--TopNews_2011--

■■Menu■■
ホーム
New!! Top_News


 脱原発パレードに150人 沿道からも参加

■なくそう原発神奈川区パレード■ 2011/12/14

 全国で広がる脱原発運動--。雨あがりの12月3日午後、「なくそう原発神奈川区パレード」が神奈川区役所前・反町公園で行われました。この集会には、多くの団体が呼びかけ人となり、100人を超える人が集まりました。

 参加者から、「実際に、神奈川区内60箇所の放射能測定した結果、どこでも標準値の3倍以上の値を示し、5倍以上を示した地点もありました」との報告がありました。また、「今、自然エネルギーへの転換を求める声が高まり、横浜市会全会派もその方向に向かっています」という政界報告もありました。
 集会は、「核のゴミは、何万年も次世代に残すもの物ではない。何とかしなければいけない」と確認し、パレードに出ました。

 パレードは、反町公園から六角橋を歩き、東白楽駅前を通って東神奈川駅まで。団体からの参加者以外にも、ピザのデリバリーのバイト青年が参加したり、沿道の呼びかけに応えて「じゃあ私も参加しようかしら」と参加したりした女性もいました。パレードは参加者を増やしつつ、解散地点では150人になりました。
                                              (金澤 拓也)




 「速やかな原発からの撤退」と「温室効果ガス削減」の両立

■建設横浜 役員学校第2講「原発学習会」■ 2011/12/13

 建設横浜は13日、建設プラザで「原発学習会」を開き、74人が参加しました。

 佐川清隆氏(日本科学者会議会員)は「子どもの明るい未来のために、原発をなくそう」と題した講演で、一刻も早い原子力発電からの脱却を示唆し、再生可能エネルギー推進を強調しました。

 放射能防護の5重の壁で安全といわれた「原子力発電の安全神話」は東日本大震災で崩れ、地震・津波大国日本で、安全な原発は非常に困難なことが奇しくも事実として立証されました。失われた多くの命、そして、9ヶ月経ってもなお十万人が避難生活を送り、放射線汚染の被害は数十年に及ぶ可能性があるという深刻な被害は、国民全体に大きな不安を与えています。

 佐川氏は、電力需要は10電力で17200万キロワット(実際のピークは約15700万キロワット)と予測。発電所設備は現在、全原発が停止しても約19000万キロワットの設備があり、他にも太陽光発電が300万キロワットと自家発電も5000万キロワットあり、充分電気は足りていると試算しました。

 日本の目指すべき方向は、「速やかな原発からの撤退」と「温室効果ガス削減」の両立だといいます。

 再生可能エネルギーには、太陽光発電や風力、地熱、バイオマスなどがあります。それらを地域特性に合わせて導入すれば、日本の電力の大部分を賄えるし、現実的な費用でも充分可能だと強調しました。
                                              (瀧川 恒夫)




 勝利判決を勝ち取って、歴史的な裁判に

■首都圏建設アスベスト訴訟 建設横浜原告団のつどい■ 2011/12/09

 「儲けるためには、他人の命はどうでもいい」「悪いことをしても、裁判で負けなけりゃいいんだ」「裁判しなければ、こんな当たり前のことが解決しない」ー。
 「こんな社会はおかしいんだ」と、吉良書記長は怒りを露わにし、「この裁判は必ず勝利判決を勝ち取って、歴史的な裁判にしよう!」と訴えました。

 建設横浜は12月9日、「首都圏建設アスベスト訴訟建設横浜原告団のつどい」を本部会館で開催しました。

 生出執行委員長は開催にあたり、「組合は全面的に支援しています。全国に先駆けたこの裁判に必ず勝利しましょう」と挨拶しました。

 平田原告団団長は、「判決が泉南アスベスト訴訟に響くようになればいい」と期待を込めました。

 松本書記次長は、「原告の方々が大勢亡くなったのは残念。絶対に勝ち取るため、署名をたくさん集めている。みんな頑張っています」と支援の広がりを強調しました。

 市川書記次長は、アスベスト訴訟の今日までの到達点と今後の課題を説明しました。そして、担当書記として3年半の闘いを振り返るなかで、聞き取り調査の後に亡くなった原告の方を思い出しては、声を詰まらせ、また、発言の中に怒りをぶつけました。
 「必ず勝利判決を勝ち取るため、なによりも体調に注意し、身体を大切に」と原告団を労り、「手をしっかりとつなぎ合って、がんばりましょう」と励ましました。

 吉良書記長は基調報告で、旧浜建労が全国に先駆けて労災認定運動を切り開き、建設横浜の組織的前進で全県でも大幅に広まった歴史を説明。建設労働者の人権闘争の先駆者となった建設アスベスト訴訟の意義を強調しました。
 書記長は、「企業の利益のために犠牲を強いられた日本の労働者の歴史があり、建設アスベスト訴訟の横浜地裁での勝利は、『人間の尊厳』を取り戻す歴史的な闘いである」と位置づけ、「命ある限り闘い抜き、人間の尊厳が守られる社会を探究しよう」と呼びかけました。

 出席した原告団の方々は、次々に口を開きました。その発言は、ご本人は病状の辛さを吐露し、また、家族の方は在りし日の生き様を頭に思い浮かべては息を飲み込み、涙で声を詰まらせました。       *(詳細は、機関誌で紹介します)
                                              (瀧川 恒夫)




 毎年恒例 笑顔の「もちつき大会」

■19分会 「第35回もちつき大会」■ 2011/12/04

 神奈川支部19分会は4日、毎年恒例の「もちつき大会」を菅田東町会館で開催しました。会員の親睦を目的にしたこの催しは、今回で35回目。23人が参加し、青空の下、30キロの餅をつきあげました。

 「突き立ての餅を豚汁のなかに入れると美味しいよ」と器を渡され、箸をつけると、「もう、お雑煮」。ぼた餅にきな粉餅、胡麻餅も「旨んまい」。

 4基の釜に薪を燃し、餅米と水、サツマイモも蒸かしました。餅のつき手は、菅原さんや本田さん、熊谷さんなど代わる代わる。つきたての餅は武本さんが千切り、餡やきな粉に振り分けます。お母さんたちが餅につけ、パックに詰めれば完成です。

 会場を通る人たちが見学しては、3百円也のお餅を購入していきます。受付の蛭田さんは、「売れ行きがいいですね」と笑顔。近所に住んでいる他支部の組合員さんが見に来て、「へぇ、こんな楽しいこと組合でやっているんだ〜」と感心していたということです。

 鬼にお手玉をぶつけるゲームも会場を盛り上げ、冗談を言い合い、笑顔の絶えない一日でした。
                                              (瀧川 恒夫)




 「建設産業に建設労働組合の果たす役割」 講演聞く

■神建連 「2011年賃金活動者会議」■ 2011/12/04

 神建連(神奈川県建設労働組合連合会)は4日、建設プラザで「2011年賃金活動者会議」を開き、情勢を見据えた今後の賃金運動の取組について学習、討議し、スケジュールを確認しました。

 井上賃対部長は、「声を出していかないと現場は変わらない」と開会挨拶しました。

 内藤県連会長は、「賃金は15年間下落し、一日一万4千円では生活できない。私たちは怒らなくてはいけない」と厳しい現状を示したあと、「今日の会議で組合の方向性が示される。心に落としてもらいたい」と語りました。

 芝浦工業大学工学部建築工学科の蟹沢宏剛教授は、「建設産業をめぐる国の動向と、これからの建設労働組合の果たす役割」について講演しました。(写真)
 教授は最初に、産業戦略2011の概要を説明。若者の新規入職者の激減を含め、業界全体で考える課題を示しました。そして、今後の労働組合の方向性については、ドイツやイギリス、アメリカなど海外の制度を紹介し、日本の特殊性をあげつつ、見習うべきところを示しました。
 最後に、建設業界全体のシステムの提言をし、また、組合運動の再構築を促しました。
              *(講演内容については、機関内資料で確認してください)
                                              (瀧川 恒夫)




 横浜地裁で最初の勝利判決を 100筆チャレンジャー表彰

■横浜市連「労働安全衛生大会」■ 2011/11/29

 横浜市連(横浜市建設労働組合連合会)は29日、「労働安全衛生大会」を東神奈川・かなっくホールで開きました。

 阿部・神奈川労働局労働基準安全課長補佐は、「労働災害の現状と注意点」について講演し、「死亡事故原因は、墜落・転落が42パーセントで飛び抜けている」と指摘。また、丸ノコ使用事故の危険性のアンケート結果も提示し、注意を促しました。

 吉良比呂志市連書記長は基調報告で、TPPに加盟した場合、農業や医療、建設業などで国内は大打撃を受けると強調しました。公契約条例については県内自治体の動きを説明。建設業労働災害の実情にも触れ、大手企業交渉の結果回答に大きな前進があった実例が報告されました。

 田淵大輔弁護士は、アスベスト訴訟の経過と見通しを説明しました。11月25日にメーカーの関係は結審し、次回1月13日には国との関係でも結審が予定されています。判決は来春4月ごろではないかと予測されます。
 弁護士によると、アスベストの危険性は早くは1930年ごろから明らかになっており、アスベストの使用と促進してきた国の法的責任と、危険な建材を製造・販売して来たメーカーの損害賠償責任は明白。
 裁判は東京・横浜地裁に次いで、札幌・福岡・京都と建設アスベスト訴訟は全国的に続いています。横浜地裁で最初の勝利判決を勝ち取るために団結して頑張ろうと強調しました。

 最後に、アスベスト署名・100筆チャレンジャーの達成者が発表され、神奈川支部は3人。沼田加奈子さん、菊地功さん、菊岡昭彦さんが壇上で表彰されました。(写真)
                                              (瀧川 恒夫)




 「労働相談応じます」 地域ユニオン神奈川支部を結成 

■横浜北部ユニオン神奈川支部結成総会■ 2011/11/24

 神奈川地区労は「横浜北部ユニオン神奈川支部結成総会」を24日、革新と共同の会事務所で開きました。

 解雇・雇い止め・賃金引き下げ・サービス残業・パワハラ・労働時間短縮等労働条件の切り下げ・休職などの内容が労働相談に寄せられます。

 「全ての地区労・地区労連に地域労組をつくろう」を、神奈川労連は提唱。一人でも、誰でも、どんな職種の人でも加入できる横浜北部ユニオンは昨年11月、150人の組織で第7回大会を開催し、様々な労働相談の解決事案を報告しています。

 神奈川地区労は数回の準備活動を経て本日、横浜北部ユニオンの神奈川支部結成となりました。
 総会は運動方針を確認し、委員長・書記長など役員を選出。あらゆる労働相談の解決をめざす組織ユニオン結成を宣言し、運動の飛躍を誓いました。
                                              (瀧川 恒夫)




 「国保切り込みNO!」 全建総連が総力を挙げて

■全建総連 「11・22中央総決起大会」■ 2011/11/22

 「建設不況打開・生活危機突破、予算要求実現」のため全建総連は22日、東京・日比谷公園大音楽堂で「11・22中央総決起大会」を開き、全国から49県連・組合5012人が参加。気勢をあげました。

 復興支援の熱い思いは被災地に伝わり、「大工を続ける」と決心した。組合がなかった岩手県大船渡市で被災者を中心に組合作りが始まった。温もりのある木造仮設住宅入居者からは「なんと運がいいのだろう」との声があがっている。--と決議文は紹介しました。そして、「復興財源をめぐってさまざまな議論がおこっているが、建設国保の補助金は切り込みを許すわけにはいかない」と、現行水準を守る取組みに全建総連が総力を挙げて取り組む決意を示しました。

 民主、自民、公明、共産、社民、みんなの各党は、「建設国保予算は守っていく」と挨拶しました。
 巻田全建総連委員長は、「運動の先頭に立つ」と決意を表しました。

 集会後は東京駅付近まで、「建設国保は守れ」「仕事をよこせ」「アスベスト被害者を救済しろ」など、シュプレヒコールをあげながらデモ行進しました。
                                              (瀧川 恒夫)




 建設国保・アスベスト 地元国会議員へ要請

■神奈川県選出国会議員への要請行動■ 2011/11/22

 神建連は22日、衆議院議員第1会館内で集会を開き、地元国会議員への要請行動を行いました。

 要請内容は、@建設国保・来年度予算概算要求の満額確保、Aアスベスト署名の紹介・賛同要請、の2点。

 私たちは、神奈川県内の地元4議員を訪問しました。  岡本英子議員(民主党)は不在でしたが応接室に通され、要請には秘書が熱心に聞き入れていました。
 齋藤 勁議員(民主党)はドア越しに秘書が対応。来客中との理由で、要請書を袋のまま手渡しました。
 首藤信彦議員(民主党)は多忙の中、「短時間なら・・」と本人が応接(写真)。要請文に目を通し、説明を聞き入れ、議員の考えも話しました。
 志位和夫議員(共産党)では、すぐ応接室に通されお茶が出され、秘書が終始気さくに応対してくれました。
                                              (瀧川 恒夫)




 「一生懸命にやった。大成功だ」 建設フェスタに1万5千人

■県青協結成50周年 「建設フェスタ」■ 2011/11/20

 県青協結成50周年を祝い企画された「建設フェスタ」が20日、みなとみらい高島中央公園で行われ、会場は1万5千人で賑わいました。

 メインステージは、横浜・川崎など青年部によるロック演奏などが音を響かせ、ハワイ旅行が当たる大抽選会は大賑わいでした。
 ステージを前に見て、参加組合の模擬店が公園全体に立ち並び、気温が上がって生ビールは大行列でした。  3時間くらいで木造2階建てが建ちあがり、本格的な建前が披露されました。投げ餅時は、周囲を取り囲む人々で埋め尽くされました。
 
 第2会場では、高所作業車や巨大迷路が子どもたちを喜ばせ、木工工作体験コーナーは家族が歓声を上げていました。

 神奈川支部で唐揚げ店の受付を担当した吉田勇三さん(31)は、「組合のイベントに初めて参加したが、楽しかった。部会にも出て、みんなと仲良くしたい」と話しました。
 中支部委員長の金城正治さん(40)は、「雨予報だったので心配したが天気で良かった。予想以上のすごい賑わいになった」と喜びました。
 寺坂博さん(神奈川支部)は、「若い人がみんな一生懸命にやった。熱気が伝わった。大成功だ」と顔を綻ばせました。

                                         (瀧川 恒夫)




 今期、新しい仲間は63人 最終日に13人拡大

■秋の拡大 統一行動最終日■ 2011/11/15

 「秋の拡大月間」最終日の15日、「新加入者を上乗せするんだ」の思いを込めて支部に集結した役員は、今期最後の対象者訪問を行いました。

 昨日までの新加入者は50人。今日は確約を取り付けるまで粘り、何とか13人を獲得する成果となりました。

 今期、拡大参加延べ人数は224人。訪問総数は409件。拡大総数は63人でした。
                                              (瀧川 恒夫)




 一押し決めて拡大 対象者を重点に4組、20件訪問

■秋の拡大 日曜行動■ 2011/11/13

 神奈川支部は「秋の拡大月間」最終日曜の13日、西寺尾小学校 「木工教室」とは別働隊で拡大行動を起こしました。

 今日は対象者を重点に4組、20件訪問。留守が半数あったものの、詰めた話もできました。新たな対象者も浮かび、また、中村書記次長は最後の一押しを決めて、拡大に結びつける成果がありました。
                      (瀧川 恒夫)




 家族と一緒に作品作り 今年で13回目

■西寺尾小学校 「木工教室」■ 2011/11/13

 神奈川支部は13日、市立西寺尾小学校で「木工教室」を開きました。この催しは今回で13回目。参加した60人の児童は日曜日の午前中を、家族と一緒に作品作りに励みました。

 体育館の床は一面にブルーシートを敷き詰め、一家族づつの作業スペースは養生ベニヤで確保されました。作品は今年新たにホワイトボードが加わり、ミニベンチと飾り棚、本立ての4点。責任者の武田さんは完成品を示しながらそれぞれの注意点を説明し、作業が開始されました。
                                              (瀧川 恒夫)




 木工工作コーナー大人気 主婦会は彩添える

■第19回健康まつり■ 2011/11/06

 ぱらつく小雨も何のその、「第19回健康まつり」(主催/第19回健康まつり実行委員会)が11月6日(日)、神奈川新町・神奈川診療所前の神奈川通東公園で開催されました。

 会場はフランクフルトや綿菓子、ヨーヨー釣りなど大人から子供まで楽しめる模擬店が立ち並び、中には昼前に売り切れてしまう店も出るほどの盛況ぶりでした。また、健康相談コーナーも設けられ、神奈川診療所による健康指導が行われました。

 建設横浜神奈川支部は、包丁研ぎの他にもまな板や木製コースター、椅子などの木工品販売を行い、訪れた方は手作りの木工の優しい手触りを楽しんでいました。支部主婦会は、真紅の着物をまとって中央ステージで踊りを披露し、曇天の会場に鮮やかに彩を添えました。
 また、組合で取り付けを推し進めている耐震用補強金物の展示も行いました。無料住宅相談は1件、自宅窓の断熱改修の相談に中村書記次長が丁寧に説明をしました。
 木工工作コーナーには、多くの子供たちが詰めかけて思い思いの作品作り。たくさん用意した材木は、午前中でほとんどなくなってしまうほどの人気でした。参加した12名の組合員さんは昼食もそこそこに、子どもたちののこぎり試し切りや釘打ち、左官体験など丁寧に指導していました。
                                               (松崎 昇)




 被害者の生の声  1万人を超える大集会

■なくせ!原発10・30大集会■ 2011/11/04

 福島市四季の里で行われた集会は、初めにもらった資料では2千人から多くても5千人規模の集会と聞いていて、さほど大きな集会ではないだろうと軽い気持ちで参加したのですが、現地に着いてまず人の多さに驚き、5千人規模じゃないだろうと思いました。実際には1万人を超える大集会で、子どもを連れて参加している夫婦の姿もあり、原発廃止に対する関心の高さと福島で原発事故にあった人達の心配をしている仲間が全国にたくさんいることがすごくうれしく感じられました。

 会場には損害賠償の相談テントや子どもたちを放射能から守ろうという主旨の学習と交流のテントなどがあり、ステージでは福島をはじめ青森、秋田、岩手と他団体の方々による原発ゼロへの訴えと励ましの太鼓や踊りが披露され、後半には呼びかけ人の早川さんと片岡さんがあいさつを行い、浪江町長の馬場さん、飯館村長の菅野典雄さん、前福島県知事の佐藤栄佐久さんの訴えなど被害者の生の声が聞けてよかったです。

 最後に参加者でデモ行進を行ったときにはすれ違う車両から手を振って頑張ってくださいなどの声援をいただき一体感のある集会でした。
 原発事故がなければ本来は、このような集会はなかったものですが、原発事故を今後も風化させないためにも継続して行ったほうが良いと思いました。
                                               (佐藤 寿)




 「要求を出し合い、闘っていきたい」 地域で労働戦線

■神奈川地区労連「第23回定期大会」■ 2011/10/21

 神奈川地区労連(神奈川地区労働組合総連合)は21日、神奈川区役所会議室で「第23回定期大会」を開き、幅広い区民要求の実現に向けて先頭に立ち奮闘することを誓いました。

 澤田議長は、「デタラメな政治のなかで、頑張らないとますます潰される。それぞれの職場で要求を出し合い、共通の認識で闘っていきたい」と挨拶しました。

 横浜労連の藪事務局次長は、「労組に加入していない8割の人たちを迎入れていかなければならない」と労連の役割を強調しました。
 工藤かながわ労働センター所長は、「働く者にとっての労働組合の意味を再認識するとき。一人でも加入できる地域労連に集まり、労働条件の向上のため一緒に頑張っていきましょう」とエールを送りました。

 国労、郵産労、全建労、全国一般、年金者などから、闘いの現状と課題が報告されました。
 建設横浜は中村書記次長が、東日本大震災での支援活動やアスベスト訴訟の取り組みなど報告。「これからも建設従事者の命と健康を守り、人間らしい生活ができるよう運動を続け、頑張っていきたい」と訴えました。

 岩田事務局長は運動方針案で、生活向上と労働条件向上のための諸取組みを列挙。また、文化活動や労働戦線、政治課題などにも触れたあと、組織の強化について「未組織労働者の組織化のため、地域ユニオン結成を早期に取り組みたい」と提案しました。

 運動方針案、予算案など採択されたあと、新役員は現体制が承認されました。
                                               (瀧川 恒夫)




 「大手資本従事者の会」組織化への道

■建設横浜 「2011年秋の拡大月間・中間決起集会」■ 2011/10/17

 秋の拡大中間決起集会で黒木東京土建PAL会長は、「組合に何かしてほしい、と思っていませんか。貴方たちが組合をつくっていくんですよ」と、PAL(大手資本従事者の会)の組織化へ向けた活動を熱く話しました。

 現場からの「休めない」の声について、「有給も半休も時間給もない。低賃金でも働くしかない」と語り、発言者の「アルバイト感覚で始めたけど、この仕事が好きだからやっている」「次の世代には、今よりもっと良い環境にしたい」の声に、「安心して仕事したい。安心して暮らしたい。これは当たり前なこと」「現状がそうでなければ、何とかしなければいけない」と黒木さんは促します。PAL結成の出発点です。

 東京土建が制作した「現場の憲法」活用。アスベスト安全対策の話。準備会から結成に至る経緯。バブル期との賃金。建設労使の目的は一致。100円ショップで若年職人との会話。そして、大手企業交渉などーー黒木さんは実体験を自分の言葉で語り、時に「どうにかしようよ」と訴えました。

 黒木さんの熱のこもった講演を聞いて、参加者は「元気をもらった」「勇気づけられた」と感動の余韻に浸っていました。
                                               (瀧川 恒夫)




 公契約条例制定の動き強まる 横浜市は急速に

■建設横浜 「2011年秋の拡大月間・中間決起集会」■ 2011/10/17

 建設横浜「2011年秋の拡大月間・中間決起集会」が17日、建設プラザで開かれ、「厳しい情勢のなかではあるが、青年部と主婦の会、全支部が一丸となって前期を1名でも上回る月間にしよう」と決意しました。

 吉良書記長は基調報告で、「賃金アンケートでは、苦しい声が多く出ている」と組合員の現状を詳解し、打開策として、建設現場での改善策をすすめることを最大の課題としながら公契約運動を推進する、と方向を示しました。
 公契約条例について横浜市は2年前、「条例で労働者の賃金を拘束することは、最低賃金法の趣旨からもできない。賃金問題は労使間で解決するものであり、条例制定は一切考えていない」としていました。
 新しい情報では「横浜市は条例制定に向けて検討に入った」との見方が有力で、硬直化していた条例制定の動きが急速に強まり始めました。書記長は、「一定の前進が勝ち取れるよう全力を挙げて取り組む」と強調しました。
                                               (瀧川 恒夫)




 元気に日曜拡大行動 主婦会炊き出しで応援

■神奈川支部 「秋の拡大中間決起集会」■ 2011/10/16

 「目標103名、拡大やりきろう」と神奈川支部は16日、秋の拡大中間決起集会を支部事務所で開きました。
 参加者は20人が8組に分かれ、神奈川区内と旭区などの組合員さん宅55件を訪問。具体的な対象者が2人でました。

 拡大月間は第3節に突入して、現在拡大数は38。統一行動日には組合員宅訪問で対象者さがしに奔走しています。仕事の現状など話題にし、健康診断受診の勧めやインフルエンザ補助の話をしています。

 主婦の会は早朝から買い出しして、昼食のための準備で協力。また、お父さんと一緒に訪問に回りました。
 本部から生出執行委員長と吉良書記長が駆けつけ、出陣前に激励で気合いをつけました。
 拡大行動を正午に終了。支部事務所にもどり、結果を報告、確認し意志統一しました。
炊き出しのカレーライスは格別な味。参加者は、日曜行動の自分にエールを送り、大きな拍手をしました。
                                               (瀧川 恒夫)




 地域宣伝・組合員訪問一斉行動に効果

■建設横浜 「現場宣伝と組合員訪問一斉行動」■ 2011/10/10

 建設横浜は休日の10日、市内戸塚・泉・栄地区の地域を中心に、本部宣伝カーと各支部宣伝カーが参加、現場宣伝行動と組合員訪問行動を一斉に行いました。
 神奈川支部は、瀧川書記長と沼田主婦会長、金澤主任書記が支部宣伝カーに同乗し、同地域の組合員宅17軒を訪問しました。

 突然の訪問に、組合員さんと家族は驚きつつも、「遠くからよく来てくれました」と笑顔で応対。談笑しました。
 健康診断の受診要請やインフルエンザの予防接種に国保組合から2千円の助成金がでること、市連共済の活用など丁寧に説明し、「会社の健診とは別に、組合の健診も受けましょう」との返事も受けました。

 留守宅が半数ありましたが8件は、顔を見て仕事の状況など突っ込んだ話ができました。「仕事は若干、出回ってきたのかな」との印象を受け、どの顔も、ひと頃よりも明るい表情が見て取れました。
 拡大は、おみやげ袋を手渡して、「お願い」。本日、数字に表れる特別の成果はありませんでしたが、組合員さんとの会話を土産に私たちは、「地域宣伝行動はそれなりの効果があったね」と車内で話しました。
                                               (瀧川恒夫)




 100台のトラックデモ 諸要求に全力で取り組む

■神建連「生活危機突破総決起集会」■ 2011/10/08

 神建連「生活危機突破総決起集会」が5日午後、関内ホールで開かれ1000人余りが参加しました。同時に、県庁にむけた100台の怒りのトラックデモも行われました。

 集会は、リフォーム助成や公契約条例制定、アスベスト訴訟勝利など諸要求の実現のため、当面する組織拡大月間の目標を達成し、仕事確保・生活防衛の運動に全力で取り組むことを決意しました。

 オープニングはマーチングバンドによる華やかな演奏で幕を開けました。
 主催者を代表し内藤県連会長は、東日本大震災の支援活動の取り組みでの仲間の団結を強調したあと、諸要求に全力で取り組むその先頭に立つ決意を述べ、参加者の協力を求めました。

 頑張ろう三唱で決意を確認したあと、雨が降りしきるなか参加者は県庁までデモ行進し、一人ひとりが要望書を手に一声かけ、県庁職員に手渡しました。
                                               (瀧川恒夫)




 具体的な施策実施 横浜市長に要望

■横浜市建設労働者連絡会「対市要望と横浜労働者総決起集会」■ 2011/10/08

 横浜市長に建設業者・労働者の要望を申し入れる「対市要望と横浜労働者総決起集会」が5日午前、関内・横浜公園で開かれ、横浜市連や神奈川土建など市内の労働者が結集しました。
 交渉団は横浜市役所を訪れて市当局に要望を申し入れ、また、同時刻に市民に要求をアピールするデモ行進が行われました。

 横浜市への要望事項は4項目。
@耐震改修助成制度に家具転倒防止金具取付けや一室シェルター方式など取り入れて頂きたい。
Aエコ・省エネなどの緑アップに関わる住宅リフォームへの助成制度を創設して頂きたい。
B公契約条例について、関係労使諸団体からの意見聴取・懇談を行って頂きたい。
C横浜市の技能育成事業について横浜建築高等職業訓練校への交付を対象にして頂きたい。

 横浜市当局からの回答を得て、さらに話し合いがされました。
 交渉の最後に、建設横浜の吉良書記長は全体を通して発言し、具体的な活動を示しながら、「私たち建設労働者は社会的責任として、責任あるプランを出していく。今後も、突っ込んだ議論がしたい」と要望しました。
 これを受けて当局は、「要望は、市長に正確に伝える」と回答しました。
                                               (瀧川恒夫)




 「続ければいつか必ず成果」 拡大への決意

■11、12分会 「分会拡大出陣式」■ 2011/10/08

 11、12分会は9月17日、合同で拡大出陣式を行いました。
 三浦12分会長は、「地道な声掛け活動も、続ければいつか必ず成果として帰ってくるので、諦めずに頑張ろう!」と檄を飛ばし、参加者全員で拡大への決意を確認し合いました。


                                (松崎 昇)




 早期発見のためにも健康診断

■神奈川支部 新保険証渡し集会■ 2011/09/29

 神奈川支部は29日、新保険証渡し集会を建設プラザで開きました。

 建設国保の藤田保健師は、「昨年度にがんで亡くなった方136人の過去3年間で、7、8割が健診を一度も受けていませんでした」と話し、早期発見のためにも健康診断を受けることを勧めました。
 建設国保の健康診断は、組合員と20歳以上の家族が対象で、肺・胃・大腸などのがん検診や女性特有の乳がん・子宮がんなどのがん検診も充実。アスベスト肺やじん肺などの職業病対策も行っています。

 拡大の訴えが、佐藤組織部長と沼田主婦会長、松崎青年部担当書記からそれぞれ行われました。
 集会終了後、新保険証が各分会長から手渡されました。
                                               (瀧川恒夫)




 1年間の活動の交流と教宣活動の前進

■全建総連 全国教宣活動者会議■ 2011/09/29

 全建総連は28・29日、全国教宣活動者会議を三重県・鳥羽レイクサイトホテルで開き、23県連組合から55人が参加しました。
 会議は、この1年間の活動の交流と教宣活動の各分野(機関誌活動、学習活動、ホームページ・宣伝)の経験交流を深め、前進をはかっていくために開催されました。

 「問われるべき大手メディアの報道姿勢」について、新聞労連元中央執行委員長の明珍・毎日新聞記者が特別講演。福島原発事故できちんとした報道ができなかった点(人選判断や力量不足)を反省。「地場産の木材を使い、地元の職人が建設することで、被災地の復興と地域活性化につなげよう」と記者自身の取材記事を示し、被災者の立場に立つ目線で取材することの必要を強調しました。また、「基地問題や福島原発、TPPなど、推進派と反対の構図はみな同じ。経済・暮らしは一握りのエリートとそれ以外。そして何かにつけ、背後にアメリカが見えてくる」と話しました。

 前島教宣部長はまとめで、「何を読者に伝えるか、一人ひとりの創造力が力量を高め、感性を鍛える」と奮起を促し、持ち帰って広めてほしいと語りました。
                                               (瀧川恒夫)




 「やってみると案外面白い」新聞づくりを学習

■建設横浜 分会新聞講座■ 2011/09/26

 建設横浜は26日、本部会館で「分会新聞講座」を開き、各支部から分会役員30人あまりが参加し、新聞づくりを学習しました。

 記事の書き込みから見出しのレタリング。参加者のほとんどが初体験とは思えない出来映えで、2時間くらいで見事に完成させました。

 19分会の刈山さんは、「新聞を作るとは知らないで来たんですが、やってみると案外面白いんですね」と手応えを感じていました。

 この新聞づくり学習は、組織部が分会活性化の目的で企画しました。教育宣伝部は協力依頼を快諾。「それなら拡大速報第1号に」と紙面を構想して、部員がコーチ役で一緒に紙面作りを手伝いました。

 「また、やってみたい」という感想が数人からあり、時期を見て検討していきたいと教宣部では考えています。
                                               (瀧川恒夫)




 飲食放題のバーベキュー 子どもたちは遊具に大歓声

■建設横浜「秋まつり」■ 2011/09/25

 建設横浜は25日、「秋まつり」を開催。神奈川支部は、相模湖プレジャーPフォレストにバス2台、100人で参加しました。

 全支部から650人が参加し、組織拡大の訴えの後は、飲食放題のバーベキューを楽しみました。
 園内は山の斜面を利用して遊具がいっぱい。子どもたちは家族の手を引き、大歓声をあげていました。
                                               (瀧川恒夫)




 「団結」 やる気でがんばる!

■8分会 「分会拡大出陣式」■ 2011/09/21

 8分会は15日、松見町内会館で分会拡大出陣式を行いました。
 今年からはじめて班長になった方もいて、慣れない事にびっくりしたもの、鈴木分会長の「やらなきゃいけないんだ」という一言でしめました。
 色紙に「団結 目標5名」と認められ、みな気を引き締めました。
                                              (金澤 拓也)




 「目標4名 笑えるように」と分会スローガン

■2・3分会 「分会拡大出陣式」■ 2011/09/21

 2・3分会は14日、支部事務所で拡大出陣式を行いました。
 鶴井分会長は、「目標4名 笑えるように」という分会スローガンをたてました。最後まで笑顔でやるきることを参加者皆で意思統一しました。

                        (金澤 拓也)




 日ごろより健康に気をつけてます

■2・3分会 「健康講習会」■ 2011/09/21

 2・3分会は14日、組合員とその家族が集まり健康講習会を開きました。
 参加者は7名。松崎書記を指導員に始めました。みなさんは日ごろより健康に気をつけている方が多く、「しっかり測定」の中でも、結果はほぼ良好でした。「これからも健康には気をつけていきたい」と話していました。

                     (金澤 拓也)




 やるきになってガンバロー!目標2名

■26分会 「分会拡大出陣式」■ 2011/09/21

26分会は12日、菊地功宅で「分会拡大出陣式」を開催しました。
 分会長の菊地さんは、「目標2名、やるきになってガンバロー!」の色紙を示しました。そして、分会長を先頭に菊地さん、東さんは、目標達成をめざすことを確認しました。
                         (金澤 拓也)




 拡大目標12名 参加者全員で確認

■19分会 「分会拡大出陣式」■ 2011/09/20

 19分会は5日、菅田東町内会館で拡大出陣式を行いました。
 菅原分会長は、「目標は高く、各班で1名、分会全体で12名の拡大を目指して頑張ろう!」と力強く檄を飛ばし、参加者全員で目標を確認し合いました。
               (松崎 昇)




 誰もが人間らしく働ける社会を

■横浜労連「第22回定期大会」■ 2011/09/17

 横浜労連は17日、建設プラザかながわで「第22回定期大会」を開催し、約100人が出席。2011年度の運動方針・予算案を採決したあと、新役員を選出しました。

 東日本大震災から6ヶ月が経つが、被災者の生活や生業の再建が遅れ、原発放射能汚染の拡散が深刻化していることを、大会は懸念。推進してきた歴代政府と財界・電力会社の責任を指摘しました。さらに、大震災を利用して道州制やTPP、税と社会保障の一体改革を推進しようとする動きに「構造改革推進勢力を批判しました。
 「市民の暮らし充実」を掲げる林横浜市政。民営化・民間委託化の推進、大企業の基盤整備型公共事業の推進などは構造改革路線継承と言わざるを得ません。
 「横浜労連は、誰もが人間らしく働けるよう、憲法を守り活かす新しい日本社会の実現をめざしてひきつづき先頭に立ち奮闘していきます」ー。

 神田事務局長は運動方針で、@労働条件向上、A市民要求実現、B国民本位の国政、C憲法が活かされる社会、D震災復興支援、E組織強化拡大の6項目をたたかいの基本にあげ強調。それぞれの重点課題実現に取り組むことを表明しました。秋季年末闘争についても、争議の全面解決にむけた取り組みも含め、具体的な日程など取り組みを示し訴えました。

 菅野神奈川労連副議長は、「一家を構えている人が生活できない」と、全国初の最低賃金裁判の経緯を実例をあげ話しました。
 港湾労組は、港を自治体から民間企業に託す計画に、その危険性を指摘し国民の安心・安全が失われると危惧しました。
 北神横浜合同弁護士は、最低賃金裁判や建設アスベスト裁判、日産裁判に全力を尽くすと挨拶しました。
 そのほか郵産労は、郵政見直しや待遇改善の運動。通信労組は、NTT民営化実態。市従労組は、役所の駐車場の民間委託で有料化など。全厚生労組は、不当解雇撤回の闘い。北部地区労は、地域ユニオンによる団交で解決した経験など、各労組や地域労連から経験実績や争議訴えなどがありました。

 建設横浜は市川書記次長が、首都圏建設アスベスト訴訟について詳細に説明。今年度中の判決を見据えて、「隣近所や親戚からも一筆一筆集めています。全国で署名100万筆を集め、力と団結で勝利判決を勝ち取りたい」と訴えました。
                                             (瀧川恒夫)




 9分会 出陣式

■9分会 「分会拡大出陣式」■ 2011/09/16

 9分会は16日、入江中部町内会館で拡大出陣式を行いました。

 佐藤書記次長と金澤主任書記がオルグにかけつけ、分会議に加わりました。




                         (瀧川恒夫)




 現場で一言声をかけよう

■15、14分会 「分会拡大出陣式」■ 2011/09/15

 15分会は支部事務所で、分会拡大出陣式を行いました。
 加藤分会長は「目標に向かって頑張ろう!」と意気込みを示しました。

 14分会は、永岡工務店作業場で出陣式。「現場で一言声をかけよう。なんとか1名ガンバロー!」と、永岡副分会長がスローガンを書き込み、みんなで決意を固めました。

                                             (瀧川恒夫)




 7分会は達成目前 張り切る出陣式

■7、17、18分会 「分会拡大出陣式」■ 2011/09/14

 7分会、17、18分会も14日、「分会拡大出陣式」をそれぞれ行いました。

 7分会は目標6名ですが、すでに4人を拡大。対象者も抱えており、目標達成は目前となっています。(写真左 7分会)

 18分会は、今回も日中行動を予定し、張り切っています。17分会は、水木曜の統一行動日や日曜行動に訪問したいと計画しています。
                                             (瀧川恒夫)




 みんなでスクラム広がる笑顔
神奈川支部 拡大速報1■ 2011/09/13

25名の新しい仲間と共に秋の拡大
                 本番始まる

目標103名 成功のカギは組合員にあり

 7月以降の組合加入者はほとんど、事業所班や組合員さんから直の紹介により加入しました。ここ数年の傾向も同様に、組合員の紹介による拡大が増えてきました。
 また、脱退者の傾向をみると、大半が離職、退職による脱退で、生活困窮からのものはありません。組合員同士の接がりが、加入・脱退に大きく関わっているのが分かります。
 一人でも多くの組合員に声をかけ、組合の制度を訴えていきましょう。

健康診断受診も呼びかけましょう
 拡大の呼びかけと同時に健康診断の受診を呼びかけています。
 健康診断(特定診断)の受診率が低い国保組合は、ペナルティとして補助金が削減されてしまいます。建設国保を守るためにもあわせて訴えています。
                                              (金澤拓也) 




 「拡大目標 がんばるぞ!」分会出陣式

■10分会 「分会拡大出陣式」■ 2011/09/12

 神奈川支部は「分会拡大出陣式」を、ほとんどの分会が9月中旬の分会議で行う予定になっています。
 10分会は12日、分会拡大出陣式を行い、拡大への強い決意を表しました。

 10分会は、昨秋と今春の拡大月間を目標超過達成しています。
 内田分会長は、「拡大目標にむかって、がんばるぞ!」と色紙に認め、「対象者を探し出して、やりきりたい」と意欲を見せました。
 昨期に拡大している茂木さんと鈴木さんは、「今回も対象者をだして、拡大に結びつけたい」と気持ちを引き締めていました。
                                             (瀧川恒夫)




 「健康習慣はじめよう」 自分と家族の健康チェック

■9、10、26分会「健康講習会」■ 2011/09/12

 「自分たちの健康は自分で守ろう」と神奈川支部では8月から、各分会で「健康講習会」が始まっています。9、10、26分会も12日夜、一緒に集まり入江中部町内会館で開きました。

 検査は、体重計に乗り体脂肪やBMIなどを測定し、血圧測定器で計測。そして、尿検査は塩分摂取率やタンパク量、血糖値などを計りだし記録しました。

 指導員の金澤主任書記は測定結果を見ながら、「血管の圧力が高まると、細い血管が集まっている脳などが破裂しやすくなるので、高い数値がでたときは注意が必要です」などと説明。塩分摂取も注意点が話されました。

 高血圧の予防と治療には生活習慣の改善が必須です。神建連国保組合は、健康講習会開催を推進し、本人や家族の健康管理を促しています。
 また、組合では年に1回、アスベストなどの職業病対策や女性特有の乳がん、子宮がんの検診も無料で実施しています。(健康診断・特定健診)
 健康診断の結果(血圧、血糖、脂質など)から、40歳以上の対象者は生活習慣病を予防するため、アドバイスを保健師や管理栄養士などから受けます。(特定保険指導)。

 「いつまでも元気な父ちゃん、明るい母ちゃん。家族みんなで健康習慣をはじめよう」と組合は呼びかけています。
                                              (瀧川恒夫)




 ものづくりの素晴らしさを伝えようと「技能まつり」

■第32回よこはま技能まつり■ 2011/09/11

 ものづくりの素晴らしさを伝えようと「第32回よこはま技能まつり」が11日、関内・横浜公園で開催され、さまざまな技能職組合(印章協会や理容連合会など)の一つとして、横浜市連(横浜市建設労働組合連合会)は23人が参加しました。

 建設のブースは、職業訓練生作品などを展示したり、住宅相談コーナーを設け応対。親子の工作教室・竹トンボづくりは、朝から時間待ちの子どもたちがでるほどの盛況でした。

 神奈川支部から木工教室の相談員は、菊地さんと武田さんの二人が参加。箱作りの釘打ちを見守ったり、簡易イスの敷き板ののこぎり作業などに手を貸していました。
                                              (瀧川恒夫)




 社会に貢献あらためて確認 拡大するぞ〜

■神奈川支部 「拡大決起集会&役員研修会」■ 2011/09/10

 神奈川支部は10日、建設横浜本部会館で「拡大決起集会兼役員研修会」を開き、仲間を増やす意義を再確認し、その決意を固めました。

 吉良比呂志本部書記長は講演で、東日本大震災以降の原子力政策とその背景など日本の状況、情勢を分析。その困難な情勢の下で、危機打開をめざす組合の取組み、大震災支援や公契約、住宅リフォーム助成など成果を強調しました。そして、「建設産業があってこそ社会の安心、安全が守られていることが、この大震災ではっきりした。私たちはそうしたことで社会に貢献していることをあらためて確認したい」と話しました。
 拡大では、「分会に属さない人、ゼネコン・ハウスメーカーで働く人たちを組み入れていく柔軟な運動をどう活かしていくか、土台作りをしてほしい」とその重要性を指摘しました。

 佐藤寿組織部長は、「目標103人に向かって頑張りましょう」と組織拡大の訴え。
 矢野23副分会長は、「学習して、あらためて思った。仲間を増やしていきたい」。宮20分会長も、「今日から拡大するぞ〜」等々、参加した分会長はそれぞれの言葉で拡大への決意を表しました。
                                              (瀧川恒夫)




 「必ず勝利判決を勝ち取る」決意 結審は1月13日内定

■首都圏建設アスベスト訴訟 「9・9建設アスベスト訴訟横浜集会」■ 2011/09/09

 首都圏建設アスベスト訴訟統一本部は9日、9・9建設アスベスト訴訟横浜集会を山下町・ロイヤルホールで開き、会場を埋め尽くした500人の参加者は「早期解決をめざし世論を広げ、横浜・東京で勝利判決を勝ち取ろう」と決起しました。
 集会の後、横浜公園を起点に横浜地裁と神奈川県庁前、週末の官庁街をデモ行進し道行く人たちに訴えました。
 本日の公判で、結審は来春1月13日と内定し、判決がでるのは4、5月と予想されています。

 渡部神建連書記長は、「アスベストは危ない。だから使用禁止にした。3、40年前に外国はやめた。日本はなぜ、やめなかったのか。当たり前のことです」と語りました。

 西村弁護団長は、「泉南裁判は2審で、あり得ない判決がでた。生命、健康問題になった時やってはならない、というのは公害裁判で既に決着がついている」と不当判決を批判。その上で、「違いは国の規制不行使のみでなく、建築基準法で積極的に推進してきたこと。これは立証した」と、建設アスベスト訴訟判決に影響が及ばないことを強調しました。
 高橋弁護士も同様に、「ケースは違う。国が『危険だから使うな』と言わなかった(規制不行使)のみではない。アスベスト含有建材が飛躍的に使われたのは、国自らが加害者となって『危険の拡大行為』を行ったこと」と語りました。

 泉南裁判の村松弁護士は、「人より経済優先の判決。はじめはショックを受けたが、共通の怒りと励ましの言葉をもらった。朝日新聞は不当判決、毎日は『経済優先の暴挙』と指摘した。勝利まで闘い抜く」と強い決意を表しました。

 首都圏原告団388人のなかで提訴時に生存されていた217人のうち、この3年間で60人が亡くなっています。統一原告団の宮島団長は、「人間の命が、産業の発展の犠牲になるなんて決して許せない。生きた証人として、力の限り頑張る」と訴えました。

 全建総連の宮本労対部長は、首都圏に続いて全国(北海道4月、京都6月、大阪7月)で提訴したことを照会。提訴を予定している九州の福留弁護士は、「さきほど裁判を傍聴して、被告側に対峙した原告の弁護士が気迫で押しているのを強く感じた。これは、皆さんの熱意に支えられていると感じた」と集会に参加している500人を激励。また、自らの裁判への意欲を表しました。

 集会は、行動提起がされ、決議案が採択されて、「必ず勝利判決を勝ち取る」決意を固めあいました。
                                              (瀧川恒夫)




 「施策の実行」要望 神奈川県と交渉

■神建連 「対県交渉」■ 2011/09/07

 神建連(神奈川県建設労働組合連合会)は7日、山下町・ワークピア横浜と産業貿易センターの2ヵ所で、県幹部職員を招請し「対県交渉」を行いました。

 内藤勝義会長は挨拶で、大震災での仮設住宅建設やボランティアなど復興支援の活動を話し、また、「地域経済と建設産業再生のために、仕事起こしや技能労働者の育成など健全運営に努めています」と不断の活動を強調したあと、「しかし、建設産業をとりまく厳しい環境のなかでは、行政の支援が不可欠になっています」と、県側の職員を前に、予算編成にあたっての積極的な施策の実行を要望しました。(写真)

 県を代表して坂本課長は、「衣食住の一翼を担い、頼もしく感謝している。今日は日々の課題を我々が聞いて、相互理解を深めたい。忌憚のない意見要望をお願いしたい」と応えました。
 そして、提出済みの要望書への回答が、26項目の一項目ずつ説明されました。

 発言の最初に渡部書記長は、地域建設産業の育成の諸施策について、「予算規模の年々減少はなぜか?」「公契約条例制定の検討」など、数項目にわたって再回答を求めました。
 この他、@賃金・工事代金の不払い救済A建退共普及促進B住宅・仕事・防災など、出席の組合員から質問や意見、要望が続出しました。

 それぞれ一問ごとに、県側から回答がありました。(詳細は後日、機関誌や組合資料など参照してください)

 最後に、内藤会長は話し合いができたことを感謝し、要望を受け入れてくれるよう要請しました。
 坂本課長は、「真摯に受け止め検討し、できること、できないことがあるが、要望をいただきながらすすめていきたい」と述べました。
                                              (瀧川恒夫)




 アスベスト被害者救済・公正判決を求める」署名呼びかけ

■革新と共同の会 駅頭宣伝行動■ 2011/09/03

 革新と共同の会は3日、JR東神奈川駅頭で宣伝行動を行いました。参加者は連帯する仲間14人。

 宣伝チラシは600枚とティッシュ400個を配布。「アスベスト被害者救済・公正判決を求める」署名は55筆、「税と社会保障改悪に反対する」署名は31筆あつまりました。

 澤田神奈川地区労連議長はマイクを握って、「政府はこんなことを国民に押しつけようとしています」と、消費税や社会保障、医療のさらなる改悪を訴えました。

 神奈川支部は6人が、「アスベスト被害とその責任、賠償」などを説明しながら「アスベスト署名」を重点に呼びかけ、署名数は55筆でした。
                                              (瀧川恒夫)




 広大な田園の稲穂のなか、奏でる演奏が涙を誘う

■映画「アンダンテ〜稲の旋律〜」上映会■ 2011/08/28

 映画「アンダンテ〜稲の旋律〜」が26日、東神奈川の神奈川公会堂ホールで上映され、420人あまりが鑑賞しました。神奈川支部は、50人くらいが訪れました。主催は、神奈川区上映実行委員会。

 映画は、東日本大震災復興支援チャリティ上映会と銘打って開催され、募金活動も行われました。

 上映に先立ち、映画挿入曲の美しい旋律「カノン」が、前田みどりさん(ヴァイオリン)ら3人によって演奏され、会場が魅了されました。

 原作者旭爪あかねさんの小説を映画化した作品。社会になじめない劣等感から部屋に閉じこもる主人公の女性が、自然農業に取り組む人々にふれ、次第に自分を確立していく。広大な田園の稲穂の中で町の人々に囲まれ、主人公の奏でるグランドピアノから流れる演奏が涙を誘いました。
                                              (瀧川恒夫)




 原水禁大会参加者がその熱い感動体験を披露。

■建設横浜「平和のつどい」■ 2011/08/26

 建設横浜は26日、建設プラザかながわで「平和のつどい」を開催。8月7日から3日間、長崎を訪れた原水禁大会参加者は、さまざまな行動を通した体験を披露。その熱い感動を話しました。集会参加者は、その報告に熱心に耳を傾けました。

 生出直作執行委員長は、「福島は戻れるのか心配。核被害は、広島と長崎、ビキニなど数十年経っても解決されていない。平和の心を持ちながら、いい方向に進むよう運動したい」と挨拶しました。

 原水禁大会参加者の発言は次の通りです。

 池田和也さん(川崎支部)は、「どんどん亡くなっていく遺体を、大八車でゴミのように運んでいくという被爆者の話に辛くなった。米軍基地をなくし、原発を廃止して、日本から平和のメッセージを発信するよう自分も努力したい」と語りました。

 横関圭三さん(鶴見支部)は、「原爆資料館で、被爆者の原爆症の苦しみなどとても撮影できなかった。人間として惨い、胸に詰まった。誰でも見れば、こういう気持ちが分かる。事前の知識で世界大会に臨むといい」と話しました。

 飯島誠さん(緑支部)は、「大震災後で、福島やチェルノブイリなど放射能の怖さの発言が目立った。分科会では2、30代の若者が多かった。地元の抱えている問題を積極的に発言し、後継者に残していくことが我々の役目だと思った」。

 渡辺晃さん(旭瀬谷支部)は、「核兵器のことは普段意識していなかったが、参加して少しは理解した。自分は変わらなくてはいけない。今後に活かしていきたい」。

 芝原修司さん(西支部)は、「今度の福島原発事故をみて、人間は制御できないことが分かった。原発はなくすべきだ、と今回感じた」と強調しました。

 佐藤利喜男さん(南支部)は、「平和がなくては何もできない。分科会では、被爆者でありながらその扱いを受けていないという発言がありました。神奈川は原発もある。原発をなくすべきか、運動を広げないといけない」。

 今井孝興さん(港南支部)は、「今まで平和に関心がなかったが、資料館で悲惨さを感じた。世界中が核廃絶に取組めばなくなるかなと思った」。

 斉藤健二さん(磯子支部)は、「微力だけど無力じゃない、という長崎市長の言葉が印象に残った。横須賀で事故が起きたら、子どもや孫に影響ある。だから、署名を一筆でも多く集めたい」。

 浜田真智子さん(主婦の会)は、「ゆがめられた同心円」という本の執筆者の話から、「被災地域の線引きで差別が行われている」と話し、「福島でも同じ問題がある。思いやり予算があるなら、被爆者救済へ」と訴えました。

 渡辺淳さん(青年部)は、「今まで何も考えてなかった。福島に仮設住宅建設に行った。『明日からじゃなく、今からやろう』の言葉を心に刻んでいきたい」と決意を新たにしました。

 八川純平さん(書記)は、「福島の女性は、『嫁にいけないかも』と心配している。『福島の車は、二度と来るな』と罵声を浴びせられているとも聞く。横須賀に原子力空母があって他人事ではない。何かしらの活動をしていきたい」。

 野田憲一さん(港北支部)は、「気持ちがいっぱいになった。考えさせられることがたくさんあった」と胸を詰まらせました。

 松本啓さん(書記)は、「今年の世界大会は『ノーモア・フクシマ』が加わったのが今までと違う。横須賀の原子力空母は母港化して3年になる。同じ事故が起これば、東京を含め被爆地になる。神奈川が署名運動の先頭に立って集めていきたい」と訴えました。
                                               (瀧川恒夫)



平和への思いを新たにする「暑い夏」
 原水爆禁止世界大会で思う
■長崎の原水爆禁止世界大会に参加して■ 2011/08/24

 今年も平和への思いを新たにする「暑い夏」がやってきました。
 横浜建設一般労働組合は毎年、全支部と主婦会、青年部から代表が「原水爆禁止世界大会」に参加しています。
 今年は、長崎大会。神奈川支部は代表として、菊池書記次長が参加しました。
 
 8月7、8、9の3日間、さまざまな体験をし、その熱い想いを語りました。(撮影 松本 啓)
             (瀧川 恒夫)

    ********************************

「微力だけど大きな力に変えていく」 脱原発を訴え続ける

 今回、原水禁大会に初めて参加し、いろいろな経験をさせてもらいました。この長崎大会に送り出していただいた皆様に心より感謝いたします。

 被爆地である長崎に行き、原爆資料館で爆心地の写真を見たとき、そこは見渡す限りの焼け野原で、これまでここに街があって人々が生活していたんだという現実とは全く一変する場所になっていて、今では想像できない悲惨な現実があったんだということを肌で感じました。
 原子爆弾を落とされた広島、長崎の被爆地とこの東北大震災でおきた津波、原発被害の跡形もない状況が、私の頭のなかで重ね合わされました。

 世界大会会場では、原発問題を中心に福島の人の生の声を聞き、大会の分散会でも原発を持っている県の思いを知り、いろいろな知識を勉強してきました。

 そして、思ったことは、自分たちの子どもたちに「近寄れないような危険な物、処理できないような物」を残すべきではない、という思いです。
 また、「微力だけどゼロではない」という言葉が発言のなかにありました。この言葉を聞き、私たち一人ひとりが脱原発を訴え続けることで、みんなが力を合わせて「微力だけど大きな力に変えていく」ということが私たちの大切な役目だと思っています。 

                              (神奈川支部 菊池 功26分会長)




 「パパと息の合った工作」 木工教室を楽しむ

■二谷小学校「木工教室」■ 2011/08/21

 神奈川支部は21日、横浜市立二谷小学校で「木工教室」を開催しました。支部から組合員、25人が指導員として参加。88人の児童と家族は、移動式本立てなど3種類の木工作品づくりに挑戦し、日曜日の半日を家族団らんで楽しみました。
 終了後のアンケートでは、ほとんどの児童から「楽しかった。来年も受けてみたい」との声が聞かれました。

 ミニ簡易イスにチャレンジした5年生のお父さんは、「今年で5回目の木工教室で、慣れてきましたから短時間で出来ました。同じイスを毎年作っていますので、横に並べて長イスになってきました」と冗談まじりに笑わせました。

 はじめに、岩谷執行委員長が挨拶。責任者の武田さんからは作品の注意事項など説明がありました。
 児童たちは、その最中も待ちかねたように材料を組立たりして下準備。開始の合図を待ちました。

 1時間足らずで完成した児童もあり、武田さんは「毎年参加される皆さんが多くなって、作業が手早いし、上手ですね」と感心していました。

 作業が済んだあと体験コーナーは、カンナ削りと丸太切り。そして、左官体験。
 漆喰塗りは初めてとあって、コテを動かす手が可愛い。タイルを貼り、野草を貼り付けて模様を楽しみました。

 丸太切りには、列をなす挑戦者。片足で丸太を踏ん張り、ノコギリを挽く手に力が入ります。

 11時には全ての作業が終了。中山副委員長はステージに並べられた完成作品を講評し、「みな良くできました。全員、合格です」と述べ、岩谷委員長から学年代表に合格証が手渡されました。

 終了後に4年生のT君は、「途中で板が割れたり、ネジが飛び出したりして大変でした。大工さんが持っているいろいろな道具で直してくれました。良い作品ができたので嬉しかったです」。
 「むずかしかったけど、がんばったからうれしかった」(1年生S君)のママは、「本人らしいこだわりのあるデザインの本棚ができました。次回は森の釘打ち名人(本人の名前)さんの更なる活躍に期待です」と、目を潤ませました。
 そして、3年生S君のママの感想。「パパと息の合った工作をしていました。二人とも顔が生き生きとしていました」。
                                               (瀧川恒夫)




 アスベスト裁判署名や賃金アンケート、健診など呼びかけ

■組合員訪問 アンケート調査と署名活動■ 2011/08/09

 神奈川支部執行部と書記は9日、手分けして組合員さん宅を訪問。東日本大震災の支援活動などの報告や賃金アンケート調査などへの協力、アスベスト裁判への署名、そしてまた、本人は基より家族の健康診断受診を呼びかけました。
 
 突然の訪問に組合員さんは、何事かと冗談を返していましたが、皆さんは一様に協力的で楽しい会話ができました。
                                               (瀧川恒夫)




 「新聞作り」に挑戦してみませんか?

■分会ニュース新聞づくり教室 開催告知■ 2011/08/09
 分会ニュースを新聞にしてお届け!
「誰でもつくれる初心者コース」
「新聞作り」に挑戦してみませんか?

 分会活動は組合運動の基本。分会が活発に活動してこそ、我々の要求を通す礎となります。いま日本のおかれている厳しい状況のなか、建設横浜は改めて、団結を呼びかけます。
 建設横浜は、分会発行の新聞づくりを通して、仲間の繋がりをより強固なものとするよう訴えます。
 皆様の多数の参加をお待ちしています。
                                               (瀧川恒夫)




 「もう我慢できない!」 首都圏従事者が1500人

■7・24大手企業従事者決起集会■ 2011/07/31

 「もう我慢できない!」--。7・24大手企業従事者決起集会が24日、東京・日比谷公会堂で開催され、首都圏から1500人の仲間が集まり、労働条件改善を求め決起しました。

 佐脇首都圏建設産業ユニオン執行委員長は挨拶で、「大手で働く者が安定した生活を送れるよう世論に訴える一日にしたい」と話しました。

 全建総連の高橋賃対部長は、「現場は現場が変える」と話し、現場が中心になって知恵を出し、奮闘し解決することを強調しました。

 建設横浜を代表して橋本さんは、「賃金が15,000円では生活できない。3万円もらえる生活賃金にしないといけない」と訴えました。

 集会は、現場からの告発や組合からの訴えのあと、決議文を採択。そのあと参加者は、日曜日の銀座繁華街をデモ行進し、シュプレヒコールをあげ要求を訴えました。

 デモに参加したAさん(塗装工、58歳)は、「仕事がある人とない人の差が大きくて、自分はいい方だ。生活できる賃金を貰わないと後継者も育たない。声を上げていくことが大事だ」と今日の集まりの意義を強調しました。
 Bさん(内装工、42歳)は、「初めて参加して驚いた。今まで漫然と考えていたが、これからの若い人のためにも働く環境を良くしないといけない」と決意を新たにしました。
                                               (瀧川恒夫)




 電車にゆられ親睦旅行 主婦の会が熱海に 

■神奈川支部主婦の会 親睦旅行■ 2011/07/21

 神奈川支部主婦の会員10名は真夏日の続く7月9日、一泊予定で熱海に出掛けました。

 電車にゆられ、おしゃべりの花が咲き、お腹が空いた頃、日差しに輝く海が迎えてくれました。
 昼食を済ませ、ホテルへ。ホテルに入ると、ロビーで常会をしました。そして、部屋に入ると汗を流し、くつろぎました。
 夕食は、食べ放題、飲み放題。お腹がいっぱいになりました。またまた、カラオケが歌い放題で、時間を忘れ楽しみました。
 旅の朝は目覚めも早く、みんなでお風呂。手足が伸ばせて最高よ。
 初めて参加した加藤さんも牧さんも喜んでくれて、次回の約束まで。
 お土産を片手にバイバイ。主婦には何よりのご褒美ではなかったでしょうか。
                                  (主婦の会副会長 佐藤 登志子)




 組織実増、諸要求実現へ不退転の決意 

■神建連 2011年全県組織活動者会議■ 2011/07/18

 神建連は17・18日、箱根湯本ホテルおかだで全県組織活動者会議を開き、全地区協から出席した300人を超える組合役員・書記は、「秋の拡大月間スタートダッシュで3.5%以上の実増を」と気勢をあげました。

 渡部三郎書記長は、この秋の運動の重点課題に、@自治体への要求A大震災の取り組みBアスベスト勝利判決C特定検診大運動Dその他増税反対、原発などをあげ、この情勢でこそ組織拡大のチャンスと指摘。組織実増へ「不退転の決意で臨もう」と訴えました。

 拡大月間は、9月1日から11月15日まで。第一節は、「明るく楽しく元気よく」を合い言葉に出陣式を開催。組合員訪問で要求アンケートなどの取り組みを実施し、対象者の掘り起こしをテコに、目標の30%達成を目指します。

 今月間を成功させるために、「建設国保4つの魅力」「仕事確保運動と実績」「震災復興での建設職人の社会的役割」を前面に押しだし、さらに、「建設組合の力」を打ち出したチラシを作成し、有効活用します。

 10・5総決起集会は「全県拡大出陣式」です。今年もトラックデモが予定されています。「目標30%達成を実現し、元気に成功させましょう」と提起されました。

 6地区協(横浜市連、川連、横須賀、湘南、湘北、神奈川土建)と青年部、主婦協は目標達成にむけて、取り組みへの強い決意を表明しました。
                                               (瀧川恒夫)




 胸の病気は「労災」疑って 海老原医師話す

■神建連 第11回労働安全衛生大会■ 2011/07/10

 神建連は10日、建設プラザかながわで第11回労働安全衛生大会を開き、「熱中症予防」と「アスベストが及ぼす疾患について」二つの講演を行いました。

 労働安全衛生コンサルタントの後藤先生は、建設現場で熱中症を防ぐためには「予防対策が重要」として、作業員は健康状態自己チェックの実施を強調。作業中には、水分補給に努め、こまめに声を掛け合うなどの注意を呼びかけ、熱中症発生時は、程度に応じて救急隊の要請を速やかに行うよう、事例を引き合いに説明しました。

 しばぞの診療所の海老原医師は、労災対象疾病のアスベスト疾患について、@石綿胸水Aびまん性胸膜肥厚斑B肺ガンCじん肺・石綿肺D中皮腫の症例を図解し、特徴を説明しました。「建設職人の肺ガンの多くはタバコが原因」の診断が下される例があるが、解剖すると9割は、アスベスト以外の原因はないとされる胸膜肥厚斑が見られます。海老原医師は、胸の病気は「労災」かもしれない、疑ってほしいと話しました。

 労災認定されると、建設国保や国民健康保険、自己負担から医療費の切り替えをし返還請求をします。建設国保の藤田課長は、「組合員本人や家族を救済すると同時に、国保財政に多額の効果をもたらします」と協力を呼びかけました。
                                               (瀧川恒夫)




 アスベスト署名33筆 訴えかけに理解

■革新と共同の会 定例宣伝行動■ 2011/07/09

 革新と共同の会は9日、東神奈川駅頭で毎月定例の宣伝行動を行い、連帯するなかま11人が参加(神奈川支部から4人)。消費税増税反対や震災被災支援要請のチラシを配布し、「アスベスト救済」「核兵器廃絶」署名を訴え、アスベスト署名は33筆、核兵器廃絶署名は21筆集まりました。

 横浜労連から神田事務局長や横関副議長も参加。国の震災復興支援策強化や原発政策の対応、自治体への要求などマイクを通して訴えました。

 アスベスト署名の訴えかけに、「裁判でいい判決がでるといいですね」と理解を示し、筆を握ってくれた婦人。建設作業をしている人は、「四国では仕事がなくてこちらで働いています」と言いながら賛同してくれました。
                                               (瀧川恒夫)




 関係省庁に予算要求 全国から5452人

■全建総連 中央総決起集会■ 2011/07/06

 全建総連は6日、日比谷公園大音楽堂で中央総決起集会を開き、全国から50県連組合・5452人が参加。生活危機打開・突破のための予算要求を関係省庁に求めました。

 田村全建総連中央執行委員長は、大震災被災の復興支援に全力をあげるとともに、諸要求の先頭に立って闘う決意を表しました。

 厚生労働省と国土交通省、林野庁に交渉に出向くにあたり巻田交渉団団長は、「総理大臣が誰であろうと予算要求を通す。全力で頑張る」と語気を強めました。

 来賓挨拶にたった全政党は、全建総連の諸要求に理解を示しました。

 岩手の被災地代表は、全建総連の支援に「暖かい言葉を頂きありがとうございました」と涙を流し挨拶。福島の代表は、「牛も人も誰もいません。安心できる生活を願っています。人間が造った原発を一日でも早くなくしていきたい」と語りました。

 古市書記長は、「8万点をこえる支援物資が集まり、感謝されました。、その大工道具で、450棟の木造仮設住宅が建てられました。住宅助成は、全国で400自治体になりました。もっと広げていきたい」と取り組みを強化し進めることを強調しました。
                                               (瀧川恒夫)




 組合を大切にする仲間づくり 幹部はやる気

■横浜建設一般労働組合 第3回組織活動者会議■ 2011/07/03

 横浜建設一般労働組合は3日、紅葉坂の横浜市従会館で第3回組織活動者会議を開き、9月1日から始まる秋の拡大月間を前に拡大運動の意思統一を図り、増勢への決意を示しました。

 生出直作執行委員長は、「組合結成の歴史から、一つにまとまる大変さを経験してきた。厳しい情勢の今こそ結集と団結するとき。初心に戻って足元を見直しましょう」と挨拶しました。

 吉良比呂志書記長は基調報告で、「2011年春は建設国保対策でスタートしたが、大震災以降は仲間の連帯を軸とした強固な組織づくりへ力を注ぐ取り組みとなった。この先、人間が人間として生きれる社会にしていくか、金儲けに暴走する政治にするかの岐路に立ったいま、組合を大切にする仲間づくりという課題をやり遂げるならば、運動発展の契機となる」と組織づくりの意義を強調しました。そして、後継者育成や公契約条例制定など地域建設産業の再生・発展への取り組みにより労働環境を好転させることの重要性を指摘し、さらに、「実態に見合った資本従事者の組織化ができるか、その力をどのように活用するかが今後の組織づくりのテーマになる。それなしには組織強化する道はない」と訴えました。

 越智薫史元全建総連技対部長は講演で、「組合の歴史に学び、未曾有の危機に立ち向かえ。組合にあるのは、先輩が戦い取った財産ばかり。運動はすべて後輩のためにある。幹部は、やる気、構えが一番大事だ。常に主人公である組合員の要求・気持ちを大切に、組合運営に徹する必要があります」と話し、参加者を激励しました。
                                               (瀧川恒夫)




 原発をなくせ! 2万人の大合唱

■原発ゼロをめざす7・2緊急行動■ 2011/07/02

 原発ゼロをめざす7・2緊急行動が2日、千駄ヶ谷の明治公園で開かれ、猛暑のなか2万人を超す人々から「なくそう原発!」の大合唱が鳴り響きました。

 原発被災地となっている福島県伊達市霊山町の大橋芳啓元町長は、「10万人の世帯が全国に避難し、地域が分断されてしまった。原発さえなければと言って54歳の酪農家が命を絶っている。国、東電には賠償責任を果たしてもらう。安心して暮らせる土地を返せ。原発はいらない」と力を込めて発言しました。

 福島の母さんを代表して山田妙子さんは、「運動会は中止になり、学校の窓は開けられない。わが子を守りたい気持ちで、県や市に改善を強く要望しています。命あるもの全てを破壊する原発は要らない。安心できるまで諦めません」と訴えました。

 志位和夫共産党委員長は、「地震、津波は天災だが、原発は国、東電による人災だ」と全面賠償を求め、原発再稼動については「根拠がない」と撤廃を迫りました。さらに、「過去に3度の事故を起こしている原発を安全管理する方法はない。危険をなくすには、原発をなくすしかない。自然エネルギーに変えていく、それが世界の流れ」と話し、「原発ゼロの国をつくろう」と呼びかけました。

 ストップ原子力空母母港化裁判を進める会共同代表の今泉正夫さんは、「原子力空母GWは60万キロワットの原子炉を2基、横須賀港に浮かべている。注水施設など福島と同じ状況。安全神話は崩れた。子々孫々まで幸せを確保できるよう戦っていきたい」と語りました。

 愛媛の若人は、伊方原発の再稼動を憂慮して「第2の福島になる」と懸念を示し、「原発は必要なのでなく、政府と電力会社が作り上げたもの。原発ゼロの願いを伝えていきましょう」と訴え、会場を埋め尽くす参加者から割れんばかりの拍手を受けました。

 全労連 ビデオニュース> http://www.zenroren.gr.jp/jp/video/index.html
                                               (瀧川恒夫)




 ”安全神話”呪縛からの決別 原発ゼロに

■福島原発事故を検証し告発する集い■ 2011/07/01

 福島原発事故を検証し告発する集いが1日、横浜開港記念会館で開かれ、原発導入の経緯や危険性、被災地からの報告などが語られました。

 原発問題住民運動全国連絡センター筆頭代表委員の伊東達也さん(元福島県議会議員)は、「福島の原発事故で、10万の人たちの人生設計が狂わされた。故郷を追われ、47都道府県に分散してしまった」と放射能の恐怖は今も続いていると強調。
 「私たち連絡会は2004年から7年間、津波による海水取水ポンプ不稼動の対策を求めてきた。今後、安全神話の呪縛からの決別が、事故を防ぎ、事故に備えるためのポイント。原発は本来危険だ、と口に出して言う態度に変えなければならない」と訴えました。

 基地対策委員の小泉親司元参議院議員は、「核の平和利用としての原発導入」の経緯を説明。エネルギーという国の安全保障の根幹がアメリカに握られたと話しました。
 核兵器と原発は核反応を制御するか否かの違いで、原潜や原子力空母は事故の多発事例からみて極めて危険。横須賀配備のGWの放射能汚染の危険性については、「例外的には第一次冷却水の放出はある」と日米合意されていると指摘。将来、通常艦船にも搭載される可能性は否定できないと危惧しました。
 最後に、「安全な原発は存在しない。原発ゼロに、と政治決断すべき。国民世論を起こして、大きな運動にしていこう」と呼びかけました。
                                               (瀧川恒夫)




 原発脱却は世界の流れ 署名に137筆

■横浜労連 署名宣伝行動■ 2011/06/25

 福島第一原発の避難地域と周辺の住民の生活は、原発事故の影響で脅かされています。遠隔地へ着の身着のままで避難した住民の生活は極めて不安定な状態です。
 横浜労連は25日、横浜駅西口モアース前で「原発は計画的に廃止して、自然エネルギーへの転換を」と呼び掛け、署名宣伝行動を行いました。

 原発依存からの脱却は、すでに世界的な流れとなっています。欧米で進む「グリーン革命」のようにわが国でも自然エネルギーへの計画的変換を進めることが必要であり、原子力依存からの脱却は国民的合意になりつつあります。
 こうしたことから、1時間半あまりの間に署名は、137筆集まりました。
                                               (瀧川恒夫)




 「草の根運動の拠点」意義強調 前進誓う

■革新と共同の会 「11年度総会」■ 2011/06/23

 革新と共同の会は23日、共同事務所で「11年度総会」を開催。一年間を総括し、来年度の運動方針を提起、討議したあと参加団体が確認しました。

 岩田事務局長は、大震災被災地の陸前高田でのボランティア体験を話し、その被害の甚大さを強調しました。(写真)

 建設横浜は瀧川書記長が、建設アスベスト裁判が最終段階を迎えていることを強調し、世論喚起への署名行動の要請を行いました。

 年金者組合や新婦人の会、民商など各団体からそれぞれ発言がありました。

 参加者は、地域で連帯した運動を定期的に進められる「革新と共同の会」の意義を再確認し、さらに前進させることを誓いました。
                                               (瀧川恒夫)




 「法廷で立証尽くした」 生きているうちに勝利判決を

■首都圏建設アスベスト訴訟提訴3周年集会■ 2011/06/23
style='font-family : "MS Pゴシック";line-height : 1.4;'
 首都圏建設アスベスト訴訟提訴3周年集会が23日、東京・日比谷公会堂で開かれ、2000人が結集。「命ある内に早期解決を」と東京・横浜地裁の勝利判決を求め、原告団と弁護団、支援者は一体となって団結を固め、さらに前進への決意を新たにしました。
 集会のあと、東京駅付近までデモ行進し、シュプレヒコールをあげ沿道に訴えました。

 巻田首都圏統一本部長は、「必ず勝利判決する願いを込め黙祷しよう」と呼び掛けたあと、準備に2年かけ提訴して3年を迎えた闘いを振り返り「絶対に勝利判決を」と強調しました。

 宮島原告団長は、「生きているうちに勝利判決を受けたい。最後まで闘いの先頭に立つ。発症しても裁判によらないですむ基金の創設を求め闘う」と決意を語りました。

 小野寺弁護団長は、「被告の残酷な加害者としての実態を法廷で立証尽くした。国と製造企業の責任は免れない。到達点ははっきりしている」と裁判の経過と見通しを示し、「主戦場は、もはや法廷の外にある」と世論の喚起を強く訴えました。

 札幌が4月、京都が6月と続いて提訴し、このあと大阪、九州も準備中である。それぞれの原告、弁護団から熱い闘いの報告がされました。全建総連の田村委員長は、今後10万人と予測される被害者の全国の仲間の闘いであることを強調しました。
                                               (瀧川恒夫)




 明日はアサリ汁 収穫に笑顔のバス旅行

■神奈川支部 バス旅行■ 2011/06/19

 神奈川支部は19日、恒例の支部バス旅行を行い、千葉県内房の潮干狩りとホテル三日月バイキング&温泉の旅を満喫しました。

 一行は、朝8時に新横浜に集合。雨が心配されましたが、日中は何とか持ちそう。アクアラインを通って1時間ほどでホテル三日月に到着。潮干狩りはそこからほどない。大潮は11時とあって、着いてからは余裕・・・。30分早まって砂浜へのゲートが開く。目指すはアサリ、あわよくばハマグリ。熊手で砂をひっかく手に力が入った。1時間ほどでそこそこの収穫に、みなの顔がほころぶ。

 昼食はバイキング。それぞれ、好みの食材を食卓に並べる。全員揃って、ビールやジュースで「かんぱ〜い」。懇談のあと、三々五々温泉に浸った。

 帰りのバスは、思い思いにマイクを握り、自己紹介やら掛け合いに大爆笑。笑いっぱなしの楽しいひとときでした。
 みなの思いは一緒。「明日は、アサリのみそ汁だ」。
                                               (瀧川恒夫)




 思想信条をこえて 暮らしよい社会を 学習で明らかに

■第52回横浜母親大会■ 2011/06/12

 第52回横浜母親大会が12日、神奈川公会堂で開かれ、447人が参加。「思想信条をこえて、いろいろな立場の人たちがみんなで力を合わせ、明日に生きる勇気と平和を願おう」と、子育てや教育、平和などを呼び掛けました。

 午前中は、@日本のエネルギー政策を考える、Aみんながつながる子育て・教育、B体験「自彊術(じきょうじゅつ)」日本最初の健康体操の3分科会が行われました。
 午後は、石川康宏神戸女学院大学教授が、「どうなるの 私たちのくらし」と題し、経済学を分かり易く講演しました。
 石川教授は、大震災の復興策や11年度政府予算にみる財界主導の経済政策など詳細に説明。財界がねらってきた新成長戦略、税財政、復興財源、消費税、TPP、道州制などの問題点を指摘し、厳しく批判しました。また、「原発災害は東京電力の賠償責任を明確にし、原発は期限を区切って廃止。自然エネルギーに転換すべきで、それが世界の流れ」と説明しました。
 そして、社会発展の土台は「市民が賢くなること」と、私たちに日常の学習活動の必要性を強調し、知的成長と熱意、責任感が社会を動かしていくと訴えました。
                                               (瀧川恒夫)




 家具転倒防止金具取付など住宅相談 包丁研ぎにも汗

■第34回全国統一住宅デー■ 2011/06/12

 全建総連は12日、全国統一住宅デーを開催しました。建設横浜は横浜市内36ヶ所に会場を設置。神奈川支部は5会場を設け、住民の要望に応えました。

 東日本大震災は空前絶後の大被害を多くの地域に与えました。第34回を数える今年の住宅デーは、震災を考慮して耐震相談活動や家具転倒防止金具取付などを中心に取り組むことを決めました。被害を最小限にしていくためには震災に対する防護策が必要であり、私たちの日々の努力によって培われるものです。各会場では、宣伝活動を重視し、町内会などへの呼びかけを強めました。(写真 顧客を相手に転倒防止金具取付の説明をする菊地さん)


■入江川公園会場 (7分会)

 研ぎ立て中古包丁を10本ばかり並べ販売。「売れ残ったら全部、震災の被災地に寄付するつもり」と、中澤さんがいいます。
 町内会役員の藤原さんは朝から、近所に声をかけ、ひと回りしました。
 宣伝チラシは、会場付近に手配りしたほか、町内会に協力をお願いして広報などと一緒に配布してもらい、その効果で包丁研ぎの依頼がありました。
 若夫婦は、「チラシを見てきました。助かります」と言いながら、包丁2本とマナ板削りを依頼。参加者は早速、包丁研ぎ作業に取りかかりました。
 中澤、後藤、中村、藤原、戸部、磯部さんの6人が参加しました。


■横山建設 (11、12分会)

 宣伝チラシは、読売と朝日新聞に500枚ずつ折り込み配布。残りは前日、手配りで近所のポストに投函して回りました。
 反響は甚大で、朝一番で20本の包丁研ぎの依頼がありました。
 この会場での開催は定着し、毎年楽しみにしてくれているほど。受付ノートには、20年分の依頼者がびっしりと記されていました。
 「商店街に来るプロの研ぎ師は500円だから安いよね」「最近はボロボロの包丁持ってくる人は少なくなったね」などと、包丁を研ぎながら楽しい話題で持ちきり。転倒防止金具の取付は、「明日見に来てね」と注文が入ったと三浦さんが言いました。
 参加者は10人。石川、宮林、斉藤、渡辺、横山、鈴木、三浦、田中、厚海、三浦さんでした。


■大豆戸町内会館 (17、18分会)

 「いい包丁が200円で切れるようになったら最高じゃない」と中山さんに、「『何時やるのかしら?』と気にしてる人もいた」と受付をしている大羽さんも言う。
 新聞折り込みに町会回覧板、近所に投函などと宣伝はやるだけやりました。
 「お婆ちゃんが足が痛いって言ってたから、届けに行ってくるよ」と、川上さんは上り坂の家まで出掛ける。「おつりは要らないから・・」と感謝されました。
 「屋根の棟がくずれたから・・」との住宅相談が1件ありました。包丁研ぎのほか、ハサミ研ぎの依頼が数多く目立っていました。
 七海、佐々木、川上、鈴木、佐藤、中山、大羽さんの7人が参加、汗を流しました。


■菅田東町町内会館 (19分会)

 会館の駐車場にテントを張り、用意万端。チラシは分担して、班長さんが手配りして回りました。
 警報器の見本を展示しようと計画したが、「売り切れで手に入らなかった」と残念がる佐藤さん。そして毎年、ゴキブリ団子が好評なのですが、今回は材料が入手困難で製造出来ず、常連さんに惜しまれました。
 「震災用転倒防止金具にあまり関心がないみたい。浜鯉まつりと一緒なら反響が大きかったんでしょうね」と悔しがる菅原さん。
 それでも今年は天気が良く、みな包丁研ぎに精を出し、若手の西山さんは自身のノミの手入れをするなど余裕でした。事務局の大谷さんも顔を見せ、包丁研ぎとマナ板削りの注文を依頼していました。
 最大19分会の参加者は、11人。菅原、佐藤、大内、本田、西山、木村、刈山、小田部、小田部、林、佐藤さんでした。


■菊地工務店 (26分会)

 宣伝チラシは、数日前から500枚を手配り。聞きつけた近所の方が注文に来ました。駆けつけた午前中に13本の包丁研ぎの依頼。通りすがりの人には転倒防止金具の取付を勧めました。
 金具の取付依頼がありましたので、早速同行しました。
 居間の茶箪笥が地震で揺れたとお客さん。「タンスの上部にL金物を2ヶ所、間柱と柱相手にビスで固定すれば丈夫になりますよ」と、菊地さんは丁寧に説明し、お客さんは納得していました。「2階にも、もう一ヶ所お願いします」と追加注文も請けました。
 参加者は、菊地、東、菊地、高橋さんの4人。元組合員の河合さんも応援に来ていました。

 岩谷執行委員長、瀧川書記長、中村・佐藤書記次長、金澤・松崎書記局は、組合の宣伝カーなどで会場周辺を周り、会場では役員、組合員さんを激励しました。
                                               (瀧川恒夫)




 建設アスベスト 公正判決を求める署名に83筆

■革新と共同の会 アスベスト署名行動■ 2011/06/11

 革新と共同の会は11日、東神奈川駅頭に15人が参加して、アスベスト被害や消費税増税阻止へ広く理解を深めてもらおうと宣伝を行いました。

 神奈川支部は6人が参加。今秋にも予定されている首都圏建設アスベスト訴訟の判決に向けて、公正判決を求める署名活動を展開しました。

 現アスベスト被害だけではなく、解体工事で拡散される被害がこれから予想されることも説明すると、妙齢なご婦人は納得して署名してくれました。

 アスベスト署名は83筆、消費税反対署名は40筆集まりました。
                                               (瀧川恒夫)




 建設の社会的役割は重要 新年度方針決め役員選出

■神奈川県建設労働組合連合会 「第57回定期大会」■ 2011/06/06

 神建連(神奈川県建設労働組合連合会)は5、6日、第57回定期大会を熱海後楽園で開き、2011年度の運動方針を決め、新役員を選出しました。

 内藤会長は、「あっという間に支援物資が山積みになり、宮城、岩手では涙を流し感謝された。組合は組合員に支えられて大きく前進していきたい」と挨拶しました。

 全建総連の大江書記次長は、「床や窓の修繕に合板859枚。『もうここには住めないと思っていた。町が救われた。生きる希望が持てた』と喜ばれた」と被災地支援の模様を話し、神建連をはじめ組合の素早い対応に感謝しました。

 神奈川労連の水谷議長は、「公契約条例や住宅リフォーム助成、アスベスト訴訟など足並みを揃えていく。組織を大きくして新たな国づくり、歴史をつくる年にしよう」と呼び掛けました。

 渡部書記長は基調議案提案のなかで、「国難からの脱却をめざし、特別な意味を持つ大会となった。復興は建設労働者の社会的役割の重要さを示した。新しい枠組みをつくっていく」と意欲を示し、強い絆で結びつくこと、仲間の連帯を強調しました。

 議案は、賃金、住宅、労働安全、社会保障、技術、税金、組織、教育宣伝、財政、平和の専門分野に分かれて討議。子細に亘る協議を通して全体会で承認されました。

 57年度役員は、内藤勝義会長、渡部三郎書記長は留任し、その他ほぼ変わらない役員体制となりました。建設横浜は生出直作委員長が副会長に新任しました。
                                               (瀧川恒夫)




 横浜大空襲から66年 「平和の大切さ」思う

■横浜大空襲フィールドワーク&体験を聞く会■ 2011/05/29

 横浜大空襲から66年になる29日、横浜市内各地で記念の催しが開かれました。
 かながわく九条の会は「悲惨な過去を忘れてはならない、知らなくては・・・」との思いで、神奈川区内に今でも残る戦争の跡を訪ね歩きました。
 死者1万人ともいわれるこの戦災を振り返り、平和の大切さを、参加者はあらためて思いました。

 小雨降るなか、東横線反町駅頭に集合した参加者18人は、高島山トンネルをぬけ本覚寺(鐘楼堂と山門のみ焼失から残存)、甚行寺(全焼、黒く焦げた墓石)、須崎神社(皇紀2600年記念の石灯籠)から幸ヶ谷公園(空襲の熱で割れた碑)、熊野神社(空襲で焼け再生したご神木)まで、事務局長の小林孝生さんの説明を受けながら歩きました。
 当時、幸ヶ谷に居住していた柳下靖子さんも一行に加わり、そのつど被災時の模様を克明に語りました。(=写真 青木橋・本覚寺山門下で)

                                               (瀧川恒夫)




 自治体への運動強化 生出新会長「先頭に立って」

■横浜市連 「第11回定期大会」■ 2011/05/26

 横浜市連(横浜市建設労働組合連合会)は26日、建設プラザかながわで130人余りが出席し、「第11回定期大会」を開きました。

 大会は、市連としての枠組みの中で要求をどのように実現していけるのかが中心に提案され、自治体への取り組み強化が確認されました。そして、新たに執行部が選出されました。

挨拶に立った横浜市従(横浜市従業員組労働組合)の菅野委員長は、「林市政は、中田前市長と変わらない民間委託を重視する手法。この大震災で、市民の命を守っていくかどうかが、改めて、行政の役割として問われている」と、市民目線に立った政策へ考え直すよう求めました。

 労使の垣根を越えて協力関係にある横建協(社団法人横浜建設業協会)の工藤会長は、「住民の生活基盤整備や切迫する首都直下型地震に備えたまちづくりは急務であり、行政に対して要望している。安全で快適な市民生活を守る役割を皆様と手を携えて取り組みたい」とのメッセージを寄せました。

 吉良書記長は運動方針で、「震災の地域復興は、建設業者しかいない。建設技能者の役割は高まった。戦い方次第で、被災者目線に立った政策が実現される」と国や自治体を動かしていく運動の強化を訴えました。

 新たに就任した生出市連会長は、「半世紀以上に亘って、どうにもならない状況を我々は運動で切り開いてきた。労働運動を中心に据えて、横浜市連は、日本の首都圏、全国の先頭に立って進めることを決意する」と、力強く挨拶しました。
                                               (瀧川恒夫)




 新執行部に団結 奮闘を決意

■横浜建設一般労働組合 「第3回定期大会」■ 2011/05/22
 横浜建設一般労働組合は22日、鶴見大学会館で「第3回定期大会」を開き、2011年度の運動方針を決め、新役員を選出しました。

 吉良比呂志書記長は基調議案で、「@大震災への支援・復興のために全力をあげて取り組み、A働くルールを確立し人間らしく生きていける建設産業を作り、B後継者が育ち、安心して暮らせる国土づくりに貢献しよう」と重点方針を掲げ、決意を語りました。

 菅原盛執行委員長は支援金募金の取り組みに感謝したあと、「現状はテレビ報道とは大違い。被災地は支援物資を頼りにしている。長い時間をかけて支援していきたい」と強調しました。

 内藤勝義神建連会長は、「2、3日で多数集めた支援物資、職人気質が有り難い。現地では涙を流して感謝されました」と語りました。

 神田雄一横浜労連事務局長は、職員の自殺など被災地で起きている二次災害に触れ、「人員削減や市町村合併でおきた人災だ。『震災だから我慢しろ』ではなく、賃上げも活性化もすすめる」と全力で取り組む姿勢を示しました。

 辻村定次建設政策研究所長は、「岩手県宮古市では20万円以上の住宅修繕工事に10万円の一率補助が出るため、市内住民の3分の1以上が住宅リフォームを行った。条件は市内業者が施工することだけ。できた住民との信頼関係は、この復旧支援に役立っている。市は増額し県も52万円補助して、現在、80万円の助成金。住民目線の行政は、横浜市とは大違い」と話しました。

 人事では、生出直作執行委員を新執行委員長に選出したほか、2011年度執行委員を決定しました。

 大会は、すべての仲間の幸せを勝ち取るため、新執行部に団結して奮闘することを決意しました。
                                               (瀧川恒夫)




 アスベスト訴訟判決は来春 支援活動を強化

■首都圏建設アスベスト訴訟第19回公判■ 2011/05/20

 「生きてるうちに解決を!」と早期解決を訴えている首都圏建設アスベスト訴訟第19回公判が20日、横浜地裁で開かれ、裁判期日は年内に結審し、来春3、4月に判決が下される見通しが示されました。

 弁護団の話では、結審は9月とみられていましたが、被告側の準備書面提出遅延のためずれ込むと予測されますが、判決の時期は変わらずとのこと。

 裁判を傍聴した内藤神建連会長は支援集会で、「弁護団の先生方は、国と企業の責任についてすべて訴えました。3人の原告の涙ながらの証言は胸に迫り、裁判長はじめ傍聴席に訴えるものがありました」と語りました。

 白田首都圏アスベスト訴訟統一本部副本部長は、「神奈川で勝利判決を勝ち取りるため、何でもやる。横浜地裁で勝つ。全国の仲間を励ます」と訴えました。

 支援集会では今後、裁判の進行に合わせて署名、集会など支援活動を強化することが確認されました。具体的な行動は、各機関で確認してください。
                                               (瀧川恒夫)




 復興支援に全力 安全・安心の国土づくりに貢献

■神奈川支部 「第66回定期大会」■ 2011/05/15

 神奈川支部は15日、横浜駅西口にあるホテルコスモで組合員ら100人余りが参加し、「第66回定期大会」を開催。2011年度の運動方針や予算を承認し、新役員を選出しました。

 大会は、この東北大震災被災地の復興と日本社会全体の安定のため、あらゆる措置を政府、自治体などに求めるとともに、その復興と支援に全力を挙げて取り組むことを決意しました。そして、我々の生活と権利を拡充、後継者を育成し、安全・安心の国土づくりに貢献することを誓いました。

 岩谷昭二執行委員長は、「大切な道具が大勢集まった。カンパありがとう」と大震災支援協力への礼を述べ、議員要請や葉書要請行動により建設国保予算が確保されたことを報告。そして、拡大の奮闘で大会現勢を確保したことに感謝し、団結の必要性を強調、更なる協力を要請しました。

 吉良比呂志本部書記長は、「今回の震災で、建設産業の役割がますます重要となったことが分かった」と話し、仕事や賃金確保、組織の立て直し、安心して生活できる社会をめざし頑張っていきたいと挨拶しました。

 澤田逸夫神奈川地区労連議長は、「増税しないでも、財界は250兆円貯め込んだ内部留保を出せばいいし、政党助成金もさし出せば震災援助になる」と政財界を批判。「経済を回して希望の持てる社会にしていこう」と呼びかけました。

 柴田豊勝元横浜市議は、大震災被災地の状況を話し、現地に訪問する計画を披露。福島原発事故では代替エネルギーの必要性を強調しました。そして、リフォーム助成など生活権を守れるよう支援していきたいと挨拶しました。

 支部長から名称変更され、新執行委員長には岩谷昭二さんが再任、副執行委員長は中山好一、佐藤清一、宮正広3氏が、瀧川恒夫書記長が再任されました。執行委員と分会役員の任期は2年。

 大会終了後の懇親会では、退任される事務局の大谷久子さんの労をねぎらい、また、新事務局員の戸井雅一さんが紹介されました。
                                               (瀧川恒夫)




 雨のなか「核廃絶」訴え 元気に行進

■原水爆禁止2011年国民平和大行進■ 2011/05/12

 平和行進は5月12日、今日は私たちが引き継いで行進します。広島の原水禁世界大会をめざし、「2011国民平和大行進」は、7日に東京を出発しました。

 朝9時、横浜労連や新婦人、年金者組合など連帯する仲間100人あまりが反町公園に結集し、出発集会を開きました。支部からは、13人が参加しました。

 岡田優子神奈川区長は、「安心して暮らせるまちづくりを推進していく上で、国際平和に貢献していくことは大切なことです。この行進を通して平和を願う皆様の目的が達成されることを祈念します」とメッセージを寄せました。

 澤田逸夫神奈川地区労議長は、「原発被災でマスコミの言わないことがたくさんあります。自らの目、耳、頭でみることが大切です。世界の軍備費を平和利用に充てれば、みんなが幸せになります」と語りました。

 県内通し者の広瀬さんは、「原爆で家族を亡くし孤児となって66年。平和行進を歩ける両親に感謝しています。二度と被爆者のないよう核なき平和の世界をめざし、県庁まで元気に歩きたい」と話しました。

 一行は、東神奈川の建設プラザで待ち受ける県主婦協や神建連のメンバーの声援を受け、米軍が駐留する瑞穂基地に向かいました。

 瑞穂基地入り口で柴田豊勝元市会議員は、かつての安保反対闘争で戦車を止めた歴史的な背景などを話し、また国内軍事施設など取り上げ、国の平和への取り組みを変えるよう訴えました。

 神奈川公園で小休止したあと、道行く人たちに核廃絶を訴えながら、みなとみらい地区を横浜市役所に向け行進しました。

 市役所でA・Bコースは合流し、200人あまりの参加者は小雨が降りしきるなか、隊列を組み、幟り旗を掲げ、沿道に呼びかけながら、県庁に歩を進めました。

 黒岩祐治神奈川県知事は、「核廃絶は人類普遍で国民共通の悲願です。残念ながら大量破壊兵器が現存するなかで、米ソが1550発以下にするという条約が発効され機運が盛り上がってきました。そこに期待しながら各自治体を連携して努力する」と声明し、代読されました。

 林文子横浜市長は、「長年に亘る平和行進に敬意を表します。横浜市はピースメッセンジャーとして国際社会に取り組んでいます。各国に抗議文も出し、今後も、平和の大切さを発信していきます」とのメッセージを出し、市幹部職員より伝えられました。
 
 被災者の会の中村ゆうこさんは、「平和利用といっても福島原発で被爆者が出ました。核に頼らないエネルギー、代わるエネルギーによって被爆者をつくらない必要があると思います。、この運動で頑張っていきたい」と強い決意を語りました。
                                               (瀧川恒夫)




 復興は憲法を軸に国民的世論を

■憲法改悪を許さない5・3県民のつどい■ 2011/05/03

 憲法改悪を許さない5・3県民のつどいが5月3日午後、神奈川公会堂で開かれ、県内から420人が集まりました。主催は、神奈川憲法会議(憲法改悪阻止神奈川県連絡会議)。

 岡村共栄神奈川憲法会議代表委員は主催者を代表して挨拶。「憲法25条(生存権)の観点から、人命と生活を最優先すべき。政党助成金を廃止して、米軍の思いやり予算をやめて、大企業減税を中止して復興財源にしよう。憲法を軸にして、スクラム組んで国民的世論にしていこうではないか」と呼び掛けました。

 浅井基文さん(元広島市立大学平和研究所所長)は「北東アジア情勢と抑止力論」と題する講演で、「3年間の米オバマ政権も今までの軍事政策の本質は何ら変わっていないし、日本の政治は米の『抑止』論で全ての政策を行っている。非核3原則を唱えながら『核の傘』に入っている政策は、国際的に信用されません」とバッサリ切り捨てました。
 そして、福島原発の深刻きわまる事態を受けてもなお多数の『容認する』の世論調査の結果に、「原発も核兵器も根っこは同じ。いま日本は、明治維新、世界大戦敗戦に次いで第3の開国。日本人が政治に物言う怒れる国民にならないと日本は終わってしまう」と警鐘を鳴らし、奮起を促しました。

 集会は、「選挙制度」「被災地支援体験」「歴史教科書問題」などの発言のあと、「憲法を守り生かす草の根からの世論と運動を前進させましょう」とのアピールを採択しました。
 終了後、西神奈川から六角橋商店街を通り、白楽駅までデモ行進しました。

                                               (瀧川恒夫)




 「戦争は絶対に反対です」 憲法記念日に宣伝行動

■かながわく九条の会 駅頭署名宣伝活動■ 2011/05/03

 かながわく九条の会は憲法記念日の5月3日、JR東神奈川駅頭で平和憲法を守る署名宣伝活動を行いました。

 ゴールデンウィークの真っ直中で行楽に出掛ける家族連れが多く見受けられる中、往来する人々にハンドマイクで呼び掛けました。会員は、チラシを手渡し、「憲法改悪に反対し、憲法九条を守る」署名を訴えました。

 チラシを手にした高齢の婦人は、「戦争は絶対に反対です。肉親を亡くしているし、あの時の思いは二度としたくありません」と強い口調で語り、待ちかねたように力強く署名しました。

 30分あまりの間に、チラシはすべて渡しきり署名は38筆あつまりました。
                                               (瀧川恒夫)




  「震災復興を実現しよう!くらしと雇用を守ろう!」メーデー

■第82回神奈川県メーデー■ 2011/05/01

 「働く者の団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう!大震災の被災者支援・復興に全力でとりくもう!脱原発・自然エネルギーへの転換を!」をスローガンに第82回メーデーが5月1日、市内南区の蒔田公園で開かれ、全労連や建設労連など約3000人が結集しました。

 第82回神奈川県メーデー宣言は、たたかうメーデーとして労働者・県民が幸せになれる社会の実現にむけ、すべての労働者・県民の力を総結集し、「働くものの団結で、震災復興を実現しよう!くらしと雇用を守ろう!」と呼び掛けました。

 特別アピールは、被災者支援・震災復興について次のように訴えました。
 「大震災は多くの被害をもたらし、多くの悲しみをもたらしました。同時に被災地での助け合い、支援の輪の広がりなど、連帯も大きく広がっています。災害を乗り越え、一刻も早い復興を実現するため、すべての労働者・県民の力を総結集することを呼びかけます」ー。

 この日に先立つ4月25日、対県要求は@東日本大震災に関わる要請A国への上申6項目B県への要求36項目などを黒岩祐治神奈川県知事に要請。対市要求は林文子横浜市長に、47項目の要請を行いました。林市長は、「担当部局に伝える」ことを表明しました。

 集会後は、大通り公園・石の広場までデモ行進しました。
                                               (瀧川恒夫)




 最終日走り回り 拡大月間終わる

神奈川支部 組織拡大月間最終日■ 2011/04/20

 建設横浜神奈川支部は春の拡大月間最終日を迎える20日夜、対象者宅に足を運び最後の詰めを行いました。
 そして終了後、支部事務所で主婦の会の炊き出し応援を受けるなか、この拡大月間の感想を出し合いました。

 この月間中の特徴として、前半は市連共済の就学祝い金のお知らせによる拡大行動。震災後は、建設国保の加入のほか、仕事先会社での労災加入要求や工事保険の必要性から加入する人が増えてきました。

 組合加入の仕方では、一般組合員が加入寸前まで勧誘した対象者を紹介し、拡大したケースが目を引きました。ここ数年に亘り毎週水、木曜日の拡大統一行動日には、役員を中心に支部に集合し、多くの組合員宅を訪問しました。大震災による家族・親戚などの現地被害状況や、停電・資材不足などによる仕事の進展状況の聞き取りや相談など対話を重視。支援も訴えながら、拡大の必要性を強調し進めました。こうした組合員訪問による対話重視の行動は、組合員さんを運動に駆り立てているとも言えるのではないでしょうか。
 事務局による窓口での経年の働きかけが浸透して、気軽に対象者を紹介してくれる点は見逃せません。支部に顔を出す人には、必ず「(未加入者はいませんかと)声をかける」という地道な努力を知っています。

 反面、今回は不測の事態があったとはいえ、中間決起集会を開けず、盛り上がりに欠けたのは悔やまれます。分会での拡大行動の動きが弱かったのが今後の反省点です。地震の影響が分会議の日程に重なって、分会オルグが充分にできなかったのは残念でした。

 「なぜ、組織拡大するのか?」の意義を常に反芻することが必要なのでしょう。「組合に入って良かった」という声は、たくさん聞きます。私たちは、私たちの生活向上のために拡大運動をすすめています。多くの人の胸に、すとんと落ちたら言うことはありません。

 かつて経験したことのない厳しい情勢のなかで、こういう時だからこそ「組合を求めている人がいます」。支部事務所を訪れる多くの人が、地震の支援カンパをしていきます。組合の団結の意義を思わずにはいられません。みんなで、「組合に入って良かった」と言ってくれる人をもっと増やしていきたい。
                                               (瀧川恒夫)




みんなが元気になろう! 

■東日本大震災 支援■ 2011/04/12

 東日本大地震から11日で、1ヵ月が経つ。毎日、溢れるような被災地のニュースが伝えられ、惨状を見るにつけ心が痛む。しかし、何事もなかったように、自然は春を告げる。

 自宅のそばの新子安公園の桜が満開になった。公園は、中央半分が遊具で、それを取り囲むように木々が林立する。小さな子どもたちが飛び回り、遊具で屈託なく遊ぶ姿と対照的に、自前のアウトドアベンチで桜の下、一組の家族が静かに花を愛でていた。

 ソメイヨシノ(染井吉野)は全国で最も見かける桜である。花は葉の出ぬ先に開き、蕾は初めは淡紅色で、次第に白色に変わる。成長は早いが、木の寿命は短い。エドヒガンとオオシマザクラの雑種という説が有力で、東京都北区の染井の植木屋から売り出されたという(広辞苑)。時折、風で舞い落ちる花びらが、郷愁を誘う。

 震災後は観光地のキャンセルが相次いで、訪れる客は激減している。企業の生産は下降し、個人消費は落ち込んでいる。ますます、景気の悪化が心配される。日本全体に自粛ムードが続いては、被災地への支援もままならない。今までの平静な生活を営むことが、被災地への応援になるはず。いまこそ、「サクラサク(桜咲く)」の合格電報のごとく、春の訪れとともに「元気な日本」をみんなで創っていこうではないか。
                                               (瀧川恒夫) 



支部バス旅行決まる 申し込みはお早めに
神奈川支部 バス旅行■ 2011/03/28

木更津潮干狩り&竜宮城ホテル三日月昼食・入浴
                                     神奈川支部では、下記の通り、バス旅行を計画しました。初夏のひとときを組合員の皆さんと親睦を深めませんか。

日   時 6月19日(日)
集合場所 新横浜 新横浜国際ホテル道路向側
出発時間 午前8時(時間厳守)
会   費 大人3500円(中学生以上)
       小人2000円(座席使用)
申   込 6月10日までに下記の申込書にご記入の上、
       会費を添えて、お申込下さい。

                  先着120名で締め切らせていただきます。




建設国保で事業所4人加入
神奈川支部 拡大速報5■ 2011/04/07

加入事業所より新加入4人
   健康保険の良さを訴え、従業員を加入


 建設国保・労災保険・自動車共済など建設の組合ならではの魅力で、組合員拡大は一日一日、確実に前進しています。
 今の日本を復興できるのは建設の職人です。
 多くの仲間に組合加入を勧め、要求を実現していきましょう。

震災の募金を受け付けております

 支部事務所において義援金や物資の調達の際には、組合員さんに声を掛け、ご協力を頂いております。
 今後、人的な支援も検討しておりますので、ご協力いただける方は、事務所までご連絡ください。
                                              (金澤 拓也) 




乾電池700個・ブルーシート500枚など 宮城県連に
■東日本大震災 支援対策本部ニュース第1号■ 2011/04/07

 朝4時、宮城県連にむけ出発
    仲間からの支援物資続々と

 3月31日、孤立状態になっている気仙沼沖の大島の仲間をはじめ、宮城県の仲間への緊急支援物資の提出を皆様にお願いしたところ、仲間から続々と支援物資提供の申し出があり、3日までに要請数を上回る物資が次々に届けられました。

 その中身は、緊急要請されていた発電機・ドラム・コードリール10数機、乾電池700個以上、ブルーシート500枚以上、さらにカセットコンロなど多数にあがっています。

 現地では、物資到着を心待ちにしていることから、4月4日の午前4時に支援物資を届けに県連を出発しました。代表団はお昼には宮城県連に到着し、支援物資と支援金を届け、現地被災地の視察する予定です。

                        (神奈川県建設労働組合連合会災害対策本部) 




「東日本大震災」支援活動を開始 ブルーシート届ける
■本部執行委員会■ 2011/04/05

 
「東日本大震災」の被災に対して本部執行委員会は3日午後、被災地への支援活動の基本的な対応を決議し、救援活動の今後の取り組みを協議しました。

 救援活動の第一歩として、4月4日早朝に発電機やブルーシートなど調達物資を車に積み込み、宮城県気仙沼の全建総連宮城県連に陸送し届けることを決めました。
 
 建設横浜の当面の考え方は、@対策本部は執行委員長を本部長にして設置し、情勢の動向に応じて協議するA救援募金に取り組み、活用するB物的・人的支援をすすめる--としています。

 「現地に救援に行きたい」という組合員の声が、多数届いています。
 支援の具体的な内容を全建総連は4月15日に示す予定です。建設横浜としては早急な対応を検討しています。
 支援隊については、復旧作業での事故や災害などの対策を含めて検討。人員は希望する組合員の登録により、職種・資格・所有機器・健康状態などを考慮し実行に移していきます。
 救援募金は、各支部に多数寄せられています。
(写真上 被災地への激励を込めてエールを送る本部執行委員ら=建設横浜本部会議室)
                                               (瀧川恒夫) 




組合員さんによる拡大が進む 組合員訪問が浸透
神奈川支部 拡大速報4■ 2011/04/02

36名連日の成果積み上げ

組合員が知人を加入

 分会所属の組合員が未加入者を発掘。説明の場を設定したり、支部事務所まで一緒に来たりと、組合員による拡大が実行されています。
 役員さんが組合員さん訪問を実行していることにより、多くの対話が生まれ、拡大運動が浸透していると思われます。

年度替わりや労災加入 一週間で5人が加入
 他にも従業員や知人が対象者として多く上がっています。
 「組合に入って良かった」と、一人でも多くの人が言えるように、多くの人に声を掛けましょう。
                                              (金澤 拓也) 




支部バス旅行決まる 申し込みはお早めに
神奈川支部 バス旅行■ 2011/03/28

木更津潮干狩り&竜宮城ホテル三日月昼食・入浴
                                     神奈川支部では、下記の通り、バス旅行を計画しました。初夏のひとときを組合員の皆さんと親睦を深めませんか。

日   時 6月19日(日)
集合場所 新横浜 新横浜国際ホテル道路向側
出発時間 午前8時(時間厳守)
会   費 大人3500円(中学生以上)
       小人2000円(座席使用)
申   込 6月10日までに下記の申込書にご記入の上、
       会費を添えて、お申込下さい。

                  先着120名で締め切らせていただきます。




地震被災・建設用資材の不足 情報が入っています
神奈川支部 拡大速報3■ 2011/03/28

31名第1節拡大目標達成

建設用資材の不足

 現場に資材がなくストップしてしまっているなど、組合事務所に相談に来る人が増えています。どこのメーカーのどの資材が足りていないのか、正確な情報が必要です。

組合で通産省に調査要請検討
 3月11日におこった震災の影響により製造・物流に混乱が起こり、燃料の不足は解消されつつあるものの、建設用の資材の品薄や遅延が起きています。
 組合では、上部組織である全建総連に呼び掛け、経済産業省に対し、事態の究明を調査するのを検討しています。
 今回の震災が、一部の金儲けの道具にされないように注意していきましょう。

組合員の家族や親戚、知人の東北地方太平洋沖地震による被災者の情報
 全国的な組織なので、東北地方にも当然組合があります。現地の組合と情報交換を行い、行方不明者の確認や避難場所の状況把握に努めています。
                                             (金澤 拓也) 




「拡大出陣式」で強い決意 最大組織の19分会
■19分会 分会拡大出陣式■ 2011/03/23

 神奈川支部19分会は13日、分会拡大出陣式を行いました。

 支部分会最大組織の19分会は、秋の拡大月間では目標の8名を大幅に上回る成果を達成しました。今回も目標は8名。静かなる意欲に燃えています。

 菅原實分会長は、「目標達成に向けて邁進のみ!」と強い決意を色紙に認めました。
                                               (瀧川 恒夫)




「税金の厳しい取りたて制度」法案に反対 税務署に要望書 
■3・13重税反対全国統一行動港北・神奈川集会■ 2011/03/11

 「内需主導経済の転換めざし、大企業減税・庶民増税阻止、社会保障充実、仕事・雇用を増やして安心の国民生活を」
 --「国民のみなさんへ」と、3・13重税反対全国統一行動中央実行委員会は、呼び掛けました。

 3・13重税反対全国統一行動港北・神奈川集会(主催・同実行委員会)が11日、港北区大豆戸の港北公会堂で行われ、国民へ呼び掛けるアピールを採択。そして、神奈川税務署に向けてデモ行進するなかで、沿道の人々に呼び掛け、税務署に要望書を手渡しました。

 佐藤清一実行委員長は集会の冒頭、、「国民が安心して暮らせる社会を取り戻しましょう」と挨拶しました。

 鎌田神奈川県商工連合会会長は、「戦後、せっかくここまで良くしてきた税制と国民の自主申告権を変えさせる訳にはいかない」と、政府が今国会に提出した国税通則法の改悪法案を痛烈に批判し、「紳商連は頑張ります。一緒に奮闘しましょう」と呼び掛けました。

国税通則法の改悪
 今国会の予算関連法案として出された「所得税法等の一部改正案」の中には、すべての業者に記帳義務を押しつけ、税務調査期間の延長、無申告者へのきびしい罰則規定など、国税通則法を改悪する内容を盛り込んでいます。
 その上、事前連絡しない税務調査や反面調査の合法化、いったん終わった税務調査もやり直しできるなど、納税者の権利を蹂躙し、税務署のやりたい放題の税務調査に道を開く規定も含まれています。
 この改悪は、いま政府がねらっている消費税増税を実現させた際に、確実に徴収していくための納税環境の整備にほかなりません。

 革新懇の代表は、「教育と勤労、納税の三大義務には同時に権利もあります。目を光らせていないと重い税金を課してきます。憲法を暮らしに活かす闘いをしましょう」と訴えました。

 そして、新婦人や共産党代表などの発言。建設横浜や民商、年金者組合など参加団体から強い決意表明がありました。

 澤田神奈川地区労連議長は、「税金は誰のために使うのか。政治を変えないと世の中が変わらない。鴨居洋子さんを県知事に選ぶことは、決定的な要求実現になる。統一地方選挙では、私たちの思いが伝わる人に一票を投じたい」と語りました。
                                             (瀧川 恒夫)




毎週水・木曜日は組合員・組合未加入者を訪問
春の拡大月間 統一行動日■ 2011/03/10

 春の拡大月間も3月に入り勢いを増してきました。
 毎週水・木曜日は事務所に集まり、組合員や組合未加入者を訪問しています。

 今日は、今年入学しそうな子持ちの組合員宅を一軒一軒訪問し、丁寧に説明しました。まだまだ、浸透してしていないことがわかりました。

 就学祝金が増額( 今年4月から、小・中学校に入学する際には、市連共済から給付される就学祝金が、五千円から2倍の10,000円に増額しました。)

 あらためて組織力の必要さを痛感するとともに、まだまだ組合に入っていない人、知らない人がたくさんいるということも分かりました。

 3月10日現在、神奈川支部の拡大数は26名。組合未加入者には、組合の良さをアピールして説明しましょう。目標103名に向けて奮闘していきましょう。
 私たちの要求実現に向けて、3月20日に行われる中間決起集会は、大勢が集まり成功させましょう。
                                             (金澤 拓也) 




新入学生(小・中学校)を持つ組合員に朗報
神奈川支部 拡大速報2■ 2011/03/02

市連共済の就学祝金 大幅拡充
5,000円が10,000円になりました。

 今年の四月に小・中学校に入学するお子さんがいる組合員の場合、今まで5千円だった就学祝金が1万円になりました。
 まだ知らなかった方でも、3月18日までに申請すれば、一人につき5千円の祝金がでます。
 
 申請にご不明の点、申請の有無の確認については、支部事務所までお問い合わせください。

春の拡大決起集会 3月20日18:30、建設プラザにて 

                        (金澤 拓也) 




「声を掛けなければ始まらない」 春の拡大月間始まる
神奈川支部 拡大速報1■ 2011/02/27

 春の拡大 目標103名
20名のスタートダッシュでやりきろう!

若い世代で組合のよさを理解
 「組合に入っていてよかった」と未加入者に実体験をアピール。税金相談や建設業許可、労災体験など仕事に役立つ情報が武器になりました。

不払い・未払いの解決に
 最近、下請け業者での不払い・未払いが起きています。解決には早めの対応が必要です。まずは、支部事務所までご相談下さい。


                        (金澤 拓也) 




くらしも、子育ても、平和も 安心できる神奈川へ
革新と共同の会 月例宣伝行動■ 2011/03/05

 革新と共同の会は5日午後、JR東神奈川駅頭で月例宣伝行動を行いました。

 建設横浜から7人のほか新婦人や年金者組合など皆で14人が参加。アスベスト被害者根絶や核兵器廃絶など署名を求めながら、趣旨を訴えました。

 澤田神奈川地区労連議長はハンドマイクで、「福祉予算を切り捨て、特定大企業を応援してきた。その金額でどれだけの県民の暮らしを豊かにできたか」と、松沢神奈川県知事のすすめたインベスト神奈川の政策を批判。
 新婦人の前田さんは、「今こそ、『くらしも、子育ても、平和も安心できる神奈川へ』と主張しているかもい洋子(鴨居ひろこ)さん(神奈川県知事選挙立候補予定)を県知事にして、私たちの暮らしにやさしい県政にしましょう」と訴えました。

 宣伝チラシは全部で900枚。署名は、「核兵器廃絶」が34筆、「アスベスト被害根絶」署名は、25筆いただきました。
                            (瀧川 恒夫)




「新アピール署名」スタート 核兵器の全面禁止求める
国連事務総長も賛同
「平和新聞」(日本平和委員会)から転載■ 2011/02/25
 原水爆禁止日本協議会(原水協)が呼び掛けた核兵器の全面禁止を求める新アピール署名が15日、全国でいっせいにスタート。この日、広島、長崎、東京の3都市で、署名運動の発表集会が開催されました。

 東京で開かれた集会には、用意された資料が足りなくなる約160人が参加し、ぎっしり埋まった会場は熱気に包まれました。

 「昨年5月のNPT再検討会議では、核兵器のない世界を達成することを目標として宣言しました。12月の国連総会では、核兵器禁止条約の交渉開始を求めるマレーシアの提案に、現に核兵器を持つ中国、インド、パキスタンも賛成票を投じました。国際政治の舞台では、核兵器廃絶を求める声が大勢となっています。署名用紙の印刷できます国連事務総長が、被爆者の命のあるうちに核兵器をなくそうと呼び掛けている今、世界の平和運動はこれを現実のものとするために立ち上がるべきです。そのイニシアチブを、被爆国日本から、被爆者とともに発揮すべきだと考えました」

 原水爆禁止日本協議会(日本原水協)の高草木博代表理事は、新署名に込めた思いをこのように語りました。
 
 国内外から賛同のメッセージ。国連からは、潘基文(パン・ギムン)事務総長とセルジオ・ドゥアルテ軍縮問題担当上級代表のメッセージが寄せられました。潘事務総長のメッセージは、「核兵器のない世界を実現するために持てるすべての力を発揮すべきとの確信を強めた」として、「私たちが(核兵器廃絶を)成し遂げるとき、それはみなさんのような人々のおかげなのです」と市民社会の役割を改めて強調。「みなさんの努力を全面的に支持する」と記しています。

(画像は、「原水協通信」(日本原水協)から。 文は、「平和新聞」(日本平和委員会)から転載しました) *署名用紙A4の印刷できます。




経営者・ゼネコン社員・現場労働者 三者が一堂に会し提言
人が育つ、明るい建設現場をめざす討論集会■ 2011/02/20
 2月20日午後、けんせつプラザ東京に首都圏の建設労働者を中心に308人が集まり、「人が育つ、明るい建設現場をめざす討論集会」を開催しました。はじめて経営者(専門工事業)、ゼネコン社員、現場労働者が一堂に会したこの集会は蟹沢宏剛芝浦工業大学教授をコ―ディネーターに、国会議員(民主、自民)、政党もかけつけ、倒産・廃業続出、低賃金・劣悪労働環境、後継者難という建設産業の現状打開と、技術継承へ、従来の枠を超えた連帯で政府に働きかけていくことを申し合わせました。

 討論集会は田口都連書記長が司会をつとめ、高井都連委員長が開会のあいさつ。

 蟹澤教授は基調講演の中で建設業の重層構造は「請負の方がもうかる」という幻想、企業が労働者に関する負担を回避する悪習の解決を先送りしてきたことが要因になっていることを指摘し、一人親方問題の整理など六つの検討事項をしめしました。  才賀建設産業専門団体連合会(建専連)会長は、公共工事でのダンピング受注を批判し、利益確保のためゼネコンは無理な工期短縮を強要しているとして、適正工期を強く訴え、建専連が昨年3月発表した「12の提言」の実現への決意を語りました。

 福島日本建設産業職員組合(日建協)議長は、ゼネコン社員も賃下げが続いているとのべ、公共の土木工事での「無報酬業務」をなくすこと、民間では標準工期を守ることの重要性を強調しました。

 古市全建総連書記長は、仕事不足→過当競争→賃下げ→倒産という負の連鎖を断つために、参加団体とともに奮闘していく、決意を明らかにしました。

第二部では社民党の保坂前衆議院議員、共産党の高瀬さんも含め、政党から報告を受けました。(民主、自民の報告要旨は最下行に掲載)。

 従事者からの発言では、神奈川の型枠の井上さんや鉄筋工の仲間など6人が現状を報告し、運動への決意を語りました。

 東京土建からは北支部の黒木さんが「職人の誇り、いのちである道具を100円ショップで買っている若者をみた。工期がきびしいので若者に体験させたい仕事も自分でやってしまう」と実情をのべ、「今日の集会を機に一歩前に出よう」と呼びかけました。

 白井横浜建設業協会名誉会長は「公共工事の低価格受注は会計法などがネック」と指摘し、業界、組合一体となって発注者に訴えていくことを強調しました。

 これらの発言をうけて、才賀建専連会長は「技術(者)の継承・育成、インフラの維持・更新の重視、法制度の整備などへ国は目印をかかげよ」。福島日建協議長は「建設業の古い体質を変えるために、力をあわせて大枠を変えよう」。古市全建総連書記長は「来週、大畠国土交通大臣に会い仕事おこしを要請するが、今日の皆さんの要望が実現するよう、きちんと伝えたい」と決意を語りました。

 最後に蟹澤教授が「立場、主張を超えて連帯し、政府に具体的な政策をたてさせよう」とまとめ、閉会しました。


 平智之衆議院議員(民主)の発言=建設技能者賃金対策ワーキングチームで、国交省の労務単価が労務費のデフレスパイラルの要因となっていることを指摘し、適切な措置を取れとする「公共工事設計労務単価に関する提言」をまとめ、党に認められた。
 次に賃金の引き上げへ、労務費とは賃金+福利厚生費+経費であることを明確にし、法制度に手をつけていく。技術者、職人が手をぬくことを知らないのをいいことに低価格を押しつける今のシステムを改善していきたい。

 脇雅史参議院議員(自民)の発言=この10年ほど財政難を背景に「公共工事不要論」が出され、悪者にされている。ある試算によれば現在の公共工事費ではインフラの維持にすら足りないという。安ければいいで、必要以上に建設工事価格が下げられている。公共が建設労働者をピンハネしていいのだろうか。
 私は超党派の公共調達適正化研究会に参加し、「安ければいい」という契約方法を変えるために論議しているが、意見は一致している。低価格入札者のくじ引きで受注者を決めているのは日本だけだ。早急に改善をはかりたい。

                                    (写真と文 東京土建提供)



戦争賛美と憲法敵視 欠陥教科書に反対の声
■「戦争賛美と憲法敵視の教科書を採択させない市民集会」■ 2011/02/18

 「戦争賛美と憲法敵視の教科書を採択させない市民集会」が18日、関内ホールで開かれ、「『つくる会』教科書はもういらないの運動を!」と呼び掛けました。

 横浜市の教科書採択の経緯と問題点を寸劇で詳細に説明。
 これによると、2000年度まで横浜市は「学校票」(教科ごとに希望する教科書を1種類書いて、各学校が教育委員会に提出する)の集計通りに採択される民主的採択地区として有名であった。01年度に「新しい歴史教科書をつくる会(つくる会)」の扶桑社版歴史、公民の教科書が登場。全国で「学校票」が廃止され、現場の声が反映されなくなった。
 05年度に扶桑社が採択候補に入り、09年度に横浜市内8区で中学校歴史教科書(自由社版)を採択。翌年度は小学校教科書も採択された。

 中学校社会科教科書採択の問題点はどこでしょうか。
@戦前の大日本国憲法を高く評価している
A国家に従順な人間の育成を目指している。
B戦争を格好よく描いて賛美している。
C自国を過激なまでに賛美し、アジア諸国を蔑視している。
と、しています。

 講演で小森陽一東京大学教授(九条の会事務局長)は、横浜市教育委員会の異常な採択手続きとその後の経過を説明し、「横浜市を全国最大の採択地区として同一教科書にし、戦争賛美・天皇崇拝・女性と民衆とアジアを蔑視する歴史を押しつける突破口にし、横浜の事例を神奈川県に、全国へと拡大していくねらい」があると指摘しました。
 そして、教科書問題の根は「領土教育」「歴史修正」への欲望。始まりは湾岸戦争(皮肉にも「日本は、海外派兵できないスゴイ憲法を持っているんだ」と世界で再認識された)、自衛隊の海外派兵を目論む。沖縄返還協定で仕込んでいた尖閣諸島問題など領土ナショナリズムでの中国脅威論等々歴史的な背景を説明しました。目的は、「誇らしい国だった」と教育し、9条を改悪してアメリカと一緒に戦争をする国にするといいます。
 小森さんは、「国による歴史の隠蔽は許さない。草の根運動をつくっていけるか、行動の仕方に掛かっている」と鼓舞。「この動きをチャンスにして、バラバラの地域を紡ぎ治していく、この狙いをはっきりと押し返していきましょう」と呼び掛けました。

 主催者は、「大人の責任として、偏った教科書で子どもたちの教育が歪められ、将来が閉ざされることを断じて許すことができません」とのアピールを提案。割れんばかりの拍手で採択されました。
                                             (瀧川 恒夫)




かもい洋子(鴨居ひろこ)さん 県民集会で提言
■2・17県民集会■ 2011/02/17

 「みんなが元気になる神奈川、くらしも 子育ても 平和も 安心できる神奈川へ」
 4月10日に実施される神奈川県知事選挙に立候補を表明した市民・平和運動のリーダーかもい洋子(鴨居ひろこ)さんは17日、横浜文化体育館で行われた県民集会で、雇用と生活、子ども・お年よりを大切にする県政、平和外交など3つの約束を強調。

 鴨居さんは、「松沢知事は構造改革を推進し、県民をなおざりにしてきた」と話し、@地域経済の再建A医療・福祉B教育・福祉C環境・平和など--各分野への具体的な提言を明らかにしました。
 そして、「県政の転換が求められている。県民の諸要求を実現するために全力で頑張る」と決意を表しました。

 平和団体は、県内米軍基地の撤去と平和外交の推進。教育分野は待機児をゼロに、中学校給食実現などを要求。建設は、住宅リフォーム助成制度の創設など中小企業を元気にする支援措置の拡充や公契約条例の制定など関連諸要求を訴えました。

 岡村共栄実行委員長は、「大企業に116億円援助した。小学校6年まで医療費無料にしても20億円。福祉・教育予算は全国で40位だ。特養老人ホームは3、5年待ちで、保育園にも入れない。本当に人間らしく生きられる社会を神奈川からつくり出そうではないか」と呼び掛けました。

 水谷正人神奈川労連議長は、「まっとうな政治、ひとり一人自発的に暮らせる社会。働きがいのある元気な神奈川にしましょう」と訴え、参加者は大声援で応えました。
                                             (瀧川 恒夫)




「仕事をよこせ!賃金引き上げで不況打開を!」 請願提出
■2・10建設労働者春闘決起集会■ 2011/02/10

 2・10建設労働者春闘決起集会が10日、東京・日比谷野外音楽堂で開かれ、「仕事をよこせ!賃金の大幅引き上げで建設不況打開を!」など要求を掲げ、大きく政治の転換をせまりました。主催は、生活関連公共事業推進連絡会議と建設関係労働組合首都圏共闘会議。

 集会には、神奈川や東京、埼玉、千葉の建設労組のほか、国交省や運輸省関東地本、都庁職員労組、横浜市従など首都圏から4000人を超える仲間が結集しました。

 挨拶に立った全建総連の高橋賃対部長は、「2010年498万人から70万人減った。賃金、単価が下落し、若者の建設労働への就労意欲がなくなった。悪循環を止めないと、伝統継承ができない。現状だと後継者がいなくなる」と話し、「首都圏共闘で待遇改善はかることで解決する」と訴えました。

 大門美紀史共産党議員は、「国の景気が良くならないと建設の仕事が増えない。景気を良くするには、賃金を上げて内需を拡大するしかない」と強調。公契約条例とリフォーム助成を国の制度として立ち上げるべきだと主張しました。

 大阪春闘共闘会議の長島議長は、「大阪府下をすべて廻って、住宅リフォーム助成や耐震改修などで自治体通信簿をつけた。自治体を慌てさせた。スウェーデンでは、夏期休暇は3ヵ月、休業補償は3年、医療費はタダ。教育や病気の心配はいらないから貯金はしなくてもいい。消費に回す。政治を根こそぎ変えていかなければならない。国会を包囲して、建設労働者の劣悪さを全国に知らしめよう」と呼び掛けました。

 集会に先駆けて、参加者は国土交通省前を包囲、宣伝行動を開始しました。建設横浜の須田利正書記次長は、建設労働者の実情を「現場では休み時間にキャッチボールをする余裕もなくなった」と表現し、窮状を改善するようマイクを握って強く訴えました。

 参加者は、「建設不況を救済せよ!就労を確保せよ!リフォーム助成を新設せよ!」など国交省にむけてシュプレヒコール。拳を突きつけました。そして、「建設労働者の賃金労働条件改善・仕事確保、地域建設業の復興を求める請願書」を国土交通大臣に提出しました。

 <国土交通省前を包囲、宣伝行動>の動画は、こちら→ ビデオ映像(YouTube)

 集会のあと、国会に向け元気にデモ行進。
 国会前では日本共産党議員団が出迎え、衆参両院議長あての「建設労働者の労働条件向上、アスベスト被害の根絶と補償、地域建設産業の復興を求める請願書」を受け取り、協力を約束しました。
                                             (瀧川 恒夫)




「安心して豊かに暮らせる社会をつくる運動が必要だ」と講演
■神奈川区革新と共同の会「第7回講演と音楽の夕べ」■ 2011/02/05
 「第7回講演と音楽の夕べ」が5日、JR東神奈川駅東口・かなっくホールで開かれ、150人余りが参加しました。主催は、神奈川区革新と共同の会。
 バラライカ奏者・北川翔さんと長尾和彦さん(ギター)による演奏6曲は、そのテクニックと豊かな音楽性に魅了されました。
 山家悠紀夫さん(「暮らしと経済研究室」主宰)は、「「構造改革」という幻想・「痛み」はもうたくさんだ!」をテーマに講演しました。

 澤田逸夫神奈川地区労連議長は開会挨拶で、「期待を裏切った民主党政権は退場してほしい。4月の選挙は要求をくみ取る選挙にしていく必要がある。今日の演奏で心豊かに、講演で頭豊かにしていこうではないか」と呼び掛けました。

 鴨居洋子さん(神奈川県知事選挙予定候補者)は、「暮らし、雇用を再生。福祉政策を進め、消費税増税には反対します。TPP参加は国の在り方を一変します。県民の命と安全を守る県政が求められています。子ども、年寄りに優しい県政にしていきます」と訴えました。

 山家さんは講演の冒頭、厳しい日本経済と暮らしの現状を図表を示しながら説明。この1年半で景気は一時に比べ良くなったが、圧倒的に輸出依存型で内需は不振。失業者は320万人という現実を説明しました。。
 暮らしを破壊し、日本経済を没落させたのは「構造改革」。橋本自民党内閣以来小泉内閣と続く構造改革政策は、企業が儲かっても賃金が上がらず、暮らしが厳しくなった。国内需要は増えず(デフレ)、輸出依存型になった。
 現民主党政権は、当初は「国民生活を第一とした政治を行う」と表明しましたが、09年12月の新成長戦略の閣議決定では、経団連の考え方と一致した基本方針を打ち出しました。法人税率を引き下げ、消費税で穴埋めする。そしてまた、菅首相は所信表明演説でTPPへの加盟方針を表明しました。農業を壊滅させ、食料自給率は10%台になるこの政策では暮らしはますます酷いことになります。
 山家さんは、その政策を痛烈に批判し、「財源はあります」と話し、そして、
 ●労働者も自営業者も農民も、週40時間労働でまともに暮らせる社会に。
 ●誰もが安心して暮らせる社会、社会保障は西欧並に。
 ●自治体の財源を確保し、農林業を再生。どこにいても豊かに暮らせる社会に
「誰もが安心して豊かに暮らせる社会をつくる運動が必要だ」とビジョンを示しました。

                                             (瀧川 恒夫)




「お年寄りや障害者が安心して暮らせる自治体に」
■市民自治研「明日のヨコハマを考えるつどい」■ 2011/01/29

 市民自治研実行委員会は29日、西神奈川・神奈川公会堂で「明日のヨコハマを考える」集会を開き、「一斉地方選挙まで2ヵ月余。地方分権でも地域主権でもない、今、地方自治を問い直そう」と、林市政の1年5ヵ月を検証し、疑問を投げかけました。

 長尾演雄実行委員長は、「地方自治を発展させる議会の意味と住んでいて良かったといえる街づくりを皆で考える集会にしましょう」と呼び掛けました。

 集会には、敬老パス、保育問題、教育、地域経済、国保、建設から公契約問題など各団体から悲痛な現場の声が寄せられました。

 特別講演では、松本猛さんが先の長野県知事選挙に出馬した体験から、「子どもと自然と文化を大切にし、お年寄りや障害者が安心して暮らせる自治体に」と熱弁しました。
 立候補し、県の勉強し始めると県が抱えている重要な問題が山ほどありました。現場に行くほど、どの分野も大きな問題を抱えて悩みは増すばかりであったが、しかし、確信が持てたのは、現場に行かなければ物事の本質は分からないということでした。
 松本さんは、選挙戦を通じて出会ったたくさんの人々から学んだ「信州の姿」を話しました。
                                             (瀧川 恒夫)




村山教授に被告側の反対尋問
■首都圏建設アスベスト第17回公判■ 2011/01/28

 首都圏建設アスベスト第17回公判が28日、関内の横浜地裁で開かれ、前回に続き原告側証人に対する被告(国・企業)からの反対尋問が行われました。
 そして、法廷そばの開港記念会館では、仲間を支援する集会が開かれました。

 公判は13時30分に開廷し、前々回公判で学術的見地からアスベストの被害状況を証言した村山教授に対する被告側の反対尋問が行われました。傍聴した白田副本部長によると、国代理人の尋問は当を得ないものであり、傍聴席の失笑を買っていたといいます。

 裁判は、第18回期日より被害立証(原告の証人尋問)が行われ、「大山場」をむかえることになります。
 私たちの運動も従来にも増した取り組みが求められてきます。
 裁判所前での宣伝行動、そして、原告を励ます支援集会に多くの仲間が参加しましょう。

<裁判所前宣伝行動>の動画は、こちら→ ビデオ映像(YouTube)

                                             (瀧川 恒夫)




「県政を変えていきましょう」と、議長が挨拶
■神奈川地区労連「2011年旗開き」■ 2011/01/25

 神奈川地区労連は26日、神奈川区役所4階食堂で旗開きを行いました。

 澤田逸夫神奈川地区労連議長は、「民主党政権は期待はずれでした。選挙を通じて変えていかなければならない。松沢神奈川県知事は、インベント神奈川で大企業に食い物にされている。弱いものの味方になる県政にしていきましょう」と呼び掛けました。

 高橋博彦横浜労連議長は、「TPPは、国民生活を破壊する。国民目線の政治に我々が変えていかなけばならない」と挨拶しました。

 旗開きには建設横浜の他、年金者組合や全国一般、郵産労、医療生協などが参加しました。

 それぞれの組合は、「一緒に、地域に根ざした運動をしましょう」と連帯の挨拶を表明。懇談、ゲームなどのあと、手締めで散会しました。
                                              (瀧川 恒夫)




鴨居洋子さん県知事選挙推薦 春闘方針を確立
■横浜労連「2011年旗開き」■ 2011/01/20

 横浜労連(横浜労働組合総連合)は20日、西区紅葉坂の市従会館で「2011年旗開き」を開き、新年の活動を開始しました。

 神田事務局長の開会挨拶に続き、高橋議長は、「川崎市で公契約条例が制定されることは画期的だ。横浜市にも迫っていきたい。横浜市在住の大企業は、社会的責任を果たすべきだ。運動は、回り回って自分自身のためになる。春闘がんばりましょう」と主催者挨拶をしました。

 山田神奈川労連事務局長は、賃上げと組織拡大を強調したあと、県知事選挙は鴨居洋子さんと現職の一騎打ちになる予測をし、「政治を変え、要求を実現。元気に闘いましょう」と訴えました。

 林県労働センター副所長は、「組合組織率は20.8パーセント。労働相談では、『大勢で闘ったほうがいいよ』と、加入を勧めている。楽しく働ける環境をつくっていきたい」と話しました。

 高家雇用労働課長は、「若い人の就職内定率は過去最悪の数字。就労改善のため雇用の拡充を図っていく」と挨拶しました。

 中島、河治市会議員は、「過去の市民アンケートでは、子育て、介護だったが、今は雇用と仕事が一番。企業誘致で税金をまけている企業にはきっちりと守らせる。公契約条例は横浜市で如何に良い条件になるか、働きかける」と語りました。

 会場は抽選ゲームなど楽しい催しもあり、交流を深めました。

 これに先立つ幹事会では、鴨居洋子さんの県知事選挙推薦を確認し、また、春闘方針を確立しました。
                                              (瀧川 恒夫)




「市民目線の運動を進めたい」と本部書記長
■建設横浜神奈川支部「2011年新春のつどい」■ 2011/01/17

 建設横浜神奈川支部は16日(日)、新横浜・ソシア21で「新春のつどい」を開き、組合員ら120人が参加しました。

 岩谷昭二支部長は、建設国保はがき要請の協力と組織拡大で150人の新しい仲間が増えたことに感謝を述べ、「一年間を元気に過ごしましょう」と挨拶しました。

 吉良比呂志本部書記長は、全国の協定賃金運動の先頭に立った神奈川支部を賞賛したあと、「組合員は金儲けは下手で、『せめて家族が食べていければいい』という気持ちのいい人ばかり。建設の若い仲間が多く自殺している現状がある。、希望が持てる時代になるよう、市民の目線にたった運動を進めていきたい」と決意を語りました。

 沢田逸夫神奈川地区労連議長は、「公契約条例は建設がねばり強く運動を進め実ってきた。一つ一つの運動で政治が変わる。4月の選挙で特定政党は応援しないのは当然だが、我々の要求が一致するところは広げていく」と連帯を強調しました。

 井上大右市会議員は、「公契約条例は一刻も早く制定するよう約束する。地域のことは地域でやっていけるよう活動していきたい」と応援を約束しました。

 柴田豊勝前市会議員は、「地域振興条例は制定した。住宅助成や公契約条例も呼びかけてきた」と語り、組合への協力を強調しました。

 乾杯のあと、懇談中には主婦会による踊りが披露され、そして、主婦会は全員で会場を練り歩き、大きな拍手を受けていました。

 昨年の新加入者は5人が出席。みなさんは一言ずつ挨拶し、歓迎されました。




 最後に、青年部による「お楽しみ抽選会」は、お米10キロなどが当たる空クジなしの催し。当選者は、舞台で紹介される毎に大歓声が起きました。

  1、23分会           7、8分会            9、10分会








11、12分会          14、15分会          15分会








  17、18分会          19分会             20分会







  青年部              主婦の会







                                              (瀧川 恒夫)




神奈川県知事選挙候補予定者・鴨居洋子さんも駆けつける
■横浜市連「2011年新春のつどい」■ 2011/01/12

 横浜市連は10日、横浜駅西口のホテルキャメロットジャパンで新春のつどいを開催。来賓を含めて組合役員ら166人が参加しました。

 菅原盛会長は、建設業界をとりまく厳しい現状に、「数は力。一丸となって組織拡大で仲間を増やし、選挙に打ち勝って苦難を切り開いていこう」と挨拶しました。

 内藤勝義神建連会長は、「2年前の世界不況から立ち直れないなか、相模原や大和などでリフォーム助成の機運が盛り上がっている。公契約条例制定運動を契機に仕事が取れるよう労使一体となって頑張らなければならない」と話しました。

 堀井晶東京都連事務局長は、「例年以上に地元国会議員に働きかけ、建設国保予算の現行水準を確保した。住宅助成は恒久的な制度にしていく必要があるし、賃金対策も重要な運動になっていきます。公契約条例の動きを広げていきたい」と語りました。

 そのあと、民主、自民、共産の各政党から、「雇用安定のため、努力したい」など協力を約束する発言がありました。

 また、今春に行われる神奈川県知事選挙に立候補を表明した鴨居洋子さんも駆けつけ、私たち組合運動に深い理解を示し、要求を盛り込んだ政策を掲げて選挙戦を戦うことを表明しました。

 鴨居さんは、前回の4年前にも私たちの推薦を受けて、立候補し善戦しました。神奈川県連は今回も、機関会議を経て推薦し、政策協定を結ぶ予定です。
 建設横浜は11日の執行委員会で、鴨居洋子さんを推薦決議しました。

 私たちのさまざまな要求を実現するために一番の近道は、私たちの要求を理解し協力する行政の長が実現することではないでしょうか。
 私は、庶民の生活目線に立つ県知事の実現を望みます。
                                              (瀧川 恒夫)




「アスベスト健康被害」訴える 成人の日に宣伝行動 
■革新と共同の会とかながわく九条の会 駅頭宣伝行動■ 2011/01/10

 革新と共同の会とかながわく九条の会は合同で10日、JR東神奈川駅頭西口高架橋で宣伝行動を行いました。
 行動には、神奈川労連や新婦人、年金者組合などが参加し、建設横浜神奈川支部からは8人が参加。アスベストの健康被害を訴え、署名を求めました。

 この日は成人の日の式典も開かれているということもあって、和服を着た若人も目立ちました。

 そんななかで、「労働組合に入って働く権利を守りましょう」、「憲法九条を守り、平和な日本に」、「アスベスト被害の根絶と救済を求めて」などの宣伝チラシは950枚配りきり、署名は1時間あまりで、「憲法九条」署名24筆、「アスベスト」は29筆いただきました。
                                              (瀧川 恒夫)




現行補助水準を確保 国保法改正は2012年度から
■全建総連闘争ニュース・古市書記長談話■ 2011/01/07
【全建総連・古市良洋書記長談話】
 2011年度政府予算案が12月24日、閣議決定され、国保組合に対する補助金は総額で3251億3千万円となりました。

 09年暮れからのマスコミによる国保組合に対する執拗で不正確な報道、5月の行政事業レビューでの「国保組合補助金見直し」論議、6月の財務省による国保組合の予算執行調査の公表、11月の行政刷新会議による事業仕分け、さらに高齢者医療制度見直し論議などが行われる中で、国保組合の補助制度はかつてない大きな見直しの波に襲われてきました。

 特に、事業仕分けでは、国保組合補助の根幹である定率補助の大幅な見直しが議論をされ、「所得水準の高い国保組合に対する定率補助の廃止」を含む見直しが結論とされました。

 このように40年の建設国保の歴史の中で、最も厳しい1年となった2010年。全建総連は総力をあげて建設国保に対する現行補助水準を確保することを目標として、さまざまな行動を展開してきました。

 夏の概算要求前と冬の予算案確定前に、全国の仲間と家族によるハガキ要請行動『夏:148万6575枚、冬:132万5363枚(途中集約)』、議員本人に会う地元国会議員要請行動『夏:本人245人、秘書など447人、計692人、冬:本人154人、秘書など400人、計554人(途中集約)』、中央総決起大会、中央行動、中央闘争委員会行動、政党要請を通じて「建設国保の現行補助水準確保」を目指して運動を続けてきました。各政党、国会議員による働きかけが行われ、最終局面では野田財務大臣・細川厚労大臣をはじめとした財務省・厚労省政務三役へ要請を行っていただきました。

 こうした全国の仲間による奮闘を背景に2011年度予算案では、
  @定率・普調・特調の補助体系の維持、
  A普調と特調の合計額で増額を確保、
  B建設国保の定率32%を守るとともに、
  定率補助の見直しを内容とする国保法の改正が2012年度からとなったこと、
により全建総連が強く求めてきた建設国保に対する現行補助水準を確保することができる見通しとなりました。

 しかし、これから先も多くの課題が待ち受けています。後期高齢者医療制度を廃止した後の医療保険制度についての議論が進んでおり、市町村国保の財政的な都道府県単位化が図られようとしています。今後の医療保険制度議論で国保組合を維持・発展させるために、しっかりとした保険者運営を続けていくことが今まで以上に求められることになります。

 また、国交省住宅局関係では、住宅対策は前年度比10%減の1兆8230億円となりました。

 中小住宅生産者による長期優良住宅への取り組みを促進する補助事業である「木のまち・木のいえ整備促進事業」が、前年度比80%増の90億円となりました。この事業は、2010年度で本予算化されたものですが、上限100万円または地域産材の使用を要件に上限120万円補助が来年度も継続されました。

 木造住宅振興関係では、木造住宅の安全性・信頼性向上に向け、担い手である中小住宅生産者などの技術力向上を図るとし、耐震改修促進の施工方法の開発や普及、消費者への啓発、各種講習会の実施などが継続事業となっています。

 厚労省基準局関係では、建設安全対策や労災かくし対策、労働保険事務組合「報奨金」
などが事業仕分けの影響を受け、予算総額では減となりました。なお、石綿対策関連では
特殊健康診断費として前年より1億2千万円増(約27億円)が見込まれました。

 訓練校にかかわる認定職業訓練助成事業費については、ほぼ前年度と同額を確保し、建設労働全体にかかる建設雇用改善助成は、2割増額をかちとりました。

 予算確保に向けて行動の先頭に立っていただいた皆さん、そして全国の組合員と家族の皆さんに深く感謝申し上げます。これからも全建総連の組合員と家族を守るため、諸要求
の実現に向け、邁進してまいります。

 (写真・2010/11/24全建総連予算要求中央総決起大会後のデモ行進に参加する幼児)





Last updated: 2012/01/24
トップページへ戻るページトップへ戻る