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青年部活動 さらに活発になる    
           部員12名増え、85名に
「青春の詩」◆新年号に---         

■青年部 定例部会■ 2008/12/17

 青年部も新しい顔ぶれが揃い、さらに活発になりました。 部員が友人・知人を紹介し、拡大。その人達も青年部会に参加。部会の議題を進行しながら話が弾む。若者らしい屈託のない明るさと会話のリズムが小気味良く部屋中に響く。
 (「来年もがんばるぞ〜」と気合いを入れる青年部員たち =神奈川支部事務所)

 以下は、支部報「まちかた」、青年部機関紙「青春の詩」◆新年号に掲載---

      拡大や研修旅行 頑張ります!
            本年もよろしくお願いいたします 
 昨年は、拡大目標10名を超過達成できました。青年部員も12名増えて85名になり、青年部の活動も活発になりました。
 今年は青年部研修旅行を計画実行してから8年目です。今までは一泊二日でしたが、今年は二泊三日を計画しております。
 7月に行われた神建連組織活動者会議に青年部員は6名参加しました。初めての参加者は、「なぜ拡大は必要か」など組合活動にも気づいたようです。
 11月に行われた本部主催ソフトボール大会では、準優勝をしました。
 拡大や研修旅行と今年もいろんな方面で頑張ります。
 本年も青年部一同よろしくお願いいたします。
                                  (部長 羽冨 惠介)


       楽しい青年部活動
                「研修旅行」が最初の出会い
 自分が青年部の人達と初めて会ったのは、一昨年の青年部一泊二日の研修旅行(飯盛山・さざえ堂・日光東照宮)に行ったのが最初でした。
 その旅行を機に、毎月の青年部会には極力出席するようになりました。
 青年部の人達に顔を覚えてもらう事で他の集まりにも出席しやすくなりました。
 なので、青年部会には来たことのない人も、一度出席してみれば、組合の活動が楽しく感じられるようになると思います。
                                  (26分会 東 寿人)


      「仲間と過ごす日々」増やしたい
                     飛躍の年だった
 昨年は、青年部にとってとても飛躍した年になったのではないでしょうか。
 達成できた部員の拡大や親組合の各専門部への出席。全県組織活動者会議の青年部最多数の出席。また青年部独自のイベント(ドラゴンボートレースやソフトボール大会、各団体との親睦飲み会など)。
 さらに神奈川支部青年部研修旅行では、どうしても行きたいけど若干遠い、大阪、奈良へ一泊三日で行くことに成功しました。
 私事ですが、昨年は人生初めての入院を二回も経験してしまって・・・
その入院も組合の私達の健康保険によって助けていただきました。
 改めて建設国保の素晴らしさを再確認できました。この経験は今後の拡大に生きていくと思います。
 今年も、もちろん自分達の仕事も大切ですが、出来る限り組合活動、青年部の活動に参加して、仲間と過ごせる日々を増やしていきたいと思います。
                                  (書記長 簗場 学)



19分会が「もちつき大会」32回開催

■19分会「もちつき大会」■ 2008/12/07


 支部19分会は晴天の12月7日、毎年恒例の「もちつき大会」を開きました。

 材料の餅米は、30sを数度に分けて炊く。焚き口は4基。薪割りにも力が入る。
 奥方は具材づくり。餡は5s用意した。黄粉、粒餡、漉し餡、胡麻、下ろし大根と豊富。支度は朝8時から始めた。手際の良いこと。
 支度の手を休めて、一同集合。御神酒を手に「かんぱ〜い」。気合いを入れました。
 10時頃に最初の餅はつきあがり、具をからめてみんなで箸をつついた。
 会場は終始、冗談が飛び交う。

 もちつきは、今回で32回目。「最初に始めた時、この子がお腹の中にいたのよ」と長男を指さし、笑いながら話す本田照子さん。毎年、毎年に想い出があるという。
 組合員も小さな子持ちで、みんな若かったから、60sの餅を売るほどついた時もあったとか。「今は高年齢化しちゃって、そんな元気はないよ」と、菅原實分会長は冗談をとばす。

 19分会独自の年間行事は、主に3つ。5月の「浜鯉祭」に日程を合わせて「住宅デー」を開き、11月に「分会バス旅行」。そして今回の年末「もちつき大会」。新年会や支部大会などにも、大勢参加するようにしている。



 企業交渉は転換期に 首都圏PALが交流

■職長の会・企業従事者 全体交流会■ 2008/12/07

 神建連は12月7日、「職長の会・企業従事者 全体交流会」を建設プラザかながわで開き、首都圏の仲間を交えて約100人余りが参加、交流を深めました。


 内藤会長は主催者を代表して、「先の企業交渉では、大企業の役員を相手に堂々とした従事者の追求を目の当たりにして、ついにここまで来たんだなと実感しました」と挨拶しました。

 渡部書記長は、「アポなしで直接交渉ができる状況にまでなり、企業交渉は転換期に入った」と語り、首都圏PALに続き、神奈川県連傘下組合の広範な「PALの会」結成を呼び掛けました。さらに、労働組合運動のあり方も転換期に入ったと強調。「首都圏30万人、従事者の結集は、産業別労働組合として大きな力になる。各地区協の一層の奮闘を期待し、経験を出し合って前進させよう」と訴えました。

 東京都連の田口書記長は来賓挨拶で、ゼネコンと労組の先輩二人の言葉を紹介した。10年前に聞いた「現場を変えるのは、労働組合しかない」(佐藤工業のさだきしょうじさん)。この10月に、加藤全建総連前中央執行委員長は「野丁場に労働組合をつくらなければいけない」と語った。田口さんは、野丁場の労働組合に期待しているという「私たちの方針に間違いはない」と強調し、激励しました。

 東京土建PALの黒木会長は、「鹿島の企業交渉に行った。具体的な指摘に相手はタジタジで、団体交渉の場になった。現場従事者がそのゼネコンに行く。その人達をどれだけ結集できるか。意見を採り上げ、吸い上げることは、変えていく力になる。その現場から変えていこう」と訴え、また「首都圏PALでヘルメットに貼るシールを作ろう」と呼び掛けました。

 千葉土建PALの正木副会長は、「神奈川の勢いを感じる。PALは一組合だけでは、なし得ない。こういう交流会をもって、皆の力で頑張りましょう」とエールを送りました。

 埼玉土建本部の実川賃金労働部長は、「来年3月15日に立ち上げる」と、埼玉土建PALの設立宣言をしました。そして今のひどい世の中に、「全国津々浦々年寄りも若い人も、農業、漁業、建設職人も全ての人達の生活ができるよう、展望が持てるように社会を変えていこう」と訴えました。

 神奈川土建PALの田中事務局長は、「兎に角、作っちゃうこと」が一番大事という。作って嬉しかったことは、組合員から「本部は何やってるんだ」という苦情がなくなったこと。「現場組合員は、自分たちの問題だと責任感や使命感がでてきた」と運動の確かさを語った。

 横浜市連PALの須田会長は、「野丁場は40年になるが、大企業に苦しめられてきた。横浜でもPALを作って、ぶつけていきたい。将来の建設業界をみて現状のままでは、若い人達は育たない。退職金制度にもメスを入れていきたい」と意気込みを示した。

 川連と湘南地区協からは、「来年春には・・」「将来は・・」とそれぞれPALの結成の意志を表明しました。

 従事者の岩谷さん(浜建労神奈川支部)は、「現場で若い人がケガをしたが、労災を使うか相談された。会社に掛け合って、堂々と労災を使わせた。低単価を我慢して悪条件で働いている。来年は会社に組合をつくる。本気でやる」と決意を語りました。

 川村さん(東部建緑支部)は、「仕事がなけりゃ、しょうがない。行政に、大手から地元の建設会社に『仕事よこせ』と交渉すべき。地元に消費され、景気対策になる。来年の予算に盛り込むよう要求する必要がある」と提起しました。



「建て方」を披露 木造の良さをアッピール

■「第8回技能フェスティバル」■ 2008/11/30

 「青空のもと、楽しく工作体験をしてみませんか? 職業訓練校の指導員たちが親切に指導します」と呼び掛け11月30日、浜建労会館そばの沢渡中央公園で「第8回技能フェスティバル」(主催=横浜建築高等職業訓練校・鶴見建設共同高等職業訓練校 共催=横浜市建設連合会 後援=横浜市まちづくり調整局)を開き、組合から52名が参加しました。

 会場は、竹とんぼや鉛筆立て、木箱づくりなど職訓校の指導員が丁寧に指導して「親子の工作教室」が開かれた他、丸太切りや釘打ち体験なども催され、子供たちで賑わいました。
 耐震改修やバリアフリーなどパンフレットが置かれ、住宅無料相談のコーナーも設けられました。
 柱と梁の仕口、継ぎ手の作品など釘や金物を使わずに組み立てる技術作品は、見物の人たちを感心させていました。
 11時からは、職訓生の手による木造軸組構造平屋建ての「建て方」が披露されました。周りで熱心に見ていたご夫妻は、「こんなに速く、組立ててしまうんですね」と感心しながら、材料などの質問もしていました。



青年部員がソフトボール 熱戦?繰り広げる

■浜建労青年部「ソフトボール大会」■ 2008/11/30

 浜建労青年部「ソフトボール大会」が11月30日、大黒埠頭で行われました。神奈川支部の他、港北・保土ヶ谷・中・西の5支部から応援団を含め60人余りが参加し、熱戦(?)を繰り広げました。
 5チームは総当たりリーグ戦で対戦し、4戦全勝した保土ヶ谷支部チームが優勝。神奈川支部は、保土ヶ谷に逆転負けしたのが惜しく、3勝1敗で準優勝となりました。


 優勝チームの表彰のあとのお楽しみ抽選会は大盛り上がりでした。
 最高商品はみんなが欲しいと呼び声の任天堂DSで、神奈川支部の羽冨恵介青年部長が当てました。が、それを辞退して子供たちのジャンケンゲームに譲りました。勝った男の子は、大喜び。羽冨さんの人柄を思わせるひとこまでした。
(試合を終了し、写真に収まる神奈川支部の青年部員)



「アスベスト裁判」はじまる 涙の訴え

■横浜地裁「アスベスト訴訟」第1回口頭弁論 支援・報告集会■2008/11/21
 「首都圏建設アスベスト訴訟」第1回口頭弁論が11月21日、横浜地裁で行われました。
 県内各地から大勢の支援者が駆けつけました。
 神奈川支部から本田隆三さんと香川孝子さんが原告団として裁判に挑みました。

(横浜公園集合)
 9:00 原告および参加者の確認
 9:15 横浜地裁に、隊列で行進
  9:30 支援者は、傍聴券の抽選に並ぶ。(20/168の確率)
 10:00 第1回口頭弁論 開始/支援集会(弁護士会館)
 12:00 第1回口頭弁論 終了/報告集会(弁護士会館)

(裁判所)10:00
 裁判長は、「気分が悪くなったら、途中で退席してもいいです」と配慮を見せ、原告団の意見陳述が始まりました。

 体調不良による欠席の杉山忠雄原告団団長(配管工)。「自身の日常生活での些細な動作でも息切れがする。ふと出る咳の衝撃は、胸、あばら、肩まで激痛が走る。この耐え難い苦しみは、アスベスト被害を受けた原告達の共通のもの」、「この裁判を最後まで見届けられないのではないか、不安で仕方がありません」などという言葉が代読されました。

 島田義栄さん(大工)は、「石綿肺と続発生気管支炎によりチューブとボンベにつながれた生活です」と話す。「直るどころか、風邪をひくのが心配・・。私の知り合いが3人も亡くなっています・・・」と語る間にも、ごぼっと小さく咳をして息苦しそうでした。

 後藤チイ子さん(左官の妻)は、「楽しみにしていた孫の運動会の日に、突然亡くなってしまいました。ぜいぜい喘ぐようにしなければ息が出来ないほどでした」「毎晩、痛い痛いと呻き、眠ることも出来ず、涙をこぼしながら痛みに耐えていた姿が今でも忘れられません」と話しました。淡々と読み上げていた声は、鼻声になり、涙声になり、嗚咽が込み上げました。

 小野寺利孝弁護士は、「訴訟の目的と原告の要求」を総括的に語気鋭く訴えました。
 阪田勝彦弁護士は、「アスベストの疾患」について言及し、「危険性」を指摘しました。
 田井勝弁護士は、被告として国の責任を。松浦ひとみ弁護士は、建材メーカーの責任について説明しました。
 村松昭夫弁護士は、大阪・泉南地域の石綿紡織工による訴訟の立場から、国の構造的な怠慢を指摘しました。
 そして、西村隆雄弁護士は、訴訟進行に関して、被害者の「命あるうちに解決を」と迅速な審理を要求。少なくとも2年以内に結審に至るべく、不退転の決意で臨む覚悟であると主張しました。

 最後に、江口とし子裁判長は、原告側には罹災等の経過を含めた個人情報などの提出を促し、被告側には「因果関係なのか、どこで争うのか」を明確にするように指摘。次回を2月6日(金)13時30分から1時間くらい口頭弁論を行うとし、「今後は次回に考えましょう」として終了しました。


(支援・報告集会)12:00
原告団、来賓・支援者を前に渡部三郎県連書記長は、「第1歩の扉をこじ開けた」と語り、「200万署名をやり遂げる。著名人に呼び掛けて大衆支援組織をつくる。全ての政党に呼び掛ける」とし、労災認定の闘争の強化と5万7千人、全ての自らの闘いとして団結、全力で奮闘すると決意を表明し訴えました。


本田隆三さん(66歳)
 2年間に3回も手術して、最近は体力に自信がなくなってきている。結審まで体が持つか心配です。裁判は早くすすめて欲しい。

香川孝子さん(75歳)
 手術もできない。苦しい、かわいそうな思いをしました。主人は生前、「労災の手続きをしてくれ。俺が取れたら、後に続く人がいる」と言い残しました。力になってくれたことは、一生忘れません。

塚原事務局長
 私たちは、本田さんや香川さんのように勇気を持って行動してくれる人の「意志」を伝えていかなければならない。



「仕事よこせ」は、最良の内需拡大  国保予算は満額確保

■全建総連「中央総決起大会」■ 2008/11/20

 全建総連は、「不況打開・生活危機突破予算要求 中央総決起大会」を11月20日、東京日比谷公園大音楽堂で開きました。
 参加者は49県連・組合から6605人。自民党、民主党、公明党、共産党、社民党の各政党から衆参両院議員が多数出席しました。
 全国の仲間から生活の危機が叫ばれました。
 ある県連の仲間は、「県連会長の会社が倒産しました。一人ひとりと仲間が去っています。止める勇気もありません。いつから、魅力のない産業になってしまったんでしょうか。いつまで我慢すればいいんでしょうか。静かに怒っています」と語りました。
 「仲間で自殺者が出ている深刻な事態」、「生活できる賃金、仕事をください」。生活がぎりぎりのところまできている。これは、仲間の共通の訴え。「不況をぶっとばし、頑張りましょう」と拳を振る。
 
 夏の概算要求の段階で、全国から148万枚を上回る要請ハガキが厚生労働省に寄せられ、また延べ564人の地元国会議員要請が行われた結果、前年比5000万円増の281億5000万円の概算要求が、厚生労働省から財務省に出されました。
  今週は組合員一人2枚以上を目標にしたハガキの集中投函期間です。概算要求満額確保のため、午前中には地元国会議員要請行動が行われました。

 「『仕事よこせ』は、最良の内需拡大。全ての政党が来ているんだから、建設国保も予算満額確保は実現可能」とある政党幹部は言いました。



夫や息子に銃を持たせない
憲法九条を守り戦争のない世界

■九条まつりinかながわ■ 2008/11/02

 秋だ、まつりだ。みんな、あつまれ「九条まつりinかながわ」---。
 「九条まつり」が11月2日、関内・横浜公園で行われました。

 会場には、「九条かながわの会」のほか「保育九条の会」や各地域の九条の会が多数参加。グッズ販売や展示など、平和への思いをさまざまかたちで工夫を凝らしていました。


 基地コーナーでは、横須賀、厚木基地などの縮小模型や現状を危惧する説明パネルが展示されていました。

 平和コーナーでは、広島・長崎に投下された原爆写真や悲惨さを物語る原爆絵・写真などを展示。原爆紙芝居は、行き交う人たちを釘付けにしていました。



大好評の木工体験 地域とともに歩く組合

■「第16回健康まつり」■ 2008/11/02

 神奈川支部は11月2日、地域の他団体と協同して「第16回健康まつり」を市立神奈川小学校で開き、支部から25名が参加しました。
 グラウンドを囲むようにテントが張られ、神奈川診療所による健康チェックや学童保育・新婦人の会などによる模擬店が出店され、中央では紙飛行機飛ばしやグラウンドゴルフが催されました。

 神奈川支部は、住宅無料相談や木工教室、包丁研ぎ、まな板販売など。主婦の会も衣類などのバザーで参加しました。

 まな板や木工イスは評判が良く、お客さんで賑わいました。昨年以上に好評だったのは木工体験コーナーで、行列をつくって順番待ちになるほどでした。簡単な箱づくりに挑戦した児童は、釘を打つ手が踊っていました。お父さんは、「子供がやりたいと言うので・・・」と微笑みました。

 体育館では、神奈川スポーツセンター指導による健康体操や太極拳、神奈川支部主婦の会の踊りなどが披露され、観客の拍手を受けていました。



豪快なストライクに沸く歓声

■支部ボウリング大会■ 2008/11/01

 神奈川支部は10月1日、センター北駅にある港北ボウルで「ボウリング大会」を開き、57人がゲームを楽しみました。
 48名のメンバーは10レーンに分かれ、豪華景品獲得を目指して、腕を競い合いました。ゲームは、和気藹々のなかにも一投一投に力が入ります。豪快なストライクに沸く歓声。スペアーを獲りハイタッチ。その都度、大きな拍手が起こりました。
 ゲームを終えた中村洋一さん(F分会)は、「最初はいいんだけど、歳だからね。だんたん疲れて来ちゃって・・・」と周囲を笑わせました。

 男性の部は、1ゲーム目に202点のハイスコアをマークした藤原康男さん(F分会)が優勝。女性の部では、二年連続で湯澤智子さんが一位になり、それぞれ、茨城産こしひかり10kgを獲得しました。その他、上位入賞者にも豪華景品。参加者に、もれなく景品が配られました。
 なお上位入賞者は、11月16日に開催される浜建労本部主催の「支部対抗ボウリング大会」に出場する予定になっています。



「ものづくりの面白さを親子で楽しみました」  
                10回目の「木工教室」に感謝状

■市立西寺尾小学校「親子木工教室」■ 2008/10/26
 神奈川支部は10月26日(日)、市立西寺尾小学校で「親子木工教室」を開催しました。
 参加したのは、1年生から6年生までの児童54人と家族。この日を待ちかねたように朝9時には集合しました。
 作品はスライド式本棚と状差し、ミニシェルフの3種類。
 家族一緒に材料を囲み、手にし、始まりを待つばかり。寸法を測ったり、並べたり・・・。
 責任者の武田信治さんは、「ケガのないように・・」と挨拶しました。
 お手伝いした仲間は22名です。

▼「1年生の時から4回参加していますが、子供がだんだん自分で作れるようになり、嬉しく感じます」
▼「子供の頃、父と一緒に作ったときのことを思い出しました」
▼「釘を一人で打てたのが、楽しそうでした」
▼「本棚の組立方を何度も間違えて、大工さんに助けてもらい、神様のようでした!」
▼「準備が大変だと思いますが、これからも続けてください」
▼「大工さんのご指導も丁度良いタイミング(あまり手を出さず、子供にアドバイス)でいただきました」
▼「普段、釘など打たせることもないので良い経験になりました。カンナにすごく興味を持ち、楽しそうでした」
▼「子供と一緒に触れ合えて良かったです」
▼「ものづくりの面白さを親子で楽しみました」

 作品を早く完成させた子供たちは、ノコギリでの丸太切りやカンナ削りに挑戦。歓声を上げていました。

 お昼には、全員が完成。
 武田さんから全員に、「合格証」が手渡されました。合格証を手にした子供たちは、満面の笑みを浮かべました。


 西寺尾小学校の「親子木工教室」は10回目を迎え、学校は「感謝したい」と組合に労苦を労い、感謝状と軍手が手渡されました。

校長先生は、「遙か昔、一回ぽっきりでしたが、母親と一緒に焼物教室に行ったことを思い出しました。子供たちには大人になったとき甦る、想い出の一コマづくりになったと思います」と感謝を表しました。

 塚原事務局長は、「腕を生かしながら、子供たちに喜んで貰い、楽しい一日を過ごしました」と応えました。




具体的な解決迫る--従事者の告発 40企業へ交渉団

■全建総連「第49回関東地協建設・住宅企業交渉」■ 2008/10/24

 全建総連関東地方協議会は10月23・24日、東京池袋の豊島公会堂で「大手建設・住宅企業交渉集会」を開き、大手建設資本従事者の賃金確保や労働条件改善など要求実現に向けて意志統一。両日あわせて40社の企業に交渉団を送りました。
 24日は8県連・724名が結集。集会のあと分散して、それぞれの企業への交渉に臨みました。

 東京・赤坂見附のビッグゼネコン鹿島建設・東京事業本部への交渉は、渡邊守光(東京都連)団長他40名。神奈川県連は吉良比呂志副団長を筆頭に10名が参加。うち浜建労は、保土ヶ谷支部の柳下さんと橋本さん、神奈川支部からは従事者の岡本さんと原田さん、塚原事務局長、瀧川教宣部長が参加しました。

 はじめに企業側から、事前に提出している12項目の「賃金確保・労働条件改善に関する要望書」にまとめて回答がありました。

 東京都連の仲間は、「@「建退共」促進のために、表彰制度を設けませんか。A新規入場者証をもらっていない。B『交通機関を利用して・・』と言っても無理。C賃金回答に5000円って書いてあるのは冗談じゃない。経費を引いて手元に残るのはこんなもの。現場じゃ、タバコ一本いくらで買っているんだ」と口火を切りました。

 吉良書記長は、「うちの賃金アンケートで15,000円以上の人は10人、それ以下は200人以上いる。鹿島さんの年収と比べてどうなんですか」と厳しく迫りました。
 「車に道具を積んでいるんだし、第一、作業服で電車に乗れって、あなた達も無理なのは分かっているでしょ」
 「東京支店だけの判断じゃ無理って言うけど、本社を説得してでもやる気概はないのか。鹿島ブランドがある。あなた達が率先してやれば、他社にも波及効果がある」
 「雑司ヶ谷の下水道工事で犠牲者が出た。赤坂の高層マンションでもゴンドラが落ちて我々の組合員二人が死んでいる。事故前にこの太さじゃ危ないって指摘していたっていうじゃありませんか」。
 続発する労災事故は、低単価受注による下請けへのしわ寄せや安全経費削減の現れ、と現場の労働安全衛生対策の改善を強く要求しました。

 現場従事者の原田憲一さん(38歳、CD分会)は労災事故が発生した時、元請の現場責任者などの主観的判断で救急車を呼ばなかった事例をあげました。
 「現場で倒れ、心臓が動いているのか分からない状態で横たわっているのに、現場監督はそばで立って見ているだけ。処置は無し・・・。時間が経つ。救急車を呼んだ気配はないし、上に伺いを立てているのか」。
 人命に関わるときの体制を整えて欲しいという。
 「現場監督は全員、救急措置の講習を受けてもらい、非常の際は実践して欲しい。そして、AED(*)を全部の現場に設置して欲しい」、と具体的に提案しました。
 「鹿島は、人命が最優先。救急車は、必要なときすぐにを呼ぶようにしている。59,60歳くらいの人の死亡が目立つ。健康管理や安全に金をかけるのは無駄遣いではない。AEDは、大きな現場から徐々に置くよう、前向きに考えたい」と好感触の回答を得ました。

 この夏、熱中症で何人も倒れたことが報告されている。塚原事務局長は、「9月の暑いときに仲間の要望でやっと扇風機がついた現場がある。休憩所があっても一杯になる。車はエンジンを切って休憩しているのが現状」と現場の悪環境を指摘する。

 山下公園そばの鹿島建設の建設中現場で、型枠大工をしている橋本常吉さん(66歳、保土ヶ谷支部・8分会長)は、賃金改善を申し入れました。
 「江戸時代の遺跡が見つかって、工期を一ヶ月取り戻すのに毎日必死でがんばっている。私は、公共事業をするのに必要だからって、一級技能士も取ったし、10個以上資格もある。技もある。4万円以上貰っても良い。いま一日15、000円です。私はそれでもいいけど、四、五十の働き盛りの人が、共稼ぎでも子供を高校・大学に入れられないと泣いている。せめて、5千円は上げて欲しい」。

 埼玉の仲間は、「コンクリート片で足の指4本を砕いたが、自分の一人親方労災を使った。今もリハビリをやっている。あとで監督に言ったら、『出入り禁止になるところだった。よかったな』と言われた。現場には言いづらい環境がある。そこには建退共のポスターも貼りだしていなかった」と指摘する。
 「以前、吉良さんに厳しく言われた。反省がある。労災は厳しく指導している。決して隠さない。救急車はすぐ呼ぶ」、と鹿島は応えた。

 「現場の自動販売機を値上げされて、飲み控えしている。利益追求はやめて原価くらいで売れないか」
 「ゴミの減量化で、持ち帰りさせている。違法性が高いが・・・」
 「駐車場の確保は、元請負担でやって貰いたい」
 「一人親方で油代、交通費、道具代・・経費がかかる。その上、道具を盗まれてはたまらない。道具の盗難に、元請責任で保険をかけて欲しい」.。

 吉良書記長は、後継者育成のために業界で基金を設けて欲しい、と要望する。「横浜では、組合と業界(横建協)と公共団体が、三者一体となって後継者育成教育をすすめている」。
 続けて、「横浜の職業訓練校は40年以上の歴史がある。横建協が視察に来て、驚嘆している。補助金も出している」と塚原事務局長が説明。「教育しているところを、是非見て欲しい」と、吉良さんがたたみかけると鹿島は、「共感、感動すれば、支援したい」と明言しました。

 岡本常靖さん(70歳、CD分会)は、「大手企業は、こういう交渉は突っぱねるのかと思っていましたが、聞く耳があったのは意外でした。それに、皆さんが一所懸命なのにビックリしました」と感想を語りました。

 春の企業交渉では、首都圏PAL(職長の会)から200名が参加して、具体的な現場の実態が告発され、企業側に調査・改善を約束させました。竹中工務店の現場では、トイレの増設、リフトへの常駐運転者の配置などすぐに改善が実現しました。

 現場従事者の発言による、実態との突き合わせ、個々に詰め寄る交渉が行われ、25年間にわたる企業交渉の歴史は、新たな転換期に入りました。具体的な労働条件について協議する場、合意事項が実施に移されて検証できる実質的な交渉機構への展望が見え始めています。

 いま新たな企業交渉の発展に向けて、組合運動の方向性を見極めると同時に、「従事者の会」の組織化が急がれています。


[註] (*)AED =自動体外式除細動器。心臓に電気ショックを与え心臓を正常に戻す(除細動する)器械。Automated External Defibrillatorの略
(「団結頑張ろう」の写真=全建総連・信太知巳氏撮影)



横浜地裁にどんな裁判を提訴したのか−建設アスベスト訴訟

■第7回横浜市連労働安全衛生大会■ 2008/10/20
アスベストは0.0001ミリ←見えない 肺から出ていかない 
(1) 悪魔の鉱物「アスベスト」とは?
@形状 3:1のアスペクト比=細長い
   0.2〜5ミクロン(μ=0.0001ミリメートル)
A性質 a 発ガン物質
      b 通常環境条件では、分解変質なし。         =永久的な汚染物質
●超微細な形状=肺機能の限界で排出不可。
●軽い=空中を浮遊。
●1ミクロンの繊維だと、3メートルの天井か落ち         て床に到着する時間は80時間。
  風が吹けばさらに伸長する。
●見えない。
(2) 1970〜1980年代に世界最大の輸入大国に。
   (1972年 ILO・WHOによる発ガン物質であるとの発表後)
(3) アスベスト疾患
    @石綿肺 管理区分4 or 合併症あり(一番重い。以下の場合は合併症がない
                             と認定されない)
    A肺がん 安全量=「閾値(いきち)」がない。(作業服に付いている物を
                             吸っただけでもなる)
           低量曝露でも罹患の危険有り。量ー反応関係あり。
           潜伏20−40年 (吸い込んでもすぐには発症しない)
    B悪性中皮腫 「死を意味する疾患」治療法がない。モルヒネで痛みを和らげる。
            アスベスト以外の原因はない。
           がん治療では悪化する。痛み止めのみ。
           潜伏20−50年
アスベスト訴訟原告 東京では半数、神奈川でも約4割(16/40人)が死亡している。

「国と製造メーカーは、何をしてきたんだ!」

 神奈川弁護団の高橋事務局長は、生活する場所の7割にアスベストが存在していること、僅かでも吸えば消えないしガンになる危険性があることから、「本気で考えないと・・・」と強調し、広めていくための「重大な裁判だ」と訴えました。

 この裁判は、@最大の被害者である建設労働者が原告です。A被告は、安全性を黙殺しその認定をすることによって事実上使用を強制してきた国と、危険なアスベストを含有した製造をし続け、供給し続けた製造メーカーです。B請求は、慰謝料3,500万円の一律請求です。

 高橋弁護士は、国は2006年から全面使用禁止にしたが、「遅すぎませんか!」と語気を強めました。WTO・ILOによる発ガン物質との発表は、1972年。官公庁の建物は73年には使用禁止にしたにも関わらず、国はアスベスト建材を「耐火構造」「防火構造」「不燃材料」に指定し、使用を強制しました。価格が安く、工期も短縮。「命よりも金」優先政策をすすめ、建設労働者に使わせてきました。「あんたたちに責任があるだろ!」。使用禁止にしても解体工事などで飛散の危険性があります。「今後も発生する、その責任はどうなるの!」。
 続けて製造メーカーには、「あんたらも危険性は知っていたでしょ。知るべきでしょ!ってことですよ」。安全かのような宣伝をし、規制を遅らせて供給を続け使用を促した、ひとを犠牲にして利益を得た行為は許せません。

 アスベストは発症すると早い。訴訟原告の東京では半数、神奈川でも40人中16人が死亡しています。「裁判では、『2年以内に判決を出してくれ!』と言っている」。

 高橋弁護士は、被害者救済を求めるとともに被害根絶のためにやることがあるといいます。
 アスベスト被害を正確に伝えるため病気の苦しさを訴えること。家族のために一所懸命に働いてきて、これからのんびりしたいなぁと思った矢先、「これかよ!(アスベストの発症)」。この辛い思いをみなに伝えていく。それから、「『悪性中皮腫と言われた人で一か八か手術で一命を取り止めた人もいる』とか、『効くような抗ガン剤ができたらしい』とか、医学情報があったら交換し、励まし合うことが重要です」といいます。
 「神奈川の原告は50人弱いますが、裁判と励まし合いの両方で目標達成する。最後まで頑張る」と力を込めて語りました。

(写真 講演する、阪田弁護士(中央)と高橋弁護士(右端)。神奈川アスベスト訴訟弁護団)



被害者の救済と根絶をめざす歴史的な闘いが始まった

■第7回横浜市連労働安全衛生大会■ 2008/10/20
 横浜市連は10月20日夜、神奈川公会堂で「第7回横浜市連労働安全衛生大会」を開きました。全体で250名、神奈川支部から44名が参加しました。

 冒頭、大野市連会長は、「アスベスト訴訟によって被害者の救済と根絶をめざす、歴史的な闘いが始まった」と挨拶し、協力を呼び掛けました。

 氏家県連書記次長は、@不況打開のためのヘルメット・トラックデモは全国の仲間を励ました。A国保一元化は重大な危機。健康診断やアスベスト訴訟など健康活動で跳ね返す。B消費税先送りは、運動の成果だ。手を抜けば増税になる。Cアスベスト訴訟は建設の今日と未来がかかった運動。「絶対に勝つんだ」。と決意を語りました。

 東京土建アスベスト訴訟原告団の清水事務局長は、「生きていなくていいから、殺してくれ−」と胸膜中皮腫で痛みに苦しみ、最期には見ていられなかったという首都圏訴訟原告遺族の体験談を紹介しました。「勝ち取るまで、一緒に頑張りたい」。

 石山同副団長の自らの体験は、咳をしながら涙声だった。「悪くはなっても良くならない。亡くなった人の無念を晴らすため、一人では出来なかったことを組合のみんなと一緒にやろうと決意した」。「訴訟してからも、何人か亡くなった。早めに解決しなけりゃ」。「なお一層の団結を強め、共に頑張る」と決意を示しました。

 神奈川弁護団の阪田事務局次長は、アスベストの怖さを再学習しようと、詳細に説明。(=後述)肺ガンを宣告されて一年足らずで亡くなった池田さんの体験談は、背筋が寒くなりました。

 同高橋事務局長は、横浜地裁への建設アスベスト訴訟の中身について詳しく、分かりやすく語りました。原告団は、国と製造メーカーを相手取り、慰謝料一律3、500万円を請求する裁判です。被告の責任を追及するとともに世論に訴えて、広範な運動にする。全国で後に続く人のためにも勝利する、と力説しました。(=後述)

 「まとめてみよう、自分の記録」の用紙を示しながら市川担当事務局は、元気なうちにまとめると安心ですから、「学校を卒業してから、現在までの職歴をたどってみましょう」と訴えました。手帳を交付されると年2回のじん肺は、無料で診てもらえます。組合のアスベスト運動でつくられた制度です。「完璧でなくとも、わかる範囲、思い出せる範囲から、埋めてみましょう」という用紙。運動にしていくことの必要性、重要性が考えられます。



日頃の疲れがいっぺんにとれた 「いい旅行でした」

■神奈川支部「秋のバス旅行」みかん狩りと温泉三昧■ 2008/10/19

 神奈川支部は10月19日、参加者117人が3台のバスに分乗して伊豆長岡を訪れ、みかん狩りと温泉三昧で秋の一時を満喫しました。

 朝7時に新横浜を出発。快晴の空に映える冠雪の富士山は、私たちを歓迎してくれます。鈴なりの柿の木を脇に見ながら進むバスは、伊豆長岡のみかん山へ。
 「枝を持って、みかんをひねるだけ。引っ張ってはダメですよ」と係員の説明を聞くのもそこそこ、園内の坂を百米くらい上れば、そこはミカン取り放題、食べ放題の世界。
 子供たちは、大はしゃぎ。「みかん狩りは、初めてでした」、「はじめてのみかんがりでとりかたをおしえてもらいました」、「みかんはあまずっぱいのもすっぱいのもあった」。
 「みかん狩りが午前中、お昼前の設定は良かったです」(バイキングはミカンのせいで、あまり食べれなかった)。「ごはんのとき、ピザとコーンスープとみそしるをのみました。デザートも4しゅるいたべました」、「バイキング、美味しかったです」。
 食事が済めば、温泉。2時半までは自由時間です。「温泉にゆっくり入れて、のんびりできました」、「気候もよく、温泉も広く、とてもよかったです」、「おふろがきもちよかった」。
 帰りのバスは---。「ビンゴゲームでしょうひんもらえてうれしかったです。じゃんけんゲームがたのしかったです」「車内でビンゴなどなごやかでした」「つかみ取り、楽しかったで〜す」。
 「バス移動中も楽しみました。とてもいい旅行でした。時間的にもゆとりが有り、食事、風呂、充分満足致しました。お土産までたくさん頂き感謝しております」。
 夕方には新横浜に到着。中沢支部長は、「バスの中も子供たちが喜んでくれて、いい旅行でした」と語りました。

 
<参加者のみなさんに感想をもらいました。

▼みかんがりの時に、小さいみかんがおいしかったのでまた、みかんがりにいきたいと思いました。「たのしかったです」。バイキングのごはんがとてもおいしかったです。おふろも、きもちよかったです。(Aきくち)
▼初めてのみかん狩りをして、新鮮な気持ちで楽しかったです。次回はスポーツ刈りやモヒカン刈りが良いかな〜。バスの中も楽しく過ごせて良かった。(A菊地功)
▼みかん狩りが午前中、お昼前の設定は良かったです。有り難うございました。(A菊地頼子)
▼みかんがりはたのしかったけど、いちごもたべたかった。おおたにのおばちゃんありがとうございました。(Aきくち)
▼行き帰りのバスの中も十分に楽しめました。(A菊地千秋)
▼初めての参加でしたが、楽しく過ごせました。(A東寿人)
▼楽しかったです。(A東)
▼今日は大変楽しい一日でした。毎年、いろいろなプランを立ててくださってありがとうございます。これからもよろしくお願いします。(F二川)
▼みかんがり、すこしすっぱかったです。でもバス旅行は楽しかったです。(秋山・二川)
▼温泉にゆっくり入れて、のんびりできました。(F中村)
▼気候もよく、温泉も広く、とてもよかったです。みかんも甘かった。来年もよろしくお願いします。(F中村)
▼バスの中も子供たちが喜んでくれて、いい旅行でした。(F中沢)
▼お天気に恵まれて、温泉にも入れて良かった。お疲れ様でした。(F後藤ユキ子)
▼とてもいい旅行でした。時間的にもゆとりが有り、食事、風呂、充分満足致しました。お土産までたくさん頂き感謝しております。バス移動中も楽しみました。(村山)
▼みかんがりでいっぱいみかんをたべたり、おんせんもあたたかかったから今日は、とてもたのしかったです。(G最上歩美)
▼我が家はくじ運が強く毎年、たくさんの景品をいただいております。ニコニコ。子供たちは、大喜びです。(G最上奈緒美)
▼@ビンゴゲームでしょうひんもらえてうれしかったです。Aじゃんけんゲームがたのしかったです。Bしょうひんをもらったのがうれしかったです。C今日のバスりょこうがたのしかったです。(G最上優花)
▼みかん狩りは、初めてでした。ホテルでは温泉で汗を流して、とてもゆっくり出来ました。(G最上操六)
▼バスの中のゲームでしょうひんをもらってうれしかったです。(G最上信?)
▼ゲームがたのしかったです。(Gもがみふみや)
▼とくにみかんがりがたのしかったです。(G最上君枝)
▼この不況に、いろいろな催しを考えていただき、とても豪華なプレゼントがあたりでびっくりしました。また是非参加させていただきたいです。(S鈴木)
▼温泉もよく、車内でビンゴなどなごやかでした。幹事さんありがとう。(S鈴木)
▼いつも、楽しい旅行です。今日もみかんがりで、温泉がとてもよかったです。又楽しい旅に行きたいです。(S岩田ヤスエ)
▼毎年、飽きさずに楽しい一日を過ごさせていただいています。皆様のご苦労に感謝しています。また来年も参加できるように頑張ります。(S相沢)
▼天気に恵まれ富士山も全景見せてくれて、楽しい一日でした。(S榎本)
▼来年はレクリエーションがもっとたくさんあるバス旅行がいいと思う。(CDJ・F)
▼おふろがきもちよかった。(CD藤田奈々)
▼温泉が楽しかったです。(CD岩崎秀二)
▼みかんもおいしく、おんせんもきもちよかった。楽しかったです。(CD岩崎朝子)
▼仕事の合間に中世史(鎌倉時代)を勉強中で、伊豆には何度も来ましたが、思い出すには最適の場所でした。天気も良く、道中大変楽しく、明日からも頑張れます。(Q武田信治)
▼最初に食べたみかんが甘酸っぱくて美味しかったです。また食べたいです。(小島リン)
▼まず役員さん、本当に有り難うございました。箱根、伊豆の山々、とてもよかったです。あと何回、参加できるか。切ないです・・・。でも今日は楽しかった。(K・S)
▼伊豆長岡のみかん狩りと温泉。バスの中で、楽しい話が出来ました。(G古田忠志)
▼皆さん、ご苦労様でした。楽しい旅行でした。(古田)
▼はじめてのみかんがりでとりかたをおしえてもらいました。おふろからあがってゲームをやったら、くまのヌイグルミがとれました!(K三浦はるな)
▼みかんはあまずっぱいのもすっぱいのもあった。ごはんのとき、ピザとコーンスープとみそしるをのみました。デザートも4しゅるいたべました。そとのおふろもはいりました。みずぶろにも入った。すっごく、つめたかった。(K三浦ひとみ)
▼天気も良し、酒も良し。食事、お風呂も良かったです。みかんのおみやげもいただき、サービスの良い神奈川支部のバス旅行。また連れて行ってくださいね。(K三浦国男)
▼う〜ん、和食も食べたかったなぁ。(根藤修)
▼温泉、最高でした。バイキングも美味しかったです。つかみ取り、楽しかったで〜す。11月にあるボーリングも参加したいです。(Y・N)
▼食べ放題、温泉と楽しめました。トイレで途中止まってもらい助かりました。幹事さん、ご苦労様でした。また参加したいです。(R内田枝理)
▼子供たちは初めてのみかん狩りで楽しく過ごせました。(R内田)
▼友だちにおみやげをかった。(R内田)
▼とても充実した一日になりました。楽しかったです。(R牧)
▼おんせんもよかったし、たのしかった。また来たいです。−富士山とバスの絵−(M牧聡志)▼本日は大変楽しい旅行でした。ありがとうございました。おつかれさまでした。(R菅原)
▼何よりも子供が楽しんだこと。皆様の親切のおかげで、親子ともども楽しい時間になりました。ありがとうございました。(R刈山蔵)
▼予定も余裕があり、ゆっくりと過ごせたので、日帰りでも疲れずに良かったです。ガイドさんのお話上手でいろいろとお世話になりました。(R岡野)
▼すごく楽しかったです。(R宮田)
▼とても良かった。支部の方のめんどうも中々で、とても楽しかったです。(R大内)
▼お風呂もバスガイドさんも良かったです。ただ同じ分会の人と乗りたかったなぁ。(H清水)
▼支部の人がこんなに大勢参加した旅行会は、本当に良いものですね。天気も上々、みかん山も食事も又温泉も本物で日頃の疲れがいっぺんにとれた気持ちです。来年もまた楽しい旅行が出来ることを願っています。(M青木太平)
▼自分がとった初めてのミカンは、甘ずっぱくておいしかった。バイキングはミカンのせいで、あまり食べれなかったけどおいしかったです。お店で、し食をいっぱいしました。(M市川千隼)
▼何事もなく無事に楽しく過ごすことができ、ありがとうございました。((主)安井みち子)
▼お天気に恵まれ、バスもスムースに。とても楽しい一日でした。(N安藤すぎ子)
▼久しぶりのバス旅行、楽しかった。ガイドさんの京都弁、面白かったです。(O畠山)


組織拡大が「全国一の償還制度」を守る
組合を守るのは、みんなの協力と団結

■新保険証一斉引き渡し集会(2008/09/24)に参加して思う■ 2008/10/17
「組合員を増やすことの大切さが分かりました」

 健康保険証引渡し集会に出席して、健康保険の現状を知ることができました。

 最近の西濃運輸の労働保険組合がなくなった理由が、後期高齢者医療制度によって組合員が減ったことや、運営するだけで赤字になってしまう、会社にとって損ばかり・・・。国としても労働組合の保険をなくし、一つにまとめてしまおうとしていることも関係していると聞いて驚きました。

 近県の建設国保組合がなくなったり、東京、埼玉、千葉では入院・通院で戻ってくる金額を下げたりして何とか維持しているなかで、神奈川県は全国で一番、組合員が増加して、全国一の償還制度であることを初めて知りました。

 組合員が増えることで、組合費の維持やより良い制度が作れることが分かり、組合員を増やすことの大切さが分かりました。
                             (25分会・青年部員  児玉 明)

「私にできることは、ハガキ等、回収物の期日を守り提出すること」

 今回集会に出て勉強になったことは、浜建労の保険制度の充実さです。

 他県の組合と違い、保険制度の開始より条件を悪化させることなく維持してきたことは素晴らしく、また組合員増加に対しての取り組み、実績は目を見張るものでした。以上のことから、組合員一人ひとりがしっかり参加し、組合を盛り上げ守っていくことが大切であると学びました。

 今私にできることは、ハガキ等、回収物の期日を守り提出することであり、それが組合を守る第一歩ではないかと考えました。
                             (25分会・青年部員  信森 建一朗)



地域での共同闘争の前進へ

■神奈川地区労「第20回定期大会」■ 2008/10/16

 神奈川地区労(神奈川地区労働組合総連合)「第20回定期大会が10月16日夜、神奈川区役所で開かれ、支部から5名が参加しました。

 岩田行弘事務局長はこの一年間の運動の経過(@革新と共同の会 A高齢者大会 Bかながわ健康まつり C講演と音楽の夕べ D宣伝行動 Eかながわ区9条の会など)を述べたあと、今年度の闘いの方向として憲法九を守り、社会保障の充実、消費税など庶民増税反対、全国一律在廷賃金制の成立など具体的な取り組みを示しました。

 各組合からは、闘いの現状と課題の発言がありました。郵産労から、郵便ポストやATMが縮小されている実態。県職労からは、病院が民営化されるという懸念が表明され、私学の立場から、助成に理解を示して欲しいとの訴えと署名要請がありました。
 浜建労は「建設職人の生活は大変です」と訴えました。
 新役員はほぼ昨年通りで、支部からは副議長に後藤書記長が、幹事に岩谷、塚原両書記次長が選出されました。
 



俺たち現場の声を聞け! 「従事者の会」発足へ

■大手建設・住宅企業従事者の会準備会の結成総会■ 2008/10/05

 「大手ゼネコン・住宅企業よ。 俺たち現場の声を聞け!」ーー。
 大手建設・住宅企業従事者の会準備会の結成総会が10月5日(日)午前、浜建労会館で開かれ横浜市連の仲間37人が参加しました。

 政府の無策による経済不況の上に、建築基準法の影響や値上げラッシュなどでますます町場の仕事は減少し、組合の多くの仲間は否応なしに大手建設企業の配下に組み込まれています。

 そうした現場で今、労働者としての権利は守られているのでしょうか?ーー。

▼「現場の人間がいなければ、家やビルは建たないというのに、監督は職人を馬鹿にしている」
▼「今日中に納めろと言われ、夜10時から翌朝8時まで突貫工事をやらされた。それで賃金は7千円にもならなかった」
▼「建売りメーカー。土地はいっぱいあるが、建てないで土地を売出している。職方には現場はたくさんあるとソラを使っている」
▼「会社から単価を切り下げられても、無理言われてもガマン、ガマン。文句言う人は、条件を悪くしてイジメにあう。圧力がかかるから仲間内では、そういう話は一切しゃべらない」
▼「大手でバカにされた。エレベーターや投光器は貸してくれない。でも言えない」
▼「職長会では、事故自慢している。指摘もしないし、防ごうともしない。現場での交渉は、クビ覚悟」
▼「7、8人の事業主だった。従業員に40万払って自分は20万にもならない。『おかしいんじゃない?』って女房に言われた。今は、一人親方の職人」
▼「建設現場は、若い人にとって魅力が感じられなくなっている。若いとき、札束見せられて『自分もこうなりたい』と憧れた。重いの持つから、鉄筋屋は選手生命が短い。でも、夢に向かって頑張りたい」
▼ポンプ圧送の仕事。休憩は昼時だけで休みなし。まるで、強制労働収容所。当たり前の仕事して、当たり前の賃金貰えない」 等々出席者から続々と発言がある。

 安心して「営業や暮らし」をしていく単価・賃金がもらえない人。人間性を否定するような、現場での管理。「夢を持って働ける現場」からは、程遠い状況ではないでしょうか・・・?

 田中政広・神奈川土建PAL事務局長は、「新自由主義政治によってできた格差社会。今や建設労働者は派遣と同じ。競争社会で全体の足並みが揃わないと潰される。非人間的な矛盾だらけの野丁場の現状を変えるには、どうしたらいいか?」と問いかけました。

 「『自分以外の作業の掃除はおかしいよ』と現場監督に言うと、『帰れ』と言われた。同じ現場の東京土建の仲間40人と引き上げた。後日『分かったから、戻ってくれ』と懇願された」
 「『ゴミを片付けてくれ』と監督に言われ、『産廃は車にシールを貼って運ばないとダメだと組合に言われているから出来ない』と言い返した」

 現場では、仲間の反撃が始まっています。こんな状況を変えることが出来るのは、ゼネコンでも元請企業でもありません。現場で働く労働者・職人と建設労働者が声を上げていかなければ、現場は変わりません。田中さんは、「変えるには、従事者の意見を反映させることだ」と言います。仲間の繋がりを大事にして、仲間の声が反映される組合活動が重要だと強調しましました。

 今こそ、苦難に耐えるばかりの仲間が「従事者の会」に結集し、反撃を開始するときが来ました。
 「現場でもの言う従事者」を一人でも多く組織化していくことが必要と訴えられ、東京・埼玉・千葉・神奈川の各土建一般労働組合で結成されたPAL。

 そして今回、横浜市連に「従事者の会」が結成されます。
 建設産業の主導権を私たちが取り戻すきっかけにするためにも、現場にいる組合員や未加入者の仲間の結集を進め、神奈川土建は元より首都圏のPALと連帯し、賃金労働条件を改善させ、「人間らしく働き、人間らしく生きていく(吉良書記長)」社会をめざし、その第一歩を踏み出しましょう。

[註] PAL=ゼネコン・大手・住宅メーカーの厳しい現場を変えようと東京土建がつくった職長の会。Powerful Active Leaders(力強く、行動的な指導者たち)の略。



「何とかしてくれ」という仲間 我慢も限界

■神建連「生活危機突破総決起集会■ 2008/09/30

 「国の無策で生活危機。燃料・資材高騰、建設不況。建設労働者の我慢も限界です」ーーー。
 神建連は9月30日(火)午後、「生活危機突破・総決起集会」を関内ホールで開き、「この危機的な状況を打開するために、政府に燃料油や建設資材の高騰に対する様々な政策の実施を求めます」と集会アピールを採択。100台の怒りのトラックデモが周辺を走リ回る中を、県内の建設組合員1000人は、県連宣伝カーを先頭に県庁に向けデモ行進しました。

 渡部三郎・神建連書記長は基調報告で、「100台のトラックデモとヘルメット姿で県庁に殴り込み・・ではなく、『何とかしてくれ』という仲間の精一杯の声を届ける」と国や県に緊急事態の解決を迫ると強調。建築基準法の影響で倒産が急増。燃料・資材の値上げが仕事を直撃し、このままでは建設労働者の生活は成り立ちません。「この集会とデモは、政治の誤りを正す正義の行動だ」、「仲間の団結と奮闘を期待する」と訴えました。

 「ガソリン代を引き下げろ!」、「生活できる賃金・単価を保障しろ!」、「生活関連公共事業を増やせ!」、中小企業に仕事をまわせ!」、「下請けいじめはなくせ!」などシュプレヒコールをあげながら、デモ行進は県庁を取り囲むように進み、県庁職員に「請願書」を手渡しました。

 浜建労は本部宣伝カーの後に御輿が続き、沿道の人達にアピールしました。

 今日、仲間の切実な要求を実現するためにも秋の拡大で目標達成、6万人の神建連をつくりあげることが強く求められると同時に、行き詰まった政治を転換することが重要になっています。
 



横浜市長に「緊急要望書」  実現を要求

■建設従事者・労働者 生活危機突破横浜総行動■ 2008/09/30
横浜市建設労働組合連絡会(横浜建設市連、神奈川土建横浜市協)は9月30日(火)午前、横浜公園で集会を開き、横浜市長への5つの要望を決議し、市役所周辺をデモ行進しました。

 代表団は横浜市長に、横浜建設業協会・工藤次郎会長、民主党・谷地伸次議員、日本共産党の大貫憲夫議員、河治民夫議員、白井正子議員、関美恵子議員、中島文雄議員の署名を添えた「横浜の建設従事者・労働者の緊急要望書」を手渡しました。

 要求事項は以下の通りです。
@横浜市発注公共工事の前倒し発注を図り市内建設業者に緊急に仕事を創出して 頂きたい。
A公共施設の維持管理・補修工事を随時で発注し、雇用・失業対策を取って頂きた  い。
B資材価格の高騰に対応するため「単品スライド条項」の適用と具体的運用を図って 頂きたい。
C公共工事入札契約制度に、建設労働者の賃金・労働条件の確保・保障に関わる  文言を加えて頂きたい。
D経営破たんの業者・生活困窮の市民に、緊急助成や無担保・無保証人・無利息の 公的融資などの具体的施策を取って頂きたい。



大盛況の「親子木工教室」 ハマの職人がお手伝い

■ 第29回よこはま技能まつり■ 2008/09/28

 ハマの職人、職人技の披露ーーー。「第29回よこはま技能まつり」(横浜市技能職団体連絡協議会主催)が9月28日(日)、横浜スタジアム隣の横浜公園で開かれ、横浜市建設労働組合連合会(横浜市連)と神奈川建築技能者連絡協議会(技連協)から技術対策部を中心に組合員24名が参加しました。神奈川支部からは菊地さん、武田さん、七海さん、中山さんの4人が参加しました。
 
 市連と技連協のブースでは、無料住宅相談や竹とんぼづくり、木工体験などの市民サービスが行なわれました。テント前には、職業訓練生の製作した脚立や浴用イス、まな板などが並べられ、飛ぶように売れていました。
 
 メインステージでは事前に公募された「親子木工教室」が開かれ、組合員の手助けで60人余りの家族が子供用木工イスづくりと格闘しました。両手で玄能を持ち釘打ちしていた小学生は、「うん、面白い」と満面の笑み。お父さんは「来て良かったです」と話していました。



「かながわく九条の会」が発足

■かながわく九条の会発足集会■ 2008/09/26

 「かながわく九条の会発足集会」が9月26日建設プラザで開かれ、その主旨に賛同する90名余りの参加者により「かながわく九条の会」が設立されました。

 昨年の「」日本の青空」上映会を契機に準備会が結成され、二度の憲法学習会と被爆ピアノ平和コンサートは予想以上の反響があり、「憲法九条を守る」活動に弾みがつきました。
 そして、「九条の会アピール」に賛同し、「日本国憲法第9条を守ろう」という一点で一致する全ての人達に参加が呼び掛けられました。

 賛同者からは、次のような言葉が寄せられています。
▼神奈川区からついに9条の会が誕生。平和のハートをひとつひとつ重ね、世界に誇れる憲法9条をみんなの力で守り抜き、戦争のないへいわな世界をつくる力に!
▼「9条を守ろうという運動がこれだけ広がったのは、人間らしく生きることにつながっているから・・」というお話に、勇気をもらいました。
▼ひとりひとりの平和の願いはささやかでも、集まれば大きな力になること。草の根という言葉の重みを感じています。9条をもつ国に生きていることに誇りを持ち、責任を持っていきたいと思います。
▼憲法九条には、指一本触れさせない!
▼戦争は人間をオニにします。いやです。平和のタネを蒔く人になりましょう。
▼戦争の真実を知り、ねばり強く九条を知らせ、守らせる運動をしたいです。
▼日本と世界中の国が平和でありますように。
▼世界に誇れる9条を守ろう。神奈川区9条の会、発足おめでとう。
他39筆。



国や県から建設国保は好評 「仲間増やし」が原動力

■新保険証一斉引き渡し集会■ 2008/09/24

 神奈川支部は9月24日夜、建設プラザで「新保険証一斉引き渡し集会」を開きました。

 「建設国保と秋の拡大月間」と題して神奈川県建設連合国民健康保険組合の傍島久実事務局長は、「全国一の償還制度を持つ神奈川の建設国保を維持できるのは、常に組合員を増やしているからだ」と拡大運動の重要性を訴えました。

 夏に厚労省に送った予算要求ハガキは全国で150〜160万通。これに目を通した新国保課長は次のような感想を述べたと傍島さんは紹介しました。「こんなにたくさんあるのか。驚きました」、「家族がこんなに書くのか。奥さんや子供の心のこもったハガキに熱意が伝わりました」。
 さらに神奈川県からわざわざ電話が掛かってきて、「健康講習会を開いたりして、こんなに熱心な健保組合は他にありません。県の補助は10%アップで我慢してください。来年は頑張っただけの補助金を出します」ーーと。

 国保組合をつぶして全国一つの保険にまとめてしまおう、という動きがあるなかで、私たち建設産業に働くものにとって「組合方式」が最適の医療保険制度であると共に社会的に有用、有益奈制度であることを示していくことが大切ですと強調しました。
 そして、この集会にこれなかった人などを訪ねて、「こんなにいい制度なんだ」というような話をしながらみんなで一緒になって、「仲間増やし」をしましょうと傍島さんは明るく語りました。



まず執行体制の統一 市連「新組合」結成する

■横浜市建設労働組合連合会 「第9回臨時大会」■ 2008/09/20

 横浜市連は9月20日夜、傘下組合による「新組合」結成のための臨時大会を建設プラザで開きました。
 大会は、議案と暫定予算を提案通り承認し、また新役員を選出しました。

 吉良比呂志・書記長は、「失われた人間らしい暮らしを取り戻し、日本の進路の転換を図る歴史的な選挙になる」と政治情勢を述べ、また低賃金、労働条件悪化など「夢も希望もない」建設産業の現状を打破しなければならないと訴えました。そして、大手企業交渉などの取り組みのなかから「私たちの力で現場を変える!」と強調し、「大手建設・住宅企業従事者の会」結成に向けた取り組みを10月までに具体的化していきたいと提案しました。さらに統一にあたって、「新組合」結成の経過と意義を強調し、横浜の全建設組合が大同団結して、運動、財政、体制を強力的、合理的にすることによって行政区、地域からの運動を統一的にすすめることができると強調し展望を示しました。

 新組合の執行委員長に選出された菅原盛さん(浜建労組合長)は、「統一と団結を軸に、組合員のさまざまな要求の実現をめざし、共に頑張りましょう」と抱負を語りました。

 なお新組織の名称は、正式に決まるまでは「新組合」とします。
 また当面は執行体制の統一から始まり、「新組合」への組織的合流(単組化)が図られるまでは、各組合、支部の自主性と規約、法的位置づけが尊重されます。



みんなで楽しんだ 地引網&バーベキュー 

■浜建労「地引網&バーベキュー」■ 2008/09/07

 浜建労は9月7日、三浦海岸で本部厚生部主催の「地引網&バーベキュー」を行いました。各支部が乗り込んだバスは10台。昨年を上回る参加の組合員と家族は企画した催しを一日中楽しみ、親睦を深めました。






 砂浜にテントは21張り。各支部は所定の場所に陣取りました。
  10時に中央に集合してイベントが始まり、組織部、主婦の会、青年部から「秋の拡大」への訴えと決意表明があり、「浜建労1万人をめざす」決起集会の場ともなりました。

 地引網は、子供だけと親子で2回引かれました。収穫は”ご愛敬のほど”でしたが、初めての体験に子供たちは興奮ぎみ。おおはしゃぎでした。

 綱引きは4チームに分かれて行われ、応援にも力が入りました。




 砂浜では大凧が揚げられ、凧の先には「拡大目標貫徹」、「目指そう一万人の拡大」の垂れ幕が、悠然と大空を舞いました。

 その他にスイカ割り、輪投げ、宝さがしなどのイベントが行われた・・・らしい。(拙者は飲食に忙しくて、確認していませんでした^^;;)
 支給された飲物はビール4本とおにぎり付き。焼き魚に焼肉、焼きそば。

 青年部員は30人余りが集会。熱い論議が展開しているところに、畑野君枝・前参議院議員が登場。話に加わり、若者たちの置かれている現状や要望などに耳を傾けていました。



 
 最後にみんなで後片付け。
 いい気持ちで、3時過ぎにはバスの中でした。



ハマの職人技! 見せます

■第29回よこはま「技能まつり」お知らせ■ 2008/09/08



神奈川区9条の会 発足へ
「日本国憲法第9条を守ろう」という一点で一致する全ての人たちの参加を

■「かながわく九条の会」準備会 第17回会議■ 2008/09/02



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■建設組合&建設国保■ 2008/08/28

    
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新しい法律がスタート
        新築住宅に 保険加入義務づけ

■住宅瑕疵担保履行法■ 2008/08/28



年々盛況の木工教室 児童85人が参加

■二谷小学校「親子木工教室」■ 2008/08/24

 神奈川支部は8月24日、横浜市立二谷小学校で「親子木工教室」を開きました。1年から6年生まで児童85人は、家族の手を借りながら「ミニ椅子」「植木ばちカバー」「便利台」などを器用に作りました。

 参加した組合員は26人。8時前から準備作業に追われましたが、9時前には開始を待つばかりとなりました。
 校長先生は「ケガの無いように」と挨拶しました。会場の体育館の作業スペースは、200人余りで満員。それぞれ家族単位で作業に掛かりました。2時間もしないうちに、作品は次々に完成。早く終わった人は、別に用意されたカンナ削りやのこぎり体験に挑んでいました。

 組合の責任者の武田信治さん(18分会)は、「年々浸透してきて、参加者も増えました。皆さん、工夫して作っていますね」と笑顔を見せていました。

 小学3年生のお父さんは、「木工教室は1年の時から3回目です。こういう機会はなかなか無いので、ありがたいです。子供も楽しみにしていました」と語っていました。

 最後に、できあがった作品がステージに並べられ、全員に合格点証が渡されました。
 自分で作った作品を大事そうに抱えながら喜び勇んで帰る姿が印象的でした。



生の体験に胸を打たれる             
          核被害の悲惨さと伝承 平和への誓い

■浜建労「平和のつどい」■ 2008/08/21

 浜建労「平和のつどい」(原水爆禁止世界大会報告集会)が8月21日夜、東神奈川・建設プラザで開かれ、神奈川支部からは34名(浜建労は112名)が参加しました。世界大会参加者からは、核被害の悲惨さと伝承の重要性、平和への誓いが語られ、生の体験談を聞いた参加者は胸を打たれました。

 前半、「小さな眼」を通して命と平和の大切さを訴える感動作品「クロがいた夏」(被爆45周年記念企画・長編アニメーション、中沢啓治原作)が上映され、皆の涙を誘いました。

 菅原盛組合長は、「浜建労は、各支部、青年、主婦、事務局から毎年13名の代表を送っています。政府は何とかしましょうと言葉だけで、被爆者への援助は不充分なのが現状です。テレビや報道でなかなか伝わらない広島、長崎の被爆の現状を、世界大会に参加された皆さんの生の体験を通して、皆で聞いていきたい」と挨拶しました。

 世界大会参加者は、次のように体験談を語りました。(詳細は、本部機関紙「浜建労」に掲載されます)

 ▼「被爆者と2時間くらい公園を巡り歩き、直接話を聞いて言葉が詰まる思いでした」 (緑支部・伊東祥之)

 ▼「戦争が終わって自分のために暮らせることが嬉しかったという被爆者の言葉。本当の自分を変えるところからスタートしたい」 (港北支部・山崎隆)

 ▼「自分一人が思っていても何も変わらない。大勢でやれば変わる。今回感じたことを知人、若い人達に胸を張って伝えていきたい」 (神奈川支部・西山茂幹)

 ▼「核兵器廃絶は、草の根からの活動が大切と強く感じました。みんなで手をつなぎ力を合わせ、署名やビラ配りから頑張りたいと思います」 (保土ヶ谷支部・斎藤利江)

 ▼「平和へのパワーを感じた。外国人が強い意志をもって行動しているのを見て、恥ずかしかった。小さな子連れのお母さんが一所懸命に説明しているのには、感銘しました」 (旭瀬谷支部・松崎昇)

 ▼「被爆者は未だに後遺症や保障問題、裁判などで苦労しています。直接話ができる私たちが後生に伝えていかなければいけないと思います」 (南支部 今井伸治)

 ▼「戦争や核兵器に興味はありませんでした。自分の想像を超える話を、被爆体験者から直に聞き、『もし、自分の仲間や身内や子どもが・・』と思うと、体の底から熱いものがこみ上げ、『世界に核兵器なんてあってはいけない、無くさなくてはいけない』と思いました」 (港南支部 大関隆)

 ▼「フランスの代表は、母国に帰って核兵器のない世界の運動を強めていくと言っていました。今後絶対に起こしてはいけないことなので、これから僕は、いろいろな人達に伝えていかなくてはと改めて考えました」 (中支部 小澤陽一)

 ▼「百聞は一見にしかずといいますが、テレビで見ていた原爆ドーム。目の前のガレキの山を見て、悲惨なことがあったんだなぁとつくづく思いました。戦争は絶対にしてはいけない。核兵器は廃絶しなくてはいけない。組合の運動は、国の内外に知らせる大切なことだと思いました」 (磯子支部 柴田直樹)

 ▼「原爆投下で焼かれ、あついあついと橋の上から飛び降りたたくさんの命。核兵器廃絶、平和運動の大切さを実感しました」 (主婦の会 佐藤登志子)

 ▼「現在79歳の被爆者は、未だに心に深い傷を負い続けています。原爆の恐ろしさを改めて勉強しました。一人ひとりの地道な行動力が、世界平和を強く願い和となり世界に伝わる、と私は信じます」 (青年部 大河原佳伸)

 ▼「誰もが戦争や核兵器が無い世界を望んでいるはずです。一人一人が平和を意識することが重要です。行ってみると意識が変わります。もう少し大きくなったら子どもを連れて行きたいと思っています」 (事務局 小此木孝夫)



二度と過ちのないように 語り続けていかなければ・・・

■原水爆禁止2008年世界大会■ 2008/08/04-6

 原水爆禁止世界大会に参加して
 テレビや新聞で原爆の被害や、世界大会のことは知っていたつもりでした。ところが、日本中、世界中からのたくさんの参加者、そして、多くの若い世代の参加者、見るもの、聞くものすべてに圧倒されました。
 学習広場では、歴史を学び、被爆者から当時の模様、被害の実態を聞きました。
 各国の青年の集いでは、若者達が体験と闘いの歴史を強く胸に刻み、核兵器のない世界をめざして友情と連帯、交流を深め合い、平和運動をしっかりと受け継いで大きく広げていることを実感しました。

 市内を廻り、平和記念資料館や近代的な街の中にたたずむ原爆ドームなどを見ました。ドームの前は気軽な持ちでは決して歩けず、手を合わせました。ドームの前で、私たちが折った折り鶴を見つけることが出来嬉しく恩いました。市内を流れる川のほとりを歩いたときには、原爆投下で焼かれ、「あつい、あつい」と橋の上から飛び降りたたくさんの命を思いました_.

 原爆攻撃は、一般市民に対する残忍な大量無差別爆撃としか思えません。あの日から63年たった今も、世界中は2万6千発もの核兵器が配備されているそうです。
 広島、長崎で起こったことを、世界の人々に知らせ、二度と過ちのないように、過去のものと忘れ去られてしまわないよう語り続けていかなければと思います。

 みなさんのあたたかい募金で、原水爆禁止世界大会に代表参加し、大変貴重な体験をさせていただきました。本当にありがとうございました。

                      (神奈川支部主婦の会会長 佐藤登志子)



「胸を張って伝えていく」 核兵器は全て無くす

■原水爆禁止2008年世界大会■ 2008/08/04-6

1945年8月6日8時15分、広島に原爆が投下されました。テレビや教科書の知識しかなかった私は、原水爆禁止2008年世界大会に興味を持ち、参加したいと申し出ました。

 広島に着くまでは少し旅行気分でしたが、原爆ドームや資料館、広島県立総合体育館・グリーンアリーナでの被爆者の声や世界各地からのたくさんの声を聞いて、心を改め、そんな気分ではなくなりました。

 上空600メートルで炸裂した原爆は、強烈な熱戦と爆風を引き起こし、爆心地から2キロメートル以内の建物などは全壊、全焼され、その日のうちに9万人の人々の命が一瞬で亡くなり、その年に14万人、これまでに25万3008人の命が奪われました。この25万人というのは、私にはまったく想像できませんが、家族、友人、知人、親戚、私の関係ある人全てに値することは間違いないといえます。

 資料館にはたくさんの映像や、写真、当時の遺品などがありました。しっかりと見ないといけないと思いましたが、あまりにも悲惨で残酷だったことが分かり、息が止まり、悲しみに落ちてしまいました。・・・戦争、核兵器の恐ろしさを知りました。こんなに悲しいことがあったにもかかわらず、今もなお2万6千発の核兵器があるといいます。核兵器の使用は一瞬にして無数の命を奪い、世代を超えて人々を苦しめ、文明を破壊します。私は、こんな悲しい核は全て無くしてしまいたいと心から強く思いました。

 今回の世界大会で私は、いろいろなことを学びました。また自分の世の中に対する考え方が、全く無知過ぎたことが分かりました。生きていく上でこれからは様々な問題、世界や日本、自然のこともたくさんのことを学ばないといけないと感じました。また、今回の世界大会の感じたことを友人、知人、また若い世代の方々にも胸を張って伝えていこうと感じました。
 世の中が平和で皆幸せに共存できるように意識して生きていきたいと考えます。
                          (神奈川支部青年部 西山茂幹)



東大寺に圧倒され、大阪城で歴史に触れる
奈良、大阪へ「弾丸ツアー」

■神奈川支部青年部 「研修旅行」■2008/07/04

  2008年の青年部研修旅行は、世界遺産・奈良の歴史的建造物を訪れ、大阪の街を散策しようということになりました。7月4日から、一泊三日のハードな旅行です。
 夜11時に新横浜を出て、6時には奈良公園に到着しました。奈良公園は、主に春日大社と東大寺を見学。杉の並木道の奥にある春日大社は本当に神秘的で、朱色の建物が山に映えているなと思いました。
 東大寺では、その大きさに圧倒されました。「知っていますか?」東大寺のこの幅と面前の道の幅は同じらしいですよ。
 次は唐招提寺へ。改修工事中ということであまり見るところはなかったなぁ。
 そして薬師寺。東塔、西塔と三重塔が有名ですが、全体的に煌びやかなイメージでした。
 それと逆に、次に行った法隆寺は、素朴なイメージ。五重塔や金堂など、ガイドさんの説明を聞きながら見学することができました。また、西岡棟梁の展示会まで案内していただきました。
 二日目は、大阪城見学をしました。真田幸村や大阪の陣など歴史に改めて触れました。
 最後に梅田のスカイビルへ。空中庭園展望台では、大阪の街並みを見渡せました。
 ちょっと体力的にきつかった「弾丸ツアー」でしたが、13人は大満足。見るものが多くて、充実した研修旅行になったと思います。来年も青年部独自で企画して、また素晴らしい旅行にしたいと思います。(簗場学・青年部書記長)



「組合に加入していれば安心」 展望を示す
     ーー 「格差社会とどう闘うか」

■神建連2008年全県組織活動者会議 記念講演■ 2008/07/20
 横浜市立大学の中西新太郎教授は「組織活動者会議」の記念講演で、格差問題を採り上げ、「普通に働いても貧困になる。貧困は、個人の努力が不足しているためになったのではない」と格差拡大をもたらした小泉、安倍、福田構造改革路線を痛烈に批判しました。
 ある有名電機メーカーでは、350人の社員のうち320人は、派遣労働者であり、職場では食堂入場時間まで差別が行われていると指摘しています。
 安心して働ける展望を奪い、格差をつける教育が行われ、家庭の財力の差が子供の人生を決定する社会へと進もうとしている現実。
 中西先生は「健康で文化的な」生活を送れる最低限保障の政治、福祉政策への転換が求められていると強調しました。
 そして、「今日、自主加入の組合は多数派。未組織労働者を組織する労働組合の役割が重要になっている。(組合に加入していることで)安心できるモデルを見せることができるかが問われている」と運動の方向を示唆しました



「わたしを男にしてください!」と拡大速報

■神建連2008年全県組織活動者会議 「支部の拡大経験」報告■ 2008/07/20−21

 浜建労西支部の壁谷利之組織部長は、神建連2008年全県組織活動者会議のなかで、「支部の拡大経験」を次のように報告しました。

 西支部は、青年部を失って以来20年経ちます。この間再建に取り組んだものの、うまくいきませんでした。
 昨秋の拡大月間は、青年建設労働者の要求をつかむことから始めました。
 「思い切った取り組みで、青年層を集めよう」と8月、港の見える丘公園でビアパーティーを企画。41名の参加で、青年部に8名が加入しました。大成功でした。
 9月も青年層にアンケートを持って、訪問しました。アンケートの中で、一番要求の多かった「資格取得」への要求。すぐに検討し具体化して、「青年部資格取得支援制度」(資格取得を申し込んだ青年部員に2000円助成する)を発足。これをチラシにして、青年層訪問を徹底しました。
 9月には、一万枚の新聞折り込み。主婦の会による事業所への電話作戦。
 10月15日、青年部は8名から20名に。拡大数は29人になり、自主目標まであと5人と迫りました。
 この日開かれた本部の拡大推進委員会で、「10月中に目標をやり抜く!」と宣言。「わたしを男にしてください!」と支部拡大速報を発行。この速報が大反響。主婦の会の大奮闘もあり、10月25日についに月間目標を突破しました。

 拡大運動のなかで、青年層や事業所を新たに開拓。また、40代の役員による活発な活動参加が広がり、支部の団結が深まりました。組織が強化され、今回限りで終わらない未来への財産を残す貴重な拡大月間となりました。
 8月から毎週発行した「組織拡大速報」は青年部の確立を軸にした取り組みが毎回掲載され、組合全体に大きな活力になりました。
 この月間で加入した青年部員を軸に今年2月、念願の青年部32名で再設立。新部長の市川さん(25歳)は、春の拡大でも行動の先頭になりました。「自分の息子より若い青年と拡大で回れるとは思わなかったよ」と役員の大きな刺激になりました。

 春の拡大月間では、支部目標を6名超え、32名と超過達成しました。青年部の加入は、月間活動の中心に位置づけて取り組み、部員は39名になりました。35歳以下の青年組合員の37%を組織していることになります。

 来年1月には、支部結成50周年を迎え、記念式典を開催する予定です。
 支部大会では、この日までに半世紀に及ぶ諸先輩方の念願だった「500名の支部」を実させること。そして、年度末には年間100名、実増50名の拡大をやり遂げることを決定しました。



『仕事をよこせ』は、まっとうな要求 拡大への意志固める

■神建連2008年全県組織活動者会議■ 2008/07/20−21

  神建連は7月20、21日、「秋の拡大」意志統一のため、箱根湯本で「全県組織活動者会議」を開きました。
 全県下から338名の活動家が参加。組織拡大への取り組みと決意を確認、その意思を固めました。
 渡部三郎・神建連書記長は基調報告のなかで、「改革論議の視点を変え、大企業から家計に軸足を移せ。『仕事をよこせ』は、まっとうな要求」と述べ、この秋の重点課題をして、仕事・生活危機突破闘争の緊急施策を提案しました。そして、私たちの諸要求(@生活危機突破、A働くルールつくり運動、仕事確保運動、アスベスト闘争などの飛躍、B建設国保を守る、後期高齢者医療制度、消費税増税などと闘う)を実現するために、拡大の意義と重要性を強調し協力を求めました。
 横浜市連の須田利正組織部長は、青年部と主婦の会を含めた組織拡大運動を協調して決意を表明。市連の仲間の団結を促しました。
 この会議には浜建労から78名が参加。
 神奈川支部は14名が出席しました。
 神奈川支部青年部会計の土井智成さんは分散会で、「まだ力不足ですが、勉強してみんなと一緒に頑張りたいと思います」と力強く決意を述べました。



原子力空母は来るな 横須賀で3万人大集会

■7・13全国大集会in横須賀■ 2008/07/13

 「原子力空母の配備を許すな 米軍基地の再編・強化反対!」
 「7・13全国大集会in横須賀」が7月13日、横須賀市汐入のヴェルニー公園で開かれ、全国から連帯の仲間3万人が参集しました。
 集会の後、うだる猛暑のなかをシュプレヒコールを挙げながらデモ行進。米軍基地正門前で怒りの拳を挙げました。


 主催した全労連の坂内三夫議長は、「首都圏の玄関口、横須賀基地に原子炉2基を持つ巨大空母を配備するなど世界に例を見ない危険な計画です」と指摘。火災事故を起こしたにもかかわらず、政府がまともな原因究明もしないまま、配備を認めようとしていることに強く抗議しました。

 日本共産党の志位和夫委員長、岩国の会重岡邦昭さん、住民投票を成功させる会の呉東正彦さんなどによる連帯の挨拶のあと、海外代表や自治体首長のメッセージが紹介されました。
 
 集会の最後に、「きょうの集会の成功を新たな出発点に、「戦争する国づくり」を阻止する巨大な非核・平和の流れをいっそう大きく強くし、平和な世界へ前進しましょう」とアピール案が読み上げられ、大きな拍手で採択されました。

 初めて横須賀の集会に参加した神奈川支部の本田照子さん(R主婦の会)は「全国からこんなに大勢の人が来て驚きました。事故が起きたら大変なことになりますから、絶対に反対です。みんなで阻止しなければいけないと思います」と語っていました。




回覧板と宣伝カーの効果で注文 住宅デー

■第31回住宅デー■ 2008/06/29

 小雨降る6月29日、神奈川支部20分会は住宅デーを開催しました。参加者は、12名でした。
 宣伝用チラシ300枚は、町会の回覧板に織り込みました。それと朝から宣伝カーで町内を巡った効果で注文がありました。
 昨年の「健康まつり」でまな板を購入したという主婦は、「毎日重宝に使っています」と目を細めていました。



地元にも優秀な職人さんがいるぞ! 「住宅デー」開催

■第31回住宅デー■ 2008/06/22

 6月22日(日)、毎年恒例の「住宅デー」が全国一斉に開催されました。
 横浜市や各自治体による後援のもとに、耐震工事やリフォーム、新築、増築などの住宅相談や地域住民への奉仕活動がその目的。
 浜建労神奈川支部では、6会場を設け、仲間が朝早くから包丁研ぎやまな板削りなどに精を出しました。
 
 近年の建設業界は、大手ゼネコンの注文住宅やパワービルダーによる分譲住宅が目立ち、地域密着の地元の建設職人によるリフォームや新築は少なくなってしまいました。「地元にも大変優秀な職人さんがいるぞ!」というのを分かってもらい、地域と密接な関係を保つのも目的の一つです。

 当日はあいにくの雨模様。晴ならばもちろん良かったですが、それでも各会場は朝早くから、包丁研ぎやはさみ研ぎの注文があります。慣れた手つきで研ぎものをする職人さんたちが目立ちます。一足こそまばら(涙)なものの、地元の職人さんを信用して来てくださる住民の皆様が、喜んで包丁を持って帰るのが印象的でした。

 来年はもっと工夫して、たくさんの住民の皆様に来ていただけるようにしたいですね。できれば、雨なしの方向で---。
(Y)



住民の立場で街づくり  市連統一を承認

■横浜市建設労働組合連合会 第8回定期大会■ 2008/06/15
 横浜市連は6月15日、東神奈川・建設プラザで「第8回定期大会を開きました。
 午前中に議案、決算、予算が提案され、午後から議案が討議されました。そして2008年度の運動方針、予算など原案通り承認、採択されました。
 
 大野市連会長は挨拶で、「378人増勢し、史上最多の13,817人。横浜市内最大の建設組合として大会を迎えました」、「仲間の具体的な仕事と暮らしの要求実現など目に見える成果を勝ち取り、市連の社会的な地位を高めることができました」と述べ、この成果は役員、組合員、主婦の会、青年部の皆の団結と奮闘によるものと、改めて感謝と敬意を表しました。

 議案討議では、東部、浜建、建職、金沢の各組合から18名が質疑に立ち、熱気に包まれました。
 行政への働きかけ、組合員の生活実態、パワービルダー、組合に入って良かった、市連統一のメリット、拡大経験、保険の存続、職訓校、特定健診、平和・九条の会、横建協、会館負債、執行委員定数、青年部、健康診断、原水禁運動、主婦の会、米軍基地、アスベスト訴訟問題など様々な角度から質問、意見、経験談などが出されました。
 執行部を代表して吉良書記長が答弁に立ち丁寧に説明、承認されました。

 「私たち建設労働者・職人は、いつの時代も社会のなかで、住民のためにかけがえのない仕事をし、大きな貢献をしてきました。横浜市連は横浜市において、住民の立場に立った街づくり、福祉と防災の行き届いた安心・安全の街づくりをめざし、市政の民主化の先頭に立ち、奮闘することを決意します。
 そして、一日も早く15,000人の横浜市連の旗印のもとに「組織統一」を成し遂げ、団結の力を発揮して、諸要求実現の道を開きます」。
 ---大会宣言は読み上げられ、会場は大きな拍手に包まれました。



仲間を増やし、自分たちの生活を守るための要求を実現させていく

■浜建労神奈川支部第63回定期大会■ 2008/06/01

 浜建労神奈川支部は6月1日、新横浜グレイスホテルで「第63回定期大会」を開き、経過報告と新年度運動方針案、決算、予算案を原案通り承認、採択しました。

 全建総連は、70万人を回復し、神建連は57,000人を突破するなかで、浜建労は1万人をめざす「新3ヶ年計画」の2年目に相応しい拡大(秋の拡大月間では過去2番目となる523名、春の拡大で480名)をやりとげ、史上最高峰の8,935名の組織数になりました。

 神奈川支部は、秋の拡大月間で70名、春は61名を拡大しました。年間で40名を増勢し、組織数は1,268名となり今大会を迎えました。

 中沢支部長は挨拶で、「ハガキ要請行動や議員要請で国保予算を確保しなければならない。それも含めて、私たちの切実な要求を皆さんの協力を得て、大きな力で勝ち取っていきたい」と協力を求めました。

 来賓の岩田神奈川地区労連事務局長は、神奈川支部の組織力を評価したあと、職場の立場から政府の年金運営を批判しました。そして「戦争放棄を謳ったのは日本だけ。平和憲法は、人類共通の願い」と語り、「運動を強め、血と汗で築いていきたい。神奈川区で9条の会をつくりたい」と訴えました。

 青年部は活動報告のなかで、「初めて参加した全県組織活動者会議では、いろいろな組合の方が来ていて、たくさんの方々の貴重な話を聞くことができました。その時はじめて「拡大」、「団結」の意味を知った気がしました。自分たちが行動しなければ、賃金も上がらない、生活の保障もされない。自分たちが安心して仕事をするための環境づくりをする場所が組合である、ということに気づきました。組合に入って仲間を増やし、自分たちの生活を守るための要求を実現させていく。これが組合の本質だと理解できました。そして青年部員も青年部員のため、仲間のために日々努力していかなければと思いました」と強調し、参加者の拍手を受けました。



市連統一、新組合結成へ

■浜建労 第48回定期大会■ 2008/05/25

 浜建労本部は5月25日、関内・開港記念会館で10支部、230名が集まり、第48回定期大会を開き、昨年度の経過報告、決算を了承し、新年度の運動方針案、予算案、また「市連の組織統一」案(*)も併せて原案通り可決、採択しました。

厳しい情勢を跳ね返そう
 菅原盛組合長は、史上最高峰の8、935名で大会をむかえたこと、建設国保予算を305億8千万円補助金満額確保したこと、横建協との協力関係が強化され市の職訓校補助金削減を撤回させたことなどの成果を強調したあと、「皆で厳しい情勢を跳ね返していきたい」と訴えました。

市連の組織統一 決議
 また大会は次のように、大会決議を満場一致で採択しました。
「浜建労の歴史と伝統を引き継ぐ私たちは、仲間の輪を広げ、地域に根ざした活力ある分会づくりをすすめ、新3ヶ年計画最終年度を成功させ、1万人の浜建労を築き、横浜は一つ、市連の組織統一を進める先進的役割を担っている事の自覚と決意を固めよう」。



核兵器廃絶と世界平和を願う

■50周年国民平和大行進■ 2008/05/11
 小雨降るなか、反町公園からノースドック経由で横浜公園まで、80人余りの参加者は、のぼりを掲げデモ行進しました。
 デモの途中、建設プラザ前では、会議中の建設の仲間より激励を受けました。
午後はデモに参加した仲間全員で横浜公園の集会に参加しました。

 集会では、全国と県内通し行進者が紹介され盛大な拍手を受けました。その後、トランペット演奏や合唱がありました。テント内では広島、長崎の原爆の記録パネルが展示してあり、熱い気持ちになりました。
 核兵器の廃絶と世界平和を願う一日でした。
  (佐藤清一・副支部長)



みんなで集めた52,438筆
                市民の願いは住民投票

■住民投票条例の市議会採択を求める首都圏アクション■ 2008/05/11

 「署名は前回よりも1万筆以上も増えました。市民はあきらめてはいないことがはっきりとしめされたのです。多くの市民が、原子力空母の配備に賛成であれ、反対であれ、ともかく市民の意見を聞いてほしいと考えています。一度も市民の意見が聞かれないまま、8月をむかえていいのでしょうか。市議会議員のみなさん、52,438筆にこめられた市民の願いを、ぜひ、受け止めてください」---原子力空母母港化の是非を問う住民投票を成功させる会。

 5月11日午後、横須賀・京急汐入駅前ヴェルニー公園に集まった仲間は61団体、2200人。浜建労からは、22人が参加した。
 



原子力空母ノーを掲げて 平和行進

■50周年国民平和大行進■ 2008/05/11

 神奈川支部の仲間は小雨降る5月11日、反町公園に集合し平和のつどい会場の横浜公園まで2時間半余り、平和行進(国民平和大行進神奈川県実行委員会主催)しました。

 被爆者と共に核兵器廃絶と原水爆禁止世界大会をめざし50年間歩き続けてきました。今年も原子力空母ノーを掲げて歩きました。
 7日に東京から引き継いだ平和行進は県内を歩き続けて、19日には湯河原・千歳橋川端公園で静岡県に引き継がれます。



敗戦の焼土の中から平和な日本を願う

■憲法記念日に寄せて■ 2008/05/04

 「東に美し国あり矛はすて 海に漁り土にいそしむ」 「生けるものみな満ち立りて住むという 国を思いぬ春の日かげに」 「夢にさえ恋やまざりし青畳 ただ嬉しくて足伸ばしけり」 「新しき国起こさんと二千尺 坑底ふかくつるはしふるう」 「焼けはてし街に帰りて大工われ 真心こめて握るのみかも」---終戦後、新憲法施行を記念して、全国から二万七千首余りが寄せられた中から選ばれた「平和百人一首」だそうで、敗戦の悪夢の中から平和な国を望む人々の願いと喜びが分かります。
 このようにして、敗戦の焼土の中から平和な日本を願い、つくってきた人達は今、後期高齢者になった。その私たちに、「姥捨て山」の仕打ちか。
 世界の国々と平和で平等な関係をつくるため、九条を守り、憲法改悪の企てを阻止しなければ、と切に思う。
           (百人一首は、毎日新聞5月3日付朝刊より参照)

 (神奈川支部14分会・分会長 青木太平)本文寄稿



ほんとうに憲法を「改正」していいのか

■憲法改悪を許さない5・3県民のつどい■ 2008/05/03

 憲法記念日の5月3日、「憲法改悪を許さない5・3県民のつどい」(主催・憲法改悪阻止神奈川県連絡会議)が東神奈川・神奈川公会堂で開かれ、400人余りが憲法改悪を危惧し集会したあと、東横線白楽駅までデモ行進しました。

 小沢隆一・東京慈恵会医科大学教授は講演で、「本当に憲法改正していいのか」と問いかけました。
 最初に憲法9条おかれている現状として、集団的自衛権や日米安保軍事同盟の危険性を指摘し、政治的な権利や表現の自由が危ない、基本的人権の侵害など情勢全般を説明しました。
 そして改憲の問題点として、「9条のおかげ」で国民の権利は豊に保障されているが、自民党の改憲案では、@軍事目的の土地収用が可能になり、A軍法会議が復活して軍事裁判所が設置され、B首相の靖国参拝も合憲に、C徴兵制も実施可能になる(医療、建設、運輸関係者は徴用されることも)などと、その危険性を強調しました。
 
米軍犯罪撲滅 基地撤去が根本
 「米兵犯罪はなぜ繰り返されるのか」。
 高橋宏・弁護士は、それには共通するメカニズムがあるといいます。酒と早朝。
 米兵は日常、抵抗感なく反射的に殺せ、「殺らなければ、殺られる」「同類を殺すのを躊躇するな」と訓練されています。それが、基地の外では、「良き隣人であれ」といわれます。山崎裁判(*)において被害者の夫、山崎正則さんは、「人の心を変えた殺人マシーン、酒でコントロールできない者が何をするか分かるでしょう」と証言しています。
 高橋弁護士は、特別扱いではなく、米兵犯罪は一般の事件とは本質的に違うと指摘。そもそも米軍基地がなければ米兵犯罪は起こりません。戦後60年間の平和(戦争をしていない)は、米軍基地が存在したからなのか、憲法9条があったからなのか。確実なことは、戦争のための軍隊によって米兵犯罪の犠牲者が出ていることです。
 軍隊の本質を地域に知らせ、徹底して外出・飲酒の規制をすることが、米兵犯罪を撲滅させることだとし、根本的には、米軍基地撤去することだと訴えました。
 *註【(山崎裁判)事件の概要】
平成18年1月3日早朝、神奈川県横須賀市において、空母キティホークの乗組員であった在日米海軍所属の米兵が、通行中の女性から現金を奪う目的で、たまたま通りがかった何の罪もない佐藤好重さんを、極めて残虐な方法で殺害しました。佐藤好重さんは当時、出勤途中でした。加害米兵は飲酒の後、早朝の時間帯に犯行に及んでいます。
 米兵が飲酒をして、深夜早朝に犯罪を起こす傾向は顕著なものです (提訴後、原告側は数多くの米兵犯罪統計等を入手しています)。なお、加害米兵は、横浜地方裁判所において強盗殺人罪で無期懲役判決を受けております。この訴訟では、米兵に殺害された佐藤好重さんの夫である山崎正則さんらが、加害米兵及び国を被告として、損害賠償請求をしています。



 お宮2棟からボート造りまで 名人技拝見

■武田信治さん(18分会)■ 2008/04/14

 近年は各地に行くと、スタイルが同じような家が多くなっています。特定の地域に行けば独特の家や軒並みを見ることができてよく保存されて有り難いと思っています。
 
 私は時代に逆行しているわけではありませんが、お宮2棟を造りました。
 一間社流れ破風二軒一手先組を作り、2棟目は二手先組でやってみましたが、一手出ることにより破風、勾配、軒、棟高に変化を生じ、少し戸惑いましたが完成する事ができました。

 それから昨年7月頃に三人乗りのソルティボートの製作を依頼されて、挑戦してみました。
 まず1/10の図面とオフセット表から原寸の型板をつくりました。そしてマリングレード合板で型板通りに底板、中板、側板を造り、内面に35mm幅のラワン板13枚をエポキシ接着剤で貼付けました。これは難作業でしたが、正確な船台の上で1mmの銅線で15cm間隔に5枚の側板をエポキシ接着剤とグラス繊維の布で接着して、どうにか格好ができました。断面5枚をつけ、腰掛板をつけてほぼ完成です。
 長さ3.53m、幅1.43m、高さ0.9mに櫓(ろ)を装備してどうにかできました。
 ---変なものに挑戦する後期高齢者です。

(写真 完成したボート全景と製作した武田信治さん(18分会分会長)本文寄稿)



ソフトな語り口で拡大 がんばる「主婦の会」

■春の拡大 「主婦の会」電話作戦■ 2008/04/14

 神奈川支部・主婦の会は「春の拡大」では、2名が組になって夜間の電話作戦を繰り広げています。
 2月の準備期間から3、4月の本月間の今日まで30回余り、その件数は1000を超えています。電話先は、組合員さんへの訴えかけと主に事業所への対象者。
 
 今夜かけた対象者(配管設備業者)の電話では、熱心に組合の内容を聞いた上、「明日昼頃、支部に電話します」と色よい返事。応対した沼田さんと佐藤さんは大いに気をよくして、その後ダイヤルを押す手も弾んでいました。



 新加入者6名が賑やかに学習 

■第7回「新加入者教室」■ 2008/03/28

 昨年9月から始めた「新加入者教室」は毎月末に開催されます。 今回の講師役は、西山さんと菊地さん。今夜は6名の新加入者が支部事務所を訪れ、短時間でしたが、組合全般を学習しました。

 神奈川支部を創設して60年。現在ある建設国保や共済、建退共など組合での業務は諸先輩がつくり、守り、私たちに受け継がれてきた、組合が運動してできた制度です。
 
 西山さんと菊地さんは、「組合は私たち一人ひとりがつくっているものです。民主的な組織ですから、出された意見は必ず検討されますから・・。良い知恵を出し合って、みなさんと一緒に良い組合にしていきましょう」と呼び掛けました。
 出席者からは健康保険、健康診断、労災、共済、分会議等々の疑問点も出されました。
 組合の業務内容についての説明にも、事務局から大谷さんと米田(よねた)さんも加わって(瀧川も)、賑やかな教室になりました。



最後まで目標達成に向けて奮闘

■2008年春の組織拡大月間成功をめざす拡大決起集会■ 2008/03/25

 神奈川支部は3月25日、春の組織拡大の成功に向けて拡大執行委員会を建設プラザで開き、57名が参加しました。

 「何のために拡大するのか。誰のために拡大するのか」。
 傍島久美・建設国保組合事務局長は、08年度政府予算の国保組合に対する特別助成305.8億円を勝ち取ったのは296万枚を超えるハガキ要請行動、国会議員要請など全国の仲間が結集した成果だと強調しました。そして、不安定雇用の拡大、社会保障政策、庶民増税、後期高齢者医療制度など厳しい情勢のなか、ますます組織拡大の緊急性、重要性が求められていると訴え、新3ヶ年計画の成功で仲間の要求を前進させるために、最後まで目標達成に向けて奮闘しましょうと呼び掛けました。

 岩谷組織部長は、現在の分会別拡大到達点と節目標の到達状況を示したあと、分会ごとに最終盤の具体的な拡大数を設定し、最後までやり切ることを訴えました。

 塚原事務局長は、@誰が担当し、いつ訪問するのかなど具体的に詰める作業をする。A「建設国保加入年齢制限撤廃」を知らせながら全組合員への訪問を行い、対象者を広げ成果を積み上げましょう。B後期高齢者保険制度でやむなく移行せざるを得ない仲間の脱退防止と家族の本人加入を推し進める。C2回以上の行動日を決めて、拡大行動を行う。--など行動方針を提起し、了承されました。
 各分会、主婦の会、青年部の代表からそれぞれ拡大の決意が表明され、期待の拍手のなか集会は幕を閉じました。



原子力空母母港化の是非を問う住民投票
横須賀市民の組合員さんが署名

■横須賀住民投票条例制定を求める第2次直接請求運動■ 2008/03/16

 「原子力空母配備のこと、あなたはどう考えますか?」Yes,No みんなの意見が出せる場が「住民投票」---。
 原子力空母母港化の是非を問う住民投票を成功させる会は、「これからの横須賀を考えてみませんか。市民みんなの思いを住民投票で示そう」と京急横須賀中央駅頭で訴え、道行く人に理解を求めました。

 この署名活動は、昨年に引き続き今回は二度目。住民投票条例制定を市議会に求めるよう市長に直接請求するためにおこなっています。

 原子力空母配備への思いも様々あると思います。「賛成、反対」の立場を超えて、一人ひとりの市民がきっちりと意志を示すことが必要ではないでしょうか。

 建設労連もこの運動に積極的に参加。浜建労は組合に所属する横須賀市民宅を一軒一軒訪れ、住民投票条例制定のための運動の説明をし、署名をお願いしました。
 
 朝10時から車に分乗し、この日は横須賀市大津町を中心に13軒の組合員さん宅を訪れました。それぞれ日曜日でくつろぎのところ、気持ちよく対応してもらいました。
 留守宅の家では、隣の方が署名をしてくれるというハプニングまであり、気持ちよく終了しました。

 なお署名活動期間は、4月6日までとなっています。



「こんなおそろしいすいばくは
もう使わないことにきめてください」

■2008年3・1ビキニデー■ 2008/03/01-02

1954年3月1日未明、太平洋マーシャル諸島のビキニ環礁において、アメリカが水爆実験を行いました。広島型原爆の1000倍の威力といわれています。この実験でマーシャル諸島島民や多数の日本漁船が被災しました。静岡県焼津港を母港とする第五福竜丸は乗組員23人全員が放射能の「死の灰」を浴び急性放射能症になりました。



「先生
お父ちゃんを助けてください。
あのじっけんさえなかったら
こんなことにならなかったのに
こんなおそろしいすいばくは
もう使わないことにきめてください。」
     小学3年 久保山みや子

「原水爆の被害者はわたしを最後にしてほし  い」と言い残し、9月23日に無線長の久保山  愛吉さんは亡くなりました。
 広島、長崎、ビキニと3度の核兵器の被害に、日本列島中に怒りが広がり、原水爆禁止署名は1年余で有権者半数の3400万に。これが発端となり、翌55年には第1回原水爆禁止世界大会が開かれ、9月に日本原水協、56年には日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が発足しました。






 以来、毎年のビキニデーが8月の世界大会に向かう運動の出発点になってきました。
 ビキニデーは被災犠牲者を追悼し、核兵器のない世界への決意を新たにする機会として、静岡、焼津を会場に毎年開催されています。


 鴨居洋子さんを団長とする神奈川県代表団は神奈川県にあるアメリカ軍基地の問題をとりあげ、声を大にして発言しました。









 海外からは、フランス、アメリカ、中国、韓国そしてマーシャル共和国の代表が、反核・平和の取り組みを紹介し、また2010年のNPT再検討会議での核廃絶の動きが大きく前進するよう連帯を誓いました。



草の根から反核平和! 鴨居洋子さん団長で 

■2008年3・1ビキニデー神奈川県代表団結団式■ 2008/02/28

 静岡県焼津市のまぐろ漁船「第五福竜丸」などが、太平洋ビキニ環礁でアメリカ水爆実験の「死の灰」をあび、23人の乗組員が被災してから54年の年になります。この時、「第五福竜丸」の無線長として被災した久保山愛吉さんは「原水爆の被災者は私を最後にしてほしい」と言い残して亡くなりました。

 3・1は、1954年のビキニ被災に端を発した全国的運動を継承し、核兵器全面禁止の運動を全国、全世界に広げる重要な集会となります。

 2月28日、横浜駅西口・県民センターで「3・1ビキニデー神奈川県代表団結団式」が行われました。当日の参加者が集まり、集会にのぞむにあたって提案と決意が示されました。参加予定者は140人余り。神奈川県の代表団の構成が紹介され、鴨居洋子さん(新婦人県本部副会長、平和部長)が団長に選出されました。




集まれば元気! 行動すれば前進!

■神奈川県連・主婦協 「40周年記念のつどい」■ 2008/02/24

 1967年に神奈川県建設労働組合連合会・主婦協議会が生まれました。
 お父さんたちが「地下足袋よこせ」「健康保険をつかわせろ」と立ち上がったとき、お母さんたちも後押ししてきました。
 これまでの歩みを振り返り、さらなる飛躍をつくる40周年を会員・組合員のみんなでお祝いしたいと思います。
 歌あり、踊りあり、大抽選会ありの楽しい一日をご家族みんなでお過ごし下さい。
---神奈川県連・主婦協「40周年記念のつどい」が2月24日、神奈川県立青少年センターホールで開かれ、802人が会場を埋めました。

 内藤勝義・神建連会長は、「建設国保を守る運動では、予算要求ハガキの回収や健康づくり講座の先頭に立って奮闘され、消費税反対では20年間続く伊勢佐木町署名行動。そして、拡大行動では組合員の拡大は勿論のこと、おいしい炊き出しでも私たちを元気づけてくれました。組合にとって主婦協はなくてはならない存在となっております」と語り、今後益々の発展と協力を呼び掛けました。

 森田祝子・主婦協議会会長は、諸先輩たちが闘ってきた歴史の上に今日の建設組合・主婦の会があることを強調したあと、「『仲間ふやし』が私たちの砦を守り、『いのち・くらし・平和』を守る事につながる」と拡大運動の重要性を訴えました。

 40周年記念表彰を受けた浜建労主婦の会の小島浪江書記長は、「消極的だったわたしが、主婦協に参加するようになってもう8年。浜建労の代表というプレッシャーもありましたが、学習や交流の中で「与えられたレールに乗るより、自分のレールに乗る」という勇気をもらいました。今日の感激を節目に新しい出発をします」と語っています。

 「集まれば元気! 行動すれば前進!」---かあちゃんパワーは、どこまでも前向きです。




「今年も頑張ろう」と新春の集い

■浜建労神奈川支部「新春の集い」■ 2008/01/20











 神奈川支部は1月20日、横浜駅西口・ホテル「コスモ横浜」で百名余りが参加し「新春の集い」を開きました。
 来賓の生出副組合長は挨拶で、浜建労支部の中で最大数を組織し続け、更に拡大に尽力していることに感謝するとともに、「私たちの要求を実現するために一緒に頑張りましょう」と協力を呼び掛けました。

 沢田神奈川地区労連議長は、「現在"転覆してもおかしくない政治情勢"になっている。庶民の生活中心の世の中にを変えていかなければならない」と訴えました。

 政界から共産党とネットワーク横浜が、「共通の要求で共に頑張りましょう」と挨拶しました。

 乾杯のあと、しばし懇談が始まりました。
 新加入者はステージに上がり一人ひとり紹介され、会場から盛大な拍手を受けました。昨日も練習したという主婦の会の踊りは新作が披露され、三曲目は衣装を替え華やかさが増しました。続いて青年部による大抽選会が行われ、当選者が出るたびに大盛り上がりでした。

(写真上から @心一つに「今年もがんばろう」と参加者 A初お目見えで新作を披露した主婦の会 B一番くじを引き当てる、青年部による大抽選会 C紹介される新加入者)



地区労連「旗開き」で団結強調

■神奈川地区労連赤旗開き■ 2008/01/17

神奈川地区労連は1月7日夜、「赤旗開き」を開きました。

 沢田議長(写真)は、「神奈川県政や横浜市政は、衣が剥がれている」「我々の要求とはかけ離れている、命を金で買うような政策を転換していきましょう」と強調し、協力を呼び掛けました。

 横浜労連の高橋議長は、「一握り企業が金儲けし、アメリカべったりの福田内閣。そうした仕組みを変えていかなければならない」「横浜労連にも問題が山積していますが、@組織作りをベースに考える。A目に見えるイベントを考えていきたい」と目標を示しました。

 県労働センターの工藤さんは、「1500万人ともいえる非正規雇用者。もうすぐに、生活保護以下の年収二百万円以下で働く人たちが増大する気がしている」「未組織労働者の組織化の必要性を切実に感じています」「MナルドユニオンやFキャスト(派遣ユニオン)など少しずつ体制ができてきた」など実態を説明し、労働者や年金者の生活がよくなるよう、なおいっそうの団結と協力を呼び掛けました。

 浜建労神奈川支部を代表して塚原事務局長は、横浜市政による職業訓練校の補助金削減問題に触れ、業界と組合が協力して横浜市に3回に亘り折衝した結果、事実上の撤回をさせた事などを報告しました。



市連の6組合 固い団結を表明

■横浜建設市連「新春のつどい」■ 2007/01/17

 横浜市建設労働組合連合会は1月17日夜、ホテルコスモ横浜で「2008年新春のつどい」を開きました。
 市連傘下の6組合(浜建、建職、東部、金沢、石工、電工)の代表は、それぞれに固い団結を表明しました。
 大野市連会長は挨拶の中で市連統一問題に触れ、「今、産みの苦しみを味わっている。しかしこの先、立派な組合ができる」と強調し、みなの協力を求めました。
 内藤勝義県連会長は、大きな力で建設国保予算305.8億円を勝ち取った事を報告したあと、アスベスト被害裁判について「神奈川では36名の患者。川崎、横浜で弁護士が43名になりました」「首都圏で一緒になって頑張っている」と語りました。
 横浜建設業協会の白井享一会長は、「建設会社と労働者は、使用者と使用人ではない。目的を持って共同で物作りをしている立場です」と業界と組合は手を携えての協力関係を強調しました。

(写真 下恩田囃子保存会による「お神楽」で賑わう「新春のつどい」会場)



「消費税率引き上げ・大衆増税反対に関する要請」署名のお願い

■全建総連■ (2008/1/10)
 2008年税制改正答申は高齢者で増える社会保障を賄うため、消費税を「社会保障の中核」に位置づけ、3年ぶりに消費税率引き上げを明記しました。所得税の各種控除見直しや法人税率の引き下げ等、税制改悪の方向性のみが示されましたが、具体的増税は先送られました。答申を受けた自民党税制調査会の税制改正大綱は、地方法人2税の税収格差是正等が主な内容でした。しかし、消費税率引き上げや大衆増税が来年度税制改悪で例え先送りされても見直すべき項目とされており、今後の世論の動向を見ながら増税の機会をうかがうものといえます。

 金持ち・資産家、大企業への優遇減税を強めながら大衆増税をすることは、まさに消費を冷え込ませ、更に景気悪化を招くものです。今年の通常国会に向けて、今後の大衆増税に反対するとともに、次期衆議院総選挙に向けて「消費税率引き上げ・大衆増税反対に関する要請」署名を1〜3月に取り組みます。組合員以外の多くの国民の皆さんにもご協力をお願い申します。署名して頂いた要請署名は、組合員の方は所属組合に、組合員以外の方は「全建総連」宛てに必ず郵送にて、お送り下さい。


 署名用紙【PDF】は、トップページ「書式・署名ダウンロード」からお取り寄せできます。

全文及び図版は、全建総連HPより転載しました。
http://www.zenkensoren.org/news/15news/news138.html



305.8億円を満額確保
    ■ 08年度予算要求闘争を終えて

■全建総連 古市良洋書記長コメント■ (2008/1/10)

 2008年度予算案の国保組合に対する特別助成等は、305.8億円を満額確保する大きな成果を勝ち取りました。また、木造住宅振興、技能者養成、耐震改修、低層木造住宅への安全対策費等についても、一定の成果を勝ち取ることができました。

 満額確保の焦点になっていた生活習慣病予防事業については減額査定となったものの、高齢者医療制度による国保組合への支出増に対する激変緩和措置の経費を新たに設けさせることができました。これらとは別に、高齢者医療制度創設による激変緩和措置や、法定積立金の規制緩和も実施されることになりました。  なお、社会保障費の自然増分の圧縮にかかわる被用者保険間の財政調整が、年末にかけて大きな議論となりました。

 最終的には、2008年度のみ健保組合が750億円、共済組合が250億円を拠出することになりました。この議論の過程で、「裕福な国保組合にも負担してもらうべきだ」との声が拡がりを見せていました。  全建総連は、被用者保険間の財政調整が国保組合に波及しないよう求めました。特に建設国保の国庫補助に影響がないよう最大限の努力を続けてきました。

 その結果、国保組合の国庫補助の見直しは削減規模が約38億円。当面は来年度のみとされています。そして相対的に財政力の弱い私たちの建設国保は、新たな負担を求められないこととされました。  また、改正建築基準法の施行による建築確認の混乱については、全建総連の要求を一定反映した「大臣認定書」「軽微な変更」の取り扱いを緩和する「施行規則の一部改正」がなされました。  さらに、全建総連が強く求めていた4号建築物の特例見直しの実施時期についても成果を上げました。加えて、建築士の受験実務経験要件についても、全建総連の要求が認められました。

 夏から始まった、過去最高の290万枚を超えるハガキ要請行動、延べ650人を上回る地元国会議員への要請行動と各党国会議員による両省への働きかけ、中央総決起大会、東西予算要求中央行動、中央闘争委員会行動等を、どれ1つ欠けることなく成功させたことが、今回の大波を乗り切ることにつながったと確信しています。

 全国の仲間の粘り強い奮闘に心から感謝申し上げます。

  2007年12月月25日
                    全国建設労働組合総連合 書記長 古市良洋

(本文全て=全建総連HPより転載。 写真=11・23全建総連日比谷大集会のデモ行進)

 「私たちに関係する来年度予算の概要」は、全建総連HPを参照してください。
                >http://www.zenkensoren.org/news/15news/news139.html



各支部から新年の抱負 本部「旗開き」

■2008年浜建労旗開き■ 2008/01/08

 浜建労は1月8日、横浜駅西口・キャメロットジャパンで「2008年横浜建設労働組合旗開き」を行いました。
 各支部より本部執行委員が出席し、新年にあたっての抱負を力強く語りました。
 また県連、労連、市団連、弁護士、税理士など来賓の方々との交流も行われました。
 神奈川支部は、中沢正男支部長の音頭で「ガンバロウ」と気合いを入れました。

(写真左から 小川、岩谷、西山、佐藤、中沢、塚原、後藤、菊地、(瀧川))



「万葉倶楽部」で大盛り上がりの新年会

■20分会「新年会」■ 2008/01/06

 20分会は1月6日、みなとみらい「万葉倶楽部」で子供さん3人を含め28人が参加し、新年会を開きました。
 みなさん、三々五々に入館してお風呂を楽しみ、リラックス。昼食に全員集合しました。

 宮分会長は、「数は力。仲間が大勢になれば私たちの言い分も通る。仲良くやりながら仲間を増やしていきましょう」と力強く挨拶し、皆の拍手を受けました。
 豪華料理を前に和気藹々、話が弾みます。
 新年会に初めてという川上さんは夫婦で参加。「組合の健康保険はありがたい。みんなが入ればいいのに」と話していました。
 カラオケも飛び出し、皆さん「自慢ののど」を披露。大盛り上がりとなりました。







(写真 「この一年がんばるぞ」と気合いを込める20分会の仲間。 アンパンマンの歌をカラオケで歌う可愛い美女。 豪華な料理を前に全員、「かんぱーい」。)




Last updated: 2009/01/04
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