦略に利用される日本の姿に憤りを憶えると共に、あらためて「平和を願う」強い気持ちが湧いた。




鹿島タジタジ つめよる交渉 回答引き出す

■第47回全建総連関東地協 建設・住宅企業交渉■ 2007/10/25

 全建総連関東地方協議会は10月24・25日、池袋・豊島公会堂で集会を開き、10県連・732名が集結しました。そして決起集会のあと21社(24日は20社)のゼネコン・サブコン・住宅企業を訪問し、「建設・住宅企業交渉」を行いました。
 大手企業には事前に、「建設労働者・職人の賃金確保・労働条件改善に関する要望書」を提出しました。

 大手ゼネコンの一つ、東京赤坂見附の鹿島本社を訪れ、交渉に臨みました。

 「一次下請けはガイドラインに沿って契約しているが、それ以下は分からない」。---「現場で仕事をしているのは、3次、4次の職人だ。取り決めもなくやっている。名簿もなく、労災事故が起きたとき泣くのは、いつも我々だ」と、交渉団は舌鋒鋭く詰め寄る。

 「ここ2年は賃金アップしていると言うが、人手不足での結果だろう。賃金は生活費だ。物と一緒に単価を切り下げられてはたまらない。理念は結構だが、透明性を高めるためモデルケースを設けて、別枠支給でやったらどうか」と生活に必要な賃金確保の大幅な改善を要求しました。

 「現場内外の駐車の公平を取るため、有料にしている。料金はバーベキューなど親睦に使われている」など、会社の説明に、「ピンハネはやめろ! 下請けには払わせない、と言えないのか」と怒り心頭。「神奈川県では産廃処理も含めて、公共工事の現場の駐車料金は取らない、と行政指導で確約している。横浜市でも同様だ。業者では、今や鹿島だけになったよ」と鋭い指摘をした。会社側は一同、顔を見合わせ、「うちは物を作って仕事している。ゴミや駐車料金で儲けない」と返答し、事実関係を調査しての善処を約束した。

 「東京八重洲口のツインタワー現場は、労働者が4000人でエレベーターが3、4基しか稼働しない。38階の朝礼会場に行くのに6時30分に着かないと、8時の朝礼に間に合わない。仕事は18階で、昼食をとるのも38階の会場まで歩いて30分もかかると言っている。机の上の資料だけでなく、実際に階段をあがってみなよ。毎朝、職人が駅からつながっているよ」と現状を突きつける。会社側は改善を考慮した。担当は「恥ずかしい」とも言った。

 千葉県の県警本部現場は、22、000人(30社)の労働者がいる。建退共を受けているのは1社だけ、5,6人だ。現場担当者は、「全支店の現場に貼れといっている。だけど実際は貼付を求めてこない。どう改善したらいいのか」と、逆にこちらに説明を求める。
 「全地域に私たちの組合がある。現場説明会は、いつでもやれる用意があります。貼付運動を一緒にやりませんか」と提案した。

---「現場の実態をつかんだ発言で驚いた。そのくらいなことやらないと相手もまともに対応しない。感服しました」と同行者の感想。
 賃金アンケートの集約、大手現場訪問や大手企業従事者会議での意見などを的確にまとめ、反映したこの「大手企業交渉」は着実に、現場で働く仲間の大きな助けとなっている。

 「交渉でよくやってくれた」と言われたとき、もっともっと大きな全建総連になっているんでしょうね。




石綿被害「患者の会」結成へ

■市連「労働安全衛生大会」■ 2007/10/23
 市連は10月23日夜、「横浜建設市連労働衛生大会」を東神奈川・かなっくホールで開催。傘下の6組合から組合員が会場を一杯に埋めました。

 前田・県労働局労働衛生専門官は、「石綿健康管理手帳」の交付をうけて健康診断を無料で受けられることと、その注意点を詳しく説明しました。

 アスベストの専門医・海老原医師は、「新建材をそれほど扱っていないと思われた和風専門の大工さんからも、胸膜肥厚斑が認められた。建設作業者の6割は石綿肺の可能性があります」と被害の大きさを過去30年間の統計から説明。「肺ガンの9割は認めさせています。肺ガンと言われたら私に連絡してください」と最大限の協力を約束し、組合はアスベスト問題に全力をあげて取り組んでくださいと強調しました。

 アスベスト被害の根絶を目指して、国と企業の責任を問うべき−−田淵弁護士は、「以前よりその危険性を指摘されていたにもかかわらず、野放しにしてきた国の責任は重い」「公害訴訟に見られるように企業が安全性を立証する責任がある」「戦える体制はできている。家族への救済と国や企業に一石を投じたい」と決意を語りました。

 吉良書記長は、「危険性を知らずに、私たちは仕事をしてきた。次々と被害者が増えていくわけだから、放置した国とボロ設けしてた企業に責任をとらせるべきだ」と、「患者の会」(仮称)を結成して、国家賠償請求闘争を推進することを訴えました。

 (写真上から1) 浜建労で初めて発見された「石綿肺」 業務上労災認定された (2)被害実態を報告する海老原医師 (3)患者からの訴えに声援を送る神奈川支部の仲間 (4)「全力で取り組む」と訴える吉良書記長




家族も一緒にボウリング 一位は中沢支部長

■支部ボウリング大会■ 2007/10/20

 
 毎年恒例の「支部ボウリング大会」が10月20日夜、鶴見ヤングボールで行われました。参加者は44人。レーンを囲んだ一時間余りの闘い(?)は、家族も一緒に和気藹々と繰り広げられました。
 女性の部一位の湯澤智子さんの娘、彩佳さん(中2)はブービー賞を貰い、「ビリでなくて良かった。賞品はお酒だからいらない」と笑いながらピースサインをします。
 男性の部一位は、中沢支部長。ストライクを連発しながらも、「まぐれですよ」と謙遜していました。
 なお成績上位者は、支部代表として「本部ボウリング大会」に出場する予定になっています。




小涌園ユネッサンで温泉と昼食 風呂に大満足

■19分会 「バス旅行」■ 2007/10/14

  19分会は10月14日、分会恒例の「バス旅行」を開催。家族を含め31名が駆けつけ、箱根・小涌園ユネッサンで温泉と昼食バーベキューを楽しみました。
 
  ワインを注ぐ時間があると聞いてワイン風呂に急ぐと、肩が触れ合うほどの満員。注ぐ赤ワインに全員が手を出し、飲む量の方が多かったとか・・・。
 屋外のウォーターすべり台は待ち時間が長くて滑り終わると、即、温泉に直行だ。
 「とにかくお風呂が幾つあるのか分からない。お風呂のはしごが忙しかった」
 本田さんは、お孫さんも一緒に家族7人で参加。大満足の旅行でした。

(写真 全員集合!記念撮影しました。(菅原實さん提供)=箱根小涌園・ユネッサン)




憲法を守り、社会保障の充実、消費税など庶民大増税反対

■神奈川地区労連「第19回定期大会」■ 2007/10/12

 神奈川地区労働組合総連合の第19回定期大会が10月12日、神奈川区役所会議室で開催され30名が出席(神奈川支部から8名)、経過報告、運動方針、予算など採択し、取り組みを強めていくことを誓いました。

 澤田逸夫議長(県職労)は、「福田内閣の内容を見ながら運動をすすめていく」、「生活第一を言っている民主党を国民は見ている」と、情勢の推移を見守りながら運動をすすめていくと挨拶しました。

 岩田行弘事務局長(市従)は、「知事選の決起集会・講演と音楽の夕べ・ちょうちんデモ・駅頭宣伝など元気よく実施してきました」と年間の主な経過を語った後、「映画『日本の青空』上映活動の成果を今後の「かながわ区9条の会」発足につなげたい。組織経験交流集会を開催し、組織拡大の経験を通じて運動を広げていくキッカケにしたい」と強調しました。また秋からは、「憲法を守り、社会保障の充実、消費税など庶民大増税反対を中心に取り組みたい」と2007年度のたたかいの方向を示しました。

 「神奈川地区労連は、さまざまな情勢の中でも、地域に根ざし多様な取り組みと活動をおこなっていきます。組合員一人ひとりが主人公で、生き生きとした生活ができるよう、神奈川地区労連に結集するすべての労働者が要求実現に向け、先頭に立ち前進していきます」と大会宣言が読み上げられ、団結がんばろう(写真)で幕を閉じました。

注) 神奈川地区労連=浜建労神奈川支部ほか、神奈川区内にある県職労、市従、年金者、県国公労、保育所などの労働組合で構成されています。資本、政府、政党から独立し、労働者が自らの要求実現のためにその思想や信条の違いに関わらず、自主的に恒常的にたたかう組織です。組合民主主義を大切にし、統一と団結を維持しています。




拡大月間   意気あがる7分会

■組織拡大月間 統一行動日・奮闘中■ 2007/10/11
自宅に招き
加入を呼びかけ
 7分会の藤原さん(中央左)は、知り合いの電気工事の仲間に声をかけ、自宅に招いて組合への加入を呼びかけ、同僚の仲間(右端・組合員さん)も自身の健康保険で助かった経験を披露して、勧めました。
 塚原事務局長(左)は業務内容について詳しく説明しました。

達成は間近
意気あがる7分会
 7分会は5名目標のうち、既に3名を拡大。あと数名の対象者があり、目標達成は目前に迫っています。
 意気あがる7分会。
 今日は、拡大統一行動日。藤原さんも合流して上記の結果報告し、皆でまた次回への作戦を練りました。


主婦の会
連日の電話作戦
 主婦の会は、連日の電話作戦。既にダイレクトメールを約千件、発送しています。
 夕方から手分けして電話にかじりつき。今日も3名で、名簿を片手に加入を勧めました。
 


「がんばるぞ〜」とガッツポーズ
 1分会の分会議。来月の健康講習会開催を決めました。
 「なかなか対象者もいないし、組合をやめていかないように踏ん張っています・・・」と言いながらも、最後に「拡大がんばるぞ〜」とガッツポーズを決めてくれました。






東京湾を平和の海に  原子力空母配備反対

■ストップ!原子力空母首都圏シンポジウム■ 2007/10/08

 「東京湾を平和の海に」。ーーこれは、私たちの願いです。
 「ストップ!原子力空母首都圏シンポジウム」が10月8日、関内ホールで開かれました。
 会場は1,200名を超え、用意した資料も間に合わないほどの盛況ぶりでした。

 神奈川県保険医協会の野本哲夫医師は、「過去8年間に渡って横須賀基地前の魚類実態調査を実施した結果、おびただしい奇形魚を認めた。水俣病を彷彿させる実態であった」と骨曲がりハゼの異常実態を検証し、浚渫(しゅんせつ)工事を即刻中止すべきだと訴えました。

 放射線の専門家、野口邦和さんは、「原子力空母は深刻な事態を引き起こすからではなく、その存在自体が危険です」と詳細なデータをあげて、原子力空母寄港の安全性を否定し、「少なくとも『安全である』と軽々しくいうべきものではない」と結論づけています。

 国際問題研究家の新原昭治さんは、母港化はアメリカのインド洋への軍事拠点の戦略的な布石であり、現にイラク戦争で実証されたと言い、アメリカ追従外交は日本の主権を放棄し、さらに危険を拡大すると危惧しました。

 シンポジウム司会の高橋宏弁護士は、「横須賀で原子力空母が事故を起こしたら、首都圏が壊滅します」とその危険性を強調し、原子力空母の寄港を阻止する運動の仲間への支援を訴えました。

 全国から集められた原子力空母配備反対の50万を超える署名は、蒲谷横須賀市長に届けられました。が、市長は配備を容認しました。そこで、「原子力空母横須賀配備に住民投票を」と提案が出され、配備と横須賀港の浚渫について賛非を問う横須賀市民の署名41,551筆が集まりました。市民の6割が賛成しているのもかかわらず議会は住民投票案を否決しました。呉東正彦弁護士(原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会共同代表)は、「変わり始めた横須賀市民の風をとめることはできない」と意を強くし、「あらゆる手段を尽くして反対していきたい。首都圏に原発よりもはるかに危険な原子炉が出現する事態に『ノー』を突きつけるため、ぜひ全国の皆さんのご支援をお願いしたい」と訴え、会場は大きな拍手に包まれました。




「この感動を伝えたい」 映画「日本の青空」上映

■映画「日本の青空」上映■ 2007/10/06

 晴天の10月6日、映画「日本の青空」が東神奈川・神奈川公会堂で上映されました。
 観覧者は541名。神奈川支部からも大勢が参加しました。

 「娘は11月3日、憲法記念日の生まれです。今18歳、私より先に東京でこの映画を観ました。今日は夫と二人で観て、夜はこの映画の感想を話合えるのを楽しみにしています」、「素晴らしい映画でした。戦争は絶対にいやです。何も知らずに今まで生きてきましたが、これからは声をあげていかなければ、と思いました」など多くの感想が寄せられました。
 この「日本の青空」を観覧された感動が職場、友人、ご近所の方たちに広がればいいなぁと思います。
 この自主上映会は、「神奈川区でも憲法を守る運動を」と呼びかけに応えた@区内の地域や保育所で「九条の会」をつくり、憲法や平和について考え、行動している人たち、A労働組合や女性団体などで労働者や女性の生活と権利、平和を守る運動に取り組んでいる人たち、B子供たちの成長と発達に関わる仕事で働きながら、「子供たちの笑顔が輝く平和な社会をいつまでも」「教え子を再び戦場に送らない」と子供の幸せと平和を願う保育士、教職員、学童保育指導員、C平和を願い、現在の憲法をめぐる状況を憂える人たち・・・・など様々な人たちが集まって企画されました。

 実行委員会は、「平和憲法を守るために何かできることをしたい」という思いを今後に生かしていきたい、と考えています。

 なお、このあとも県内各地で自主上映会が予定されています。
   10/12 横須賀ベイサイドポケット    12/02 大和生涯学習センターホール
   10/19 横浜市・港北公会堂       12/08 海老名文化会館
   10/19 横浜市・磯子公会堂       12/08 横浜市教育会館
   11/02 川崎市・高津市民館       12/10 川崎市・多摩市民館
   11/07 横浜市・戸塚公会堂




メモ取りながら熱心に耳を傾ける

■第1回「新組合員教室」■ 2007/09/28

 神奈川支部は9月28日夜、第1回「新組合員教室」を開きました。
 新しく組合に加入した伊藤さんと栗林さん、岩西さんの3名が出席しました。

 この新加入者教室は、「新加入の方に組合の意義・目的・業務・組織運営などを説明、運動への理解と組合員としての意識を深めてもらいたい」というもの。そして組織拡大や署名、集会など活動への参加者が増えて、私たちの要求(組合の運動)が家族を含めた組合員全員で取り組めるようにしたい。これは執行委員会の熱望でもあります。例年は「新春のつどい」に開催していましたが、今回から毎月開くようにしました。
 
 講師の伊井さんと長谷川さんは、「新組合員教室」のテキストを追いながら、「硬い内容なので、分かり易く」と身近な話も織り交ぜながら、要点を絞って説明しました。
 保険証渡しと合わせて、組合員だからこそ利用できる有利な業務内容の説明などは、事務局の小川さんから説明されました。

 「運動の成果」「3つの性格」「組織と運営」「権利と義務」「業務内容」「建築職の要求」など内容は多岐に渡りましたが、新加入の3人は最後までメモ取りながら熱心に耳を傾けていました。




全国一の給付制度を維持

■新保険証一斉渡し集会■ 2007/09/21


 神奈川支部は9月21日夜、「新保険証一斉渡し集会」を建設プラザで開きました。
 建設国保組合の傍島事務局長は講演のなかで、建設国保をめぐる状況を説明し、組織拡大の重要性を強調しました。

 「神奈川の建設国保が、高い水準の給付制度を保険料の値上げをせずに維持できるのはなぜか?」

 春と秋の拡大月間に、全ての組合が総力を挙げて取り組みます。その結果10〜30代の若い世代の構成が、57%(全国平均47%)と全国一の高い割合になっています。しかも10年間、ずっと維持しています。ここに神奈川の建設国保が全国的に見れば最も優れた償還制度をいじしている最大の保障があります。
 夏の運動では、過去最高の11万8千枚を突破した(全国では142万枚)ハガキ要請行動は、全国の仲間の熱い思いが厚生労働省に届けられ、そして厚生労働省の概算要求で特定健診・保険指導の国の補助金として新たに新設し、24億8千万円を盛り込みました。特定健診・保険指導の県への市町村国保並み助成要求への取り組みは、全国に先駆け、リードし励ますものとなりました。
 傍島さんは、概算要求の満額確保、県の助成を勝ち取ることを目標に、夏を上回る規模で年末での取り組みを進めていくことを切望しました。




要求実現 5万8千人の神建連で

■9・18生活危機突破・組織拡大総決起集会■ 2007/09/18

 「憲法9条を守ろう! 生活できる賃金・単価を確保しよう! 建設国保を守ろう!」などをスローガンに、「9・18生活危機突破・組織拡大総決起集会」が9月18日、横浜関内ホールで開かれました。

 会場には一千名を超える神建連の仲間が集まり、「建設労働者の要求実現のため、新しい政治の流れを作り出すたたかいに全力をあげると同時に、仕事と暮らしを守る運動、国保予算の確保、憲法を守り消費税増税反対の運動を成功させる。そして5万8千人の神建連をつくりあげることに全力をあげる」と決意しました。

 集会のあと、マーチングバンドを先頭にシュプレヒコールをあげながらデモ行進し、神奈川県と横浜市に「個人性願書」を手渡しました。

 内藤神建連会長は「県と市に個人請願を突きつけ、働くルールの確立などさらに前進的な回答を得たい」「拡大新3ヵ年計画の1年目はクリアしたが、2年目は大変です。目標達成をめざし、全力で奮闘しましょう」と訴えました。

 全建総連の高橋中央執行委員長は、「ゼネコンや住販メーカーで働いている未組織の仲間にも呼びかけて連帯し、また地域と一緒になって運動を進めましょう」と強調し、また神建連6万人目標達成への期待を示しました。

 渡部神建連書記長は、「健康診断補助金を市町村国保なみにし、法制化する突破口を開いた。木工教室の苦労が実を結び、木造住宅振興予算は全国一。拡大は全国一位」など神建連の実績を紹介したあと、「労災・不払い・駐車料金徴収など現場bでの働くルールの確立。防災協定の提携を県に認めさせる」など個人請願で要求を実現しようと強く訴えました。




機関紙コンクール 「まちかた」受賞 

■第38回機関紙コンクール■ 2007/09/12

 日本機関紙協会は、「第38回機関紙ミニコミ宣伝コンクール」を開催。
 浜建労神奈川支部機関紙「まちかた」は、「優秀賞」をいただきました。



戦争の悲惨さと平和の大切さ

■浜建労「平和のつどい」(原水禁大会報告集会■ 2007/09/12
 浜建労は9月12日、東神奈川・建設プラザで「平和のつどい」を開き、110名が参加しました。原水禁長崎大会に参加した14名の仲間は報告のなかで、それぞれ戦争の悲惨さと平和の大切さを強調しました。

 飯島さんは「心に残る体験をした。自分に何が出来るか。若い世代に伝えること」と話す。
 八木さんは「罪の無い子供がなぜこんな目に合わなければならないのか。焼き場の少年の写真を見て、自然に涙が出た。戦争を憎む」と言い、唇を噛みました。
 佐々木さんは「戦争に勝者、敗者はいない。平和主義を広め、共有できればいい。戦争がなくなることを願う」と強調しました。
 法貴さんは「被爆者の方に、命を大事に暮らしてくださいと言われて、熱くなりました」。
 牧野さんは「一瞬にして灰になった爆心地付近、真っ黒な天使像、自立している片足鳥居など、我が身に起こったら身震いする」と戦争を無くそう、九条を守ろうと訴えました。
 法橋さんは「若い人たちの一生懸命な姿を見て、奮い立った。未来のある人たちに伝えていこう、と改めて思った」と決意を語りました。



健康診断は必要 3ヶ分会が合同「健康講習会」

■9・10・26分会 健康講習会■ 2007/09/10

 9・10・26分会は9月10日、入江中部町内会館で合同で「健康講習会」を開きました。
 参加は、3つの分会合わせて14名。講習を受けた茂木章さんら4名の指導員のもと、血圧測定、体重・体脂肪のチェック、腹囲の肥満度、尿検査を行いました。

 神奈川診療所から看護師さんらも来てくれて、「メタボリック シンドロームとは?」と題したスライドを上映、健康への理解を深めました。
 生活習慣病の特徴としては、次のようにあげました。
@生活習慣の悪い面が原因。(過食、飲酒過多、運動不足、喫煙など)
A初期症状がほとんどない。
B気が付かないうちに進行する。
C気が付いたときには手遅れに・・・。(脳卒中、心筋梗塞、がん・・・)
D健診を受けないと分からない。
 ---看護師さんは最後に、メタボリックシンドロームにならないために(将来痛い目にあわないために)健康診断の必要性を強く訴えました。私たちもそれには、只々うなずくしかありませんでした。




「パンツがビショビショだよ」とお母さん 笑顔の「バス旅行」

■神奈川支部「秋のバス旅行」■ 2007/09/02

 神奈川支部は9月2日、「秋のバス旅行」を行いました。120名(バス3台)は、埼玉県秩父地方を訪れ、暑かった夏を忘れさせてくれる空模様のなか、餅つきやマスのつかみ取り、バーベキュー、ぶどう狩りなどを一日楽しみました。

 地元の酒造で方々は、「いろいろな酒を飲み過ぎちゃったよぅ」ともう試飲の域を超えていました。
(写真上 つかみ取りの成果のバーベキュー。お預け状態で料理と乾杯を待つ)

 魚のつかみ取りでは、「パンツがビショビショだよ」とお母さんが心配しながらも笑顔で包まれていました。
 バスの中では、「拡大とは?、事務員さんの人数は?、共済のお見舞い金は?」など簡単な質問の組合クイズが行われ、豪華(?)な景品付きで大賑わいでした。

(みんなで餅つき、ヨイショ!   「そこだそこだ〜、ヨシッ」と魚のつかみ取り)

(ぶどう狩り。食べ放題といってもねぇ・・  長瀞舟下り。「底が擦って大丈夫かぁ」
みなさんの感想
▼無理のない行程で楽しかったです。来年もお願いします。(中村)
▼格安で、いろいろな体験。満足でした。紅葉、桜の時期もいいなぁ。(匿名)
▼以前から行ってみたかった所。次回の企画が楽しみ(匿名)
▼ゲームも楽しかった。小さい子供さんも一緒で和みました。(加納)
▼ライン下りは特に楽しかった。プレゼントもありがとうございます。(加納裕美子)
▼いろんなとこいって、バーベキューをしてすごくたのしかった。さいごにべんきょうできてよかった。(きくちけい)
▼酒造り、ライン下りなど時間に余裕があってじっくり味あえました。秩父夜祭りは是非体験してみたい。ナイトツアーなんてのもいいのでは(笑)。次回、楽しい企画を期待しています。ご苦労様でした(安田)
▼マスのつかみどりがおもしろかった。ふどうがりがおいしかった。ライン下りが楽しかった。今日は楽しくすごせたのでありがとうございました。(誠)
▼孫がどうしても、というのでその気になりました。皆様と行動ができて歳に自信が持てました。事務局と幹事さんが一生懸命なのが嬉しかったです。(伊井静江)
▼マスがなかなか掴めずに、子供たちがはしゃいでいるのが楽しかった。(小又和雄)
▼普段子供にさせてやれないので、マスの手づかみは本当に喜んでいました。ライン下りはいい思い出になりました。本当に楽しい一日でした。(小林真弓)
▼天候にも恵まれ、楽しかった。また、参加したいです。(佐藤豊)
▼年に一度しか会えない人たちとも話が弾んだ。良い一日を有り難う。(田母神)
▼たのしかった。来年もきたいなっっっ。ライン下りをまたやりたいな。ぶどうが甘くておいしかった。はじめておもちつきをした。肉がかたかった。魚もまずかった。ますのつかみどりはやばいほどvery_goodだった。昨年よりバージョンUPしてる感じがした。でも朝早くて、最後はテンションDown。(Byゆざわあやか)
▼子供も楽しめ充実した旅行になりました。次回、是非参加したいです。(杉澤淳子)
▼3歳と5歳の子と家族で初めて参加しました。盛り沢山の企画で子供は、ずっと今日の日が来るのを楽しみにしていました。中でも魚のつかみどり!! 父親のまわりできゃーきゃー言いながら楽しんでいる姿。魚を捕まえ、嬉しそうに私の方を向く姿。。。ずっとカメラを撮り続けてしまいました。家ではあまり食べてくれない魚も、今日は「もっと食べたい!」とペロッっと食べてしまいました。楽しい一日でした。(大栗真純)
▼ながとろライン下りが一番楽しかった。おかしのつかみ取りはとても楽しかった。一日とてもつかれたけど、とても楽しかったです。(根藤友希恵)
▼かわくだりのふねにのったら、ひゅーとふねがうごいたのがおもしろかったです。さいしょにきたさかなとりは、つるつるとしてつかまえられなかったけど、さかなをたべたらおいしかったです。バスりょこうがたのしかったです。またいきたいです。(最上優花)
▼組合の皆様と楽しい時間を過ごせました。つきたてのお餅やバーベキュー、ぶどうの食べ放題とお腹がいっぱいになりました。来年のバス旅行はどのような企画になるのか楽しみにしています。お疲れ様、楽しい時をありがとうございました。(小泉美保)
▼3号車が先に試飲して「もう残ってないぞー」なんて・・もうアセアセ。負けずに飲みましたよ。おかげで、ほろ酔い加減の「いい旅夢気分」。来年は孫連れもいいかも。(T)
▼バーベキュー、他人の分まで美味しくいただきました。又、ジャンケンで時計までいただきありがとうございました。明日からまた頑張って勤めたいと思います。(二川)
▼もっとゲームをやりたい。(ジャンケンとかじゃなくて、くじびきであたった人にあげるのがいいと思う。)ライン下りは石がうごいているように見えた。ぶどうがすごくあまくておいしかった。マスは1ぴきつかまえた。かごの中にいれたあと手がぬるぬるしてきもちわるかったです。今日一日たのしかったです。(藤田奈々絵)
▼普段あまりできない事が体験できたので、朝から昼まで飽きることなく、楽しく過ごせました。昼食もとても美味しく、ぶどう狩りも文句なしの甘さでした。最後の賞品のロボットライトが取れなかったのが少し残念でした。なので次回も行こうと思います。楽しみにしています!(角田健太)




 「大工さんは楽しいね」 テレビ神奈川が取材・放映

■市立二谷小学校 第5回「親子木工教室」■ 2007/08/26
 神奈川支部は、第5回「親子木工教室」を8月26日、市立二谷小学校で開きました。猛烈に暑いなか、児童と家族約二百人は、朝9時からお昼まで組合員の仲間の手を借り、真剣に作品づくりに取り組み、思い思いに工作を楽しみました。。
 切り抜き図柄は年々凝ったものになり、立派な出来栄えにー。「楽しかった〜。来年も参加したいねー」と親子は、満面の笑顔を見せていました。
 責任者の武田信治さん(18分会)が、「大工さんはこんなに楽しいお仕事なので、ぜひ後継者になってください」と訴えると、会場から大きな拍手がわきました。

 当日はテレビ神奈川の取材があり、参加者も気合が入っていました。その夜、様子がテレビ放映され、翌27日の執行委員会では、ビデオを観て盛り上がりました。 (O)




大きな組織をつくろう 市連統一へ前進

■07年度横浜市連・夏期役員研修会■ 2007/08/26

 横浜市連(=横浜市建設労働組合連合会。浜建、東部、建職、金沢、電工、石工の6単組が加盟。組合員数約135,00名)は8月26日、横浜西口・ホテルコスモで「07年度夏季役員研修会を開き、全体で130名、浜建労からは68名が参加しました。

 田口正俊・都連書記長は講演で、まず6月29日発表の国交省「建設産業政策2007」報告書をとりあげ、「政府は更なる再編・淘汰は不可避として強力に構造改革を推進する方針と指摘。就業者数は10年間で100万人減少し、急速に高齢化が進んでいる現状をみて、賃金労働条件改善なくして健全な発展はあり得ないと示唆しました。
 そして住宅市場の変化についてふれ、「大手分譲業者(パワービルダー)の勢いは衰えていくが、タマホームなどローコスト業者が台頭する。資金力や大量供給能力のない大工・工務店はローコストでは太刀打ちできない。今後工務店の半分は消えてしまう。そうならないために・・」と地域と顧客密着の重要性を強調しました。
 つぎに建設国保への厳しい現状(医療制度改悪、保険者の再編・統合など)を説明し、厚労省への葉書要請や全党議員への支援要請など07年度予算獲得への運動の必要性を訴えました。
 最後に政治に大きな変化をもたらした組合運動の成果を示し、「改憲」と「貧困格差」への流れを阻止して、あらゆる要求実現のできる大きな組織をつくろうと訴えました。

 吉良比呂志・市連書記長は、基調報告で政府予算要求や対県交渉など経過を報告したあと、秋からの運動(神建連9・18総決起集会、組織拡大など)を強力にすすめることを訴えました。
 そして、横浜市連統一に向けて、「統一の障害となる合理的な理由は何もない」「全県の協議会の先頭を切って実現したい。川連も都連も見守っている。10年先、20年先の組織を守っていくためにも、今の人たちが真剣に考えてもらいたい」と市連統一への強い決意をみせ、協力を求めました。

 市連統一問題では、「内外の厳しい情勢の中、市内の組合が一つになって交渉にあたれれば最善。組合創設からの歴史があり、違いがあるのは当然。統一してから、違いを少しずつ埋めればいい」という声が、分散会の発表では大勢を占めました。

 今後のスケジュールとしては、「市連執行体制と諸課題の統一」について各組合の諸会議で論議し、その集約内容から具体案を検討し、年内には執行委員会で方針化する予定。運営・業務・財政・体制など諸課題については3月をめどに具体案を検討する。そして来年度の市連大会にむけて、各組合がさらに論議を深めていくことになります。




戦争の起こらない世界を望む

■原水爆禁止2007年世界大会/その2■ 2007/08/18
 皆様のご協力で今大会に参加させていただき、貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。

 初日の開会総会では、海外からの報告がありました。どの国も平和を願う気持ちは同じです。そのなかでも国情で様々な問題があり、平和を維持していくことの大変さを知りました。国内の発言では、多くの人によって「防衛大臣の問題発言」が採り上げられ、その事の重要さが知れました。会場内に韓国の横断幕が掛けられ「韓国にも日本式平和憲法を」というようなことが書かれていました。憲法九条を変えようと問題になっている今、複雑な気持ちでした。

 2日目の分科会では、被爆された峰徹さんの話を聞かせていただきました。当時9歳で被爆し、その時に母親を亡くされたかもしれないこと、近所の方たちと協力し合い辛い時期を生き抜いたこと、やがて兄弟が親戚に引き取られバラバラになってしまったこと。大八車で遺体を回収している光景を見たときに、その大八車は普段は、ごみの回収に使われていたようで、「人間なんて死んでしまえばゴミと同じか」なんて当時は思われたそうですが、それだけ当時の人たちの心が荒んでしまうほどの出来事だったのでしょう。「この被爆体験を話すのは2回目です」と語る峰さんは、「出来ることなら被爆した悲しみは思い出したくない。・・・でも、平和な世の中をつくるには努力が必要だと思います。私たちが事実をありのまま話し、世界に“痛み”を訴えなければならない」と強く訴えました。私は、その思いに深く打たれました。

 午後から、班ごとに被爆体験談などを討論しました。思い返してみて、この悲惨な出来事を繰り返さないためにも、「自分たちがこの体験談を引き継いで次世代に伝えなくてはいけない」と固く決意しました。8日の昼は、明日よりもさらに日射しは強く感じました。その後、原爆資料館、原爆爆心碑、平和公園と回りました。

 3日目。閉会式の日をむかえ、いろいろな団体から平和への発言、決意などが訴えられました。そしてちょうど11時02分、黙祷。62年前のこの日、この時間、この場所は、確かに原爆が落とされ、何千という人が一瞬で消えてしまい、何万という人が死に、何十万人をその後も苦しめ、今なおたくさんの人を苦しめています。そんなことを考えながら黙祷している自分もしんどくなってしまいました。

 今大会に参加して、あの時の広島、長崎の原爆投下を正当化する国、原爆を2発も落とされなければ戦争をやめなかった軍国主義だった日本。一番の犠牲者は、普通の人たちでした。突然、家族や友人や恋人を失ってしまう悲しみは、もう二度と繰り返してはいけないし、自分はそんな経験はしたくはありません。

 ここ数年、コンピュータの進歩により原爆の炸裂などの分析的な番組を見かけるようになりました。科学的計算で映像にした原爆の炸裂は確かになかなか見られるものではありません。原子雲の映像も見る側の興味をそそるかも知れません。でもその映像のあとにあった悲惨な過去をもっとたくさんの人たちに知ってもらいたいと思います。
 二度と過去の過ちを繰り返したくないためにも、原水爆だけでなく戦争の起こらない世界を望みます。そのために、少しずつでも努力したいと思います。
                                     (青年部 津ノ井昇)




戦争・核兵器・平和・憲法九条・・「語り継ぐ」心に刻む

■原水爆禁止2007年世界大会/その1■ 2007/08/17
 はじめに、「原水爆禁止2007年世界大会」に神奈川支部の代表として参加させていただいたことを組合員、関係者のみなさまにお礼を申し上げます。

 初めは原水禁大会に参加することを、軽い気持ちで考えていました。ましてや「戦争」や「核兵器」などという言葉は、教科書やテレビのなかの世界でしか知識がなく、こんなに真剣に考えさせられるとは思いませんでした。

 とくに全国から集まった若い方たちが多いことにも、びっくりしました。自分が十代や二十代のころには平和や核廃絶など考えたこともありませんでした。今の若者は自分さえよければ他人のことはどうでもいいと思われがちのなかで、あんなに真剣にいろいろなことを考えているのだと、頭が下がる思いでした。

 1日目の開会総会では、日本全国の年配者から若者までスゴイ熱気で圧倒されました。2日目の分科会では、核廃絶にむけたさまざまな課題について交流し、また多くを学びました。夕方から原爆資料館に行き、核兵器の恐ろしさを肌で感じました。

 今回、原水禁大会に参加させていただいたことで、平和や憲法第九条がいかに大事なことなのか、あらためて感じさせられました 。この貴重な体験を未来の日本のために、自分も家族や身近な仲間たちに語っていかなければいけないと心に刻み、長崎をあとにしました。

 班行動が多く少々疲れましたが、気の合う仲間たちでとても気楽にまわることができました。また機会がありましたら、ヒロシマにも行ってみたいと思いました。                                      (青年部  佐久間貴毅)




神奈川区で自主上映 前売り券で鑑賞しましょう

■「日本の青空」神奈川区上映委員会■ 2007/07/30
 今年は「日本国憲法」が施行されて60年の年ですが、憲法改定をめぐる議論が大きくなってきました。

 この度、憲法について多くの方々に考えていただこうと、憲法をテーマとした映画「日本の青空」が生まれました。この作品は、日本国憲法草案がどのようにして作られ、その課程でどんな論議が交わされたのか、押しつけられた憲法なのか、などについて、「憲法研究会」の主要メンバーの一人であった鈴木安蔵を主人公として明らかにした劇映画です。

 神奈川県内各地でも上映運動が取り組まれ、これまでの上映会では、「わかりやすい」「ドラマチックな憲法成立過程に感動した」「多くの人に観てもらいたい」など大変好評でした。

 神奈川区でも多くの皆様にご覧いただきたく、上映会を10月6日、神奈川公会堂(3回上映)にておこなうことになりました。

 ◆日時   10月6日(土) 10:00〜、14:00〜、18:30〜(各回30分前開場)
 ◆場所   神奈川公会堂ホール
 ◆前売券 1,000円 (当日料金は、一般・学生1,500円/小中高800円)
                (制作協力券でも入場になれます)
 ◆主催   「日本の青空」神奈川区上映委員会
 ◆問い合わせ先 浜建労・神奈川支部 045−491−9754
 ※浜建労神奈川支部の組合員さんは、支部または分会にお問い合わせください。


 ■ストーリー
 沙也可(田丸麻紀)は「月刊アトラス」編集部の派遣社員。部数復活をかけた企画「特集・日本国憲法の原点を問う!」で、先輩達が白洲次郎(宍戸 開)、ベアテ・シロタ・ゴードン、など著名人の取材を検討する中、沙也可も企画を出すようチャンスを与えられる。そんな折、母(岩本多代)の助言により、沙也可は全く名も知らなかった在野の憲法学者・鈴木安蔵(高橋和也)の取材を進めることになる。安蔵の娘・子(水野久美)と潤子(左 時枝)への取材に成功した沙也可は二人の証言から、戦時下での在野の憲法学者としての安蔵の苦労と崇高さを知る。そして沙也可は_子から託された古びた安蔵本人の日記帳を手がかりに、安蔵を支えた聡明な妻・俊子(藤谷美紀)の存在や、日本国憲法誕生を巡るドラマの核心を明らかにしてゆく―。
 戦後まもなくの日本では民主主義国家の形成に向けて知識人たちがいち早く行動を開始する。大日本帝国憲法にかわる、真に民主的な新憲法は民間人から生まれてしかるべきだという気運が彼らを取り巻いていた。安蔵はそんな時代の流れの中で高野岩三郎(加藤 剛)、森戸辰男(鹿島信哉)、室伏高信(真実一路)、岩淵辰雄(山下洵一郎)、杉森孝次郎(坂部文昭)らと民間の「憲法研究会」を結成する。メンバー唯一の憲法学者である安蔵を中心に、彼らは新しい時代に求められるべき憲法を探るため草案完成に向け論議を重ねて力を尽くす。
日本政府によって作成された憲法草案は大日本帝国憲法と基本的には代わり映えしないものでGHQ側にあっさりとはね返された。対して、「憲法研究会」が熟考を重ね、GHQに提出した草案は、真に民主的なものであると高く評価され、GHQ案に多大な影響を与えることに・・・・           (カラー/ビスタ/123分)

    (このページは、「日本の青空」公式ホームページより転載しています)




神秘的な「会津さざえ堂と、懐かしの「日光東照宮」

■神奈川支部青年部 研修旅行■ 2007/08/03
 今年の青年部研修旅行は6月24・25日、以前から聞いていた「会津のさざえ堂と日光の東照宮」を見学することにしました。

 1日目。
 まず、会津地方独特の蔵のある街並みと本物?の喜多方ラーメンに触れることができました。
 白虎隊自刃の地や会津鶴賀城を見学して、改めて江戸末期の時代背景や白虎隊の歴史的立場を学ぶことができました。
 「さざえ堂」は他に例を見ない建築物で、構造的には階段が一段もなくスロープのような坂をぐるぐると上がっていく。頂上付近で「さん橋」を渡ってまたぐるぐる・・・といつの間にか下へ・・・。建物の外観からその構造よりも、なんだか神秘的なものを感じました。

 2日目。
 幼い頃の想い出の日光は東照宮がキラキラして猿がいて、猫がいて・・・という印象だったのですが・・・。改めて東照宮の山道を登っていくと輪王寺が。「昔、こんな寺あった?」。輪王寺は俗に言う「鬼門」という方角から不吉な気が入ってこないお祓いが有名で、自分も鬼門の方角に飾るお札を買ってしまいました。(笑)
 大人になってから見る東照宮は「豪華絢爛」と言った感じ。「家康公を奉ってあるだけのことはあるなぁ」と思いました。(幼い頃と一緒かな?)
 また、山道の並木道や途中の石門に目を奪われる事が多かったです。
 あいにくの雨だったので、建物をゆっくり見学することができなかった?かなぁと思いますが、また機会を作って、改めて東照宮に触れてみたいと思います。        (簗場 学)

(写真 日光東照宮・陽明門を背景に、全員集合!)




拡大への意欲 学習と運動の意志統一

■2007年全県組織活動者会議■ 2007/07/08・09












 「なぜ出せぬ飲んでる時のあの元気。(組合運動は、)将来に希望が持てるような方針を立て、明るく楽しくなければ・・・」「心構えで決まる。組織を増やすんだとその気にさせる、変える。それが役員の一番大事な役目。一人が決意しなければ、動かない。最初の一人になる気構えを持つこと」「ヤキモチを焼くような狭い根性ではだめで、他人の教訓に学ぶ謙虚さが大事」「結論を初めから押しつけたら、組合員は意見を出しにくくなる、自覚を大事に。自分が意見を出して決まれば、驚くほど協力する。価値観を合意するプロセスを大事に」。
 坂内三夫・全労連議長は講演で、組合役員の心構えをこのように熱く語りました。

 そして、「企業別組合は限界に来ている。21世紀型の労働組合は、全建総連のような地域を拠点にした活動になる」と示し、組織人員を9年間で90万人増やしたアメリカの労働組合SEIUの最低賃金闘争など格差是正での成果や全米選挙での勝利に大きく貢献した例を挙げ、「組織拡大こそ最大の要求闘争である」と紹介しました。

 さらに「主権在民は憲法の基本理念。安倍政権の横暴を見過ごしては、180度違う世の中にされる。貧困格差の是正、税金や社会保障など私たちの要求を実現するために政治を変えなければ・・・」と強調しました。

 最後に「建設だけでなく、幅広い運動を視野に入れて、これから伸びるであろう福祉分野など労組に組織化のノウハウを伝えたりして協力できれば、一千万人単位の労組が確立できるのではないか」と期待し、協力を求めました。
 「2007年全県組織活動者会議」は7月8、9の両日、箱根・「ホテルおかだ」で開かれ、神建連に所属する全県下の組合から314名が参加、組織強化のための学習と今年度の運動の意志統一をしました。
 会議は最後に、青年部、主婦協、各地区協組織部長の力強い組織拡大への決意表明と「団結がんばろう」で幕を閉じました。
 浜建労から81名、神奈川支部からの参加は16名でした。
(写真上 「団結がんばろう」で決意を示す全体会会場。
写真下 講演に耳を傾ける支部の仲間 =箱根・ホテルおかだ)




楽しい一日を過ごしましょう

■浜建労神奈川支部主催・秋のバス旅行■ 2007/07/06

ぶどう狩り・魚つかみ取り&長瀞ライン下り

 所定の用紙に記入の上、会費を添えて支部にお申し込みください。

←詳しくは、こちらをクリックしてください。




組合の講習会で資格を取ろう!仲間に知らせよう!

■石綿作業主任者講習のお知らせ■ 2007/07/06

石綿作業主任者講習

 石綿を含有する建築物の解体工事等にかかわる可能性のある事業者にとっては、法律で定められている総合的な対策の徹底が不可欠であり、石綿作業主任者の選任及び作業員に対しては特別教育の実施が義務づけられています。


←詳しくは、こちらをクリックしてください。




新たに18名誕生 健康指導員

■健康指導員養成講座■ 2007/07/05

 神奈川支部は7月5日夜、東神奈川・神奈川建設プラザ会館で「健康指導員養成講座」を開きました。

 神建連は、「分会の仲間と家族を対象とした『健康講習会』を7、8、9月の3ヶ月の間に開催ください」と呼び掛けており、この講座は、それを受けて「分会が自力で開催できるように分会の健康指導員を養成するようにしたもの。

 最近、心筋梗塞や脳卒中など重篤な病気を招く原因となる生活習慣病の予防の重要性が知られてきました。自分と家族の身体を知り病気予防につなげていきたいと、2006年から新しい健康づくり事業「測ってみようよ」がスタートしました。この「養成講座」は、それに沿って「血圧、体重・体脂肪率、腹囲、尿検査」の4種類を講習をうけながら実地で測定しました。
 
 参加者は、33名の組合員と国保組合から2名、事務局4名。そして今回、新たに18名の健康指導員が誕生しました。

(写真上 血圧測定の方法を実演講習しているところ)
(写真下 尿検査の詳しい説明をする建設国保の市川保健師と聞き入る仲間)




「増税イヤだわ」と言って、署名

■全建総連全国一斉増税反対街頭宣伝行動■ 2007/07/01

 国から地方への税源移譲と定率減税全廃の影響で6月から住民税が大幅に増えました。大手企業が空前の利益をあげている一方で、庶民の暮らしは低迷を続けています。

 全建総連は7月1日、「全国一斉増税反対街頭宣伝行動」を行いました。
 JR東神奈川駅頭には、浜建労神奈川支部から組合員と主婦会18名、連帯の仲間8名が参加しました。
 日曜日の午後の人通りのなかで、「6月に通知された住民税額を見て、驚かれた方が多いのではないでしょうか・・・最大の理由は、今年から定率減税が全廃になったことです」と庶民増税の実態を訴えました。そして「定率減税全廃・住民税増税を元に戻すことを求める請願」署名をお願いしました。ビラは500枚配布、65人から署名が集まりました。
 佐藤さん(19分会)は、バス停で待っている人全員から署名をもらいました。
 主婦会の三浦さんは、「この人は今の政府のやり方に腹が立っていて、署名の余白に批判を書き加えて行きました」と署名用紙をみせてくれました。
 「増税しなくても他に財源があるだろ」と言う人もいました。
 二十歳代の娘さんは「増税イヤだわ」と言って、署名をしてくれました。

(写真 「大衆増税反対」の署名を求める仲間 =JR東神奈川駅頭)




決まれば、地元の仲間と協力して施工したい

■第30回住宅デー(2~3、4~5、6、9、14、19分会)■ 2007/06/24

 「共同で開催しよう」と実行委員会を経て、漕ぎつけた。それぞれの分会から参加。
 受付は16件。包丁研ぎなど37丁にみなで対応しました。
 この会場では、4,5年前まで2.3、4.5分会が開催していて、その時のシールがついた包丁の柄に再会して「大事に使っているんだなぁ。感慨無量でした」と矢野さん。「毎年やってください」と要望されたといいます。
 神奈川新聞6月22日号に掲載の住宅デーの記事を見て相談に来たという方。「出窓をつぶして、バルコニーを作りたい」との要望に懇切に対応、鶴井さんと佐藤さんが早速現場を拝見。後日、見積もりを提出する段取りとなりました。任された佐藤さんは、「もし決まれば、地元の仲間と協力して施工したい」と語りました。

(前列左から沼田、岩谷、矢野、菊岡、鶴井、後列左から庭野、辻、金子、岩谷、佐藤、岡野、山口、佐藤、藤田さん=神奈川支部事務所)




数年のデータが一冊のノートに 雨漏り相談も

■第30回住宅デー(11、12分会)=横山建設■ 2007/06/24

 大口商店街の入り口に位置する会場で、横断幕が目立ちます。
 「ケガをしないで、楽しくやりましょ」と三浦さんの挨拶で住宅デーの幕を開けました。
 住宅デーは毎年の行事となっていて、毎回訪れる人がいます。一昨日のチラシ戸別配布の効果があってか、今年は33件の受付。見せてもらうと、数年のデータが一冊のノートに書き込まれていて、一昨年は63件もありました。
 包丁研ぎはここで、まな板削りは田中さんの作業場に行き来して加工しました。
 「何処に頼んでいいのか分からないから」とご夫婦揃っての雨漏り相談があり、丁寧に応対しました。

(前列左から加藤、田中、三浦、後列左から、石川、宮林、厚海、新井、三浦、横山さん=横山建設)




次回開催に向けて意欲 住宅相談2件

■第30回住宅デー(20分会)■ 2007/06/24

 会場は分会創設30周年記念のテントで設営。風船も設え、周辺には住宅デーの登り旗を角々に配置しました。
 住宅デーのチラシは500枚、会場周辺に戸別配布し、町会には回覧板をお願いしました。
 包丁研ぎなど奉仕活動は思っていたほどなかったが、住宅相談は2件ありました。給湯配管については住設メーカーを照会、DKの床張り替えについては具体的に説明して、後日見積もりに伺うと約束、仕事に結びつく成果となりました。
 来訪者を待つ間、「以前生協でやったときはてんてこ舞いだった。場所を変えるのも手だ」「農協祭とタイアップして開くのも、いいかもしれない」など意見が続出。「イケメンを受付に揃えるのもいいかな」と冗談も飛び出し、次回開催に向けて意欲を示しました。

 (前列今田、伊井、伊井、宮、後列左から立島、阿部、江口、寺坂、伊井、宮さん=ガーデン山自治会館)




会場で即刻対応 喜ばれる

■第30回住宅デー(17、18分会)=佐々木工務店■ 2007/06/24

 会場の佐々木さんは「うちでやっても一人も来ないよ」と分会議の打ち合わせでも心配していたが、どうしてどうして。
 地元の顔見知りの方が訪れる。包丁研ぎ、まな板削りなどの他、中山さんは自宅の竹を切ってきて、健康足踏み、竹トンボなど工夫して細工。竹ぼうきは格安値段での販売。その上、川上さんの営業力はさすがのものがありました。
 武田さんは「今回は新しい会場でしたが、来年は定着すれば来客も増えるでしょう」と前向きです。まな板削りも会場で即刻対応、お客さんを喜ばせていました。
 
(左から青木、川上、七海、斉藤、中山、鈴木、佐々木、大羽、武田さん=佐々木工務店)




町会に浸透 期待が膨らむ
■第30回住宅デー(7分会)=入江川公園■ 2007/06/24

 昨年に続いて市の入江川公園を借りてテントを設営、分会単独で開催しました。
 町内へのチラシは500枚配布。回覧板にも掲載してもらい、包丁研ぎの第1号は町会からの3丁。役員さんには浸透しています。
 来訪者は13人で住宅相談も1件あり、包丁研ぎ、はさみ調整、まな板削りなど30丁余りの依頼がありました。
 藤原さん、中村さんは「年々続けていると、同じ顔ぶれが来てくれるのが嬉しい」。中沢さんは「定着しているんでしょうね」など感想が寄せられ、「来年、ライフ(大型スーパー)を借りてやったら、スゴイことになるだろうなぁ」と後藤さんは期待を膨らませる。

(左から藤原、後藤、中沢、磯部、戸部、小杉、中村さん =入江川公園)




仲間の集まりを良くしようと考えて、「無尽」を

分会めぐり (26) 15分会 神奈川支部事務所 2007/06/15

 15分会は15日、神奈川支部事務所で分会議を開きました。
 区外からの会員が多く7時には始まり早めに終わります。
 川名さんの議長で始まりました。
 健康指導員養成講座には中村さんと伊藤さんが参加し、健康講習会は7月に開催することを決めました。
 賃金アンケートでは、「毎年アンケートする必要があるのかね」と議論に、また市民税増税には「すごく増えて驚いている」との声。労災保険の加入促進の議題でも率直な意見が交わされました。
 組織拡大行動では「役員だけでなく、みんなで動こう」と文書を作って会員に呼びかけたり、仲間の集まりを良くしようと考えて、「無尽」をしています。
 努力の分会であり、またこの集まりを楽しんでいる。。。

(写真 本部機関紙「浜建労」の取材を受けるメンバー 左から平沢、中村、伊藤、中村、飯島、難波、安藤、川名、沢井、加藤さん  =神奈川支部事務所)




怒り心頭 住民税増税に

分会めぐり (25) 17,18分会 大豆戸町内会館 2007/06/14

 18分会は、昨年に続き拡大分会連続表彰、頑張ります。
 梅雨入りの14日、しとしと降る雨の中分会議を開きました。会計処理が続く間、世間話に花が咲きます。佐々木さんの左手の包帯は、フロアを張っていての名誉の負傷。手の負傷はみんなが経験していて、同情しきり。
 七海さんは歯が痛くて、今日は中山さんが議長役。
 住宅デーは、町会の回覧板やチラシ配布で準備は万端。あとは当日を期待するのみと意気あがる。
 「今年は住民税の請求が30万もきたよ」と驚きを隠せない。この増税には、みな怒り心頭。
 健康指導員養成講座には、17分会は七海さん、佐々木さん、18分会は武田さん、中山さんが出席することを決めました。そして分会健康講習会も7月にやると日時も設定しました。
 厚生労働省への国保予算要求ハガキもなんとか大勢集めたい、と意欲をにじませていました。

(写真 「拡大表彰状がありました」と再度撮影に及びました。前列左から佐々木、七海、後ろ左から武田、中山、鈴木、斉藤さん =大豆戸町内会館)




議論百出 さすが最大分会

分会めぐり (24) 19分会 菅田東町会館 2007/06/13

 19分会は13日、定例の分会議を開きました。
 百名を超える大所帯は、支部ではもちろん最多数。それだけに、会計さんは2人制を取っているが組合費・保険料の集金・集計では一苦労です。
 分会議には毎回20名くらいは集まり、活発にやりとりされます。
 分会議議題にそって庭野分会長の議長で話はすすみます。「支部バス旅行」は沼田健康管理委員から説明されました。情勢が読み上げられ、特に市民税増税では参加者から実情が披露され、「2倍、3倍の税金じゃ払えないよ。座りこみでもやらなけりゃ」など白熱したやりとりが交わせられました。健康指導員の人選、講習会の予定、厚労省向け葉書要請の段取り、住宅デーの報告・反省など議論が次々に展開されます。
 毎年の行事「分会日帰り旅行も10月に予定されました。
 分会で抱えている問題でも、分会費、班長手当、滞納者対策など議論百出。組合全体の問題として組織会計委員会や執行委員会に投げかけていこうということで収まりました。
 終了は、10時。さすがに最大分会だけのことはある。パワーがみなぎっていました。

(写真 拡大表彰状を手に、気合いみなぎる19分会のメンバー。手前左から、庭野、岡野、本田、林、栗原、後ろ左から羽冨、工藤、羽冨、西村、佐藤、菅原、本田、秋本、沼田、武本、中村さん   =菅田東町会館)




支部バス旅行 秩父ぶどう&魚つかみ取りと長瀞ライン下り



 「秋の支部バス旅行」決定。

 昨年は「山梨県のブドウ狩り&ワイン工場見学」で楽しい一時を過ごしました。

 今年はバスも増やし3台で「埼玉県秩父ぶどう&魚つかみ取りと長瀞ライン下り」を計画しました。
 大勢で盛り上がりましょう。

行き先   秩父ぶどう&魚つかみ取りと長瀞ライン下り
日程    9月2日(日)日帰り
参加規模 バス3台 150名(補助席は使わない=厳守)
会費    大人4000円、子供2500円
参加対象 組合員と同居家族

 詳しくは、分会議の議題に載ります。申込みは、そちらで〜




統一へ理解を 市連の存在意義強調

■横浜市連「第7回定期大会」■ 2007/06/10

横浜市連(横浜市建設労働組合連合会)は6月10日、東神奈川・建設プラザ会館で「第7回定期大会」を開きました。市連を構成する組合員129名が集まり、運動方針、予算、新執行部を原案通り採択しました。

 大野勝市市連会長は、1,682人の新しい仲間を迎え、13,458人で定期大会を開けたことに改めて感謝と敬意を表したあと、「7月22日投票予定の参議院選挙は仕事と暮らし、平和を守るための組合員の要求選挙として位置づけ、市連の総力をあげて取り組む」と参加者の協力を求めました。(*)

 前田辰男市団連事務局長(横浜市従委員長)は挨拶の中で、「市連は公契約条例制定や業界との連携など中長期的な戦略をもち、組織内だけでなく全国的な規模で取り組んでいる。また住民税への対市交渉の素早い対応に学ぶところが多い」と敬意を表し、さらに連帯を強めていこうと呼びかけました。

 奈良比呂志書記長は、建設国保の予算要求、石綿特別教育、建設業協会との定期協議などこの一年間の諸要求の前進面と教訓を示し、市連の存在意義を強調しました。そして、社会保障、税金・賃金対策、労働・住宅対策等々専門分野での今年度の取り組みを提案。また市連(浜建労、横浜建築職組合、神奈川県東部建設労働組合、金沢土木建築組合、横浜石工連合組合、横浜電工組合の6組合)の統一に向けた経過を説明し理解を求め、その実現に意欲を示しました。

 浜建労からは69人、神奈川支部は執行委員7人が出席しました。

 *(特定政党は支持しない、組合員の政党支持の自由は侵さない、というのは政党選挙の基本です。市連としては、組合の要求と政党の政策の関係、選挙争点を広く知らせることによって、増税・改憲・格差助長を許さないという立場で選挙戦を戦います。)

(写真 団結ガンバロウ三唱で決意を示す神奈川支部の仲間)




■「増税反対」「格差なくせ」で5343人集まる

■全建総連「消費税率引き上げ・大衆増税に反対する中央総決起大会」■ 2007/06/07


 全建総連は6月7日、東京の日比谷公園大音楽堂で「消費税率引き上げ・大衆増税に反対する中央総決起大会」を開催。43県連・組合、5343人が参加し、終了後はデモ行進しました。

 この記事の詳細は、こちらへ(全建総連ホームページ)




神奈川区でも上映を 「平和運動を広げよう」と

■神奈川区で映画「日本の青空」を上映する会(仮称)■ 2007/06/07

拡大表示します 5月14日、日本国憲法の「改正」手続き法である国民投票法が「成立」した。憲法を変えようとする動きが加速している。

 憲法を変えようとする理由は「アメリカの押しつけ憲法だから」という主張は論拠がない、とこの映画「日本の青空」は語っている。戦後の廃墟の中から生まれた、「もう戦争は、いやだ」という日本国民の願いが、現憲法を作ったんだと表している。

 神奈川県内では、茅ヶ崎(5/18)、厚木(6/1)、保土ヶ谷(6/2)、相模原(6/2)で上映され、このあとも南足柄、旭区、川崎宮前、大和、藤沢、川崎麻生、武蔵中原、本郷台、平塚など続々と予定されている。

 神奈川区でも「平和運動を広げよう」と民主団体、有志が動いて「日本の青空」上映会を開きたいと相談が始まった。




「一体どうなっているんだ!」市県民税に抗議の電話 

■浜建労本部執行委員会■ 2007/06/06

 今夜は本部執行委員会が開かれ、執行委員54名が出席した。
 このなかで、穐本税対部長は「市県民税の通知書を見てビックリ、すごい増税だ」と怒りをぶちまけた。
 そして港南支部と磯子支部からは、各区役所に押しかけて「市県民税増税反対」の強い訴えをぶつけた「怒り」の体験が語られた。
 今、市県民税の通知を受け取った市民の「これは一体どうなっているんだ!」という強行な抗議の電話で、区役所の担当者は応対に追われているという。
 出席の皆も、国や市の説明には納得はいかないし、「6・7大衆増税反対決起集会」や「6・22庶民増税反対・各種減免申請学習会」の開催、「7・1神建連全県一斉増税反対宣伝行動」などで、さらに運動を強めていく事を確認した。




9条を変えないでください
「一千万人署名」にご協力を!

■憲法改悪反対労組連絡会■ 2007/06/06

 憲法9条は、「もう二度と戦争はしない」という気持ちから、「戦争の放棄」「戦力の不保持」「交戦権の否定」をうたっています。
 世界に例を見ない9条によって、この60余年、日本は「戦争しない国」を実現してきました。ところが、この9条を変え、日本を「戦争のできる国」にしようとする動きが強まっています。安倍首相は任期中にも憲法を変えると明言しています。
 戦争で家族を失ったり、国のために人を殺したりする時代はもう二度と来てほしくありません。私たちの子供、さらにその子供の世代になっても。
 そんな願いを込めて、9条改悪に断固反対し平和憲法を守り続けましょう。




建設国保は「命の綱」 補助金増額を切望するハガキ

■建設国保・来年度予算補助金増額要請ハガキ■ 2007/06/05
 日本一の給付制度を誇る「建設国保」を守るためには、補助金増額を勝ち取るしかありません。

 建設労働者・職人にとって「命の綱」ともいえる建設国保への来年度補助金の予算編成スケジュールは7月中旬です。当面の重要課題は厚生労働省にどこまで増額させた予算編成を出させるかがカギとなります。

 このハガキ要請は、私たちの保険料に大変大きな影響を与える大事な取り組みです。















 補助金増額要請への私たちの「切なる思い」を、厚生労働省の担当者にハガキに書き連ねましょう。




「住宅何でも相談」を6月25日に実施します

■全建総連■ 2007/05/31
 全建総連は6月25日(月)に、第30回住宅デーの中央での取り組みとして「住宅なんでも電話相談」を実施します。主に消費者(地域住民)からの相談にお答えするため、首都圏の実行委員会組合の協力を得て実施します。

 時間は午前10時〜午後4時。電話番号は、03-5292-6580です。

 住宅デーは今年で30回目を数えますが、電話相談の取り組みは昨年に続き4回目です。全建総連は6月25日を住宅デーと提唱していることから、中央段階の取り組みとして行うものです。全建総連本部の他にも、9組合(常設相談2組合)が実施することになっています。

【神奈川県】電話0120‐773‐967(神奈川県建設労働組合連合会)
      実施日:6月22日(金)〜24日(日)午前10時〜午後4時




「一万人の浜建労」への強い決意

■横浜建設労働組合第47回定期大会■ 2007/05/27



 浜建労本部は5月27日、伊勢山神宮前・市従会館で第47回定期大会を開き、2006年度の経過報告、決算報告、07年度の運動方針案、予算案を原案通り承認、採択し、新執行部を選出しました。

 新たに選出された執行部を代表して、菅原盛組合長は「一万人の浜建労」を実現させる強い決意を表明。また「諸要求を実現させるため、総力をあげる」と決議文が採択されました。
 菅原盛組合長は、「全建総連は70万を回復し、県連は5万5千人を突破。浜建労は1014名拡大して、史上最高の8608名となりました」と組織力の成果を強調したあと、「事業の低迷、6月からの増税、75歳からの後期高齢者保険制度など厳しい状況があるが、この秋の拡大、そして春の拡大と大いに頑張って跳ね返すしかない。一万人の浜建労をめざし、その力をもって県や市にぶつけていきたい」と訴えました。

 渡部三郎神建連書記長は、「建設業界と組合が定期懇談会をもって、共同歩調で行政にあたるというのは全国で初めて。ルール確立に大きな前進です」と浜建労の運動の成果を讃えました。また、来たる参院選では「私たちの願いをかなえるのはどこか?頑張ってくれる努力を見極め、応援する。これが(組合運動を)前進させる道」と呼びかけました。

 加藤義春書記長は、運動方針提案のなかで「労災や最低賃金を確保し、健康への保障をうける。これが生活を守る最低限の要求」といい、社会保障、労働安全、賃金対策など専門分野の経過報告にふれたあと、特に「国保予算要請ハガキは全員に出してもらいたい」「石綿は8件、労災認定を勝ち取った。本部に集中してサポートする」「賃金アンケートは回収を是非30%以上にしたい」「消費税反対運動を盛り上げたい」など具体的に話し、協力を求めました。




写真で見る支部大会

■神奈川支部第62回定期大会■ 2007/05/20
 (1)支部長・挨拶   (2)来賓・挨拶

   中沢支部長     田中副組合長  沢田神奈川労連議長   柴田前市議

 (3)経過報告     (4)運動方針提案  (5)主婦の会報告  (6)青年部報告

  塚原事務局長     後藤書記長    佐藤主婦の会会長 簗場青年部書記長

 (7)年度決算報告  (8)会計監査報告  (9)予算案提案  (10)新役員代表挨拶

    佐藤会計       沼田監査        江口会計    中沢・新支部長

(11)高齢技能者表彰(12)拡大達成分会(13)拡大年間達成表彰(14)拡大功労者表彰


 (15)六役退任表彰 (16)閉会あいさつ  (17)ガンバロウ三唱

  渡邊副支部長    菊岡副支部長

 (18)2部開会挨拶  (19)レセプション懇親会

  青木会計監査      6分会      青年部、主婦の会     26分会


 青年部、主婦の会   10、19分会    来賓柴田、沢田さん    20分会


    2・3分会       主婦の会        主婦の会       主婦の会


    主婦の会       15分会         17分会        25分会


     8分会       7、9分会         11分会        14分会

                           (20)閉会と十締め

     12分会       18分会      簗場青年部書記長




2年後に1万人集会を盛大に
神奈川支部が原動力となって

■神奈川支部第62回定期大会■ 2007/05/20
 晴天の5月20日、第62回横浜建設労働組合神奈川支部定期大会が横浜駅西口・ホテルコスモで開かれ、83名が参加、昨年度の経過報告の承認と向こう1年間の運動方針と予算、執行部人事を決めました。

 来賓として挨拶に立った田中副組合長は、神奈川支部の組織拡大の健闘を称えたあと、先の国会の改憲手続き法案成立を危惧し、「組合組織をフルに動かして、改憲を阻止しなければ私たちの生活は守れない」と強調しました。

 神奈川地区労連の沢田議長は税制の不都合をとりあげ、「政府のやりかたは老人に死ねと言んばかり。今、立ち上がらなければ権利も命も守れない」と政治を変えなければ、地域でいくら頑張っても”水の泡となる”と強く訴えました。

 大会は、昨年度の経過報告と今年度の運動方針案、予算案を承認、執行部の人事も原案通り満場一致で可決しました。

 新任された中沢支部長は挨拶で、「3年間で1万人の組合にする。これは並大抵なことではできない。神奈川支部がその原動力となって、2年後に1万人集会を盛大に開きましょう」と参加者の協力を求めました。

(写真 ”神奈川支部の勢いそのまま”主婦の会の踊り=大会後レセプション)




 ■国民投票法{成立」に抗議する 全建総連書記長談話
(2007/5/15)                       (全文 全建総連HPより転載)

 本日5月14日、わが国の最高法規である日本国憲法の「改正」手続き法である国民投票法が「成立」した。「戦後レジーム(体制)からの脱却」を掲げる安倍首相が法案成立に突き進み、合意形成の議論が突き崩されたこと、衆議院で採決を強行したこと、慎重審議を求める国民の声を無視したことは、国民主権と民主主義を否定する暴挙であるといわざるを得ない。

 最低投票率・絶対得票率の定めがないこと、公務員の運動を禁止していること、投票日前のキャンペーンへの規制が甘いこと等、多くの問題が指摘されている。参議院の特別委員会では附帯決議が18項目にも及ぶなど、積み残された課題がいくつもあり、十分な審議が尽くされたとは言いがたい。

 私たちは、平和憲法を守る立場から、9条改悪につながるいかなる法案にも反対するとともに、平和憲法改悪反対の1000万人署名(憲法労組連実施)に取り組んでいく。そして、平和憲法を守る広範な運動を強めていく。

2007年5月14日
                  全国建設労働組合総連合 書記長 佐藤正明




6月には大増税 このままでは大変なことに

■全労連、全建総連の訴え■ 2007/05/15
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 この3月の所得税の申告で、「所得は減っているのに税金が増えた」と話す方は多かった。各種控除が縮小、廃止され課税最低限がさがるなか、今度は6月から「定率減税」が全廃されます。加えて住民税の税率が5%の累進性から一律10%(フラット化)で驚くような増税になります。

今後の増税メニュー
 これまでに消費税の免税点引き下げ、簡易課税適用基準の大幅な引き下げや酒・タバコの増税、配偶者特別控除の廃止、老年者控除の廃止、定率減税の廃止などの大衆増税が行われてきました。更に政府は、配偶者控除の廃止、特定扶養控除の廃止、給与所得控除の縮小、退職所得控除の縮小・廃止、消費税率の引き上げを行うとしています。
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大衆増税はいらない
 全建総連(全国建設労働組合総連合)は、●所得格差が拡大 ●所得の低い者に増税 ●国の赤字を強調して国民に「痛み」を強要 ●消費税で社会保障は改善されていない ●消費税は不公平な税制 ●日本の消費税は低くない---と主張しています。




「役に立てば、嬉しいです」 地元に根づいた住宅デー

■第30回住宅デー(19分会)■ 2007/05/13

 19分会は地域ふれあい「浜鯉祭」(東友クラブ主催)当日にあわせて5月13日、神奈川区菅田東町の祭り会場で「住宅デー」を開催しました。
 好天に恵まれ約2000人が訪れ賑わいを見せるなか、包丁とぎ15丁、まな板削り5枚、まな板販売7枚、ゴキブリ団子36袋、ノミ研ぎ2丁と、19分会のメンバー13人は一日中汗を流しました。

 浜鯉祭は地元の農家に眠る数軒の「鯉のぼり」を集めてイベントにしたのが始まりで、今年で5回目になり、町会や横浜市の環境局も協力しています。浜建労も要請されて3回目の参加となります。

 昨年は雨に祟られて不完全燃焼でしたが今年は終始、注文を受けてみな顔がほころんでいました。

 受付を担当した羽冨さん、菅原さん、山口さんの看板娘3人は「*ゴキブリ団子を毎年購入してくれたり、包丁研ぎも大勢の人に利用していただいています。こうした催しが皆さんのお役に立てば、私たちも嬉しいです」と地元に根付いた手応えを確信していました。

 参加者は、(R分会)羽冨&奥さん、本田&奥さん、菅原&奥さん、佐藤、木村、大内、武本、岡野、山口、中村さん(青木、江口、小川、瀧川)でした。
(*ゴキブリ団子=「神奈川支部主婦の会」が手作り製作、ゴキブリを退治するダンゴ様のもの。 写真上 包丁研ぎの注文を受け応対する組合員の奥さん。 写真下 住宅デーが終了して片付け前に集合した19分会のみなさん=菅田東町「浜鯉祭」会場)




がんばろう! 闘うメーデーの伝統を引き継いで 4700人が参加

■第78回神奈川中央メーデー■ 2007/05/01











 「働くものの生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう!」をスローガンに5月1日、第78回神奈川中央メーデーが横浜公園で開かれ、神奈川労連の62団体、4700人が参加しました。

 小雨降る会場で「万国の労働者、団結せよ」とメーデー宣言が採択されたあと、「ストップ戦争する国づくり」「なくせ貧困と格差」「安心して暮らせる社会を実現しよう」などシュプレヒコールを挙げながら、桜木町、伊勢佐木町へデモ行進しました。

 主催者を代表して片野憲二実行委員長(神奈川県国民春闘共闘会議代表委員)は、人間らしく生き働きたいと、8時間労働制を要求してゼネストで決起したというメーデーの起源を紹介した後、「平和憲法を守れ、大幅賃上げ、全国一律最賃制の確立、公契約条例制定、均等待遇実現、社会保障充実、政治の民主的転換など私たちの要求は、職場、くらし、権利をまもるだけでなく、平和と民主主義、中立の日本を築くことにつながります。闘うメーデーの伝統を引き継いで、メーデー参加者がその先頭に立ってがんばりましょう」と強く訴えました。

 神奈川支部の仲間は、主婦の会、青年部合わせて約30人が参加。主婦の会は手作りプラカードなど趣向を凝らし、デモ行進を盛り上げました。
 このメーデー会場のステージを設営した浜建労神奈川支部の青年部が壇上で紹介され、会場の拍手を受けていました。





「私たちは、先輩への恩義を忘れません」
組合費減額を予算化決定 長期間在籍されている高齢組合員さん

■支部執行委員会・来年度予算検討■ 2007/04/26
 私たちは、先輩への恩義を忘れません。
 木造の旧神奈川支部事務所を組合員が皆の勤労奉仕、文字通りの「手弁当」で造り上げたこと。その作業に加わったと子供の頃に、私は父親から聞きました。「分会めぐり」で何人かの方も話してくれました。

 支部創設60年。その組合をつくった時の「精神」は、ずっと引き継がれて神奈川支部の根底にあると組合の活動の端々で感じます。それは今、神奈川支部の伝統の「団結の力」となって私たちに根付いています。

 「私たちは、先輩への恩義を忘れません。組合に長期間在籍され、組合を支えていただいたご高齢の組合員さんに、私たちは感謝の気持ちを捧げます。いつまでも在籍され、共に運動をすすめていただきたい」ーーー。

  私たちは、その「気持ち」を来年度予算に反映させることを決めました。該当の方の組合費の減額を決定しました([注]大会で論議のあと正式決定します)。金額は少ないです。本当の気持ちだけの金額です。
 しかしその方達は、きっと分かっていただけると信じています。

 今夜の執行委員会は24人が出席。全員が発言するなか、議論は白熱しました。
「組合費は全額無料にしてもいい」
「先行き情勢が不透明な部分があり、時間をかけて論議しよう」
「市連との統一問題もあり、浜建労本部との兼ね合いもある」
「高齢者医療保険制度が来年に導入されるのに時間の余裕はない」
「減額の金額が多くなければ、意味がない」
「どう予算化するのか」
「極論すれば、若者の金額を上げてでも、そちらに回してもいい」
「金額の多少ではなく、感謝の気持ちが大事」、、、
様々な意見がでました。
 そして紆余曲折するなか、「団結の力」で私たちは決めました。


 私たちの仕事と暮らしをよくするために、組合員のみなさん、ともに頑張りましょう。
「一人はみんなのために。皆はひとりのために」ーー。



「こんなに素晴らしい制度とは知らなかった
建退共は、一人親方でも退職金が・・

■紅梅組 「建退共」説明会■ 2007/04/26

「建退共(建設業退職金共済)」っていうのは名前は聞いていましたが、こんなに素晴らしい制度とは知りませんでした」
 (建退共とは、建設業で働く人々のために国によって設立された退職金制度です。詳細はこちらを 

 県内企業交渉で約束していた紅梅組から連絡があり、市連を代表して浜建労神奈川支部の塚原事務局長が4月26日、「建退共」の現場説明会に訪れました。
 紅梅組からは村田常務取締役はじめ20名の現場業者・事業主が集まり、建退共の説明には熱心に耳を傾けました。清水総務経理部長は「せっかくある制度なのに有効に活用されていないので、こうして説明していただくと有り難いです」と語っていました。
 塚原事務局長は、「建退共はかつて現場で人手不足のとき職人にも福利厚生を、と政府に働きかけてできた制度です。この紅梅組さんも入り口に建退共加入の表示がしてありますが、ゼネコン大手5社は20年以上も話し合いを続ける中で、公共工事は勿論民間工事でも張りますよって言って積極的に活用を図っています。土木は公共工事が多いので殆どの方が手帳を持っていますが、建築の場合は残念ながらあまり普及していないのが実情です」と現状を語り、要求があれば応じている元請の姿勢があるにもかかわらず、活用されていない実態を語りました。
 そして出席の事業主の方には、@国の定めた制度で安全A40年間で約320万円の掛金が約563万円の退職金になるB証紙代金は損金・必要経費になるC公共工事では元請に証紙購入義務があり(積算金額に含まれる)下請業者には無償で支給されるなど、メリットを強調して理解を求めました。

 「一つの物をつくりあげるに最大の協力者は現場の技術者、職人です。我々建設会社の者は管理することはできても、ビルを造る技術を持っておりません。我々は建設業の一家として共に現場を続けていかなくてはならないと思っています」と建設業協会の白井会長は組合の旗開きで語っています。元請側は職人との共生の道として、福利厚生を厚くするのは必然でしょう。
 労働者の掛金負担はなく、退職金をもらえる建退共制度ーーー。
一人親方でも退職金がもらえる。これはすごいこと。
組合は、組合員への普及にももっと力を入れるべきでしょう。



 「まちかた」600号発行によせて

■「まちかた」600号記念特集■ 2007/04/23
 昭和23年に神奈川支部創設以来、私たちの毎日の歩みが毎月の機関紙に反映されて神奈川支部報「まちかた」は、今月で「600号」となりました。以前の号を読み返してみると、仲間の運動の歴史が手に取るように甦りました。
 編集者としては「みんなが本当に知りたいことを正確に伝えているのか」自問自答の連続ですが、少しでも運動の助けになればと奮闘中です。
 この度、記念特集号発行にあたり、原稿を頂きましたので紹介いたします。

団結の素晴らしさ  お母さん達の逞しさを知る
 「まちかた」600号発行によせて
 振り返れば28年前、私が20代のころ、五十畑さんの紹介で神奈川支部の事務局に就任しました。
 建築の組合で先進的な活動をしていた神奈川支部で私は組合運動の重要性と団結の素晴らしさを学びました。
 特に忘れられない事は、五十畑さんが市長選で不当逮捕された時、神奈川支部はもとより県連の仲間たち、地区労の人たちが団結して闘い勝利した事件です
 また私は、神奈川支部で健康管理委員会や主婦の会を事務局として主に担当していました。
 その活動のなかで建設国保の重要性を知り、お母さんたちの逞しさを知りました。
 こうした組合の良さや運動の展望を大勢の組合員に日常伝えることは、みんなを励ますうえで大切なことだと思います。
 「まちかた」は長年に亘り継続してその役割を担い、600号になったと聞きます。
 心より敬意をもってお祝い申し上げます。
    (磯子支部事務局長・井上玲子)


身近な記事、興味深く読む 仲間の顔が写っている・・・
 組合活動、支部の行動、組合員の様子を事細かく知らせる神奈川支部報「まちかた」が600号とは驚きました。
 特に労災、健康診断、共済、レクリエーション等々細かく載っていて大変興味深く読ませていただいていますし、団体行動、住宅デー、木工教室などまで、その様子や仲間の顔や自分の顔が写っているときは、大変嬉しく思っています。
 これからも限られた紙面でニュースをたくさん載せてください。教宣部の皆さんありがとうございます。頑張ってください。
(技対部長 武田信治)


神奈川支部の「組織力」 私の組合人生
 50年に亘る機関紙600号発行にあたり、私の組合人生を語ってみたい。
 私が組合に入ったのは昭和29年の秋、23歳でした。
 きっかけは、六角橋の若井泉さんの所に職人として勤めたことです。当時の大工手間は1日、500円でした。2、3人の職人が出入りしていたが、1ヶ月と勤めることが出来ないほど厳しい親方でした。
 当時の組合は横浜土建本部が中区麦田にあり、神奈川、保土ヶ谷、中、西の4支部合わせて組織数は千人ほどでした。
 親方は神奈川支部の書記長をした人で、私に「君は組合に入って青年部で活動するが良い」と勧められ、11月に加入しました。間もなく大口地区の集金や機関紙などを届ける役をやることになりました。
 昭和36年に「横浜土建」から「浜建労」に名が替わると分会制度ができ、私が若いのに大口地区の初代分会長をやることになり、初めの分会議は白幡の消防小屋の狭い2階で開きました。
 それからの活発な拡大運動で現在、大口地区は7〜12分会まで5つに分かれるほど増員しました。
 私は組合の役員を52年間歴任しています。神奈川支部は、今年度の秋春の拡大月間では、組合員さんの奮闘の成果で1200人以上の組織になりました。 私が組合に入った当時と比べると、神奈川支部の「組織力」はかなり促進しました。
(支部長 中沢正男)


読むのが楽しみ、先進的な役割を 電話インタビュー
 ◆配布されるとすぐに目を通します。クイズは家内と二人で笑いながら解いています。記事を読むのが楽しみです。拡大の記事を読むと14分会も頑張らなくちゃっていつも思います。   (青木太平 M厚生文化部長)

 ◆共済などお知らせは気になります。集会など詳しく書いてあるので良く分かります。読みやすくてよく出来ています。頑張ってください。   (宮林民三 J財政対策部長)

 ◆組合員として常識的な運動の様子がよく出ています。他人のためでなく、自分のためだから、よく読んでいます。ためになります。   (辻 幸吉 H健康管理委員長)

 ◆機関紙を600号まで出しているのは大したもんだ。組合でも先進的な役割を担っています。支部ニュースと本部の新聞の重複記事が気になるところです。あと情勢に合った解説記事が載せられるといいなと思います。   (菊岡昭彦 AB副支部長)

 ◆「共済ニュース」に知っている人がいないか最初に見ます。身近な話題が目を引きます。支部の新聞としてずっと続いているのは素晴らしいと思います。   (庭野健一 R分会長)

 ◆見るのが楽しみで分会議では読み合わせていました。新聞を作っているときは、記事をどうまとめるか、どう伝えるか、写真やレイアウトなど苦労しました。600号はすごいことです。これが1000号、2000号となってずっと続いたら支部から表彰ものですよね。   (伊井喜未夫 S書記次長)




「レントゲン再検査」の通知 約200名に
アスベスト被害

■健康診断によるアスベスト要検査者数の動向■ 2007/04/20
 今年度の浜建労の健康診断の結果、約200名に「レントゲン要再検査」の通知がされました。
 これは毎年、健康診断受診者のレントゲン写真を「しばぞの診療所」の海老原医師がアスベスト被害の有無を再検査しているもの。
 要検査者の中から,2001年度は102(205中)名、2年度は60(144)名、3年度は55(224)名、4年度は40(208)名と、毎年新たに絶対者(胸膜皮肥厚班の疑い)が見つけられています。
 1987年度からの絶対者の合計は763人となっています。(2005年度は未集計です)
 建設事務センターの市川事務局次長は、「40歳代以上になると変化が表れてきますので、健康診断は必ず受けるようにして下さい。又、もし再検査の案内が届いたら必ず受診してほしい」と語っています。




大善戦 前回より約3倍の得票

■平和ですみよい神奈川民主県政をつくる会■ 2007/04/18
『いのち、子ども、平和を大切にする県政』の実現めざし 引き続き奮闘

「建設職の要求を実現しよう」と組合は、神奈川県知事選挙では鴨居洋子候補を推薦、応援しましたが、残念ながら実現が叶いませんでした。
 「平和ですみよい神奈川民主県政をつくる会」はホームページで、前回より約3倍の得票に感謝し、「引き続き、かもい洋子候補が県知事選挙を通じて訴えた、憲法を活かして『いのち、子ども、平和を大切にする県政』の実現めざして、多くの団体の皆さんとともに奮闘することを約束します」としています。




知恵を出し合い「住宅デー」

■実行委員会を立ち上げ■ 2007/04/18
 仕事確保運動の一環として30年に亘り取り組まれてきた「住宅デー」について、今年の一斉開催日(6月24日(日))に神奈川支部主催の住宅デー開催をめざし実行委員会を立ち上げました。
 各分会から代表を送ってください。
 「みんなで知恵を出し合いより良き住宅デーにしたい」と執行委員会も力を入れています。
 なお現在、7、11・12、17・18、20分会の4会場が名乗りを上げています。



「春の月間」史上最多 62名拡大
1228名で迎える支部大会

■「春の拡大月間」4/15終了■ 2007/04/18
 「一万人の浜建労」を目指し、3カ年計画・初年度の「秋・春の拡大月間」が4月15日終了し、神奈川支部は大会時組合員数1188名を40名増やし(拡大増143名、脱退者数103名)、5月1日現在で1228名となり、画期的な成果で大会を迎えることになりました。。

 この「春の拡大月間」では、目標には到達しませんでしたが、史上最多の62名拡大を達成しました。

 支部組合員数が1200人を超えたのは史上初であり、それを成し遂げたのは、組合員さんひとり一人の「やる気」と粘り強い説得の成果です。それと事務局の皆さんの強力なサポートです。

 この勢いを緩めることなく更に推し進めることを私たちは誓っています。それは、誰が言うでもなく既に、私たちの胸の内にあります。

 青年部は、若い力を活かし機動力を邁進、実績を上げています。
 主婦の会の電話作戦は対象者を捜し、また直接の拡大を生んでいます。
 各分会の拡大月間での行動力は、浜建労のなかでも高く評価されています。

 「分会」が運動の核となり、そこに依拠した活動は拡大運動だけではなく、署名、はがき要請行動、集会参加、平和運動などを支えています。

 そしてそのことは取りも直さず、組合に入っている目的でもある「自分たちの要求を実現する」道でもあります。

(写真 春の拡大月間第3節目標50名を達成し、ますます意気あがる委員会のメンバー=4・9執行委員会)




「日雇い健康保険」で集団加入 教宣で学ぶ、本当の組合活動

■「まちかた」600号記念特集■ 2007/04/11

来月で600号となります神奈川支部報「まちかた」。
その記念特集号発行にあたり、原稿を頂きましたので紹介いたします。


200人くらいの支部 「日雇い健康保険」で集団加入
            お世話になった頃の「浜建労神奈川支部」の想い出  

 私が浜建労神奈川支部に着任したのは、45年前の昭和37年でした。
 そのころは200人くらいの支部でしたが、仲間増やしが盛んでした。それは、戦後の混乱の中で「職人にも健康保険を」と運動して勝ち取った「日雇い健康保険」が、建築職人に大好評だったからです。それもその筈、「怪我と弁当は手前もち」だったところに「月550円の保険料で医者にかかっても本人はタダ」という健康保険だからです。

 東京に近い長津田、恩田、奈良の田奈職工組合が集団(約50人)で加入したのが始まりで、川和、中山に飛び火したかと思ったら、今度は小机、鳥山へと横浜線を東神奈川に向かって集団加入が進みました。
 神奈川区の郊外、菅田、羽沢、神大寺、片倉にも分会が出来ました。

 その後に、「職人の健康を守ろう」という声が上がりました。神奈川診療所と協力して夜間の出張検診を5ヶ所くらいで行いました。早期発見、早期治療の健康管理運動はたくさんの成果を挙げました。健康管理委員会はこの頃に組織されました。

 私にとって浜建労神奈川支部での27年間は、とても大切な想い出となっています。
 支部機関紙600号のお祝いと共に支部のますますの発展を祈念いたします。

                    (元神奈川支部事務局長・藤川繁男 記)


教宣で学ぶ、本当の組合活動
           神奈川支部報「まちかた」600号発行にあたり

 自分が新聞作りを担当したのは、浜建労神奈川支部に勤め始めて、その翌月から丸十四年間でした。
 当初は、取材も編集も一人による手書き新聞でした。それが、教宣部を確立し、岩崎(組合を辞めた)さんや瀧川さんを含めた編集体制を取るようになり、県連・全建総連の教宣学校に交替で参加し機関紙協会の援助も受けて、新聞作りの“いろは”を教わり、編集に反映するようになりました。

 「支部報」を親しみのわくような名前にしたい、と案を考え役員会の投票で『まちかた』としたこと。読んでもらえ話題性のある記事づくりと、七人の子作りの三好さん、親子兄弟みんな職人の金子一族、中国残留孤児の弟が帰国した滝沢さん、分会訪問等…の取材。新年号に年男・女になる子供から「お父さん」の記事依頼、賞品つきのクイズ、写真を入れた割付など、想い出は尽きることがありません。

 機関紙が読まれるようになって、役員会で「俺は小島だ、小鳥(ことり)ではない」、「班長が新聞を届けるのが遅くて困る」との苦情も寄せられるようになりました。

 新聞作りに携わったことで、何処でも誰でも図々しく声かけ出来るようになったこと、現場で働く組合員さんは生き々々親切、心が通っていなければ本当の組合活動は出来ない…ことを学びました。

 「まちかた」六百号、心よりお喜び申し上げます。

                           【市連事務局・五十畑益夫 記】




春の拡大月間 第3節目標70%・50名達成
月間目標まで もうひと踏ん張り!!

■支部執行委員会■ 2007/04/09
 春の拡大月間(3月1日〜4月15日)は第4節を迎え、神奈川支部は今日現在50名を拡大し、第3節目標70%・50名をを達成しました。
 
 50人目の拡大をした西山敦之さん(青年部)は、「毎日毎日、一年中拡大する気持ちです。現場のなかまには必ず声をかけています。親身に話すと聞いてくれます。今回加入した人は、仲間にも聞いてみるよって言ってくれました」と話しました。青年部は、今期9名の拡大を成し遂げています。

 後藤書記長は、「青年部が頼もしい。役員も先頭になって頑張っている。主婦の会の電話作戦で対象者がでているから、車の運転でも何でもして拡大に結びつけたい」と語りました。

 岩谷組織部長は、連日行動の残り6日間で是非とも目標を達成したいと意欲をみせました。

 事務局は、4月11(水),12(木),13(金),14(土),15(日)と昼夜、事務所に詰めています。対象者への説明など、事務局を大いに活用してほしいとのことです。




戦争は懲り懲り。もう軍隊は、いらない

■映画「日本の青空」の試写会■ 2007/04/09
 「戦争は懲り懲り。もう軍隊はいらない」ーー。
昭和20年8月15日の青空を見たとき、福島の疎開先から鈴木安蔵の妻はそう思った。

 「女性が参政権を持てば、自分の子供を戦争に送るような社会にはしない」とも言った。戦前の内閣が婦人に選挙権を与えなかったのは、その理由だったという。「男女平等」と「平和憲法」は日本国憲法の両輪だった。

 3月26日夜、関内ホールで映画「日本の青空」の試写会が開かれ、浜建労からも大勢の仲間が訪れた。
 映画を完成させた大沢豊監督は放映前の挨拶のなかで、「日本国憲法はアメリカから押しつけられたものではなく、大正デモクラシーを受け継いで民間人が草案したものを、アメリカが基にして取り入れ、日本政府と協議しつくったもの。そして、国民が挙って歓迎した」と説明。「憲法改悪を阻む」世論を喚起したい。そういう意味で観たもらいたい」と語った。




「増税派に審判を」 怒りの集会

■3・13重税反対行動■ 2007/04/09
 「貧しい者が、より貧しくなる」逆さま税制---。

 3月とはいえまだ肌寒い13日、自営業者、建設職人、年金生活者など200人余りが新横浜公園に集まり、「重税反対全国統一行動・港北神奈川集会」を開きました。

 「増税派に審判を」と怒りの集会アピールには、大きな拍手。
 宣伝カーを先頭に、「定率減税廃止反対」「社会保障改悪反対」などシュプレヒコールを挙げながら、神奈川税務署までデモ行進しました。

 税務署前では要望書を読み上げ、個人請願と共に税務署長に提出。申告後、JR菊名駅頭で「重税反対」の宣伝行動を行いました。




「暮らしに目線を変えて、豊かな神奈川に」 チラシ配布

■JR東神奈川駅頭「宣伝行動」■ 2007/03/18

 晴天とはいえ寒風の吹く3月18日、「民主県政をつくる神奈川の会」はJR東神奈川駅頭で宣伝行動を行い、NGO市民運動リーダー「かもい洋子」さんへの支援を道行く人に訴えました。
 浜建労のほか市従、県職、年金組合などから18人(神奈川支部は10人)が参加しました。

 県民の暮らしに目線を変え、子育て、雇用、福祉を豊かにする神奈川県政の実現へ向け、500枚のチラシを配りきりました。
 日曜日午後の人通りの中で、「格差拡大の流れを変えましょう」「いのち、こども、平和を大切に」など訴えました。
 チラシを受け取った人の中には、中学生のいじめで悩んでいる親御さんが居て、子育て支援を見て「がんばってください」と逆にこちらが励まされ、心熱くしました。
(写真 チラシを手渡しながら訴える支部のなかま  =JR東神奈川駅頭)




 「6分会は、ついに300人をこえました!」 魅力的な分会に

分会めぐり (23) ■保土ヶ谷支部6分会 睦ケ丘自治会館■ 2007/03/14

 「6分会は、ついに300人を超えました!」と堀越分会長が報告すると、一同からどよめきが起こりました。分会の1月現勢は285名。この春の拡大月間で既に18人も新加入者を増やしました。「もっともっと増やして、旅行に行きましょうよ」と分会長は顔を緩め、「ついにやったか」と満足げに皆、顔を見合わせました。

 分会議は7時半には出そろい、始まる。今夜は15名が出席しました。テーブルには各自にお茶と菓子が配られ、これは主婦の会からの要請で決めたといいます。

 議事は議題に沿って進められる。春の拡大月間の統一行動日の確認。県知事選挙に向けた対応。浜建労大会、支部大会について。市連関係。柳下支部長から補足説明がされます。

 6分会は分会独自に専門部を設けていて、それぞれ部長から報告がされました。
 「新しい健康づくり運動」について、分会での健康講習会を計画する話がでました。日にちを調節して、20人くらいの参加者をめどに検討することが確認されました。そうして支部の健康診断率を高めたいと、主婦の会は開催に意欲的です。
 労対部から「アスベスト検診を200件に発送」という。大変な数になってきました。
 税対部は、3・13重税反対行動の様子を林会計が説明し、「こんなチラシが配られました」とチラシが示されました。
 6分会の住宅デーの取組は、毎年、「お祭り」としてやっているという。包丁研ぎ、まな板削りは勿論、ゲームコーナー等も設けて子供から大人まで楽しめるイベントにしている。「木工教室もやってください」と要望も来ています。ただ、「住宅デーはこれまで奉仕活動として開催してきたけど、仕事確保運動にしていかないといけないね」と幸松組織部長はいいます。
 技対部は「職訓生がどうしたら集まるのか。どう呼びかけたらいいのか」いろいろ検討しているんだが難しい。「そういう人がいたらお願いします」と協力を呼びかけました。

 「どうしたら分会議にみんなが集まるようになるのか」
 6分会でも例外ではありません。魅力ある分会にしていく---みんなからいろいろ意見が出ました。
 まだまだ、発展途上。300人世帯の「保土ヶ谷支部6分会」は、前を向いています。




2級建築士・木造建築士 試験日程、発表される
資格取得を希望の方へ

■神奈川県建設労働組合連合会・技術対策部より■ 2007/03/06

 2級建築士試験及び木造建築士の試験の実施日程等について実施機関の(財)建築技術教育普及センターより発表がありました。
 
 資格取得を希望される方は、支部事務所まで連絡を。
 
 内容は以下の通りです。

検定種目 試験区分 願書発売開始日 受験受付期間 試験実施日 試験実施機関
2級建築士 学科 4月2日(月)
〜4月13日(金)
@インターネット
4月1日(日)〜4月6日(金)

A受付場所
4月9日(月)〜4月13日(金)
7月1日 建築技術教育センター
(03-5524-3105)
設計製図 9月16日
木造建築士 学科 7月22日
設計製図 10月14日




春闘勝利、民主県政を実現 県内から3700人

■3・4国民春闘勝利、民主県政をめざす神奈川県民大集会■ 2007/03/04

 「平和憲法を守りいかす07国民春闘勝利、県民要求実現、民主県政をめざす」神奈川県民大集会が晴天の3月4日、関内・横浜公園で開催され、県内から3700人が集まった。浜建労からは170人余り(支部からは28人)が参加した。

 「愛はお金で買えないけど、お金がないと結婚できネエ!!」「格差拡大、地方切り捨て許さず、安心・安全なもうひとつの日本を」「米軍への3兆円は福祉と地方に」などの横断幕がステージを飾り、集会後は2ヶ所に分かれて、桜木町と山下公園までデモ行進した。
 「大きな声を出して、私たちの願いを届けたい」という宮林さん(11分会)。「今の世の中は、待っていても手をさしのべてくれない。誰もが生活できる賃金を」と話す。

 「沿道の人にも、マスコミにもアピールできるといいね」と佐藤さん(19分会)は言い、「こうやって要求することが大事。もっともっと集まって、1万人集会くらいになると良かった」と残念がる。
 主婦の会の加藤さんは、手作りプラカードを掲げながら、「大企業ばかりが儲かっていてはダメだよ。弱い立場の人が生活できなくちゃ。負けてたまるか」と語りました。

 この県民大集会は、建設労連をはじめ、医労連、神商連、新婦人、年金者組合等々の67組合が共催(実行委員長は神奈川労連・片野議長)。集会宣言は、県民・労働者は景気回復どころではなく、生活と労働現場はますます過酷になっているのが実感であり、国の悪政に輪をかけている今の県政を指摘し、「憲法を守り活かす取組を中心に、憲法と働くルール署名の推進、諸要求実現の運動を確信をもって広げましょう。そして、民主県政を実現しましょう」と訴えました。




 労働条件改善求め 首都圏建設労働者3,500人集まる
厚生労働省、国土交通省を包囲

■2・14建設労働者春闘総決起集会■ 2007/02/14

時折雨が降る中、建設労働者春闘総決起集会が日比谷野外音楽堂で開催され、東京、埼玉、千葉、神奈川の仲間約3,500人が集まりました。浜建労からは49人が参加しました。


  集会に先立ち、国土交通省、厚生労働省包囲・個人請願行動が行なわれ、浜建労は東京、埼玉の仲間と共に国土交通省を包囲、単価の切り下げ、赤字受注などダンピング競争の実態が従事者より国土交通省に向けて訴えられた後、参加者一人ひとりが公契約法制定、労働条件改善などを求めた請願書を手渡しました。


  集会では建交労より、ダンプ労働者百余名がストライキを起こし、労働条件が改善に向けて動き始めたことが紹介され、労働者が団結して行動することの重要性が話されました。


  終了後は国会へ向けて、デモ行進・個人請願をしました。初めて集会に参加した中支部の小澤陽一さんは「3,500人も集まったのだから、要求を実現して欲しい」と語りました。

(写真・本文 浜建労本部・岡村悟史、本江宏一。 浜建労HPより)





春闘勝利、県知事選・一斉地方選挙勝利大集会、パレード
3月4日(日) 開催します

2007/02/28

 横浜公園 午後1時から

神奈川支部執行部役員や青年部員、大勢が参加します。
 
 私たちは建設業を生業とする者の集まりです。60年前、税務署の不当な攻撃から我が身を守るために、同じ志を持つ者が組合を結成しました。私たちの大先輩たちです。それから、私たちは私たちの暮らしを良くするために、出来得る限りの運動をしてきました。勝ち取ったものはたくさんあります。それは現在、数多く組合業務として成り立っています。(横浜建設労働組合、主な事業内容を参照)
 しかし、私たちの暮らしは未だに満足できるものではありません。
 日常当たり前に生活できるように、私たちは私たちの権利として要求します。
---組合に集まる仲間と、そして連帯するなかまと共に。。。

(集会とパレードの模様は、後日掲載予定です)




横浜市への要望書を建設組合と連名で
横浜建設業協会 白井会長 横浜市民自治研で提案

■神奈川県建設労働組合連合会 賃金対策ニュース■ 2007/02/28

労働組合と建設業界の新たな共同に向け大きく前進
 2月24日に開催された第9回市民自治研究集会の公契約分科会で横浜建設業協会の白井会長(白井組会長)が特別報告を行いました。同会長はあまりにひどい横浜の入札制度の改善に向けて、横浜市連・土建横浜市協で構成する「横浜市建設協議会」と連名で横浜市に対して、要望書を提出していく考えがあることを明らかにしました。
 また同会長は、建設組合と共同の取組みを進めるために今後、横浜市建設業協会の常任理事会と建設協議会の定期懇談を開催することを決定したことを明らかにしました。

現場で働く人が報われる建設産業に
  横浜市の入札制度を批判
 白井会長は報告の中で、「現場の技術は現場でしか継承できない」、「ダンピング受注が横行し、企業も本当は手をつけてはいけない労働者の賃金に手をかけてしまった」、「汗水たらした働く者が報われる建設産業にしないとならない」、「技能者を育成するためにも、現場労働者の最低賃金を年収で5〜600万円にする必要がある」との考えを表明しました。
 また、政府や横浜市が進めてきた大企業優先政策についても、「現在の建設市場の4分の1を建設大手で占めている。さらに大手100社でシェアの6割に達し、全国54万社のうちの一部の大企業が市場を独占している」、「大手が儲かれば、おこぼれが中小企業や労働者にまわってくるという、アメリカや日本政府・横浜市の考えは間違っている」、「横浜市は安ければ安いほど良いという考えで、発注者責任を果たしていない。低入札を推進して負の連鎖が続いている」、「現状を変えるには市長に替わってもらうしかない」など、横浜市の姿勢を痛烈に批判しました。




公契約運動に取り組む 公共工事の質を守る

■第9回横浜市民自治研究集会■ 2007/02/24

 中田市政は、民営化・民間委託化を推し進めると共に社会的弱者に対する独自施策を次々と削減し、低所得者への減免制度を廃止するなど、市民負担を強めている。
 ---「こんな市政で市民の暮らしは守れるのか」と市民と自治体職員の共同のあり方を考える集会が2月24日、横浜・紅葉坂上の教育会館で開かれた。

 名古屋大学教授の新藤兵さんは講演のなかで、格差社会を助長する政府の進める構造改革路線を批判。貧困諸層の生活を保障する公共的諸制度を整備・充実させる福祉社会の必要を説いた。

 午後から開かれた「公契約」分科会では、公の事業のあり方について全国の経験、市内の各分野での事例や教訓が報告された。

 全建総連賃対部の白滝誠さん(写真)は、東京での運動の経験から「公契約運動の取り組みは、自治体の発注政策や雇用の改善、地域の賃金水準引上げ運動への意義が大きい」とその重要性を強調した。
 
 恵羅さん(建設政策研究所)は、横浜市公共工事分析の詳細な報告。
 横浜建設業協会の白井会長は、「全国の建設会社、54万社の0.01%が全国の総工事費の1/4を受注している。大企業が占めているんです。ダンピングが実態の入札制度を変えるか、市長が替わらなければ、地元には仕事が来ません」と述べ、私たちとの連帯を訴えた。
 
 学校給食や保育園、港湾労働者の民間業務委託への弊害、病院の経営至上主義により労働強化と医療を切り捨てる患者サービス低下の実態、ダンプ労働者の労働条件の改善の闘いなどが次々と報告され、全国的な広がりのなかで連携を強めて、恒久的な運動としていくことの重要性が明らかにされた。




誇りをもって働けるような暮らしを実現する 4年に1度のチャンス
県知事選 かもい洋子

■私たちの県政をつくる神奈川区の会決起集会■ 2007/02/23

 憲法を活かし、税金の使い方を見直し、子育て・雇用最優先の県政を、と「私たちの県政をつくる神奈川区の会決起集会」が2月23日、建設プラザで開かれた。

 神奈川県知事候補予定のかもい洋子さんを迎え、なんとしても県知事にという思いで会場は沸き上がった。

 会場は100人を超える連帯のなかまが結集。神奈川支部からは45人が参加した。

 浜建労(横浜建設労働組合)神奈川支部の渡邊英二副支部長は「分会議では要求を出し合い、納得してかもい洋子さんを分会推薦した。私たちが活き活きと、誇りをもって働けるような暮らしを実現するためにみんなで力を合わせて、それぞれが組合員5人に声をかけて、4年に1度のチャンスを活かすことを決めました」と分会議での皆の思いを強調し、連帯して「かもい洋子さん」を知事にしたいと語った。

 新婦人の会の前田さんは「未来を担う若者に希望がもてる県政に」と要望し、年金者組合の藤川さんは「住民税増税や定率減税廃止などで、高齢者は生活出来ない。年金者一揆を起こし、安心して暮らせる社会を目指して頑張る」と語り、それぞれ強い決意を表明しました。

(写真上 「子育て・雇用・福祉を豊かに」と挨拶するかもい洋子さん)
(写真下  「かもい洋子さんを知事に」と声援を送る神奈川支部のなかまたち)



まちかた職人はどこへ行く パワービルダー台頭

■建設政策研究所の調査・分析・報告会■ 2007/02/15

 「町場の仕事が減少し、賃金が下落している。それを再生するにはどうしたらいいのか?」--組合の運動の方向性が問われている。

 市連(横浜建設労働組合連合会)は15日、建設プラザで「建設政策研究所による横浜市公共工事とパワービルダーの調査・分析・報告会」を開いた。市連傘下の浜建労、東部建設、建職などから70人余りが参加した。
 参加者は同研究所による詳細な資料の分析に耳を傾け、住宅業界を席巻しているパワービルダーによる町場の現状を危惧し、その対策に思いめぐらせた。

 吉良市連書記長は、@パワービルダーに対して賃金引き上げ、労働条件の改善を運動としてどう構築していくか、A街づくりの現場を地域工務店の手に取り戻すには「町場」をどうしていくかという2つの課題をあげ、組合として「町場再構築」の可能性を示唆した。

 それに先立ち建設政策研究所の恵羅さんは「横浜市発注工事」の詳細な資料を示し、建設投資が削減されている中で大規模開発関連は維持され、資本金50億円以上による大手ゼネコンの落札率は100%、低額物件は市内の非会員を中心とした中小業者が低落札率で仕事を奪い合っていると、地元業者に落札されない横浜市入札方式の不具合を指摘した。

 今井さん(建設政策研究所)は、神奈川県のパワービルダーの調査結果を示した。その出現の背景と特徴、システムなど説明、そこで働く仲間の聞き取り調査なども紹介した。狭小な土地で隣棟間隔接近し、数棟が立ち並ぶ景観・住環境。徹底的な外注費切り詰め、低単価、短工期、長時間労働による住宅づくりはどう評価されるのか、と疑問を呈した。

 [パワービルダー] =都市部近郊で主に一次取得者向けの分譲住宅物件を、団塊ジュニア世代を中心に低価格で供給している。分譲規模は数棟から100棟を超えるものまで幅広い。基本的には土地に建物という付加価値をつけて販売する不動産業者。いわゆる「飯田グループ」(一建設、東栄住宅、飯田産業、タクトホーム、アーネストワン)、その他に「アイダ設計」「城南建設」など。

(写真 資料を掲げパワービルダーの実態を説明する今井さん =建設プラザ)
 特定非営利活動法人 建設政策研究所のホームページは、下記のとうり。
  URL >http://homepage2.nifty.com/kenseiken/index_0.html




燃えて、燃えて、ありったけのパワーを炸裂!!「主婦の会」激励
県知事選 かもい洋子 続々と応援メッセージ

■2・9わたしたちの知事をつくる県民のつどい■ 2007/02/09

 2月9日夜、関内・横浜文化体育館で「わたしたちの知事をつくる県民のつどい」が開催され、支援する大勢の仲間が会場を埋めた。かもい洋子さんに熱い激励を送り、また鴨居洋子さんは、それに応えて諸策を実現することを誓った。

 かもい洋子さんは挨拶の中で、
@平和な神奈川
A子育てできる県政
Bこどもの学ぶ権利 
C雇用の安定、環境作り
D税金投入の見直し、地域経済の活性化
E環境優先の神奈川
F住民参加で、安心して暮らせるまちづくり
の7つの約束を、くらしの目線で語り、実現をめざし訴えた。

 横須賀、新婦人の会、若者、商工団体などの激励コールが続いた。
 建設の立場を代表して浜建労・主婦の会の森田会長は、「@地域の仕事は、地域にまわして A大増税はやめて、B建設国保補助金は市町村国保なみに」と要請したあと、「燃えて、燃えて、ありったけのパワーを炸裂させて、頑張ります」と激励を送った。

 民主県政をつくる会の菊谷会長は最後に、今後の取り組みとして5つの行動提起をあげた。
@要求を掲げて大きな風を吹かせましょう。 
A統一地方選挙・参議院選挙を連携・結合して取り組みを広げましょう。 
B共同を大きく広げ、追求しましょう。 
C無数の「会」をつくって創意あふれる、楽しい選挙にしましょう。 
D「かもいさん」コールを気楽に広げましょう。

 神奈川県建設労働組合連合会は、神奈川県知事選挙(4月8日投票)に出馬予定のかもい洋子氏を12月21日、執行委員会で推薦を決定した。
 1月26日の幹事会でも推薦を決め、「建設産業で働く仲間が元気になるための7つの政策」について、鴨居洋子氏と政策協定を締結した。

 浜建労本部では2月6日、神奈川支部では2月8日執行委員会で推薦を決定した。

 かもい洋子さんのホームページには、たくさんの応援メッセージが寄せられている

(写真上 支援者に挨拶して会場を回るかもい洋子さん)
(写真中 シンガーきたがわてつさんの応援歌に会場は沸いた)
(写真下 かもい洋子さんの政策を聞く神奈川支部の仲間たち)

かもいさんホームページ URL>http://www.kamoi-hiroko.jp
かもいさんブログ URL>http://www.kamoi-hiroko.jp/kamoi.php?cID1
あかるい神奈川民主県政をつくる会ホームページ URL>http://www.Minsyukensei.jp/




 「皆さんと力を合わせて、夢のある仕事をできるように頑張っていきたい」
白井享一氏(横浜建設業協会会長)語る

■横浜市連旗開きでの発言■ 2007/02/08
 1月12日、横浜市連は旗開きを行った。
 市内トップ企業を束ねる横浜建設業協会・白井享一会長と全政党(自・峰尾県議候補、民・花上市議、公・木村市議団長、共・中島市議副団長ほか、ネ・石上市議代表)が列席。
 全党派に、開かれた組合であることを内外に示す画期的なものとなりました。

白井享一氏(横浜建設業協会会長)、語る

 「地元の建設業界と皆さんとは昔から歴史のある関係を持っております。いま建設業界は受注が非常に困難です。横浜の工事は一般競争入札という形の中で、結果はまさにダンピングということでございます。

 いま我々建設業界は多くの問題を抱えております。例えば談合問題、構造計算の偽装問題。これらの現場を各自治体が調査をした結果、施工は非常に優れた施工をしている。ただ構造計算があのような背任主義的なディベロッパーのために、鉄筋の本数を減らし、柱の太さを減らし、ごまかしてきたわけです。

 しかし、現場で働く皆さんのように最先端で働いておる技術者の方が、技術に対する誇りを捨ててはいない。仕事はきちっとやる、まさに匠の心を職人の皆さんは失っておりません。

 今よく下請という言葉を使う人がいます。業界において下請と言う言葉を絶対に使ってはいけない。物をつくるというのは元請も下請もない。お互いに一つの物をつくりあげるには、最大の協力者は現場の技術者、職人の皆さんです。我々建設会社の者は管理することはできても、ビルを造る技術を持っておりません。我々は建設業の一家として共に現場を続けていかなくてはならないと思っています。

 また昨年我々の会員が多く倒産いたしました。そのしわ寄せはおそらく今日の団体の皆さんのところへいっているのではないか。元請企業としてダンピングをし、最先端で一番大事な皆さんの手間をカットするなんてとんでもないことです。

 先般も事務次官の佐藤さんとお話する機会がありました。国は予算で職人の手間を幾らでみているかと聞くと、年間360万円だそうです。家族4人が月30万円で、都会での生活が出来ますでしょうか。

 当然の結果として、都市部において技術者がどんどん消えてゆく、スーパーゼネコンを筆頭にして技術者を集めるのに非常に苦労している。元を正せば建設会社がその種を蒔いている。発注者が種を蒔いているわけです。

 今日ここに全会派の皆さんがいらっしゃいますが、やはり市会の先生方がその辺をきちっと見ていただきたい。今の横浜市の入札制度は日本全国で一番ひどい制度だと思っています。先般も建設6団体の会合がございました。予定価格の事前公表をやった自治体は全部失敗しております。ぜひ皆さんと力を合わせて、我々の業界がもう一度昔のような、夢のある仕事をできるように頑張っていきたいと思っております。

 先般12月の横浜市の定例市会で第4副市長は横浜市として必要だろうと提案されました。組合の解体を佐賀市長のときにやって、今回の選挙で負けた木下としゆきという人を横浜に引っ張ってきた。こんなデタラメな横浜市政はないと思います。

 そのときの自民党の13人が、採決で座ったままだったと党法規違反で6ヶ月の議員活動の役職停止になっています。今、自民党の市会議員を横浜建設業協会をして応援したいのはそのときの13名だけです。他の人は本当に応援したくありません。はっきり申し上げます。
 今日は本当にありがとうございました」。




健康診査 未だ受けていない方は、申し込みを

■健康診断のお知らせ■ 2007/02/08





 建設職の要求実現のために
県知事選 かもい洋子 推薦決定、支部執行委員会
 
■県知事選挙推薦 支部執行委員会■ 2007/02/08

 今春4月に行われる神奈川県知事選挙にあたり、「建築職の要求実現」のために2月8日夜、支部執行委員会(出席22名)は、候補予定者の鴨居洋子さんを推薦することを決定した。これに先立ち浜建労本部執行委員会は2月6日、鴨居洋子さんの推薦を決定している。
 
 県知事選・一斉地方選挙に際しての浜建労の方針は以下のとおりです。

 @かもい洋子氏を擁立し、知事選を闘うこと。
 A分会を基本に建設職の要求について語り合う場をつくり、組合員の結集をはかる。
 B県知事選挙については、県連が参加する民主県政をつくる会の一員として、かもい洋子氏を本部・支部・班などで推薦し、選挙戦に参加する。しかし、個々の組合員に強制はしない。
 C一斉地方選挙については、浜建労としては特定政党・候補者を推薦することはしない。組合員の思想、政治的自由を保障し、浜建労としては組合の要求と政党の政策を知らせることによって、政治的関心を高める。




世界の宝・日本国憲法はこうしてつくられた!
映画 「日本の青空」 撮影中  (2007年3月放映予定)

映画「日本の青空」製作委員会 2007/02/03

 戦後まもなく、鈴木安蔵を中心とした民間人による「憲法研究会」が作成した憲法草案が、実はGHQ案のお手本になっていたという事実。

 日本国憲法が公布されてから60年。戦後60年もの間、戦争で誰ひとり殺すこともなかったのは、この“平和憲法”があったからこそです。このことは世界の国々からも高い評価を受けつづけています。
 しかし今、”世界の宝”といわれるこの“平和憲法”を「戦争のできる」憲法に変えてしまおうとする動きがあります。

 このような状況に、映画「日本の青空」製作委員会は製作・上映運動を通して“平和憲法”の大切さを訴えつづけていく必要性を強く認識し、改憲の動きを止める強いうねりとなることを願い、この映画製作をめざしています。

平和憲法を守るための”映画づくり”に参加しませんか? <製作委員会の訴え>
 「この映画は、平和を守る活動を日々地道にされている方々を応援する映画であり、さらに活動を広めるための手段として活用できる映画になるでしょう。一人一人の”映画づくり”への参加が、大きな”平和づくり”へとつながっていくと確信しています。どうかみなさまのご賛同、ご協力をお願いいたします」。

 映画「日本の青空」HPには、各界、全国から多数の応援メッセージが寄せられています。

<ストーリー>
 雑誌編集部に勤める沙也加(22)は、特集企画の「日本国憲法誕生の原点を問う!」で、名も知らぬ鈴木安蔵の取材を進めることになる。---戦後まもなく、安蔵を中心とした民間人による「憲法研究会」が作成した憲法草案が、実はGHQ案のお手本になっていたという事実---。安蔵の娘への取材に成功した沙也加は、託された安蔵の当時の日記を手がかりに、日本国憲法誕生を巡る真実のドラマを明らかにしていく---。      (映画「日本の青空」HPより転載)




労災保険 年度更新の一斉受付 開始

労災保険年度更新説明会 2007/02/01

 労災保険は4月より翌年3月までを一区切りの期間として取る扱うため平成19年(2007年)度に労災保険を継続する場合には年度更新の手続きをとる必要があります。
 会場は、2月1日(建設プラザ)、2日(技能文化会館)、6日(保土ヶ谷公会堂)です。

 浜建労は2月1日、「労災保険年度更新説明会」を東神奈川・建設プラザかながわで開き、緑、港北、神奈川支部所属の方々が参集しました。

 神奈川労働局・松本適用指導官(写真)は、特別加入制度の留意点を解説し、理解を求めました。特に石綿(アスベスト)健康被害救済をとりあげ、「認定には最終曝露現場などを含めた職歴を記録しておくことやレントゲンなど健康診断が重要」と説明しました。

 田中副組合長は、健康診断が国保組合に法律で義務化されるので、現状(受診者3割以下)を鑑みて「必ず受けるように」と要望。そして、私たちの建設国保は他県に例のない「日本一の制度」であることを強調し、更に人数を増やして守り、発展していくことを訴えました。

 建設事務センターの市川さんは、過去の労災保険適用の具体例を数件あげ、詳しく説明しました。
●夜10時に緊急の工事に行き、現場で負傷。一人親方特別加入ではなく、事業主特別加入だったために支給されなかった。
●一人親方の加入者が自宅の増築工事をするために現場片付けをしていて負傷して、適用外だった。
●建築大工で一人親方加入者が、一時期、建設以外の「製造」の仕事を請けて工場内で製造作業中に負傷した=適用外。
等々分かりやすく、大変参考になる内容でした。

 最後に「負傷したとき」の注意点として、
@すぐに病院に受診する。
A医師の指示どおりに受診する。
Bできるだけ労災指定病院で受診を。
C病院をかわるときは、日にちを空けずに次の病院で受診する。
をあげました。




 若い人を育て上げた半生 川上三寶さん 弟子42人

「私の歩んだ道」講演会 2007/01/26

 横浜市技能職団体連絡協議会は1月26日、関内・技能文化会館で講演会を開催し、会長の川上三寳さん(78歳・全建総連執行委員・支部名誉役員・17分会)が「私の歩んだ道」と題して語った経験談は、会場を埋める60人余りの聴衆を魅了した。

 やんちゃ坊主から少年兵。そしてカンナがけに魅了されて18歳で大工に。負けん気で一生懸命に勉強し、組合結成にも参加した。
 組合では一環して技術畑を歩き、とりわけ職業訓練校で若い人を育て上げた。講演の言葉の端々に「努力、教える、若い人・・」とでる。自身、二十歳から始めた工務店での弟子は、42人にも及ぶ。それだけに「技能を次の世代に引き継いでいかなければ・・」という言葉が重い。
 西山敦之さん(神奈川支部青年部)が、弟子を取る時の配慮を問うと、「その人と同年齢まで頭を下げて接することが大事」とアドバイス。
 羽冨恵介さん(同青年部)は、「50年大工をしていて良かったことは?」と質問すると、川上さんは「お客さんが喜んでくれたことです。母親が我が子にするのと同じ、期待しないで自然にやったことが喜ばれる、これが自分の喜びです」と結んだ。

 「80年近く生きてきたが、他人様の役立つことをしてきたかなぁ」とさらっと言うところが如何にも川上さんらしい。

(写真 60人の聴衆を前に、自身の半生を語る川上三寳さん=横浜市技能文化会館)




支部1200名突破  「浜建労・3カ年一万人計画」に弾み
「更なる前進を」と支部長

神奈川支部新加入者歓迎・新春のつどい 2007/01/21
 ついに念願の1200名を突破した神奈川支部は、新しい年を迎えた1月21日夕、新横浜ソシア21で「神奈川支部新加入者歓迎・新春のつどい」を開いた。

 各分会、主婦の会、青年部員など総勢118人が集まり、新加入の人たちを歓迎、そして向こう一年間の健闘を誓い、会食をしながら大いに語らった。主婦の会の華麗なる踊りが披露され、拍手喝采を受けると共に、青年部によるお楽しみ抽選会で会場は大いに盛り上がった。

 挨拶の中で中沢支部長は、昨秋史上最多67名の拡大で支部1200名を突破したのは、組合員みんなの努力のたまものと感謝した。そして、「人間として尊重される当たり前の社会づくり」をめざし、さらに私たちの力を強めていこうと皆の協力求めた。

 組合を代表して壬生副組合長は、「依然として建設の状況は苦しいが、一万人の浜建労を目指し、共に活動を通じて頑張りましょう」と挨拶した。

 神奈川地区労・沢田議長は、神奈川支部の日頃の活動に感謝したあと、行政による不公平な税金の使い方を指摘し、「国民のいのちと暮らしを守るために、政治の流れを変えていこう」と語った。

(写真上) ひとり一人紹介されて歓迎を受ける新加入者たち
(写真中) 会場を大いに沸かせた、主婦の会による華麗なる踊り
(写真下) 1番籤が当たり大喜び。青年部による抽選会



    
(写真) 懇談で盛り上がる参加者のみなさん

         1分会                    2・3分会


        7・10分会                  8・9分会


         11分会                   14分会


         15分会                  17・18分会


         19分会                   19分会


        20分会                   25・26分会


         主婦の会                  主婦の会


          青年部                   来賓




「皆で頑張ろう」  分会議で始動
分会めぐり (22) 9分会 入江中部町内会館 2007/01/15

 9分会は、今日の分会議で始動した。新年初めての顔合わせなのでアルコールも入れての懇談会となった。
 日頃から一人でも多く集まるよう心掛けているところだが、今日は分会長の働きかけで牧野さんの奥さんが顔を見せてくれた。署名用紙が配られ、皆で早速書き込んだ。
 健康管理の話から、アスベストなど関心事に話が及び、和気藹々の中で10時過ぎまで話は尽きない。
 締めに、今年も皆で頑張りましょうと誓った。

(写真 手前左から時計回りに辻、岩谷、安保、牧野、(瀧川)、岩谷=入江中部町内会館)



   大当たり !!??

  お年玉年賀はがき
当選番号チェック
こちらを>http://www.est.co.jp/oatari/200701/index.html

Hamakennrou's New Year


Last updated: 2007/11/27
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