--TopNews_2013--

■■Menu■■
ホーム
New!! Top_News



 日本国憲法の前文に立ち返れ 「戦争する国」へ危惧

■神建連教宣部「情勢学習会」■ 2013/12/15

 特定秘密保護法が強行成立した危機感から神建連教宣部は15日、建設プラザで新聞記者を講師に「情勢学習会」を開きました。

 野呂法夫・東京新聞記者は、「許すまじ!『戦争する国へ』」をテーマに、安倍政権の秘密保護から集団的自衛権、憲法9条改悪への道を講演しました。

 野呂さんは冒頭、現在の社会情勢の「思いを共有するために話しに来ました」と語りました。安倍首相の生い立ち、家庭環境などから、その原点を考察。祖父の岸信介元首相を慕う原風景(祖父は国の将来をどうすべきか、そればかり考えていた真摯な政治家としてしか映っていない)、60年安保改定で退陣した岸のやり残したこと(自主憲法の夢果たせず)、「妥協しない男」のテーマは安全保障と社会保障(憲法改正に向けて頑張っていく。これが私の歴史的使命)と、安倍首相の信念を分析しました。

 「特定秘密保護法」「日本版NSC(国家安全保障会議)」「集団的自衛権」の三点セットの行方は「9条改悪」だといいます。秘密保護法の36にのぼる「その他」は、特定秘密の範囲を無限に拡大する可能性が想定されます。テロリズムの定義の恐ろしさ、戦前の治安維持法を想起させます。「絶叫デモはテロ行為」との石破幹事長発言は、基本的人権の制約を狙い、個人の権利より国家が優先と考えを示しています。

 安倍政権が目指すのは「戦争のできる国」。自民党の改憲草案では、@自衛隊を改め、「国防軍」創設、A自衛権の発動を妨げない,B軍事審判所(軍法会議)の設置を提起しています。危うい安倍首相の「積極的平和主義」。総仕上げは、「国家安全基本法」によって、憲法9条を死文化しようとしています。

 野呂さんは最後に、「敗戦」ではなく「終戦」への誓いを立脚点にし、「日本国憲法の前文に立ち返る」べきだと話しました。
                                              (瀧川 恒夫)




 楽団員の不当解雇 Xマスコンサートで支援

■神奈フィル「クリスマス・サンクスコンサート」■ 2013/12/13

 不当解雇された神奈川フィルハーモニー管弦楽団員を応援する神奈川フィル分会室内合奏団による「クリスマス・サンクスコンサート」が13日、戸塚区文化センターさくらプラザで開かれ、330人が参加しました。

 社会派トランペッター松平晃さんのオープニング演奏で幕を開け、楽団員による数々の演奏は私たちを魅了しました。最後は合唱団を加えた総勢40人の「ハレルヤ」が演奏されると、感動が絶頂に達しました。アンコール曲「きよしこの夜」が合奏されると会場が一体となり、拍手がいつまでも続きました。

 コンサートを主催した「杉本さん布施木さんの解雇を撤回させ、神奈フィルを良くする会」の蓮池事務局長は支援に感謝したあと、県労働委員会での不当解雇の闘いの経緯を説明。労働委員会への傍聴と署名、横浜地裁への傍聴参加の協力を求めました。
                                              (瀧川 恒夫)




 分会で「もちつき大会」 37年継続

■神奈川支部19分会「もちつき大会」■ 2013/12/08

 神奈川支部19分会は8日、毎年恒例の「第37回もちつき大会」を菅田東町会館で開きました。

 会場は毎月、常会を開いている場所。早朝から前面の駐車場に釜4基、臼と杵、配膳台、受付テーブルなどがセットされ、早速、釜に火が入れられました。用意した餅米は30キログラムで、新潟から取り寄せました。ラジカセから音楽が流され、雰囲気を盛り上げます。

 菅原分会長は、「都合で参加できない人もいて、いつもより少ないですが、いる人数で大いに楽しみましょう」と開催の挨拶。若手の本田副分会長の発声で、「乾杯〜」、一気に作業が始まりました。

 湯が沸き立った釜の上に、研いだ餅米の蒸籠が乗せられ、炊き上がるのを待ちます。会館内では、女性陣が餅につける具材やけんちん汁を調理しています。餡や黄粉、胡麻塩が用意されました。
 「あちちちっっ」。炊き上がった餅米が、臼に入りました。菅原さんは杵を手に直ぐさま、臼を中心にして回りながら米を捏ねると、たちまち、米に粘りけがでました。
 餅を捏ねる合いの手に本田さん。「スパッ、スパッ〜」「バツッ、バツッ〜」と杵が振り下ろされました。
 黄粉や餡がまぶせられた餅が、皆の口に収まりました。
                                              (瀧川 恒夫)




 悪戦苦闘1人3ゲーム 支部は、1355点で18位

■本部ボウリング大会■ 2013/11/24

 連覇の意気込みを込めた磯子支部の選手宣誓で一気に盛り上がり、各支部対抗のボウリング大会がスタート。総勢80人で20チームが競い合いました。

 神奈川支部は4人が参加。日頃と違う運動に悪戦苦闘しながら、1人3ゲームを行いました。ガーターやファールなど笑いも含め、4人が一丸になってボールを投げました。
 結果、団体優勝は2016点の磯子Aチーム支部でした。残念ながら神奈川支部は、1355点(18位)でした。また個人の部では磯子支部の小松さんが618点(3ゲームで)で、なんとトビ賞の表彰では、神奈川支部の湯澤さんが当たりました。
 みんなで楽しく過ごすことができました。
                                              (金澤 拓也)




 何が秘密?それが秘密。・・・それが秘密保護法

■本部 「特定秘密保護法案の学習会」■ 2013/11/22

 特定秘密保護法案の学習会が11月22日、本部会館で行われました。

 岡戸平民部長は、「二度と戦争を起こしていけない」と強い口調で開会の挨拶。
 講師の阿部裕・日本ジャーナリスト会議事務局次長から、秘密保全法案について講演が行われました。

 防衛、外交、スパイ防止、テロ防止という特定秘密の対象は、4分野に絞ってはいますが、すでに原発の問題は秘密の取り扱いになっています。その秘密については一旦、秘密に指定されれば永久に秘密となる。その秘密を教えた側と拡げた側の罪は、最高懲役10年の重罪となっています。
 すでに、特定の秘密を取り扱う公務員などは、本人の同意もなしに身辺調査が64、000人行われました。また、その対象は国会議員も処罰の対象となる。そして、裁判所にも特定秘密の範囲もあり、裁判自体も限定されます。その秘密は、一部の閣僚と総理によって決定され、国民に対しては「何が秘密?それは秘密」となります。
 全ての国民が知ることができず、表現と言論の自由を奪われる秘密保護法は、廃案に追い込む必要があります。大手マスコミですらこの法案に関し、すんなり賛成していないのが、いかに恐ろしいものなのかを物語っています。
 阿部さんは、「戦前の暗黒社会に戻さない、戦争はしない国にしていく必要がある」と訴えました。
                                              (金澤 拓也)




 65人の新しい仲間を迎入れる

■神奈川支部 「秋の拡大月間」■ 2013/11/15

 秋の拡大月間は15日、最終日を迎え、神奈川支部は拡大数を65人に積み上げて終了しました。






                                              (瀧川 恒夫)




 ソーセージづくりに挑戦 アウトレットは超人気

■神奈川支部 「成田ゆめ牧場&酒々井アウトレット」の旅■ 2013/11/03
 
 神奈川支部は3日、バス2台で90人が千葉県を訪れ、「成田ゆめ牧場&酒々井アウトレット」の旅を満喫しました。

 東関東自動車道で成田市内を横目に見て山あいをしばらく走ると「成田ゆめ牧場」。三連休の中日とあって、駐車場はもう満杯。ヤングファミリーが目立ちます。
 私たちは早速、バーベキュー場に移動し、ソーセージづくりに挑戦しました。ボールに挽肉を入れ、軽くペースト状になるまで手ごねします。あたかもコーキングガンで押し出す要領で、筒の中には先ほどの肉を詰め込み、押し出される先には腸皮を被せておきます。皮の先頭を一結びし、引き金を引くようにゆっくりと、筒の中の肉がなくなるまで押し出します。上手いと、長ーい一本のソーセージが出来上がります。中央部分をひねって、そこから10センチくらいの所を又ひねり、輪っかをつくります。片端を突っ込んで結び目をつくり、リングがつながると完成です。子どもたちは歓声をあげながら取っ組みました。
 お昼ご飯は、バーベキュー。家族単位で鉄板を囲みました。人数分の皿に野菜や肉が盛られています。もう待ちきれずにガススイッチに手が掛かります。中村執行委員長の挨拶、そして、乾杯。ジュージュー焼かれた肉や野菜がみんなの口に放り込まれます。お父さんたちは昼間のビールに酔いしれました。
 酒々井プレミアムアウトレットに着いたのは3時頃。お母さんたちお待ちかねの時間となりました。広い場内は、超満員。こんなに人気があるとは思ってもいませんでした。ブランドものなど物品販売店は、平屋の建物に100店舗以上が軒を並べ、しのぎを削っています。私などは殆ど興味の範疇にありませんから一回りしたものの、孫がプレイグランドで跳び回っているのを所在なげに眺めていましたが、見渡してもどの店も人、人、ひと。フードコーナーも長い行列で、「2時間待ち」のプラカードも見られました。帰宅集合時間にバスに戻ってくるお母さんは、両脇に買い物袋を抱え、満面の笑みを浮かべていました。
                                              (瀧川 恒夫)




 出陣式で拡大へ意欲

■神奈川支部 「分会出陣式」■ 2013/10/31

 秋の拡大月間が始まり、神奈川支部の各分会はそれぞれ「分会出陣式」を開き、拡大への意欲を示しました。






 一人ひとりで小さな一歩 第二節突破まであと一歩

■神奈川支部 「拡大速報3」■ 2013/10/21

 一人ひとりで小さな一歩
  第二節突破まであと一歩


 建設業許可取得で加入
 10月後半になり、拡大月間らしく組合に加入の相談が相次ぎました。
 組合員の紹介で建設業許可を取得したく相談に事務所に来所。所得の途が見えたことから加入。

 労災保険で組合加入
 取引先の業者から労災保険に加入するように言われ自ら組合を探し出し、組合に相談し加入しました。
 一人親方の加入が現場で厳しくなり組合に相談。ただ加入するだけでなく、制度を理解し納得で労災と組合加入に。


建設国保で加入
社会保険未加入問題
                                              (金澤 拓也)




 家族と一緒に木工教室

■西寺尾小学校 「工作教室」■ 2013/10/13

 工作教室が13日、横浜市立西寺尾小学校で行われ、1年から6年生の児童54人が家族と一緒になって、木工作品を完成させました。


 作品は、ミニチェアー、スライド本立て、ティッシュボックス、傘立ての4点。神奈川支部からは組合員12人が、作品作りのお手伝い。作業が開始されて1時間半あまりで、それぞれの作品を作り上げました。時間を余した児童は、カンナ削りと丸太・竹切り体験コーナーを楽しみました。

 作品を作り終えて、「くぎをうつのが、むずかししかったです。大工さんのしごとはたいせつなんだってことが分かりました」(3年生)、
「ぼくがおとなになっても、こわれない本だなにしたいです」(2年生)、
「大工さんにいっぱいおしえてもらって、うれしかったです。また、きたいです」(3年生)
などとたくさんの感想を寄せてくれました。
                                              (瀧川 恒夫)




 笑顔の支部ボウリング大会

■神奈川支部 「ボウリング大会」■ 2013/10/12

 「豪華賞品あり、参加者全員に商賞品が。家族で楽しいひとときを過ごしてみませんか」
神奈川支部ボウリング大会が12日、横浜駅西口・ハマボウルで開催されました。

 この日の参加者は、26人。8レーン貸し切りのなか、熱投しました。何十年ぶりでボウリングボールを握った私は、1ゲームアベレージ100点にも満たないスコアーでしたが、一投いっとう愉快な汗をかきました。

 ハイアベレージ賞は、藤原さんが獲得。賞品のお米10キロを手に笑顔を見せました。
                                              (瀧川 恒夫)




 「アスベスト被害の全面救済と根絶を求めて」宣伝行動

■神奈川区革新と共同の会 「署名宣伝行動」■ 2013/10/12

 神奈川区革新と共同の会は12日、JR東神奈川駅頭で「アスベスト被害の全面救済と根絶を求めて」宣伝行動を行いました。連帯する仲間9人が参加。その内、建設横浜神奈川支部からは6人が署名を呼びかけました。

 建設アスベスト訴訟は、全国で450人を超える建設労働者が、建設現場でのアスベスト粉じんによる生命・健康被害について、国とアスベスト含有建材製造企業の法的責任を明らかにべく、謝罪と賠償を求めて全国6地裁(東京・横浜・札幌;京都・大阪・福岡)に起こした訴訟です。

 署名は、「裁判所が建設アスベス被害の深刻さと原告らの思いを真正面から受け止め、国とアスベスト建材製造企業の責任を明らかにし、アスベスト問題解決への途を開く判決を言い渡されることを強く求めて」います。

 1時間あまりに署名は、80筆あつまりました。
                                              (瀧川 恒夫)




 三浦海岸に600人が集まる 第一節目標突破

■神奈川支部 「拡大速報2」■ 2013/10/11

 三浦海岸に600人が集まる
  第一節目標突破


 本部厚生部主催による「秋まつり&BBQ」が三浦海岸で行われました。晴天に恵まれた9月29日は、夏を思い出すほどの暑さでした。
 参加者は全体で600人を超し、神奈川支部から40人が集まりました。参加した人たちは老若男女、広い世代で楽しめた企画でした。
 他にも楽しい企画があります。参加してみたい方はお気軽にお声をかけてください。

 魅力がいっぱい建設国保
 市町村国保料が高い
 インフルエンザ予防接種補助金
 健康診断補助



                                              (金澤 拓也)




 県民本意の予算を 総決起で神奈川県に請願

■神建連 「生活危機突破組織拡大総決起集会」■ 2013/10/02

 建設労働者の賃金は、依然として低い水準で推移しています。
 消費税の大幅引き上げは、長期にわたる景気低迷を招き、地域建設産業の崩壊と建設労働者の生活を破壊することになります。
 建設産業は、若年労働者の急激な減少により、技能・技術の継承が危ぶまれており、若年技能者の育成が産業あげての課題となっています。
 神建連は大会以降、仲間の要求実現に向けて運動を進めてきました。

 神建連は2日、関内ホールで「生活危機突破組織拡大総決起集会」を開き、諸要求実現にむけアピールを採択。その後、県庁に向けてデモ行進し、請願書を県職員に手渡しました。

 白田・神建連会長は、「建設産業は岐路に立たされている。原発は未処理、消費税増税の公約破り、国民より大企業優先の流れを絶たなければいけない」などと挨拶しました。

 全建総連の高橋賃対部長は、「消費税8%、10%を容認していいのか。10%で20兆円の負担、知らず知らずに国民はズタズタにされる。今必要なのは、賃金引き上げと雇用の安定。有給休暇もない建設労働環境、低賃金の現場状況の改善をすすめていく」と話しました。

 「2014年度予算編成にかかわる請願書」は、
@公契約条例を制定し、賃上げの施策を実施
A後継者不足対策に雇用する事業者支援助成制度を設け、職訓校の助成策を拡大
B自然エネルギー創出推進、建築物耐震化推進で地元業者への発注増など
C国保組合への助成を強め、補助金総額の引き上げ
D消費税の増税に反対すること (全文要約)
の5点が要求内容。地域建設産業の再生と雇用情勢の改善のために、さらなる施策の充実を求め、県民生活を第一にした予算編成を求める請願行動です。
                                              (瀧川 恒夫)




 公契約条例の制定やリフォーム助成など 横浜市に要請

■横浜市建設労働組合連絡会 「横浜建設労働者総決起集会」■ 2013/10/02

 横浜建設労働者総決起集会が小雨降る2日、横浜公園で開かれ、横浜市連と神奈川土建の組合員ら300人あまりが参加。労働環境改善要求のアピールを決議し、意志統一しました。その後、横浜市部局と交渉。市庁舎周辺をデモ行進して、市民と横浜市に訴えました。

 横浜市建設労働組合連絡会の吉良事務局長は、「生活費負担は徐々に上がっている。生活保護世帯はいつまでやっていけるのか。市の国保が自営業者や退職者から5万も6万も取る自治体でいいのか。設計労務単価が16%上がったといっても低賃金では生活できない。黙っていては上がらない。市の財政局、建築局と全力をあげて交渉する」と集会で訴えました。

 横浜市との交渉では、公契約条例の制定やリフォーム助成など建設業振興策をとるよう要請。
 吉良さんは、「工作教室など学校の授業に呼ばれている。育成を含めて訓練校への補助金を教育的見地から変えられないか。地域のなかで転倒防止金具の取付など基本的にボランティアで活動している。リフォームの公益性を考慮して助成を検討してほしい。若者の入職者が少なく、労働者が高齢化。それに震災復興やオリンピック特需で職人の取り合いになるだろう。公契約条例や入札制度などハードルを下げないと業者がいなくなり、インフラ整備もできなくなることも予想される」。その他、設計労務単価の増額賃金が現場で反映しているかの具体的調査、地域振興の見地から小さな工事を小規模自営業者ができないか、など当局の理解を求めました。
                                              (瀧川 恒夫)




 目指せ12、000人、建設横浜「秋まつり&バーベキュー」

■建設横浜 「秋まつり&バーベキュー」■ 2013/09/29

 目指せ12、000人、建設横浜「秋まつり&バーベキュー」
 組合員と家族のための本部決起集会が晴天に恵まれた29日、三浦海岸で開催され、526人が参加しました。

 とどろく太鼓の演奏に導かれ、二方執行委員長の開会挨拶で始まりました。

 県連の白田会長と氏家書記長、畑野君枝元参議院議員が来賓挨拶。組織部と青年部、主婦の会の組織拡大決起報告があり、鏡割りが行われました。

 10時30分にはバーベキューに火が入れられ、さっそく、運動会が始まりました。
 支部対抗四人五脚は、他支部が大人チームに対して、神奈川支部は小学生と幼児チーム。足を結わいて、「いち、にっ、いち、にっ」と小練習開始。ゲームは遅れはとったものの笑顔の完走でした。
 支部対抗綱引きは、2勝と健闘しました。パン食い競争、支部対抗ボール運び、宝探し、と大人も子どもも大いに楽しみました。

 バーベキューは、ソーセージに焼きそば、サンマの丸焼き。それに、豚汁はあっという間に平らげられました。飲んで、食べて、ゲームして楽しい秋まつりになりました。
                                              (瀧川 恒夫)




 若者が夢を持てるしくみ 歴史的な転換期
■建設横浜 「法定福利費確保・請求に向けた研修会」■ 2013/09/22

 建設業の社会保険未加入対策として「法定福利費確保・請求に向けた研修会」が22日午後、建設プラザで開かれ、260人あまりが参加しました。

 二方節男・建設横浜執行委員長は主催者として、「建設業は歴史的な転換期を迎えている。若年労働者は『将来に希望が持てない』と仕事に就かない。ますます技術者は減少し、このままではインフラ整備もできない。設計労務単価が引き上げられたこの機会に、若者が夢を持てるしくみを考え、民主的発展のために協力したい」と挨拶しました。

 土志田領司・横浜建設業協会会長は、「2年半前の大震災で、我々の仲間は自ら被災しながら、本業の機械を使い道を切り開いた。それも協会が維持できているからできた。無茶苦茶な契約制度ができたある県では、倒産業者がでて除雪もできなかった。入札制度は、安値発注をやめ、適正価格で発注するルールづくりが必要。横浜市には最低制限価格を95%以上への引き上げと上限の撤廃を申し入れている」「497万人いた建設労働者は3割減り、55歳以上は33%と高齢化している。将来、若年労働者で埋まるのか。知識、経験を誰が引き継ぐのか。いま、他産業に比べ26%も低い賃金を上げ、生活できる労働環境をつくる最後のチャンス。労働者、建設業者が一体となって乗り切っていきたい」と話しました。

 高橋義次・全建総連賃金対策部長は、建設産業の改革にむけた国の検討経緯を説明し、「方策2012が示す建設産業再編のねらい」を話し、中味を「供給過剰構造(業者数が多すぎる)の是正、価格競争の方向修正(入札契約制度改革)、海外展開を入れ、建設技能者の待遇改善では「社会保険加入」の施策に特化している」と分析しました。
 そして、未加入対策から、「設計労務単価引き上げは技能労働者の処遇改善、建設業再生のラストチャンス、賃金引き上げに本気で取り組んでいる姿勢をアピール。雇用・健保・年金など未加入対策は事業者と建設労働者にむけた待遇改善の施策。未適用事業所の多くは個人事業所で96.5%が未適用。上位業者による下請け事業者の囲い込み、専属化、オリンピック需要によって全国から職人が集まり魅力として生きる。頑張れば前進するチャンス、困難を乗り越え待遇改善をめざそう」と話しました。
 「全建総連は、安心して生活できる賃金獲得にむけ、内訳を明示するなど根拠を示す必要がある」と強調しました。

 花山良男・全国鉄筋工事業協会事務局長は、「安値が続いて、辞めてしまった。人が入ってこない。労働者がいなくて困っている」と現状を話したあと、「労働条件を改善するために頑張るしかない」と、危機感を表しました。
 「見積書作成時に社会保険料事業主負担分の別立て計上することにより、社会保険料の確保をします」と、鉄筋工事見積書作成の事例資料を示しました。「何10万人の無年金者が街をウロウロするようなことがあってはならない。この機会を逃しては、建設産業の再生はない。応援したい」と話しました。

 田中秀明・神奈川県型枠工事業協同組合事務局長は、「施工単価の暴落、型枠技能者の賃金下落、離職が招いた労務逼迫」など、厳しい状態が続いていた型枠工事業界でしたが、昨年8月の調査では、全国平均では2〜3%上昇しています。深刻な労務逼迫を反映して9月以降も型枠技能者の賃金上昇は続いていると予測しています。しかし、一般サラリーマンと比較してかなり低い。
 「有能な若年齢層労働者を確保するため、法定福利費の確保と低賃金問題の解消を図らなければ、会社・技能者が共に社会保険の負担に耐えることは非常に困難です」
 県型枠工事業協同組合は、県建設業協会に「型枠工事標準見積書式を活用し、元請会社様ご指定の見積書式と合わせてご提出させていただき、適切な労務賃金相当額及び法定福利費を元請会社様より受領の上、型枠技能者の賃金水準の向上及び社会保険の加入を図って参りたいと決意しております」と要望書を提出しています。
                                              (瀧川 恒夫)




 なぜ社会保険を問題にしたのか 講演
■「社会保険未加入問題」研修会 ■ 2013/09/22

 「社会保険未加入問題について、なぜ社会保険を問題にしたのか」をテーマに芝浦工業大学建築工学科の蟹澤宏剛教授が22日、建設プラザで講演を行いました。(主催:建設横浜、共催:神奈川土建、後援:神建連)

 蟹澤教授はパワーポイントを使って分かりやすく説明。結論から言えば、「賃金を上げただけでは若い人は入って(入職)こない。現場で働く人の処遇をよくする。そのための社会保険加入だ」と、冒頭に言い切りました。

 ドイツのマイスター制度の例を出し、マイスターは国民に尊敬されている。養成校はタダで3年間学べるし、労働貯金制度もある。「大事なことは、全員ギルド(職業別組合)に加入している。したがって、ID番号での管理が前提だし、労働者が費用を負担していることなど目をそらしてはいけない」と苦言を呈しました。

 国勢調査データにみる技能者の減少、大工の就業者と年齢構成の推移、建設業への新規学卒者の入職状況を見ても将来、大幅減が予測されています。

 蟹澤教授は、建設技能者の保険加入状況を他の製造業と比較した数字を示し、「怪我をしたり、死亡したときの家族のため備えが社会保険」と、その必要性を強調しました。
                                              (瀧川 恒夫)




 「笑顔で対話 つながる絆」 拡大月間スタート
■神奈川支部 拡大出陣式■ 2013/09/15

 保険証渡しを終えた15日夕、役目を果たした役員は建設プラザ付近の飲食店で拡大出陣式。そのあと交流、親睦を深めました。

 10月1日から始まる秋の組織拡大月間を控え、出陣式の横断幕を手に、元気に「拡大、頑張るぞ〜」。支部目標は、102人。各分会も8%目標を掲げて、拡大行動の予定を立てています。

 建設横浜は、「建設産業の再生目指して、社会保険未加入問題を機に賃金・単価の引き上げ、『請求・要求』運動を全面的に進めよう!」と組織拡大の方針を示しました。支部は本日、秋の重点課題の一つ「なかまカード」を使った対話集会を開催しました。
                                              (瀧川 恒夫)




 対面方式で役員が聞き取り 保険証渡し
■神奈川支部 「新保険証渡し」■ 2013/09/15

 10月から切り替わる新保険証渡しが15日午後、建設プラザで行われました。

 近年、組合員の業態に登録時からの変化も見られていることから、組合員との対面方式で実施することし、役員が聞き取りを行いました。
 職種の確認、就労状況、健康診断受診、仕事のやりとりに活用する名簿作成への登録の有無、新企画への資料として趣味の聞き取りなど、また、「どんなことなら協力できますか?」「組合に紹介できる仲間がいますか?」など尋ねました。

 13時30分から16時30分の時間帯での受付。署名をお願いしてから、対面調査に入りました。対応する役員は3人一組。事前学習もあって、一人につき10分程度で保険証渡しが行われました。
                                              (瀧川 恒夫)




 新チラシで再学習 組合業務学ぶ
■神奈川支部 「役員研修会」■ 2013/09/15

 新役員が増えたことから神奈川支部は15日、建設プラザで「役員研修会」を開き、組合業務を中心に再学習をしました。

 本部事務センター長を務める松本書記次長は、「建設業で働くみなさんを支えます。ご相談は建設横浜へ」という新チラシを教本に、建設国保や労災保険、市連共済など説明しました。

 建設国保の市町村国保との違い、等級や家族数によって保険料が変わること、給付金の時効はすべて2年間。助け合い制度の市連共済は、給付内容も組合員が決定している。事業主や一人親方は労災特別加入が必要。アスベストなど職業病も取り組んでいる。工事保険や自動車保険は団体割引で保険料、掛金が割安。税金や不払い、法律相談を支部で開催。資格取得や各種申請手続きのサポートを行っている・・・などていねいに話しました。

 最後に、「『健康や暮らしを守ろう。建設産業をよくしていこう』という思い、気持ちで・・」と拡大を訴えました。
                                              (瀧川 恒夫)




 すべての仲間の結集を軸に組織を強化
■建設横浜「第5回組織活動者会議」■ 2013/09/02

 建設横浜は1、2日、箱根湯本・ホテル開雲で「第5回組織活動者会議」を開き、130人あまりが参加。すべての仲間の結集を軸に組織を強化することを確認しました。

 白田神建連会長は、「全建総連は1997年に組織数75万人の最高現勢から16年間減少し続けた。対策として初めて、「組織拡大中央決起集会」を開催し、意志統一する。拡大では神建連はこれまで範を示してきたし、建設横浜が引っ張れば、他も追随する」と挨拶し、期待をよせました。

 田久悟全建総連教宣部長は、「組織拡大に向けた組織づくりと宣伝活動」について、埼玉土建での経験を元に、1時間あまりにわたって講演しました。
 組織を前進させるには、どういう組織にしていくか?
 田久さんは、「基本は、全員参加型の運動を」といいます。「すべての労働者・職人が結集し、『みんなで話し、みんなで決めて、みんなで行動』する。@地域に点在する組合員を会議に集める努力、A一人ひとりが毎月、自主的に組合費を納入する努力、B運動に結集する努力の積み重ねが組織を強化する」と話しました。
 さらに、「『年代別組織構成の4割を占める30、40代の役員・活動家づくりは待ったなし』の認識に立ち、専門部として「次世代対策部」をつくった。卒業後の青年部役員の受け皿をしての役割もある。若い年齢層の活動家を分会役員として意識的に選出。運動会やどけん祭りなどの運営に携わるなど組合活動への参加を通して、会議や行事、セミナーの開催などヨコのつながりが生まれ、自覚的に運動を進めるようになる」と次世代層結集の必要性を強調しました。

 吉良書記長は、秋の月間を取りまく内外情勢を分析したあと、「法人対策の抜本的強化をめざす」として、「@事業所(主)対策、A労働者対策、B社会保険加入から排除される一人親方階層の対策強化」と組織拡大の基本方針を示しました。
 秋の運動の具体的提案としては、対県交渉や本部秋まつり、神建連総決起集会、建設産業再生と建設技能労働者の社会的処遇改善のための学習決起集会など9項目をあげました。
                                              (瀧川 恒夫)




 今年の秋は魅力がいっぱい

■神奈川支部 「拡大速報1」 ■ 2013/09/01

 今年の秋は魅力がいっぱい

 インフルエンザ予防接種補助金
 健康診断
 秋のバス旅行
 イベント
 法定福利費確保・請求を目指す研修会

 建設国保
 市連共済
 労災保険
 工事保険
 自動車保険
 各種相談




                                              (金澤 拓也)




 アスベスト被害第2陣提訴へ 横浜地裁に再度訴え
■首都圏建設アスベスト訴訟 第2陣提訴に向けた会議■ 2013/08/24

首都圏建設アスベスト訴訟の第2陣提訴に向けた会議が8月23日に行われました。

 「アスベスト訴訟の状況とこれから」について神奈川弁護団の阪田弁護士は、「横浜地裁で不当判決。控訴して東京高裁に。全国でも訴訟が始まった。東京地裁での判決から今後の論点整理ができた」 と進捗状況を話しました。メーカーの責任については、「裁判所は全否定だが、当時使われていた建材を立証できるよう現在、進めている」と強調。国を相手の国賠訴訟は、「何よりも世論がもりあがることが重要で、そのためにも第2陣の提訴が必要となる。また、アスベスト被害の重要性を横浜地裁へ再度、訴えることができる」と方向を示しました。

 第1次団長の平田さんは、「現場ではアスベストまみれで働いてきた。一人でも多くの人に第2陣の原告になってほしい」。八巻第2次団長は、「アスベストの怖さはあまり広がっていない。何も知らなか った自分たちがいて、肺がんになった。まだまだ知らない人たちがいる」と訴えました。

 第2陣の原告の対象となる人は、アスベスト性疾病で労災の認定を受けた方と遺族。神奈川県には100人ほどいます。アスベスト被害を根絶し、被害者が救済される制度づくりをめざすために、これからも多く仲間の協力が必要となっています。

 会議終了後、エーアンドエーマテリアル本社前と鶴見駅で抗議宣伝行動をおこないました。前回、主な建材メーカー24社のなかで22社は、申し入れ行動に何らかの対応をしましたが、ニチアスとエーアン ドエーマテリアルは一切応じず、エーアンドエーマテリアルは入り口に警備員を配備し、一切入れないという対応でした。
 鶴見駅の宣伝行動は1時間あまりでしたが、「アスベスト」という言葉に反応し署名していく人、ビラを受け取り読む人が多くみられました。
 本社抗議行動は、相変わらず対応はなく、受付から電話をかけても反応はないというものでした。

 最後に、国が使用させメーカーが儲けの材料としてきたアスベスト被害を、今後もさらに訴えていくことを参加者全員で意思統一し散会しました。
                                              (金澤 拓也)




 想像を遙かに超えた悲惨さ 核の問題知ってもらいたい
■原水爆禁止世界大会 参加者の感想■ 2013/08/23

 「核兵器のない平和で公正な世界のために」と原水爆禁止世界大会が行われ、建設横浜は7日から9日まで長崎市の世界大会会場をはじめ、分科会やイベントに参加。被爆地の惨状を学び、被爆者の証言を聞いて、核兵器使用への憤りや戦争の悲惨さを目の当たりにしました。参加者は一様に、原爆の恐ろしさを風化せず、語り継いでいく必要性と平和への誓いを口にしました。

 神奈川支部代表として長崎を訪れた宮友博さん(20分会)は、次のように感想を寄せました。

 私は、今回初めて原水禁世界大会に参加させて頂きました。
 長崎で聞く被爆者の生き地獄のような体験や、原爆資料館の写真から見る当時の光景は、私が長崎に行く前の想像を遙かに超えた悲惨さでした。
 それと、日本軍が侵略して連れてきた朝鮮人や中国人なども、かなりの人数が被爆したと知りました。
 当時のことは、誰が悪いとか賛否両論がありますが、私は今の日本政府の対応には呆れました。何故なら、日本という国は他のどの国よりも核・放射能の恐ろしさを知っているはずなのに、世界の核廃絶の動きの中で非常に消極的になっているからです。
 被爆国が先頭に立って禁止を訴えていかなければ、核廃絶はなかなか進まないと思います。
 日本の姿勢を変え、核の無い世界を実現させるために、一人でも多くの人に世界で起きている核の問題や広島、長崎で起きたことを知ってもらいたいと思いました。


 本部主婦の会代表参加した岩谷千恵子さん(神奈川支部9分会)の感想です。

 「核兵器のない平和で公正な世界を」をメインテーマに8月7〜9日、長崎で原水爆禁止2013年世界大会が開かれ、海外代表や国内から7000人が参加し、会場は熱気にあふれ、脱原発、核兵器廃絶の実現へ決意を新たにしました。開会式では、各国のスピーチを聞き、平和、核廃絶を願う気持ちは世界共通であることを確認しました。
 8日の分科会は「9条輝く日本を―原水爆禁止運動の役割」に参加。各県の代表が地域の現状を訴えていました。
 核兵器も原子力空母もいらない、米軍基地もオスプレイもいらない―と改めて9条の大切さを再認識しました。
 アメリカの映画監督オリバー・ストーン氏は、「被爆国である日本人はおとなしすぎる。歴史をもっと勉強し、独立した国に進むべきである」と訴えていました。
 私も今回経験したことを、自分なりに組合活動に活かしていきたいと思います。


 本部青年部から参加の東寿人さん(神奈川支部26分会)の感想は次のとおりです。

 今回長崎で行われた原水禁世界大会に参加したことについての感想です。正直、行く前は何のために世界大会があるのか、分かりませんでした。しかし、3日間の大会に参加して、沢山の人の話を聞いたり、原爆資料館を見学したりして感じたのは、実際に被爆された方々の高齢化が進んでいるため、『当時の悲惨な体験を直接聞いたりできるのは、自分達の世代が最後になるな』と感じました。
 自分は小学生の時、修学旅行で広島の原爆ドームに行ったことがあり、戦争や原爆の悲惨さを一度は見てきたことがあったのですが、今回、長崎に行ってみて改めて原爆の怖さや、当時の悲惨な出来事を知ることになりました。
 あれから68年も経っているので、原爆などの威力も進歩しているそうです。もしも今、あの時のような戦争が起これば、当時の状況をはるかに越える事態になるかと思います。
 なので、こんな悲惨な戦争があったということや原爆の恐ろしさ、また、二度とあのような戦争を起こしてはいけない!!ということを自分達の次の世代に風化させることなく伝えて行くためにも、今の自分達がもっと前に出てこのような活動に参加するべきなのかなと感じました。
 最後に今回このような機会を与えてくださった皆様に感謝して終わりにしたいと思います。『本当にありがとうございました!!』
                                              (瀧川 恒夫)




 平和への強い思い ビキニデー、原水禁体験語る
■建設横浜 「平和のつどい」■ 2013/08/22

 建設横浜は22日、建設プラザで「平和のつどい」を開きました。2013年ビキニデー参加者と原水爆禁止2013年世界大会参加者は、その現地での体験を熱く語りました。






 ビキニデー(2/28〜3/1)集会(静岡県焼津市ほか)

 ビキニデーに参加した松井肇さん(平民担当執行委員)は、「個人参加が大勢いました。いろいろな思いがあります。水爆実験後、日本政府が出航するとすぐ、放射能が反応し始めていたというほど、太平洋全体が汚染されたいた事実には驚きました。結局は金で決着しましたが、昭和30年から37年までに100回以上核実験が行われました。アメリカ西部では、死の灰を観測していた、と知れば知るほどもっと調べたい気持ちが沸きました」と話しました。

 主婦の会を代表して参加した中村三千代さんは、「被爆した人は、今まで生きてきた人生がすっかり変わってしまった。その現実を知って驚愕しました。自分のなかに平和への思いが更に生まれるきっかけになるのを感じています」と述べました。


松本啓さん(本部書記)は、「『放射能の恐ろしさを伝えていかなければならない』と被爆者の大石さんは強調していました。三浦漁港のマグロ船も多くの被害を受けていた事実もあり、しっかり把握しなければいけません。署名を集めることにも、皆で協力してしっかりやっていきたい」と決意を新たにしました。



 原水爆禁止2013年世界大会(8/7〜9 長崎市)

 長崎勝利さん(緑支部)は、「被爆体験者は、大変な外傷があったにも関わらず、その時の悲惨さを語り続けています。世界大会に参加したオリバー・ストーン監督は『映像や言葉で、一から十まで全て隠さずに伝えていかないと伝わらない』と話しました。いままで半分他人事と思っていたが、関われることがあれば参加したい」と意欲を示しました。

簗川町子さん(港北支部)は、熱い思いを語りました。「直前にぎっくり腰で、湿布してコルセットして満身創痍の状態でした。でも、行って本当に良かった。大会でのインターナショナルの合唱に涙し、建設労働者の慰霊碑に建設横浜の折り鶴を見つけて歓声をあげました。被爆体験者の生々しい生き地獄の話を聞いて、胸に込み上げてくるものを押さえられませんでした。一瞬一瞬、この場限りで終わらせてはならない思いが沸きました」。

 川端清文さん(保土ヶ谷支部)は、「歴史的な一日に自分も参加した。88歳の活動家は50年間活動しているという。被爆手帳を持ちながら孤独死する人もいる。毎年亡くなる人が最期に『良かった』と言われるようになればいい。爆弾一つで一生が台無し。核について学んで良かった。一人でも伝えられるよう決意した」と語りました。


 伊藤三郎さん(港南支部)は、「分科会では平和と文化について学び、核戦争はやるべきではないと強く思った。建設横浜の千羽鶴には思わずシャッターを切った。日本は原発がたくさんあるし、神奈川県の横須賀には原子力空母があって、常に核の危険にさらされている」。

 金城正治さん(中支部)は、「映画で観るように一瞬で骨になってしまうというのが、『実際にそうなんだ』と資料館で観た。被爆者に手を差し伸べなければいけないのに、なぜ助け合わないのか。戦争を起こしてはいけないのは強く思った。私は沖縄出身なので戦争の惨さは聞いていたから、余計に感じ取ることができた。戦争を知らない人がたくさんいるが、そこに行って学んでくるべきだ」。

 岩谷千恵子さん(主婦の会)は、「ノーモアの言葉を何回も聞いた。神奈川の代表は原子力空母はいらない、沖縄の代表は米軍基地被害を訴えた。九条の大切さを学び、守っていかなけばいけないとの思いを強く持った。オリバー・ストーン監督は『日本人は温和しすぎる。もっと怒らなければ』と言っていました。漠然とみていたテレビも、食い入るように見るようになりました」。

 東寿人さん(青年部)は、「学習する前は遊び感覚もあったが、実際目で見て歩いてみて、学んだことがたくさんあった。今後、若い人はどんどん参加して行動を起こさないとだめになってしまう。最近、ニュースは意識するようになりました」と話しました。

 佐藤大地さん(書記)は、「真っ黒焦げの写真に釘付けになった。原爆症の風評被害で差別された事実があった。フクシマでは放射能汚染でコミュニティが分断された。核使用、戦争を止めていかなければと思った。平和で文化的に暮らせる権利を、たくさんの若い仲間も参加して広げていきたい」「知らないから無関心なので、身近なことと考えられるよう発信者になっていく」と抱負を述べました。
                                              (瀧川 恒夫)




 猛暑の中、元気に第一声 柴田豊勝さん
■横浜市長選挙告示 第一声■ 2013/08/11

 柴田豊勝さんは横浜市長選挙告示の11日、350人の聴衆を前に東神奈川イオン前で第一声をあげました。

 「中学校給食実現を」「小学6年まで医療費無料化を」「国保料の引き下げを」「特養ホームの待機者5千人解消を」「いますぐ原発ゼロへ」「福祉・暮らし応援の横浜市政を」など幟旗が乱立しました。

                                              (瀧川 恒夫)




 危険な憲法改正草案 8月6日に平和宣伝行動
■かながわく九条の会 JR東神奈川駅頭で宣伝行動■ 2013/08/06

 「いま改めて憲法と平和について考えてみませんか?」とかながわく九条の会は6日、JR東神奈川駅頭で宣伝行動を行いました。

 「きょう8月6日は、68年前、広島市に原爆が投下され、多数の死傷者を出した日です。68年経った現在も、原爆症によって多くの被爆者が苦しんでいます。3日後の8月9日には長崎に2発目の原爆が投下されました。戦後、日本国民は「2度と侵略の銃は持たない」と世界に誓い、日本国憲法を制定しました。憲法が公布されて67年。日本は一度も戦争することはなく、戦争で人を殺すことも殺されることもありませんでした。ところが、アジア2000万、日本国民310万という大きな犠牲のうえに選びとられた平和憲法が、いま、危機に直面しています」(文・小林孝生事務局長)
 訴えかけのチラシを手渡しました。

 自民党から出されている「日本国憲法改正草案」は、国防軍創設や天皇元首化、基本的人権の制約など従来からの主張を鮮明に打ち出しています。

 麻生太郎総務相は、「改憲の手口をナチスに学んだらどうかね?」と発言し、国際的な批判を浴びています。
 石破茂自民党幹事長は、「自衛隊員が出撃命令を拒否したら死刑、懲役300年という厳罰で臨まなければならない」と述べています。
 片山さつき総務政務官は、東シナ海で発生した中国艦艇による海上自衛隊護衛艦への射撃用レーダー照射事案について、「憲法9条の1項、2項がなかったら、(自衛隊)が撃っていますよ」と述べ、軍事衝突を招きかねない対応が当然だとの暴言を吐きました。
 このような危ない政治家たちが推進する自民党の改憲案。

 森永卓郎さん(経済アナリスト)はブログで、「私が一番気になったのは、基本的人権を守ろうとする姿勢が大きく後退していることだ」と自民党憲法改正案の本質を突いています。
 そして、第21条「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由」の条文追加の危険性を強調したあと、「第12条にも『自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公の秩序に反してはならない』と書かれている。結局、秩序優先、公益優先で、権力者の意向次第で、国民の基本的人権は制約されるというファシズム、極右の世界観が、この憲法草案の基本理念なのだ」と指摘しています。

 ファシズムの時代に戻るのか否か、いま、私たちは大きな分岐点に立たされています。
                                              (瀧川 恒夫)




 大声援に包まれる神奈川公会堂
■「市民の市長を実現させる市民のつどい」■ 2013/07/29

 横浜市長選挙8月25日投票を控え「市民の市長を実現させる市民のつどい」が29日、西神奈川の神奈川公会堂で開かれ,柴田豊勝さんを応援する人たちで埋めつくされました。

 柴田さんは、「脱原発、憲法が暮らしに生きる安心・安全の福祉都市ヨコハマを実現しよう」と壇上から訴え、会場は大きな声援に包まれました。

 @中学校給食の実現、A子どもの医療費無料年齢の六年生までの引き上げ、B特養ホーム増設などは、新市庁舎建設計画に603億円もかけるムダ遣いをやめれば拠出できます。―税金の使い道を転換して市民の願いを実現しようと、それぞれの団体から訴えがありました。
                                              (瀧川 恒夫)




  建設で働くわれわれの懐が温かくなるように 
■全建総連「7.3生活危機突破予算要求中央総決起大会」■ 2013/07/06

 全建総連「7.3生活危機突破予算要求中央総決起大会」が6日、日比谷野外音楽堂で行われ、5220人の全国の仲間が集結。神奈川支部は4名が参加しました。

 巻田全建総連執行委員長は、「建設で働くわれわれの懐が温かくなるように」と主催者挨拶。

 各政党から多くの議員が駆けつけ、「建設国保を守り、建設職人末端まで賃金が行き渡るよう」決意表明がありました。
 自民党・平沢勝栄議員は、「確実に前々に歩んでいる、そのことが実感できるようにしたい。建設国保は堅持する」。
 民主党・石井一議員他4名は、「建設国保の予算を獲得し今後も補助金が下がることはない。株でもうけた人が一握りで景気がよくなったとはいえない」。
 維新の会・谷畑孝議員は、「建設国保の予算要求を実現します」。
 公明党・高木美智代議員は、「建設国保の予算は満額確保する。金額が減ったのは加入者が減ったからだ。アベノミクスの副作用はあるが家計に届くようにしたい」。
 日本共産党・小池晃議員他2名は、「景気回復の実感がないのに消費税増税なんてできない。増税するなら富裕層・大企業からだ。市町村国保よりも低い補助金での運営をして いる建設国保は大事」。
 生活の党・小宮山泰子議員は、「建設国保は大事。そして消費税増税はやめるべきだ」。
 社民党・吉田忠智議員は、「アベノミクスは労働者に対しなんの恩恵もない。建設国保の充実が必要」。

 また、建設横浜の二方執行委員長(写真)は壇上で、「全産業平均よりも遥かに低い賃金、悪い労働条件改善のため、国や自治体に全力で奮闘する」と強い決意を表明しました。

 集会後、日比谷公園から東電本社前を通り東京駅まで、沿道に訴えながらデモ行進しました。
                               (金澤 拓也)




  「安心・安全の福祉都市をめざします」 日曜宣伝行動 
■革新と共同の会「定例宣伝行動」■ 2013/06/23

 神奈川区革新と共同の会は23日、東神奈川駅頭で定例宣伝行動を行いました。

 日曜日の午後、横浜市長選挙に立候補を表明している柴田豊勝さんは、行き交う人々に「脱原発、憲法がくらしに生きる安心・安全の福祉都市をめざします」と訴えました。
 とくに重点政策は、「中学校給食の実施、小学6年まで医療費無料化、最低賃金1000円をめざします、木造住宅密集地の防災対策、脱原発都市宣言、住宅リフォーム助成制度、公契約条例の制定、新市庁舎建設計画に反対」など。マイクを通して強調しました。

 宣伝チラシは500枚。署名は「中学校給食の実施」と「年金切り下げ反対」で、47筆いただきました。
                                              (瀧川 恒夫)




  「政策協定」を締結 横浜市長選挙、柴田豊勝予定候補 
■横浜市連「第13回定期大会」■ 2013/06/21

 横浜市長選挙予定候補の柴田豊勝さんと横浜市連は、8月に行われる横浜市長選挙を前に「政策協定」を締結しました。

 21日に行われた「横浜市連第13回定期大会」のなかで、市連は政策協定を申し入れ、柴田候補と二方節男会長は調印書にサイン。がっちりと固い握手をしました。

 政策協定は、5項目。@公契約条例の制定、A賃金確保と職場環境整備、B後継者育成事業支援、C住宅リフォーム助成の実施、D安心・安全の福祉都市ヨコハマめざす。

 柴田さんは、「40数回、1万人の方々に会った。ビラ、事務所もでき体制は整った。いまの市政は企業誘致・大型開発中心、民営化・委託化推進、将来負担増の予算。市民が大切にされるヨコハマめざし、負けるわけにはいかない。勝ち抜いていく」と強い決意を表しました。
                                              (瀧川 恒夫)




  仕事と暮らしを守る 市連運動方針を確認 
■横浜市連「第13回定期大会」■ 2013/06/21

 横浜市連は21日、建設プラザかながわで「第13回定期大会」を開きました。

 生出会長は、「ブラジルやトルコでは民衆の暴動が起きている。私たちももっと怒れば良い。都議選、参院選、横浜市長選挙がある。心一つに市民のための市長をつくっていきたい」と挨拶しました。

 氏家神建連書記長は、「アベノミクスの弊害がでてきた」と指摘したあと、@公契約条例制定、ATPP加入により国保、皆保険の解体から守る、Bアスベスト訴訟で国・企業に責任をとらせるなど、決意を述べました。

 吉良書記長は重点課題として、@仕事と暮らしを守る、A住みよい地方自治、B税と社会保障改悪阻止、C建設技能者の社会的地位向上、Dアスベスト訴訟の勝利、E市連共済の給付検討をあげました。
                                              (瀧川 恒夫)




  柴田豊勝さん応援 「市民の神奈川区の会」発足 
■革新と共同の会「13年度定期総会」■ 2013/06/20

 神奈川区革新と共同の会は20日、神奈川区共同センターで「13年度定期総会」を開き、議案を採択し新役員を選出しました。

 13年度の活動方針は、7項目。「核も基地もない平和な神奈川の実現、若者を中心とした雇用の拡大、保育園や老人ホーム待機者の解消、庶民減税(国保料)などの実現に向けて奮起しよう」など提唱し、「講演と音楽の夕べ」の開催、月例駅頭宣伝行動の継続など確認されました。

 総会後、参加者の総意で「市民の市長をつくる神奈川区の会」が発足されました。
 横浜市長選挙予定候補の柴田豊勝さんは、「何よりも人が大切にされるまちづくり。そんなヨコハマにしたい」と熱く抱負を語りました。
 「政策ビラができ、ホームページも開設されました。事務所は東白楽駅前に決まり、25日に事務所開きの予定です」と準備万端。

 参加した新日本婦人の会や年金者組合、建設横浜から支援の発言。それに応えて柴田さんは「がんばります」と闘志を表しました。
                                              (瀧川 恒夫)




  地域住民に奉仕 感謝の住宅デー 
■第36回住宅デー■ 2013/06/09

 第36回住宅デーが9日、全国一円で実施されました。建設横浜は横浜市内24会場で、地域住民を相手に工夫を凝らした催しを展開。参加した組合員は一日中、楽しい汗を流しました。

 港北支部は、ミニ上棟式を開催。木遣り歌を皮切りに、投げ餅が始まると会場は歓声に包まれました。正面テントの受付は、お餅、まな板販売に包丁研ぎ、網戸の張り替え。会場の材木店屋内では、搗き上がった餅に黄粉や餡、大根おろしをそれぞれ塗し作業。網戸張り替えは、既に30枚ほどの注文でてんてこ舞い。包丁研ぎも注文に応じて、休める暇もなく手を動かしていました。別テントでは、主婦会が長野から仕入れた豆腐や新鮮野菜の直売。奉仕価格で飛ぶように売れていました。

 神奈川支部は、3会場で住宅デーを開催しました。
 大豆戸町内会館は、17・18分会。11・12分会は大口の横山建設、26分会は東寺尾の菊地工務店会場です。それぞれ、案内チラシは500枚を会場周辺に個別配布しました。
 包丁研ぎの注文は朝からあり、この日を心待ちにしていたというご婦人は、「研いでくれるところが見つからなくて困っていたんですが、安く直していただき助かりました」と笑顔を見せて話してくれました。
                                              (瀧川 恒夫)




  10専門部で討議 新体制はじまる 
■神建連「59回定期大会」■ 2013/06/03

 神建連(神奈川県建設労働組合連合会)は2・3日、熱海後楽園で59回定期大会を開催し、運動方針案、予算案を承認しました。

 分科会は、10の専門部(賃金、住宅、労安、社保、技術、税金、組織、教宣、財政、平和)に分かれて討議しました。

 人事では、白田副会長が新会長に新任。書記長には氏家書記次長が新任しました。

 神奈川支部は、組織拡大「年間実増支部」で表彰を受け、中村執行委員長が表彰台に立ちました。
                                              (瀧川 恒夫)




  活発な討論 運動方針を採択 
■建設横浜「第5回定期大会」■ 2013/05/27

 建設横浜は26日、鶴見大学会館で「第5回定期大会」を開き、2013年度の運動方針案と予算案を採択。新役員を選出し、新年度のスタートを切りました。

 来賓は、内藤神建連会長や政村横浜労連議長、柴田豊勝横浜市長選立候補予定者など18人の方々が出席。連帯の挨拶を頂きました。
 7つの分散会は活発な討論が繰り広げられました。
 建設横浜新執行委員長には、二方節男副執行委員長が新任。吉良比呂志書記長は留任しました。
                                              (瀧川 恒夫)




  設計労務単価引き上げで賃金が行き渡るようにしたい 
■全建総連 大田国土交通大臣に要請■ 2013/05/17

 全建総連は、地域建設産業の再生に向けて、建設現場従事者の仕事確保と労働条件改善を求めて5月16日、太田昭宏国土交通大臣へ要請。設計労務単価が引き上がったことについて、太田大臣は「現場一人ひとりに賃金が行き渡るようにしたい」と述べ、この間の建設不況で落ち込んだ業界の立て直しが、当面の目標であることを明らかにしました。

 国交省「国土交通大臣室」で実施した要請行動には、全建総連・巻田中央執行委員長、勝野書記長、東京都連・佐脇委員長、田口書記長などが参加しました。

 要請項目は、@国交省通知「技能労働者への適切な賃金水準の確保に係る要請」の実効性の確保を、A木造住宅の振興、B防災・減災で耐震改修のさらなる促進と、地域事業者を活用したインフラの補修・保全体制の整備を、の3点です。

 要請の冒頭に巻田委員長が、設計労務単価が引き上がったことへの御礼を伝えました。
 太田大臣は「建設業で働く皆さんが、仕事に誇りを持てる流れを作ることが私の目標」と述べ、4月18日に大臣自らが建設業4団体との会談の際、技能労働者へ適切な賃金を支払うよう要請した背景もあることから、次のように応えました。

 「年々下がり続けた設計労務単価を引き上げた狙いは、今まで最前線で働く建設労働者に十分届かなかった賃金が行き渡るようにしたかったからである」

 また、設計労務単価の引き上げをはじめ、社会保険加入や労災事故などに関する労働環境の実態把握のため「調査や監視を行い、必要時に対応を検討していく」など話しました。

 さらに、木造住宅の振興に理解を示し、耐震改修促進には「耐震化は、地域を知る建設労働者が自治体と連携し、防災・減災、老朽化対策で活躍を」と激励の言葉を受けました。
                                              (全建総連)




  運動方針採択、中村雅夫新執行委員長を選出 
■神奈川支部「第68回定期大会」■ 2013/05/19

 神奈川支部は19日、「第68回定期大会」をソシア21で開き、70人あまりが参加。2013年度運動方針案と予算案を採択し、新執行部を選出しました。





 選出された中村雅夫新執行委員長(15分会・写真)は新執行部を代表して、「透明性のある元気な支部にしていきたい」と就任の挨拶をし、運動への協力を求めました。

 来賓は、松本本部書記次長、澤田神奈川地区労連議長、山中共産党地区委員長が列席。柴田豊勝横浜市長選予定候補、畑野君枝元参院議員も応援に駆けつけました。

                                              (瀧川 恒夫)




  平和を訴え、広島・長崎の世界大会に届けます 
■国民平和大行進■ 2013/05/12

 2013年国民平和大行進が始まりました。歩く人間の行動を通して平和を訴え、「核兵器廃絶と被爆者援護、放射能から子どもを守ろう」の声を国中すみずみに広げ、広島・長崎の世界大会に届けます。

 鶴見・港北区からの平和行進は12日、神奈川区がつなげます。9時、神奈川区役所前反町公園は
平和を指向する仲間が集合しました。
 澤田神奈川地区労連議長は、「平和な日本をつくるには、一人ひとりが考えながら行動して政治を変えましょう」と挨拶しました。
 県内通し行進者の鈴木さんは、「元気よく胸張って行進したい」と話し、被爆者の塩瀬さんは原爆で家族を亡くした体験を語ったあと、「平和憲法を変えさせてはいけない」と訴えました。

 「核兵器のない世界」「子供たちに青い空を手渡そう」「核兵器、いつになったら無くすの」「憲法改悪に踏み切るなんて、ならぬものはならぬ」。一行は、シュプレヒコールをあげながらデモ行進。今日は日差しが強く、額に汗が滲みます。瑞穂埠頭を経由してみなとみらい地区を通り抜け、桜木町から横浜市役所まで元気よく行進しました。
                                             (瀧川 恒夫)




  「人が大切にされるまちヨコハマを」柴田豊勝・市長候補  
■5・8市民集会■ 2013/05/08

 「なによりも人が大切にされるヨコハマを」と5・8市民集会が横浜文化体育館で開かれました。

 今年8月に横浜市長選挙が行われます。
 現・林市長が就任時から重視してきたのは、子ども施策(待機児童解消・小児医療・教育環境など)と経済政策(中小企業支援・企業誘致・港湾ハブポート化の推進など)です。待機児童対策では評価されているものの、この間の市政運営では敬老パス利用者への負担増と生活保護受給者の有料化、保育料の引き上げ、国民健康保険料・介護保険料の引き上げなど市民の負担増がつづき市民生活を直撃してきました。一方では、小学校給食や保育園・ゴミ収集などの民間委託化の検証と市民意見の反映はされず引き続きすすめています。国際コンテナ港湾や高速横浜環状道路建設を継続し市財政を投入してきました。さらに、新に新市庁舎建設・横浜駅大改造計画など大企業本位の計画も打ち出しています。

 「脱原発・憲法が暮らしに生きる安全・安心の福祉都市ヨコハマ」をめざして、今度の市長選は、大型公共事業推進・大企業の利益優先の市政か、一人ひとりの市民生活を大切にする市政かの二つの道の大きな対決になります。

 市民の市長をつくる会は、「@脱原発社会、市民の安全・安心を守る防災都市ヨコハマをめざします。A街のにぎわいは市民の元気な暮らしから、住みよいヨコハマをめざします。B市民のくらし応援、福祉・教育の充実したヨコハマをめざします。C市民生活優先の市政・財政運営をすすめ憲法を暮らしに活かすヨコハマをめざします」と4つの柱を示し、市民との共同を呼びかけました。
 これに先立って市民の市長をつくる会は5月2日、ホテル横浜ガーデンで記者会見し、今年8月25日投票の横浜市長選挙に、同会代表委員の柴田豊勝さんを市長候補として擁立すると発表しました。

 会場に詰めかけた1800人の声援を受けた柴田豊勝さんは壇上で、「なにより人が大切にされるまちヨコハマをつくっていきたい」と固い決意を述べました。
                                             (瀧川 恒夫)




  「改憲許すな!」 国民運動を  
■「憲法改悪を許さない5・3県民のつどい」■ 2013/05/03

 「憲法改悪を許さない5・3県民のつどい」が3日、東神奈川・神奈川公会堂で開催され、665人の参加者は2つの講演に耳を傾けました。
 つどいは、森卓爾・神奈川憲法会議代表委員の挨拶ではじまり、2つの講演。発言があり、「憲法改悪を許さないアピール」を採択、終了後、六角橋方面へデモ行進しました。


 渡辺治・一橋大学名誉教授は、「安倍政権の成立で、憲法と私たちの暮らしはどうなるのか」をテーマに講演。持ち時間をオーバーする熱弁で、「第2次安倍政権の誕生」「政権は何をやろうとしているのか」「改憲のねらい」、そして、「改憲を阻む国民運動をいかにつくるか」を熱心に話しました。
 小泉構造改革の矛盾が安倍、福田、麻生で爆発。見直し期待の民主は鳩山、菅、野田で構造改革路線に戻った。7年ぶりに、止まっていた路線再起動。財界と米政権は、安倍政権に大きな期待を寄せています。

 新戦略として安倍政権第1の柱を渡辺さんは、「デフレ脱却」を掲げるアベノミクスのねらいと危険性を説明。「構造改革は、大企業のもうけを大きくする改革だ」と指摘します。企業労働者の賃金削減と大企業の負担削減を柱に、仕組みは、財政支出削減(社会保障、公共事業削減)、消費税増税といいます。アベノミクスはどうなるか?消費税は10%に止まらない。公務員賃金削減、生活保護基準引き下げ、TPPで地場産業つぶし、公共事業は大企業が受け皿に。
 2番目に、対米追随軍事大国化をあげます。尖閣での中国の動き、北朝鮮を口実に集団的自衛権を解釈改憲を前面に明文改憲を狙います。
 3つ目に新保守主義で、河野談話と村山談話の見直し、教育改革構想などナショナリズムと近代の見直しをします。
 安倍政権は、緊急の必要は「解釈」でやり、「改憲」では、戦争できる国家、構造改革を遂行できる国家づくりを画策しているといいます。
 自民党案では、海外派兵、軍事体制の法的確定、秘密保護法制、軍法会議、靖国参拝合憲化、緊急事態規定など戦争できる国家。構造改革実行に民主主義がじゃま、天皇元首化、国旗・国歌規定、24条の改正など改憲戦略は、維新の会、みんなの党と組んで、民主党、公明党を巻き込み構造改革すいすいと進める体制づくり。96条改憲は不可欠となっています。

 「構造改革・改憲を阻む国民運動をどうつくるか」。渡辺さんは、「若い人は、自分が立ち上がらなければと思ったとき立ち上がる。代われないが教えられる」といい、「革新だけの運動じゃなく、9条を守る一点で一致する良心的保守とも手を結ぶ。地域を拠点に、九条も原発もTPPも、新しい社会層の参加で運動する」と、九条の会型の運動の3つの教訓を示し、最後に、「憲法九条を変えさせない。できるし、どうしても阻まなければならない」と訴えました。
    ************************

 星野文紀・弁護士(川崎合同法律事務所)は、「交戦権を否定する憲法と集団的自衛権」と題して講演を行いました。

 集団的自衛権とは、他の国家が武力攻撃を受けた場合に、直接に攻撃を受けていない第三国が協力して共同で防衛を行う国際法上の権利で、個別自衛権との違いは、直接に攻撃を受けていない国が反撃を行うという点。
 問題点は、@常に乱用のおそれがあり、A戦争拡大の原因になり、B関係のない遠くの戦争に容易に巻き込まれるおそれがある、ということです。
 集団的自衛権に関する従来の政府の見解は、「我が国が、国際法上、集団的自衛権を有していることは主権国家である以上当然であるが、憲法第9条の下において許容されている自衛権の行使は、我が国を防衛するため必要最低限の範囲にとどまるべきものであると解しており、集団的自衛権を行使することは、その範囲を超えるものであって、憲法上許されない」としています。
 安倍政権は、日本においてその行使を@明文改憲とA解釈改憲で可能にしようと画策しています。
 星野さんは、私たちがすべきこととして、「多くの国民がそのような改憲は許さない意志を示すことが必要だ」と結びました。
                                             (瀧川 恒夫)




  「自分たちが戦争に・・」 駅頭で宣伝行動  
■かながわく九条の会「駅頭宣伝行動」■ 2013/05/03

 かながわく九条の会は憲法記念日の3日、JR東神奈川駅頭で宣伝行動を行いました。

 日本国憲法は前文と第9条で戦争を放棄し、戦力を持たないことを決め、二度と戦争をしないことを国の内外に誓いました。1947年5月3日に施行され、66年目の憲法記念日です。
 昨年12月に政権に復帰した安倍首相は、国民主権の原則に反する「天皇の元首化」、基本的人権の制限、日本を戦争ができる国にするための「国防軍」創設など、憲法の基本原則を破壊する「改憲」(自民党改憲案)を推し進めようとしています。
 いま、憲法は戦後最大の危機に直面しています。「九条を守り、活かし、平和な世界と日本を!」。その思いを、声にしてください。(かながわく九条の会宣伝チラシより)

 署名した高校生は、「9条がなくなると、自分たちが戦争に行くようになる・・」と危機感を口にしました。また、「尖閣、竹島の漁船拿捕など、これでいいのか。攻められたらとか放棄していて平和外交で解決できるか、不安もある」と話す人もありました。

 宣伝チラシは200枚、改憲反対の署名は25筆。参加者は13人でした。
                                             (瀧川 恒夫)




  イベント計画で盛り上がり 岸根公園で花見会  
■神奈川支部青年部「花見会」■ 2013/04/26

 今年は桜の開花が予想より大幅に早まり、花見の計画が狂ってしまった方も多いかと思いますが、支部青年部では3/31(日)、岸根公園で花見会を開催しました。
 
 当日の天気予報はあいにくの雨。青年部員だけならまだしも、連れてきてくれる大切な奥さんや子供達を雨で濡らすわけにはいきません。設営担当の二人は前日の夜からテントとブルーシートで完璧な雨養生をし、寒風吹きすさぶ中、現地に泊まり込みをして、準備万端で当日を迎えました。

 さて当日。皆が集まってきた頃には心配された雨はすっかり上がり、周りの木々の上では小鳥がさえずっています。ふと、「テント、いらなかったね」 「ガラガラだね。場所取り必要なかったんじゃ…」という無慈悲な声が聞こえたような気がしました。気のせいだ。聞かなかった事にしてやり過ごそう、という考えが一瞬頭をよぎりましたが、「和を以て貴しとなす」という聖徳太子の教えを思い出し、皆でテーブルをテントから引っ張り出して、改めて桜の下で乾杯をしました。

 集まったのは青年部員11名とその家族7名。雨予報と肌寒い(極寒の)気候のせいか、周りには花見客も少なく(殆どおらず)、郊外の山の中での優雅な花見(山賊の酒盛り)、といった風情で散り際の花を楽しみました。

 子供達は花も食べ物もそっちのけで、園内に設置されているアスレチック遊具の方へ駆けて行ってしまったので、青年部員は次年度のイベント案を出し合ったり、仕事や趣味の話をして盛り上がりました。

 去年初めて参加してくれて以来、すぐに青年部に馴染んでくれた菅さんも、楽しい話題で皆を笑わせていました。終盤、まだ組合に入っていない仲間を会場に呼んでくれたので、今度のイベントの時には是非一緒に参加を!とお願いしたところ、快く承諾してくれました。
                                             (松崎 昇)




  第3節、72名の拡大に成功 
■春の拡大月間を終えて■ 2013/04/23

 2013年春の拡大月間は、役員をはじめ組合員の皆さんのご協力で第3節、72名の拡大に成功しました。皆さん、ありがとうございました。

 新加入者は、社会保険未加入問題の相談から8名、インターネットやチラシなどを見ての加入が5名、残り60名は組合員さんの紹介によるものでした。
 また、加入理由は建設国保加入47名。労災保険(一人親方や事業主特別加入・事業所労災など)が19名、組合の共済や相談の関係での加入が6名となっています。
 建設国保加入以外の理由が3割以上となり、社会保険未加入事業所などの外注化による一人親方化も理由の一つと思われます。
 月間を振り返えると、役員一同が目標に向かってあきらめずに行動した結果が、今回の成果に結びついています。月間中、行動の参加者から「やれば必ず成果につながる。やらないことには始まらない」と、お互いを励ましあうこともありました。

 今回の行動と実績を教訓に、「やればできる」と学びました。さらに、次回は100%達成を目標に、組合員さんの協力をお願いし、また、役員を先頭に一丸となって、「明るく楽しく元気よく」行動していきたいと思います。
 私たちの暮らしを良くするため、仲間を増やす運動を進めましょう。
                                             (金澤 拓也)




  小沢隆一さん講演、神奈フィル演奏魅了 
■神奈川区革新と共同の会「講演と音楽の夕べ」■ 2013/04/20

 神奈川区革新と共同の会は20日、東神奈川・かなっくホールで「講演と音楽の夕べ」を開催(神奈川区自治研究集会・共催)し、神奈川支部からも組合員が参加しました。

 小沢隆一東京慈恵会医科大学教授(憲法学)は、「再稼働した改憲の動きと私たちの課題」をテーマに講演を行いました。第2期安倍政権は、解釈改憲と明文改憲の両刀遣いを再開。とりわけ「集団的自衛権解禁の危険」という情勢が、私たちの課題となっています。
 総選挙の結果、議席は大勝だが票数は大幅減の自民党。あらためて選挙制度の民主的抜本改革の必要性を訴えました。
 2007年安倍政権は、改憲手続法制定し、参院選で改憲を公約したが、九条の会のめざましい拡大などで憲法審査会の始動をくい止めました。
 現在、東アジアの平和をめぐる新たな情勢として、北朝鮮のミサイル実験、中国の尖閣諸島領有権の主張、韓国は竹島の実効支配を強化しています。そして、安倍政権による「防衛計画の大綱」の見直し、防衛予算11年ぶりの増額など平和への脅威は多様化、複雑化しています。
 自民党や日本維新の会、みんなの党などは、改憲策動の新たな切り口として、憲法96条改憲先行論を展開しています。
 小沢さんは、「政府と国会における改憲勢力の比重がこれまでになく増大した厳しい情勢のもと、たくさんの大きな課題が私たちの目の前にあるなかで、それでも臆することなく、第一期安倍政権の改憲策動を国民の世論で押しとどめた貴重な「経験」を呼び起こし、大きな「NO」の声をあげていこう」と呼びかけました。

 神奈川フィル分会メンバーによるアンサンブル演奏は、聴衆を魅了しました。

 クラシック演奏のほか、サウンドオブミュージックメドレーや郷愁を誘う童謡メドレーは私たちの心に染みいりました。
 フルート(大見)、ヴィオラ(泉)、チェロ(横森)、コントラバス(杉本)の4人のメンバーに、賛助出演として前田みどりさん(ヴァイオリン、新婦人)が加わり、演奏に華を添えました。
                                             (瀧川 恒夫)




  ゼネコン・ハウスメーカー35社訪問し交渉 
■春の大手企業交渉■ 2013/04/18

 全建総連関東地区協議会は4月17日・18日、都内の企業先を訪問し、第57回建設・住宅企業交渉を行いました。
 今回の交渉先は、鹿島や大成・清水・竹中・大林を含むゼネコン各社と、積水・住友林業・大和ハウスなどのハウスメーカーを合わせて全体で35社。

 18日、大林組を訪問。交渉団は30名を超え、相手先は工事部長2名を含む9名が対応にあたりました。
 今回、交渉一番の争点は社会保険未加入問題。会社から次のような報告がありました。@大林組の下請業者に対する文書等の指導内容。(回答)文書を送付。未加入者には指導していく。
A平成27年には未加入業者は現場から排除しますか。(回答)段階的に対応していく。
B法定福利費(社会保険会社負担分含む)を現場労働者までいきわたるように別枠で明示してください。また発注者側に要請してください。(回答)諸経費を含め金額を合意のもとで契約を行っている。協力業者の中には別枠で明示している会社もあればしてない会社もある。法定福利費を明示してもらっても構わない。また発注者には要請はしていない。
 また、大林組が現場での無記名のアンケートを行い、29現場での賃金労働条件の実態調査をした、と口頭で報告がありました。「各職の最低額では8000円台もあり、支払いに関しては、直接の雇用主と労働者が決めるものである」との発言がありました。
 交渉の中のやりとりでは、大林組からの代表は「大変業績が厳しい」と言いながらも、増収増益が実態。交渉団が「内部留保も増えている」と指摘すると、「内情は厳しい」などと返答していました。
 3月29日に国土交通省が発表した公共工事設計労務単価の引き上げについて、施工に携わる第1、第2工事部部長を含む参加者の認識は、「労務単価が上がった」程度の認識でした。
 また、現場での賃金を引き上げる施策として、大林組は「認定基幹職長制度(スーパー職長)」という制度を取り入れており、現在125名が認定を受け、従事した日数に応じ2000円から3000円を本人口座に振り込む形となっていました。
 最後に、大林組の元請現場の不払いが報告され、「解決」を要請し、終了しました。


 毎年2回、春と秋の企業交渉に参加する現場従事者を募集しています。ぜひ、現場の改善を目指したい方は事務所までお問い合わせください。
 また、上記文章は交渉の一部分となっています。6月に「全建総連企業交渉特集号」発送しますので、全交渉先の詳細はそちらをご覧ください。
                                             (金澤 拓也)




  日曜行動で対話訪問 主婦会炊き出し 
■拡大日曜行動■ 2013/04/14

 春の拡大月間最終日前の14日(日)、主婦会の炊き出し応援を得、10人が手分けして対象者を含めた組合員訪問を行いました。

 鶴見区や旭区、南区、保土ヶ谷区など神奈川区外に足を伸ばし対話を試みましたが、多くが不在で残念でした。

 支部事務所に帰って結果の報告。そこへ、本部の吉良書記長から、最終日に向けての「激励文」が届き、読み合わせました。そして、最終日の最後まで「目標に向け、やり遂げる」ことを全員で確認しました。
 主婦会は朝から炊き出しの準備をし、昼食のハヤシライスを用意してくれました。
                                             (瀧川 恒夫)




  知らないでは済まされない社会保険未加入問題
■「法人事業所の社会保険未加入問題」説明会■ 2013/04/07

 「法人事業所の社会保険未加入問題」説明会が7日、建設横浜本部会館で行われました。

 「平成24年から28年までの5年間で全ての許可業者を社会保険に加入させる」と、行政・企業を通じて具体的に推進されています。
 行政による推進は、建設業許可申請時に「加入状況について」の書式提出が求められます。@加入者は証明書類の添付。A未加入の場合は、指導文書が送付されます。
 企業を通じた推進体制は、「元請企業による下請け指導」が行われています。@施工体制台帳・再下請け通知書への下請けの社会保険加入状況の記載、作業員名簿への被保険者番号記入欄の追加、A特定建設業者には保険加入状況の確認と未加入企業への加入指導の義務付け、Bその他調査・加入啓発・加入指導など
 以上を5年間で、「周知啓発重点期間」「加入指導重点期間」「保険加入者優先活用の周知啓発期間」に分けて、順次、未適用事業所に対する指導、強制加入手続きが段階的に推進されます。

 社会保険労務士法人のエール代表は、加入しなければならない保険や社会保険加入の具体的方法など詳しく説明したあと、「5年の指導期間があって29年以降は許可されない。『未加入業者を使ったんだ』と元請も指導を受けるから、元請発注者も厳しく受け止め団体として対応している。逆に、早い対応なら仕事がもらいやすくなる」と話しました。

 吉良書記長は、「社会保険加入は当然のこと。しかし、入りたくても入れない状況が続いてきた。13年度設計労務単価が見直され全職種で平均15%上昇した今、必要経費(法定福利費)の確保は行政・産業界(経営者も労働者も)全体で進めようとする大きな流れである。この流れをルール化し、下請け業者や中小零細企業に無理な負担を強いらない仕組みと実効性のある施策を強く求めていく。建設労働者にも年金がもらえる社会を実現しなければならない」と訴えました。
                                             (瀧川 恒夫)




  「拡大頑張る」出陣式で
■26分会出陣式 拡大行動■ 2013/04/02

 26分会の拡大出陣式が菊地工務店会議室で開催されました。










  ライトアップされた夜桜のご褒美
■神奈川支部 拡大行動■ 2013/03/27

 春の拡大統一行動日の27日、支部事務所に役員が集合し組合員訪問を行いました。

 私たちは子安方面で用件を済ませて、西区在住の組合員さんを訪問。数軒まわって差し掛かった紅葉坂県立音楽堂の裏手道。面前に広がった景色に思わず車を駐めました。
 ライトアップされた掃部山公園の夜桜に釘付けになり、シャッタ−を切りました。突然のご褒美に気をよくして帰路に着きました。
                                             (瀧川 恒夫)




  未加入者を紹介してください
■神奈川支部 拡大速報2■ 2013/03/24
拡大表示します
 未加入者を紹介してください

春の拡大目標102名
 現在36人の仲間を迎える



建設国保
市連共済
自動車保険 団体加入で17.5%さらに割引
労災保険 厚労大臣認可
工事保険 免責なしで仕事も安心
職訓校 技能育成 資格取得に有利
各種相談
新小中学生入学お祝い金が出ます
インフルエンザ予防接種補助金2000円
健康診断助成(20歳以上家族年度1無料)
社会保険未加入問題受付中
ゼネコンの不満も聞きます




                                                (金澤 拓也)




  キリンビール工場でバーベキュー 60人が参加
■神奈川支部 バーベキュー■ 2013/03/24

 神奈川支部は24日、組合員と家族60人が参加し、生麦・キリンビアビレッジで昼食バーベキューを行いました。

 室内会場は12時開始で2時間、飲み放題・食べ放題のプラン。家族単位で卓を囲みました。岩谷執行委員長の音頭で乾杯。早速、焼き肉がはじまりました。
 「近くを通るたびに、ここに来たいと思っていたんだ。グッド・タイミングでした」「昼間のビールは美味しいですね」など参加者は感想を述べていました。
 「仲間を増やしましょう」と組織拡大の訴えもあり、楽しいひとときを過ごしました。
                                             (瀧川 恒夫)




  地域の他分会を回る 地図と名簿をもとに
■10分会出陣式 拡大行動■ 2013/03/22

 10分会の拡大出陣式が3月14日、茂木工務店会議室において5名の参加で開催されました。

 茂木分会長から「今年もみんなで頑張ってみよう!」と激励の挨拶があった後、拡大行動用に用意された地図と名簿をもとに、皆で訪問先を話し合いました。

 検討の結果、「今回は普段から付き合いのある分会メンバーではなく、地域に住んでいながらも違う分会に所属する人を中心に回ってみよう」ということになり、早速参加者全員で組合員さん宅へ向かいました。
                                             (松崎 昇)




  拡大出陣式で組織拡大への意欲
■7、11・12、19、20、15分会出陣式■ 2013/03/21
 7分会(磯部宅)、19分会(菅田東町会館)は2月26日、11・12分会は六文銭で3月2日、20分会はガーデン山自治会館で3月6日、15分会は支部事務所で15日「分会出陣式」を行い、組織拡大への意欲を示しました。




































  春の特別キャンペーン 期間限定イベント満載
■組合員さんお得情報■ 2013/03/21
富士芝桜まつり 4/20〜6/2 首都圏最大80万本の芝桜が富士山麓に咲き誇る
富士急ハイランド 2013/3/23〜4/26 期間限定フリーパス特別価格
相模湖リゾートプレジャーフォレスト 特別価格1300円/小人700円
相模湖温泉うらり 美肌効果のあるアルカリ性天然温泉の恵みを満喫
富士ゴルフ 富士と山中湖望む18ホール 貸し切りバスをセットにバスパックプラン
富士山満載バスツアー 富士山一週魅力再発見
拡大表示します拡大表示します
拡大表示します拡大表示します




  「憲法をめぐる攻めぎあいの今」結成1周年記念講演
■建設横浜九条の会 結成1周年記念講演会■ 2013/03/18

 建設横浜九条の会は18日、結成1周年をむかえ記念講演会を開き、会員30人あまりが参加しました。

 九条の会事務局の川村俊夫さんは、「憲法をめぐる攻めぎあいの今」をテーマに講演を行いました。
 
 川村さんははじめに、「徐々にだが、右傾化への重大な変化の真っただ中にあり、第2次大戦後のどの時期よりもこの地域内で対決色を強めている(米W・P紙8月21日付)と、尖閣諸島問題等をめぐる日本政治の動向を示しました。
 第2次安倍政権が誕生し、改憲に向けた安倍首相の発言は加速しています。「国民的論議を深めようではありませんか」「まずは96条、憲法の改正規定から変えていこうとかんがえている」などと話し、憲法96条改正議員連盟、憲法96条研究会が発足しています。憲法審査会の促進を強めています。

 改憲自民党案では、天皇を元首に、日の丸・君が代は国旗、国歌にし、違反者は20万円の罰金。第2章「戦争の放棄」は、自民党案2章を「安全保障」、「国防軍」の保持など国民の権利及び義務が大幅に制限された内容になっています。
                                             (瀧川 恒夫)




  拡大出陣式で目標達成への決意
■14、9分会出陣式■ 2013/03/17

 各分会の出陣式が続くなか、14分会は15日に永岡工務店で分会議を開き、拡大出陣式を行いました。
 14分会の目標は1名。出席の若手中込さんは拡大への決意を、「つながりを活かして達成へ」と記しました。


 9分会は16日、入江中部町内会館で分会議を開き、拡大の相談をしました。岩谷分会長は「目標4名ガンバルゾ」と色紙に記しました。




                               (瀧川 恒夫)




  のこぎりを器用に写真立てづくり
■西寺尾小学校 木工体験授業■ 2013/03/17

 「木工体験授業」を神奈川支部は2月25日、西寺尾小学校で行い、4年生の児童60人がのこぎりを器用に扱い、写真立てをつくりました。

 学校側からの要請に応え、昨年につづき体験授業は2回目。支部からは指導員3人が参加しました。「のこぎりの扱いに慣れ、自分自身で作り上げた達成感を味わってもらおう」と、指導員は手は出さないをモットーに授業はすすみ、それぞれ工夫をこらした写真立てが出来上がりました。


                                               (瀧川 恒夫)




  相談から新加入 拡大月間本番突入
■神奈川支部 拡大速報1■ 2013/03/17

 春の拡大月間は2月1日から始まり、第3節に入ったところです。現在、34人が新加入、仲間入りしました。

税金相談
社会保険未加入問題
労災保険
雇用保険
建設業許可

 さまざまな相談から、組合加入につながっています。

 「必ず、月に一度は分会での拡大行動に取り組みましょう」という方針に、分会は拡大出陣式を続々とすすめています。

19分会、7分会、11・12分会が「拡大出陣式」を行いました。



                                                 (金澤 拓也)




  問題だらけ!社会保障と税の一体改革
■社会保障推進協議会 講演■ 2013/03/05

 「問題だらけ!社会保障と税の一体改革」をテーマに5日、建設プラザかながわで講演が行われました。

 相野谷康孝・中央社会保障推進協議会事務局長は講演で、安倍政権の路線は軍事大国と「構造改革」路線の推進と強調。構造改革で大企業を優遇。湯水のような公共事業のバラマキで借金の積み重ね。返済は消費税の増税で賄う。賃金は上がらず物価は上昇、国民生活破壊の政策をすすめていると話しました。

 社会保障制度改革推進法の最大のねらいは、徹底した公費の削減。憲法25条を棚上げし、生活保護基準の引き下げで国民生活全体の生活水準を引き下げる。徹底した給付抑制による公費の抑制は「改革」の最大目的なのです。
                                               (瀧川 恒夫)




  勝ち取ろう賃上げ 政治を変えて要求実現
■春闘県民集会■ 2013/03/03

 「勝ち取ろう賃上げ 政治を変えて要求実現」と県民大集会が3日、関内・横浜公園で開かれ、建設労組や神奈川労連など要求を掲げ参加しました。

 寒空を吹き飛ばす「制服向上委員会」5人グループのメンバーによる元気よい歌のオープニングで始まりました。

 神奈川労連の水谷議長は主催者挨拶で、「なにが何でも賃上げ、仲間を増やし、国政・市政の転換を」と訴え、参加者の協力を求めました。共産党の小池晃さんは、政府の政策を批判。「政治の転換を神奈川から・・」と呼びかけました。
 神建連主婦協は生活を破壊する消費税率引き上げに反対を訴え、新日本婦人の会は原発ゼロを主張しました。春闘共闘は賃上げを実現し春闘勝利を訴え、自由法曹団は憲法改悪の動向を危惧しました。最低賃金1000円以上の要求、公務員賃金引下げ反対のアピールがありました。

 集会後、横浜公園からみなとみらいパシフィコ横浜前までデモ行進し、シュプレヒコールをあげ沿道に訴えました。

                                               (瀧川 恒夫)




  地域の仕事確保に邁進 新春運動をスタート
■神建連 「新春のつどい」■ 2013/01/28

 神建連は28日、ロイヤルホール横浜で「新春のつどい」を開きました。来賓を含め250人が参加、活動の前進を誓いました。

 内藤会長は、「アスベスト判決は職人が除かれたが、精一杯頑張る。公契約条例は川崎、相模原、厚木と広がり労組から委員に入った。住宅助成も広がっている。パンフなど活用し、仕事確保に邁進していきたい」と挨拶しました。

 全建総連の勝野書記長は、「政府自民党の景気対策。過去20年間の結果は現実が示している。社会保障で購買力を上げなければ、真の景気対策にならない。これまでも、これからも、地域で働くなかまの仕事確保につながる運動を展開していきたい」と語り、社会保険未加入問題での別枠支給やリフォーム助成、賃金下支えの公契約条例などの要求を強調。建設国保の予算要求は、ほぼ現行水準を確保との見通しを示しました。

 神奈川労連の住谷副議長や日本共産党の小池政策委員長から連帯の挨拶があり、新春を祝う鏡割りが行われました。
                                               (瀧川 恒夫)




  オスプレイの配備撤回 全41市町村首長、政府に
■「NO OSPFREY 東京集会」■ 2013/01/27

 オスプレイの危険性と沖縄配備への負担増を訴える「NO OSPFREY 東京集会」が27日、東京・日比谷野外大音楽堂で開かれ、4000人が結集。沖縄県から全41市町村首長が出席し、オスプレイの配備撤回と米軍普天間基地の閉鎖・撤去、県内移設断念を求めました。

 翁長市長会会長は、「沖縄は基地でメシを食っていない。米軍基地は経済発展の阻害基地だ。日米安保は日本全体で考えるべき。沖縄は日本に甘えているのでしょうか?それとも日本が沖縄に甘えているのでしょうか」と話しました。

 城間町村会会長は、「沖縄県民に押しつけるな。みんな泣いている。泣いているが聞こえない。現状を知ってもらいたい。痛みを分かち合い、平和な街に住みたい。痛みを分かってもらいたい」と訴えました。

 永山市議会議長会会長は、「沖縄は日本でしょうか?米軍基地75%を押しつける。普天間にオスプレイを持ってくるな。強行配備は許さない、と一つの自治体が欠けることなく全員がここに来た。平和・安全を守るため、この姿を見せようではありませんか」。

 中村町村議会議長会会長は、「全41市町村議会で反対。オスプレイを持ってくるな、と決議した。県民大会で持ち込ませないと訴えた1ヶ月も経たないうちに、オスプレイが移行してきた。日米協定は守られずに毎日飛んでいる。復帰40年経った節目にも普天間返還がならない。一日も早く撤去したい」と協力を求めました。

 瀬戸山東京沖縄県人会会長は、「本土は天気も政治も冷たい。沖縄全市町村の反対にもかかわらず、日本は沖縄の意志を聞かない。差別、いじめだ。沖縄だけでは解決できない。安心・安全を切望する県民の気持ちを理解して欲しい」と訴えました。

 米軍垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの強行配備に抗議し、撤回を求めるため「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」は昨年9月9日、開催し10万人が結集しました。しかし、翌月、その危険性が指摘されながらも沖縄県民の総意を踏みにじり、普天間飛行場に強行配備されました。日米合意による安全確保違反は、2ヶ月間で300件を越えています。
 日本復帰40年目の沖縄で、米軍はいまだに占領地でもあるがごとく傍若無人に振る舞っています。日米安保条約の「恩恵」を説きながら、負担は沖縄にしわ寄せ。”オール沖縄”は、「オスプレイは危険な新型機であると同時に、差別の象徴だ」と指摘しています。

 28日は、沖縄県議会や全市町村、市町村議会などの連名で「建白書」を政府に提出することになっています。
                                               (瀧川 恒夫)




  要求実現へ澤田議長を先頭に
■神奈川地区労連 「旗開き」■ 2013/01/24

 神奈川地区労連は24日、神奈川区役所4階食堂で「2013年旗開き」を行いました。市従や県職、年金者、全国一般などが参加。建設横浜神奈川支部は7人が出席しました。

 澤田議長は、「今年も一年、私たちの要求を実現するよう皆で頑張りましょう」と呼びかけました。

 横浜労連の神田事務局長、畑野君枝元参議院議員も来賓として挨拶しました。
                                               (瀧川 恒夫)




  「家族が実感できるよう」春闘で賃上げ要求
■横浜労連「旗開き」■ 2013/01/23

 横浜労連は23日、紅葉坂の市従会館で「2013年旗開き」を開催し、傘下の地区労連や関連団体から多数が参加しました。

 政村議長は主催者を代表して、「労働者の賃金が低下するなか大企業は儲けを蓄積している。所得が上がらなければ、デフレ脱却は成し得ない。260兆円の内部留保の半分でも1万円の賃上げは可能だ」と指摘し、「春闘で事実を明らかにし、労使交渉を進める。家族が実感できるように頑張っていきたい」と挨拶しました。

 神奈川労連の水谷議長は、「最低賃金時給1000円以上の実現。これをやらなければ、『何やってるんだ』と言われるだろう。私たちの要求実現のために頑張っていきたい」とチラシを作成し宣伝行動を強化すると話しました。

 来賓は神奈川労働センターや横浜市経済局、市民の会などが連帯の挨拶をしました。
                                               (瀧川 恒夫)




  お楽しみ抽選会、主婦会踊り披露で「新春のつどい」
■神奈川支部「新加入者歓迎新春のつどい」■ 2013/01/20

 神奈川支部は20日、新横浜ソシア21で「新加入者歓迎新春のつどい」を開きました。新春を祝い組合員ら100人が集まりに参加。心新たに組合が始動しました。

 中村書記次長の開会挨拶で始まりました。
 岩谷執行委員長は、昨年の諸要求実現へ向けた運動の成果をあげ謝意を表したあと、「大会までに最高現勢を回復し、神奈川支部1500人の組織をめざして奮闘しましょう」と訴えました。
 建設横浜本部の須田副委員長は来賓挨拶で、戦後まもなく税金闘争で組合を設立した経緯を説明し、「多くの仲間が団結して運動を進めよう」と協力を求めました。

 神奈川地区労連の澤田議長は「要求実現には、政治を変えていかなければならない」と話し、アドニスの内藤所長は「自動車共済、災害共済を活用し、安心した生活を」と応援しました。柴田元市議と本橋さんは挨拶で、組合との連帯を強調しました。

 宮副執行委員長の発声で乾杯。暫しの懇談となりました。

 昨年新加入の組合員は4人が参加。菊地書記次長から紹介され、それぞれが抱負を語りました。
 あわせて、事務局の4人も壇上で紹介されました。
 主婦会の伊井さんと本田さんは華麗な踊りを披露し、会場の拍手を誘いました。
 きよしのズンドコ節の音楽が流れると、主婦の会の皆さんと半天を手渡された面々が、一列になってテーブルの間を練り歩き、大賑わいでした。
 青年部による豪華賞品がズラリの「お楽しみ抽選会」は大盛り上がり。加湿器やお米、酒など次々に当たり、一喜一憂。外れくじなしで、参加賞はティッシュペーパー5箱入りでした。

 佐藤副執行委員長の閉会挨拶と全員起立での頑張ろう三唱の大きな掛け声で幕引きとなりました。








                                               (瀧川 恒夫)




  運動の前進を誓う 新年の幕開け
■横浜市連「2013年新春のつどい」■ 2013/01/11

 横浜市連は11日、横浜駅西口のホテルプラムコスモ横浜で「2013年新春のつどい」を開き、役員ら162人が参加。新年の幕開けに運動の前進を誓い、その決意を新たにしました。

 つどいは、あおぞら保育園有志「あおぞら風の鼓」の出陣太鼓で幕を開けました。

 生出執行委員長は主催者挨拶で、「仕事を確保し、建設国保を守り、諸要求実現に決意を固め頑張っていきたい」と参加者の協力を求めました。

 内藤神建連会長は、全産業平均年収780万に比べ建設職人は409万円。この賃金格差を埋めないと将来はない。実態を理解してもらいながら、公契約条例やアスベスト訴訟、建設国保・仕事確保運動など強めていきたい」と呼びかけました。

 東京都連の田口書記長は、「建設国保は、国会議員連盟全会派の支持をもらっている。公契約条例制定は野田市を皮切りに7市となり、制定の動きは自治体にとって大きな課題となっている。埼玉で始めた労働者供給事業は、東京でも進めて大きく育てていきたい」と、全国の運動の進展状況を話しました。

 神田横浜労連事務局長は、「技能労働者を育ててこなかったツケで、トンネル事故など安心安全の暮らしが守れない。建設労働者・技能者は、国の大きな資源だと思う。大事にする施策、条件獲得に皆と闘っていく」と激励しました。

 横浜市経済局の楠係長は、「皆様の現場の声、要望を受け止め、大事にしていきたい」と挨拶しました。

 横浜建設業協会の白井名誉会長は、「契約適正化や地方財政確立、福祉の充実が大事。業界をよくするには、職人が生活できる適正賃金の支払いだ。手を取り合ってやっていきたい」と応援しました。

 政党は、自民、民主、公明、共産、無所属クラブから代表の応援挨拶がありました。

 2部は懇談交流のなか、県連役員や外郭団体、業者団体からそれぞれ挨拶があり、閉会は会場がひとつになって、「十締め」で幕を引きました。
                                               (瀧川 恒夫)








Last updated: 2013/11/17
トップページへ戻るページトップへ戻る