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 秋の一日、みかん狩りに鋸山散策 

■神奈川県建設共済会「秋のバス旅行」■ 2014/11/30

 神奈川県建設共済会主催による「秋のバス旅行」が30日、千葉県房総地方で行われ、建設横浜は各支部から600人が参加。神奈川支部は、70人余りがバス2台に分乗、秋の一日を楽しみました。

 雨降りを免れた薄曇りのなか、アクアライン・海ほたるを経て、千葉県へ。
車中はジャンケンゲームで大盛り上がり。
 山間部の素晴らしい田園風景、大山千枚田を車中から見下ろし、思わずシャッターを切る。カステラ工房は、幾種類ものカステラを試食。さっそくお土産を買い込む人も・・。
 みかん狩り農園に着くとハサミを渡される。各自、お望みのみかんを「取り放題、食べ放題」と言っても、そうそうたくさん食べられるものでもなく、5個も食べれば充分。みなさん、思い思いに木を選んではハサミを入れました。

 道の駅「三芳村」に立ち寄った後、金谷港は昼食で海鮮料理に舌つづみ。ほどなく支部代表によるジャンケン大会が始まると、大声援が館内を包みました。

 日本一の石像、31メートルの大仏という鋸山、日本寺を散策しました。山頂展望台にある「地獄のぞき」が最大の見所ではあるが、時間的、体力的にも無理。その他百尺観音や千五百羅漢、名工左甚五郎の墓もある。どの支部も大仏広場で記念撮影をしていました。大仏は崖の側壁に鎮座し、陰影で姿がくっきり。1時間はあっという間に過ぎました。
                                               (瀧川 恒夫)




 マル得事業や工事保険、自動車共済で福利厚生 

■神奈川県建設共済会「第10回定期大会」■ 2014/11/20

 神奈川県建設共済会は23日、「第10回定期大会」を川崎日航ホテルで開催。5地区協など150人あまりが参加して、運動方針案や予算案などを原案通り採択。新役員を選出しました。

 建設職人の賃金と現場待遇は相変わらず低く推移していて、仕事はあるものの生活は良くならない現状。
 神奈川県建設共済会は、マル得事業(福利厚生のための提携店契約による割引)や工事保険(共済会独自設計)、自動車共済(団体割引)を中心に加入促進活動を展開。会員相互扶助と福利厚生と生活安定を主とした共済会として、全県レベルでの発足から10年が経過しています。
 工事保険と自動車共済の1.5倍化3カ年計画の結果、15組合・支部が達成表彰されました。建設横浜は9支部、神奈川支部は中村委員長が表彰状を受けました。
                                               (瀧川 恒夫)




 消費税増税は中止、賃上げに努力すべき 

■横浜市連「労働安全大会」■ 2014/11/20

 横浜市連は20日、東神奈川・かなっくホールで労働安全大会を開きました。

 神奈川労働局の毛利係長は、「神奈川県下における建設業の労働災害の現状と対策」を説明。誰もが安心して健康に働くことができる社会を実現するために、建設業の災害防止のポイントを、①リスクアセスメントの実施、➁墜落・転落災害防止、③解体工事対策、石綿暴露防止、④熱中症対策など示しました。

 DVD「違法人」は、二階建て木造住宅の転落死亡事故をめぐっての上映。安全対策を施していなかったとして、施工業者と元請け業者が刑事責任を問われるという内容で、安全管理の重要性を再確認しました。

 吉良書記長(写真㊤)は基調報告で、「住宅投資が最大規模で激減。私たちの仕事が消費税増税によって大きく奪われた。消費税は10%増税先送りではなく、直ちに増税中止すべきだ」と指摘しました。また、建設産業を取り巻く状況について、「下がり続けてきた賃金がようやく下げ止まり。しかし、安心して暮らせる賃金にはほど遠いのが現状。国と業界はいっそうの努力をすべきだ」と提言しました。

 松本事務センター長は、アスベスト裁判の現状を説明。「全国各地で訴訟が起きている。建設アスベスト訴訟は、来年前半に京都・大阪が結審。首都圏第1陣東京高裁も来年中に結審の見通し。泉南訴訟は、最高裁が国の責任を認める勝利判決。九州訴訟も福岡地裁が国の責任を認め勝利判決。東京に続いて勝訴となりました」。
 今後の課題と運動について、「署名宣伝行動を強化し勝利判決を勝ち取るとともに、救済法を拡充し補償基金の設立ですべての被害者の救済をめざそう」と協力を求めました。
                                               (瀧川 恒夫)




 衆議院解散は千載一遇のチャンス 

■神奈川地区労連「定期大会」■ 2014/11/19

 第26期神奈川地区労働組合総連合定期大会が19日、同会議室で開催され、委任状を含め30人余りが参加。経過報告と運動方針案、予算案を原案通り可決し、新役員を選出しました。

 岩田事務局長は運動方針案で、「安倍政権は、消費税増税、社会保障改悪、TPP参加、原発再稼働・輸出、沖縄米軍基地建設、憲法改悪など国民の願いに反し、民意を踏みにじる悪政への暴走を続けている」とし、「①私たちの生活向上・労働条件向上、➁県政・市政の民主化、行財政民主化、③平和・民主主義を守る諸行動に参加、④福利・厚生・文化、スポーツ活動、⑤労働戦線、政治課題、⑥組織強化」について闘いの基調を提案しました。

 横浜労連の政村議長は来賓挨拶で、「神奈川県も横浜市もその施策は、アベノミクスに迎合している。消費税は5%に戻すのが、国民の所得を増やせる。安倍政権の衆議院解散は、千載一遇のチャンス。相手がくれたから大きな闘いにしていきたい」と訴えました。
                                               (瀧川 恒夫)




 68人新加入 「秋の拡大月間」終了 

■神奈川支部「秋の拡大月間」■ 2014/11/15

 9月から始まった秋の拡大月間は11月15日終了し、神奈川支部は68人の新組合員を迎入れました。

 神奈川支部の秋の拡大月間は68名の成果となりました。本月間での行動参加者に変化があり、中川さん、中村さんの2名が支部での行動に参加するようになりました。また本部センターから斧本さんが参加し今までの雰囲気とは違った形で行われました。人数が増えれば訪問先も増え、組合員との対話も広がりました。また支部の保険証渡しも建設プラザ2Fで行うことによって、全組合員・家族参加型のイベント形式で行い、健康相談をはじめ秋のイベントの案内、子供向けのポップコーンや抽選くじなど楽しめる企画を皆で検討し開催することが出来ました。女性からの聞き取りを行い、その結果が冬のヨガ教室につながりました。また保険証渡しから対面を行い、社保問題・対象者の聞き取り・組合制度の再説明で組合の特色をしっかりと伝えることが出来たといえます。
 同時に青年部・主婦の会の組合員目標を達成することが出来たのも成果だったといえます。自分たちが立てた目標を達成するとういう意気込みもあり、最終日まであきらめる事無く行動し目標が達成されました。多くの分会でも数のこだわりを見せ、自然増に頼らず行動を起こすようになりました。
 秋の拡大月間今までよりも全組合員参加型の拡大行動となりました。お疲れ様でした。
                                               (金澤 拓也)




 秋の月間68人の拡大 最終日で5人

■神奈川支部 拡大速報6■ 2014/11/15



 秋の拡大68人の拡大
   組合員の絆が成果生む


       最終行動で5人の成果

 最終日行動には主婦の会が参加。普段会えない組合員と事業所を訪問しました。
 事業所では歓迎され、世間話を交えて巧みな話術で会話。さり気ない雰囲気作りは、さすが。しっかりと加入申込書まで書いてもらって拡大の積み上げに貢献しました。

 今回の行動の多くは、兄弟や家族からの加入が目立ち、そして、組合員訪問の繰り返しにより、対象者掘り起こしの組合員が生まれた月間となりました。

                                               (金澤 拓也)




 第二節達成! 各分会で成果あがる

■神奈川支部 拡大速報5■ 2014/11/07



 第二節達成!各分会で成果上がる

  最終版に突入 組合員訪問の種まき稔る


       元気よく「拡大決起出陣式」












                                               (金澤 拓也)




 家族揃ってボウリング楽しむ

■神奈川支部「支部ボウリング大会」■ 2014/11/01

 神奈川支部は1日、横浜駅西口・ハマボウルで「支部ボウリング大会」を開き、37人が参加。2時間あまり、楽しいひとときを過ごしました。

 菊地書記次長は、「組合ではいま拡大運動中です。楽しいひとときを過ごしていただいたついでに、仲間を増やす紹介をお願いします」と拡大の協力を訴えました。

 夫婦家族、単身での参加、そして新しい顔ぶれもいて、同じレーンごとでの交流も深まりました。
 例年参加の子供同士も、この機会を楽しみにしていて、子供同士が「俺何点だよ。そっちは?」「俺の方が上だよ。」なんていう会話で競い合っていました。
 大人の方も普段とは違う運動で、明日の仕事を心配する声が・・・。2ゲームという短い時間はあっという間にすぎ、最後に表彰式を行いました。
 男性の部一位は青木さん(事務局扱い)、女性の部一位は、本田さん(19分会)が見事な点数で受賞しました。また拡大月間の合間に違う顔ぶれに声かけもできました。
                                               (金澤 拓也)




 第二節まで残り7人 組合員訪問で進む

■神奈川支部 拡大速報4■ 2014/10/27





 第二節まで残り7人
   組合員訪問の積み重ねで加入が進む


 元気よく「分会拡大出陣式」
       拡大目標 104人

 各分会で「拡大決起集会」が行われました。

 横浜市国保料も値上がり、社会保険の相談や労災加入など追い風が吹いています。

 あとは未加入者を見つけるだけです。



                                               (金澤 拓也)




 建舞を披露 工作教室も盛況

■技能まつり■ 2014/10/26

 横浜市内の職人が日頃の腕を披露しようと「横浜技能まつり」が26日、関内・横浜公園で開かれ、大勢の来場者を迎えて賑わいました。

 横浜市連のブースは工作教室を開き、来場した子どもたちは竹トンボや簡易いす作りに挑戦しました。
 横浜職訓は、生徒の作品や木構造組を展示し、来場者の質問に応対していました。
 木造2階建ての「建舞」が朝から行われました。職訓生10人余りは機敏な動きで柱や梁を組み上げ、お昼過ぎに祝い餅が投げられました。
                                               (瀧川 恒夫)




 健康まつりで工作賑わう

■健康まつり■ 2014/10/26

 神奈川診療所前・神奈川通東公園で26日、「健康まつり」が行われ、神奈川診療所や新婦人の会、年金者組合、建設神奈川支部など10団体あまりが参加。会場は一日中賑わいました。

 神奈川診療所は健康コーナーを設け、血圧測定や健康アドバイスなど実施。新婦人の会はバザーでアウトレットコーナーが盛況でした。豚汁やおむすびなど模擬店も行列ができるほど並んでいました。舞台は、学童保育のダンスなど会場を沸かせていました。

 神奈川支部は11人が参加して、早朝からメインステージの設置や他団体のテント組み立てなど準備作業に汗を流しました。
 支部のブースは、「子どもたちに木材工作を楽しんでもらおう」と解放。常時10人くらいで賑わい、端材を組み立て金槌を振り下ろす姿が微笑ましく、それを見守るお父さんは目を細めていました。
                                               (瀧川 恒夫)




青森市で代表1300人「全建総連定期大会」

■全建総連「第55回定期大会」報告■ 2014/10/26

 2014年10月15日から17日、青森県青森市で「第55回全国建設労働組合総連合定期大会」が開催されました。全国からの代表が1300人以上集まり一年の運動の総括と次年度の方針について討議され確認されました。

 今回の大会のメインスローガンは、「組織増勢の力で建設国保を守り、賃金・単価の引き上げを勝ち取り、魅力ある建設産業にしよう」。社会保険問題からの法定福利費確保、実質賃金の値上げとアスベスト訴訟勝利、労働条件の改善に向け全国からの参加者で討議を行いました。
 各政党および青森県知事、青森市長からの来賓あいさつを頂き、三浦中央執行委員長からは「今年度は全国で517名の増勢を勝ち取った。この力が法定福利費を勝ち取る運動に重要となる」と力強い挨拶がありました。また、勝野書記長から経過報告があり質疑に入りました。

 広島建労より土砂災害の復興支援のお礼の挨拶からはじまり、東京土建からは、社会環境の整備を求め建設団体との関係強化が欠かせず、建設労働組合と中小の企業団体との関係強化と普及に務めるよう要望がありました。
 また、岩手より東日本震災以降の様々な支援の感謝を表したあと、復興支援住宅デーでは神奈川を含め首都圏の組合からの協力で仮設住宅の住む方々に 元気と勇気そして楽しんでもらえたと報告がありました。また、復興支援に対し予算と支援のさらなる要望。「新執行部で検討する」と勝野書記長から答弁がありました。

 二日目は専門分野ごとに分かれ討議。三日目には全体会で専門部からの報告を受け、再度質疑が行われました。
 建設埼玉から、消費税増税は反対であるが、さらに消費税率に左右されることなく議員本人への要請行動が重要とし、会場での共通認識とすべきと報告がありました。
 また、平和の取り組みとして東京都連の青年からノーベル平和賞の憲法9条がノミネートされ、社会手に話題となり、「日本を戦争が出来る国にしないために5月から1300筆近所を歩いた仲間もいた」報告がありました。
 埼玉からは、法定福利費確保が賃金引き上げ運動にもつながり、 十五歳の一人親方というあり得ない実情を打開し、 労働者としての権利を獲得し、若者に夢を与えルールある建設の労働環境づくりが必要だと発言がありました。
 執行委員長・書記長をはじめ役員選出が行われ、各提案事項が会場全体で確認され1300以上での団結ガンバロウで閉会しました。
                                                (金澤 拓也)




 「増やそうよ!」拡大を決意

■分会拡大決起出陣式■ 2014/10/24
 
 23分会、8分会、9分会、15分会、19分会、20分会は、それぞれの分会議場で拡大決起出陣式を行い、「組合員を増やそう!」と決意を新たにしました。
 決意表明は、次の通り。
 23分会 「増やそうよ!」
 8分会  「秋の拡大 がんばります」
 9分会  「拡大目標3名 達成します」
 15分会 「秋の拡大 仲間増目標頑張る!」
 19分会 「最後まで頑張ろう」
 20分会 「拡大目標5名 みんなで頑張ろう」
                                               (瀧川 恒夫)




 みんなで拡大がんばるぞ~

■分会拡大決起出陣式■ 2014/10/20






 6分会と17・18分会は20日、白幡工務店および大豆戸町内会館でそれぞれ拡大決起出陣式を行いました。金子6分会長は、「拡大2名目標、がんばるぞ!」と意欲を表しました。中山18分会長は、「まだまだ未加入者はいるぞ。拡大目標超過達成目指してがんばるぞ~」と元気に声をあげました。
                                               (瀧川 恒夫)




 工作教室に親子で笑顔

■市立西寺尾小学校「親子工作教室」■ 2014/10/19

 「親子工作教室」が19日、市立西寺尾小学校で行われ、神奈川支部組合員ら16人が指導員として協力。午前中のひととき、参加者は楽しい汗をかきました。

 製作する課題は、「スライド本立て」「ミニ腰掛け」「マガジンラック」「ダストボックス」の4点。工作に参加したのは、1年から6年生の児童61人とその家族。
 9時15分に作業が開始されると、マガジンラックの側板を自由模様にくり抜く作業には列ができ、それぞれの作業場から釘打ちの音が響きました。両手で一所懸命に金槌を振り下ろす児童を、材料を押さえながら笑顔で見守るお母さんの姿が微笑ましい。時折、「釘が板から外れたけど抜けません」と救助を求める声。組合員が簡単に対応すると、親子で感嘆しきり・・。
 全児童に合格証が渡されると、6年生の代表が挨拶をし、全員が大きな声で感謝の気持ちを表しました。
 PTA会長は、「これをきっかけに将来、大工さんになる人が増えるといいですね」と挨拶。金澤主任書記は、「物作りの楽しさを学ぶいい機会になれたら嬉しい。有意義な時間を過ごせました」。学級企画委員長は、「普段、参加しにくいお父さんが参加する企画で、今後も続けていきたい」と抱負を語りました。
                                               (瀧川 恒夫)




 アスベスト宣伝署名あつめる

■革新と共同の会 定例宣伝行動■ 2014/10/18

 革新と共同の会は18日午後、JR東神奈川駅頭で定例宣伝行動を行いました。

 「消費税増税反対」「中学校給食実施」「建設アスベスト公正判決要請」を求め、往来する人々にハンドマイクで訴え、署名を呼び掛けました。学校給食の実施を求める署名は、子連れのファミリー層の関心が高く、小一時間で43筆も集まりました。
 「アスベスト判決は出たのでは?」という質問もあり、「泉南アスベストの勝利判決を受けて、全国6カ所の建設アスベスト裁判も期待しています」と返答。署名をいただいています。全体で署名は73筆。年金者組合や新婦人、地区労連など18人(建設神奈川支部は8人)が参加しました。
                                               (瀧川 恒夫)




 元気に拡大出陣式

■分会拡大決起出陣式■ 2014/10/16






 14分会は15日、菅田町の分会議場で拡大決起出陣式を行いました。永岡分会長は色紙に、「現場で声かけを忘れずに拡大をすすめていく。1名拡大ガンバロー!」と認め、拡大への決意を表し、参加した重田さんも力強く拳を握りました。

1分会の分会議場は三ツ沢中町会館。16日、分会議を開き、議題を一通り確認した後、拡大出陣式を行いました。「一分会、拡大目標2名、達成ガンバロー!」と角田分会長は元気よく記しました。他に宮崎さん、小川さん、鈴木さん、鈴木さんが参加。「がんばろ~」と勢いよく声を上げました。

                                               (瀧川 恒夫)




 積み重ねてきた訪問行動が実を結ぶ

■神奈川支部 拡大速報3■ 2014/10/16


























 「日本を戦争ができる国にするのか」-半田滋さん記念講演

■かながわくピースフェスタ2014■ 2014/10/03

 「日本を戦争ができる国にするのか」-東京新聞論説・編集委員の半田滋さんは3日、東神奈川・かなっくホールで記念講演を行いました。

 集団的自衛権の行使容認を閣議決定した安倍首相。半田さんは、「7月1日の記者会見では、ウソが満載された」と指摘しました。

 「米輸送艦で運ばれる日本人母子。これを警護できない自衛隊」「自衛隊がかつての湾岸戦争やイラク戦争での戦闘に参加するようなことはこれからも決してない。他国をまもるために日本が戦争に巻き込まれるという誤解があるが、あり得ない」と安倍首相は強調しています。
 半田さんは、「そんな母子はいない」「最終的にはアメリカから断られました(99年3月18日衆院日米防衛協力指針委、中谷元委員)」と現実に起こり得ない事態だと否定。「集団的自衛権を行使容認したのに米国の戦争を支援しないのか。機雷除去は明快な対敵戦闘行為。テロ行為も含めた報復攻撃を受ける可能性は極めて高い」と説明しました。

 他国での武力行使によって「日本人の標的化」が起きる。「平和国家としての価値は、武力行使を排除すること」で、日本はこれまで以上に貢献していくことが重要と話しました。

 かながわく九条の会は結成6周年を迎え、情勢に合ったかたちで広げようと「かながわくピースフェスタ2014」を開催しました(かながわ区さよなら原発実行委員会、神奈川区地域市民自治研究集会共催)。
                                               (瀧川 恒夫)




 「新保険証渡し」に100人以上 目標104人拡大決起する

■神奈川支部「新保険証渡し&拡大決起集会」■ 2014/09/21

 神奈川支部は21日、「新保険証渡し&拡大決起集会」を建設プラザで開き、100人以上が詰めかけました。

 10時前には保険証交換の組合員さんが訪れ、受付を待つばかりとなりました。昨年から保険証渡しを機に、企業形態を把握、再確認する作業を役員一同が対応することとし、今回も日曜日の日中に受付け大勢の参加を期待しました。
 子どもが楽しめるコーナーを設け、ファミリー層の参加を呼びかけました。自動車共済の内藤さんも説明に参加。国保組合の応援で、血管年齢測定や血圧測定、体力測定など健康コーナーは、保険証渡しが済んだ組合員さんが大勢詰めかけました。

 保険証渡し終了後、中村執行委員長と金澤主任書記は「秋の拡大月間、目標104人拡大」を訴え、参加した役員は決意を新たに、拡大行動の奮起を誓いました。 

                                               (瀧川 恒夫)




 31名拡大 第一節目標突破

■神奈川支部 拡大速報2■ 2014/09/21




 楽しい新聞づくり 分会拡大行動を応援

■建設横浜「分会拡大速報講座」■ 2014/09/19

 建設横浜は19日、本部会館で秋の拡大月間にむけた「分会拡大速報講座」を開催し、20人余りが参加。初めての参加者も交え、楽しい新聞づくりの実践となりました。

 紙面の割り付けに頭を悩まします。「大きな写真は左上に、右上に大きな見出しをつけ、分会長の写真入りコメントで拡大の決意を語ろう」「拡大目標も書かなくちゃぁ」。題字を工夫、フォントや色合いもアイディアを出し合います。
 1時間余りで、「速報○○分会だより」が完成。早速、印刷されて、掲示板に張り出されました。みんなで講評。満足顔でした。
                                             (瀧川 恒夫)




 法定福利費獲得へ「計算シート」

■建設横浜「組織活動者会議」■ 2014/09/15

 社会保険未加入問題の解決に向け、法定福利費の獲得のルール化を策定すべく標準見積書の作成・活用が喫緊の課題となり、業界団体をはじめ標準見積書の作成がすすみ、全建総連でも標準見積書第1次案を作成しました。
 全丁場・全事業所対応版として考えていますが、今後も改定を重ねていく、ということです。

 「標準見積書学習会」として、東京土建の影山常任中執はテキストを示しながらプロジェクターで、「法定福利費計算シート集計表」の使い方を詳しく解説しました。

 「法定福利費計算シート」は、法定福利費の根拠を示す資料で、基本的には見積書に添付しませんが、いつでも提示できる準備は必要です。
                                             (瀧川 恒夫)




 対話運動の進め方 分散会で意見交換

■建設横浜「組織活動者会議」■ 2014/09/15

 箱根で開かれた建設横浜「組織活動者会議」に神奈川支部は、14人が参加しました。

 分散会では、講演内容や基調報告、組織部提案について感想、意見を出し合い、「これからの支部活動を活発にするために、どんなことが必要なのか」など、意見を交換しました。なかまカードを使った組合員対話運動の進め方についても意見を出し合いました。
 4つの分散会のほか新たに「青年分散会」が加えられ、支部から5人の青年部員が参加。青年の置かれている厳しい現状が話されたと報告されました。
 全体会で各支部決意表明が行われ、宮組織部長は皆を笑わせながら神奈川支部の決意を表しました。

                                             (瀧川 恒夫)




 「安心して働きたい」 若者の率直な気持ち 

■建設横浜「組織活動者会議」経験交流■ 2014/09/15

 Aハウスで大工をしています。Aハウスでは、主にアパートの新築をメインに、平米請けでやっていますが、1日18、000円ぐらいになります。

 現場には仮設トイレ、駐車場もありますが、ゴミの分別は厳密で、20種類ぐらいあります。決算期の後には、仕事が切れて応援に行ったりしています。正直、18、000円で悪くないとも思いますが、33歳になり、貯金にもまわせず、結婚したら生活していけるのか不安です。やっぱり、25、000円ぐらいないと安心できません。

 Aハウスで、一人親方労災に入っていますが、5000円の日額です。ケガしたら生活できません。少なくとも、安心して働ける工期日程と、20、000円がもらえるぐらいにしてほしいです。
                                                (T・N )




 安心して働ける社保加入 事業主として責任果たす

■建設横浜「組織活動者会議」経験交流■ 2014/09/15

 私は今春、4代目として父の後を継ぎ、先代・先々代の物件の改装や建替・メンテナンス管理、他にビルダーなどで成立している町場の工務店を経営しています。横浜職訓校を卒業し、組合の活動に参加し始めて6年目です。

 社会保険加入を意識したのは今年の始めくらいです。組合活動を通じて、建設業許可更新や"2年遡及"に不安を感じたからです。支部に相談し、社労士と面談して、加入しました。現在1人ですが、外注の大工職3人も加えていきたい。加入して、遡及の不安などから解放され、老後の生活や家族の安心を思うと、率直に、安心しました。事業主になってまず行った仕事だったので、社長として責任を一つ果たし、ようやく一歩踏み出したとも感じています。

 保険料の確保は、小さい会社なので厳しいですが、地元メインの形態のためお客様にご理解いただき、全体に上乗せさせていただいています。また、偶然ですが、うちが施工を担当しているリフォーム会社から建設業許可と社会保険加入の確認があり、ラッキーでした。

 ここにいる事業主の方や組合に、お願いです。社会保険加入をしっかり進めてもらいたいです。法人をあるべき姿にして、ぜひ若年層に安心して働ける業界にしていただきたいです。それが、職訓校生徒の増加や業界活性化につながると信じています。保険料の負担は確かに大変ですが、ジャンプするためには、しゃがまなければなりません。組合と職人、事業主一丸となって、未加入者対策と拡大を頑張りましょう。社保加入、ラストチャンスです。ありがとうございました。
                                                (G・Y )




 生活確保のための組合に 組織拡大へ決意

■建設横浜「組織活動者会議」■ 2014/09/14-15

 建設横浜は14・15日、箱根・ホテル開雲で「2014年組織活動者会議」を開き、建設産業情勢を学び、組織拡大へ決意を新たにしました。

 吉良書記長は基調報告で、アンケート調査によると大勢の無年金者が存在すると指摘。「賃上げして安心して働け、暮らせる社会。年金加入して、会社を支えていける労働者めざそう。貰えないから入らないじゃダメ。建設だけで生きていくなら経営学を学び、苦しみ、悩みを共有しながら、生活確保のための組合にしよう」と呼びかけました。

 全建総連の清水書記次長は講演で、建設産業の在り方が「方策2011」と「方策2012」をきっかけに激変したと分析しました。
 建設投資は20年間で半減し、建設就業者は20%減少。高齢化の進行と若年就業者は激減しました。就業環境をみると、企業下従事者が増加し、地域建設業者の疲弊・崩壊が進みました。リフォーム工事は、住宅企業や大手業者の支配が強まり、町場は下請けに。労働者・職人の就業環境を悪化させ、常用労働者が減少し請負労働者(一人親方)が大幅に増加しました。ダンピング受注など過度な価格競争政策、建設技能労働者の低賃金・低単価、社会保険未加入の要因が就労環境の劣悪さを助長しました。
 打開策として全建総連は、設計労務単価引き上げで法定福利費確保により低賃金改善。社会保険加入を積極的に促進すると説明しました。
 7年ぶり年間増勢の奮闘を示したあと、さらに今後の課題として、全ての建設労働者を対象にした組織拡大、組合の体制強化、若手役員の育成などをあげました。
 清水さんは、「組合を好きになる人をどれだけつくれるか、組合を話せる人をどれだけ増やせるか、が組織力だ」と鼓舞し、「2014年秋の拡大月間を成功させ、地域と産業に影響力をもつ建設横浜を」と、期待を込めました。
                                             (瀧川 恒夫)




 福島県で工作教室、盆踊り 交流深める

■県青協「絆祭り」■ 2014/09/09

 8月24日、青年部は福島県二本松市にて、地元の青年部と協力して、絆祭りを開催しました。神奈川支部からは、青年部の西山さんと佐久間さん、主婦の会の佐藤会長、書記の八川の計4名が参加しました。

 今年は建設職人らしく足場を使ってやぐらを建て、青年部は地元横浜の味を伝えるべくシウマイを販売しました。シウマイの味は子供たちにも好評で、「やめられない!」とリピーターが出るほどでした。

 日中に行われた第1部は晴天が広がり、太鼓の演舞や工作教室、流しそうめん、スイカ割り、ビンゴ大会と、次々に行われるイベントに子ども達の笑顔があふれていました。
 ところが、突然の夕立。夕方からの盆踊りが開催できるか心配されれましたが、みんなの願いが通じ、開始直前に雨が上がりました。
 盆踊りの時間になると、仮設住宅から主婦の会が送った浴衣を着て続々と踊りの輪に参加。地元の祭りを思い出すかのように笑顔で踊っていました。最後は神奈川の仲間も加わり、盆踊りを通じて交流を深めました。

 翌日は被災地の浪江町をバスで視察。浪江町議員の馬場さんにガイドをしていただき、原発と津波の被害を目に焼き付けて神奈川へ帰ってきました。
                                             (八川 純平)




 「戦争する国にしていいですか?」講演 憲法を学習

■「かながわくピースフェスタ2014」■ 2014/09/04

 「戦争する国にしていいですか?」と自由法曹団の若手女性弁護士・高橋由実さんが4日、東神奈川・神奈川公会堂で講演。40人余りが「解釈改憲と集団的自衛権」の説明に耳を傾けました。神奈川支部から17人が参加しました。

 「憲法は、『個人の自由を守りなさい。弱い人の人権を保障しなさい』と私たちが約束させたもの」と、高橋さんは憲法の役割を説明しました。

 立憲主義をとらない安倍首相。国民投票法(改憲手続法)を2010年5月に施行。2013年12月に成立した特定秘密保護法は、2014年末に施行される予定で、戦争できる国にする動きは着々と進行中です。

 「集団的自衛権を行使できるとどうなるか。イラク戦争を例に説明。アメリカ兵は4500人死亡、3万人が負傷、イラクでは50万人が命を奪われている。日本をアメリカと置き換えてみて、これでいいのですかということです」と、高橋さんは警鐘を鳴らしました。

 「『どうせすぐ忘れるだろう』と高をくくって、安倍首相は日本人を馬鹿にしている。マスコミも煽って、それに騙されてはいけません。次の選挙では忘れない。憲法を守るために、私たちは一人ひとりが考えなければ・・。民主主義を貫くのか、問われています」と締めくくりました。

 講演は、かながわくピースフェスタ2014実行委員会(かながわく九条の会・かながわ区さよなら原発実行委員会・神奈川区地域市民自治研究集会)の主催。本日は、10月3日に開催予定の「かながわくピースフェスタ2014」にむけて、憲法学習を深め、智恵を出し合いました。
                                             (瀧川 恒夫)




 賃金引き上げ・処遇改善を求めて 集会、デモ行進

■神建連「9・2賃金引上げ・生活危機突破総決起集会」■ 2014/09/02

 建設労働者の賃金引き上げ・処遇改善を求めて神建連は2日午後、関内ホールで「9・2賃金引上げ・生活危機突破総決起集会」を開催しました。会場いっぱいに全県から815人が参加。集会後には関内一帯をデモ行進し、「賃金をあげろ、公契約条例を制定しろ、建設国保を守れ」と声をあげました。

 集会では、神建連の白田会長が賃金が安い、社会保障がない状況を打開する法定福利費について、「国は、別枠で払います、請求して下さいって言っている。誰がやるんですか?我々しかない。現場で広げましょう」と訴えました。

 「まともな賃金をよこせ」、「国民のための公共事業を推進して地域建設産業を守れ」、「社会保険に加入できる契約を行え」、「社会保険と建設国保を守れ」、「消費増税はやめろ」、「戦争する国づくりを許すな」。これらの要求は、すべて労働者共通の要求となっています。

 集会アピールは、「本日、神建連は、要求の実現を求めて、神奈川県に要望書を提出し交渉を行った。交渉では、実態をリアルに伝え、具体的施策を強く迫るものとなった。諸要求実現のために、引き続き全力をあげる」と読み上げられ、会場の大きな拍手で採択されました。
                                             (瀧川 恒夫)




 神奈川県に施策実行、改善を要求

■神建連「9・2対県交渉」■ 2014/09/02

 神奈川県2015年度予算編成にあたり神建連は2日午前、ワークピア横浜で建設現場で働く55、000人の要望書を県に提出。建設労働者の低賃金と劣悪な就労環境によって建設産業への入職者は減り続ける深刻な状況を訴え、神奈川県に積極的な施策の実行を迫り、改善を要求しました。

 交渉ははじめに、事前提出した要望書に沿って回答がありました。
 これに対して、氏家神建連書記長は人材不足など危機的な状況を説明したあと、賃金問題について「設計労務単価が上がったにもかかわらず、現場には反映されていない」と厳しく指摘。「現場で直接聞き取りを行わないと実態は掴めない」と、調査方法をめぐってやり取りがあり、後に協議すると約束しました。組合側は「賃金が安い、長時間労働では食べていけない。現場の声を聞け」と詰め寄り、吉良建設横浜書記長は、「災害対策の担い手を育てないと、県民を守れない。入札制度を変えただけでは、賃上げはできない」と対応を求めました。

 要望は、➀賃金労働条件の改善、➁入札制度の改善、③公共事業政策の充実、地域建設産業育成の諸施策の推進、④建退共制度の普及、⑤住宅・仕事・防災、⑥建設国保・社会保障拡充、⑦労働安全・アスベスト対策、⑧職業訓練校支援・技能振興、⑨税制・税務行政についての9項目。

 神建連の白田宏紀会長は、「広島の土砂災害は人災だろう。急傾斜地をかかえる神奈川県は他人事ではなく、予算を振り分けるべき。まともな賃金を保障しろ、と国が言っている。我々の永年の要望である公契約条例は先駆けて制定すれば、国も歓迎するだろう」と要請しました。

 神奈川県の坂本課長は県を代表して、「労働相談件数は3年連続で増加。個々人の労働環境は大変厳しい。なかなか要求通りにはいかないが、要請には誠意を持って対応していきたい」と応えました。
                                             (瀧川 恒夫)




組合に未加入者を紹介してください 

■神奈川支部 拡大速報1■ 2014/09/01




 「大工さんって格好いい・・」楽しかった工作教室

■二谷小学校「工作教室」■ 2014/08/24

 神奈川支部は24日、横浜市立二谷小学校で「工作教室」を開き、児童107人とその家族が参加。組合からは20人が指導員としてあたりました。

 作品はマガジンラックとミニチェア、ゴミ箱の3点です。体験はかんな削りと丸太切り、左官体験を用意しました。
 9時開始。挨拶のあと、それぞれの作品ごとに武田さんと渡辺さん、川上さんによる製作説明が行われました。そして、待ちかねた様子で作業が開始されました。
 11時には全ての作業が終了。作品を完成させました。マガジンラックには思い思いに穴開けによる模様が描かれたり、ゴミ箱は蓋付きの見事な形に完成。ミニチェアは丁寧にサンドペーパーで磨かれていました。
 時間が余った児童は、体験コーナーを楽しんでいました。
 参加した児童・家族は、それぞれ感想を寄せてくれました。
 ▼やすりでけずるのが楽しかった。糸のこぎりできるのが大変だったけど、きれいにできてよかった。(5年女子)
 ▼木をきりぬくところで花をきりぬいたとき、うまくできたのでよかったです。(3年女子)
 ▼わたしは、はじめていすを作りました。おととしは本だなで、ことしのがむずかしかったです。なぜかというと、ことしはいっぱいくぎをうったからです。(3年女子)
 ▼くぎをまっすぐに打つのが難しかったです。職人技も見せてもらい、大工さんのかっこ良さを感じました。(6年男子)
 ▼工作はとても楽しかったです。図工の時間は友達とやるけど、木工教室は親子でやるので、それも楽しかったです。(5年男子)
 ▼娘と初めて工作をしました。不慣れで苦労しましたが、大工さんにも手伝ってもらい何とか完成しました。良い体験ができ、ありがとうございました。(2年女子の母)
                                             (瀧川 恒夫)




 「あらためて考える悲惨な戦争」 熱く語る

■建設横浜「平和のつどい」■ 2014/08/22

 建設横浜は22日夜、東神奈川・建設プラザで「平和のつどい」を開き、200人余りが参加。ビキニデーおよび原水禁世界大会代表参加者の体験報告に耳を傾けました。

 二方委員長は組合を代表した挨拶で、「いま、安倍内閣の元で平和の問題が危うくなっている。日本にある原発54基からは、簡単に原爆ができる。この集会を機会に平和運動を改めて考え、前進する力にしましょう」と呼びかけました。

 松井平和担当委員は、「ビキニ、広島・長崎、福島。みな一般市民が被害を受ける。一部の人が始める戦争をやらせてはいけない。代表派遣された皆さんは、思い思いの言葉で語って欲しい」と開会挨拶し、岡戸平民部長は「平和について考える機会にしたい」と話しました。

 岡戸隆道さん(緑支部)は、ビキニデー運動に派遣された体験を次のように語りました。
 「神奈川県から152人が参加しました。アメリカの水爆実験で第五福竜丸など100隻以上被災しましたが、当時の報道は『大海原に赤インキ一滴落とした程度の汚染だから』と影響を過小評価していました。焼津港を歩くデモ行進では、沿道の応援に励まされました。集会では、被爆者の一人が語った言葉の一言ひと言に重みがありました。私たちはこうした声を記憶に残して、伝えていく使命があるんだと思いました」。

 「原水禁世界大会広島」に代表派遣された皆さんの想いは、次の通りです。

 荒川直樹さん(川崎支部)は、「原爆の恐ろしさを知って、『世界には必要ない』と実感しました。初めて広島に行ったけど、ドームを見て、原爆資料館を見て、大会に出て、いろいろ感じました。これからは原発、原爆は無くしていかなければいけないと強く思いました。当初、仕事休んで行くのはどうかと思ったけど、次には集団的自衛権のことや平和のことを発言していけるようにしたい」を語りました。


 三枝哲弥さん(鶴見支部)は、「行く前は、過去のことで何でこんなに大騒ぎするのか、と他人事のように思っていました。いろいろな活動を聞いていると、『これは、タダゴトではない』と感じました。原爆資料館では、涙を流しました。原爆は無くしていかなければいけないと思いました。これからは20代、30代の若者が行ったらいいと思います」。


 宮正廣さん(神奈川支部)は、「体験した3日間のことは、3分では話しきれません。組合に入って40年、やっと役に立てそうです。班長をやったので酒が不味かった」と笑わせ、「1日目のアリーナは6500人で埋まっていた。熱のこもったアピールは、耳を立てて聞いていました。2日目の分科会は被爆体験を聞きました。原爆の後遺症で今も苦しみ、2世、3世孫の世代になり、化学兵器をなくす運動をやっていかなければならないと思いました。3日目アリーナは7000人に膨れ上がっていました。最後まで見届けたいと思いました。印象深かったのは、懇親会のあとの市電で、他には市民が一人しかいなくて、でかい声で話していたら、運転手に『静かにしろ。お祭りじゃない』と一喝されたこと。広島のみなさんは灯籠流しをし、慰霊をしているのに、と反省しました。そして、広島の気持ちを思いました」と熱く語りました。


 崎村健文さん(保土ヶ谷支部)は、「一瞬にして崩壊する原爆の威力。恐ろしさを感じました。地球上にいま、1万6千発の核兵器が存在する。資料館で見た当時の模型は、恐ろしいものだ。NPT(核不拡散条約)会議が来年あるが、核兵器廃絶に協力する国が増えて、廃絶に向けた前進があることを祈っている。この世界大会には何回でも行きたいが、10代、20代の人たちに行ってほしい」。




 小園利生さん(西支部)は、「最初は軽い気持ちでした。テレビや学校から学んだ知識はある程度ありましたが、現地に行って、原爆資料館を見て、被爆者の話を聞いて、今までの考え方が変わりました。核の恐ろしさをまざまざと感じました。参加してよかった。毎回でも行きたい。30代の班だったので気も合いました。支部の青年層にも話したい。3日間休んでも若い世代は行ってもらいたいな」と話しました。



 後藤祐輔さん(中支部)は、「『はだしのゲン』や歴史の教科書で学んだ知識はありましたが、現地に立って貴重な経験をさせてもらいました。息子にも話し、親子でまた広島に行きたいです。一緒に歩いて仲間にもなりました。これらの体験を組合運動に活かしていきたい」と語りました。





 秋山道久さん(磯子支部)は、「『価値観変わるよ。行った方が良いよ』って勧められ、『なるほど、こういうことだったのか』って思いました。大会には若い人や外国から来た人、被爆した人などの発言に驚かされました。原爆資料館では、釘付けになって動けない小学生がいたのが強い印象で残っています。行って良かったな。良い経験をしました。若い人は行くと良い。この経験を伝えていきたいと思います」。




 木村久仁夫さん(金沢支部)は、「資料館では、涙が出ました。2日目の分科会で、被爆者が未だに迫害を受けていると聞きました。原爆カードを持っているという話です。うちの近所にもいます。5千人以上いるといいます。原爆はなくしていきたたいと思います」。





 白井レイ子さん(主婦の会)は、「世界大会は世界中の人が集まりました。平和行進の列が壇上から『核のない平和な世界をつくるのはいつ?』と呼びかけたとき、『今でしょ』の声が響きました。『NPT(核不拡散条約)が通るまで死ぬわけにはいかない』と発言する人もいました。原爆の体験を語る人は減っていく、提供する場所も減少しています。貴重な体験を風化させないよう話していました。子どもや孫にはなしていくのは大切だと思いました。神奈川の代表団で壇上に上がりました。一人ひとりの力はすごいなと思いました。


 菊池弘さん(青年部)は、「広島は中学生以来です。大人になった今では、感じたことが違います。原爆の怖さ、如何にすごいか。子どもたちの皮膚がタダレて落ちた。被爆した体は言いようがありません。原爆は無くしていかなければいけない。気持ちを強く持ちました。この先、組合の運動をやっていきたい」と話しました。




 杉本和美さん(書記)は、「平和行進は全国各地から集まる。組合では5月の平和行進に各支部から参加していますが、コツコツとした積み上げで広島に結集されました。署名も同様で、一人ひとりが大きな力になること、確信が持てました。自分自身でできることを皆と一緒にやっていきたいと思います」



 平井稔人さん(書記)は、「式典は、降雨の中。印象深かったのは、カッパを被った警備員がそれを外して濡れながら黙祷をしたシーンでした。広島にとって厳粛なんだな、とあらためて感じ入りました。『紛争は武力では解決できない』と語った広島市長の発言を同席した安倍総理はどう感じたのでしょうか。まともに聞いていたら、あの前年のコピー発言はできないことだと思いました。参加者の皆さんは、貴重な体験を支部に持ち帰って伝えて欲しい」。

                                             (瀧川 恒夫)




 「戦争はしてはならない」痛感した

■宮正廣さん「原水禁世界広島大会に参加して」■ 2014/08/10

 原水禁世界広島大会は8月4日から6日、広島で行われ、建設横浜は15人が代表参加。神奈川支部は、宮正廣さんが参加しました。宮さんは、次のように熱い体験を綴りました。

 組合に加入して40年余り。役職に就き、この度、2014年世界大会に出席することになり、広島に行かせて頂き、初めての原爆ドーム体験をすることとなり、非常につらいものがあり、写真でしか見たことがなかったのですが、周りを隈なく見て、戦争の傷跡が痛々しいかぎりで、呆然としてしまいました。
 もっとつらいのは、原爆資料館です。国と国の一部の人間の考え方の違いからの武力闘争の巻き添えに、罪のない人々や幼い子どもたちの命を奪い、今もつらい思いをしながらドーム資料館と共に生活している広島市民の皆さんの心はいつ癒えることになるのでしょうか。
 世界で初めて使用した原爆の恐ろしさ、惨さを感じ、また、分科会での被爆者の講演や被爆者に対しての国の責任、原爆病院認定訴訟の言い伝えを聞くにつけ、戦争はしてはならないとつくづく思います。
 横浜の神奈川支部に持ち帰り、仲間と共に、戦争や核兵器のない世界平和を願い、二度とこのようなことのないよう少しでも尽力したいと思います。
 広島、長崎の皆さん、頑張ってください。広島でドームを見学したことで、あらためて戦争の悲惨さを痛感しました。
                                               (宮 正廣)




 ピンチをチャンスに 諸課題跳ね返し前進を

■神建連「2014年組織活動者会議■ 2014/07/13-14

 神建連は13日、「2014年組織活動者会議」を熱海後楽園ホテルで開催。秋の組織拡大月間と賃金引き上げ、公契約条例などの運動課題について意思統一しました。

 氏家正一・神建連書記長は基調報告で、「安倍政権による『戦争する国づくり、解釈改憲、集団的自衛権行使、立憲主義否定』などの国民無視の暴走政治」を批判。「憲法九条守れ!」の反対世論を広げる運動への決意を表しました。マイナンバー制導入による社会保険未加入資格の厳格化に対しては、機会をとらえ役員と書記局が一体となって取り組んでいくことの基本方向を示し、確認されました。また、当面する運動課題として、「賃金引き上げ、法定福利費別枠確保、年金加入促進、年金制度改善」などをあげ、「9・2総決起集会」は、要求実現を求める対県交渉。アスベスト訴訟勝利、リフォーム助成拡充など仲間の命と健康を守り、仕事確保と技術技能向上をめざす課題を提起しました。
                                             (瀧川 恒夫)




 丸のこ教育講習会20人が参加 支部で開催

■丸のこ等取扱い作業従事者教育講習会■ 2014/07/10

 丸のこ等取扱い作業従事者教育講習会が7月10日、神奈川区旭ヶ丘の支部事務所で行われ、組合員ら20人が参加しました。

 組合に届けられる労災事故の受付には、電動工具による労災事故が絶えません。 現行では、丸のこ作業従事者教育は必須ではありませんが、「労働者に行う安全教育は事業主の義務」であることから、組合員の要望により今回、開催することとなりました。

 講師は、横浜職業訓練校の講師でもある菊地功さん(26分会)。座学では、安全衛生教育テキストをなぞりながら、危険な作業などは実例をあげてわかりやすく説明されました。
 実技の講習では、ふだん使い慣れている丸ノコ作業ですが、指さし確認や電源コードの確認など、基本動作では戸惑うケースもありました。
 この講習は、当たり前に使用している丸のこの取り扱い方を、安全作業に必要な基本知識や正しい使用方法を理解するうえでもいい機会となりました。

 20人以上が講習の開催条件となりますが、今後、組合員の要望があれば、支部独自に開催を行っていきます。やってほしい講習などがありましたら、是非お声かけください。
                                             (金澤 拓也)




 「安心して暮 らせる土地を返せ!」 避難者語る

■なくそう原発かながわ区実行委員会■ 2014/07/05

  「なくそう原発かながわ区実行委員会」主催の神奈川区集会が7月5日、 反町公園で開かれ、総勢100人(神奈川支部は11人)が参加しました。
 集会後のパレードは、シュプレヒコールと原発No!の替え歌を大きな声で沿道の人々に訴え、→平川町→西神奈川→東白楽→東神奈川イオンのコースでデモ行進しました。

 集会で主催者は、「東京電力福島第一原発事故の「風化」を許すな。現在の被害状況を明らかにせよ」と挨拶。そして、「原発のない社会をめざす運動の連携を強めよう」と訴えました。

 また、原発被災地域は3年経っても未だ終息さ れない現状に、避難を余儀なくされている被災者本人が、「国・東電には、キッチリと賠償責任を果たしてもらう。安心して暮 らせる土地を返せ!原発はいらない!」と力を込めて生の声で、発言された事・・・心を打たれました。
                                             (中村 雅夫)




 「集団的自衛権反対 法定福利費確保」全国から6000人

■全建総連「予算要求中央総決起大会」■ 2014/07/02

全建総連は7月2日、東京・日比谷公園大音楽堂で「予算要求中央総決起大会」を開き、全国の建設組合から約6000人の仲間が集まりました。

 全建総連の深澤副委員長は、厚生労働省を始めとする各省庁への交渉団を代表して力強い決意を表明。来賓挨拶では、各政党の代表者が我々の要求を「一緒に実現したい」と約束しました。

 最後に、青年代表が壇上に並び、「賃金引き上げ、消費税増税反対、建設国保の補助金切り下げ反対」など、大会決議を立派に読み上げ、満場一致の拍手で採択されました。

 集会後、銀座を経由して東京駅までデモ行進を行い、前日に閣議決定した集団的自衛権の行使反対のほか、「法定福利費の確保、賃金単価引き上げ、消費税増税反対」などを訴えました。
                                             (八川 純平)




 社会保険未加入対策は「総仕上げの年に」

■横浜市建設労働組合連合会「定期総会」■ 2014/06/20

 横浜市連(横浜市建設労働組合連合会)は20日、建設プラザで定期総会を開き、運動方針案や予算案など採択、新執行部を選出しました。

 二方会長は、「2万を超える横浜市の建設連合会で公契約条例や入札制度など奮闘したい。解釈改憲の企てには断固反対し、国保を守る闘いを進めたい」と挨拶しました。

 神建連白田会長や各地区協議会の代表挨拶。関係諸団体の来賓から連帯の挨拶がありました。

 吉良書記長は重点課題として、社会保険未加入対策は「総仕上げの年にしたい」と決意を示し、人間らしく生活できる賃金確保へ手立てを尽くすと強調しました。
                                             (瀧川 恒夫)




 各団体から発言 明るい神奈川区会発足

■革新と共同の会総会■ 2014/06/19

 革新と共同の会総会が6月19日、共同センターで行われ、地域の民主8団体22人、神奈川支部から5人が参加しました。

 この会は、毎月行っている東神奈川駅での宣伝行動や反原発運動を共に取り組む重要な拠点となる会。神奈川支部から役員を選出しています。

 日本共産党の大山さんから、県臨調での県有地売却問題、子育て支援が公約とは逆行していることなど県政報告がありました。
 また、各団体発言は、日産車体を不当解雇された若者から裁判闘争で全面敗訴を受けた経緯、年金者組合から年金引き下げの実情、柴田前市会議員から生活相談が増え続けている報告がありました。
 総会後、「明るい神奈川をつくる神奈川区の会」の結成総会も行われ、来年4月22日に行われる予定の県知事選では、県民の声が届き生活ができる県政実現に向けて提案が行われました。
                                             (金澤 拓也)




 市民要求実現の共同センター

■横浜市民団体連絡会総会■ 2014/06/18

 市団連(横浜市民団体連絡会)は18日、建設プラザで2014年度総会を開き、「市民要求実現に向けた共同センター」としての役割を強調しました。

 具体的な取り組みとして、市民「3大要求」(①中学校給食実現、②小児医療費助成制度拡大、③介護保険制度充実の要求)を通年要求とし、実現へ提言しました。
 市政課題への取り組みは、新市庁舎問題やカジノ問題、学校教育関係など分野別要求は、関係団体の連携や共同行動を追求。子育て新システム、公契約条例、商店街振興などについても共同行動を追求していくことを確認しました。
                                             (瀧川 恒夫)




 奉仕、相談活動 4会場目も実施  

■全国統一「第37回住宅デー」■ 2014/06/15

 神奈川支部26分会は15日、東寺尾の菊地工務店で住宅デーを開催しました。会員は10時から午後3時まで、包丁研ぎとハサミ研ぎ、まな板削りに汗を流しました。

 参加者は、菊地、東、菊地、高橋、川合さんの5人でした。




                                             (瀧川 恒夫)




 奉仕、相談活動 3会場で実施  

■全国統一「第37回住宅デー」■ 2014/06/08

 全国統一「第37回住宅デー」が8日、全国各地で行われ、神奈川支部は3会場(ほか1会場は来週の予定)で奉仕、相談活動を実施しました。
 書記局は各会場を訪れ激励しました。






 11・12分会は、大口仲町の田中建設作業場で朝早くから準備にかかりました。
 事前の連絡で開始時にはすでに、まな板やハサミ、包丁など受付台に30以上並べられ、番号整理が丁寧に行われました。その後もひっきりなしに注文が続き、合わせて80あまりになりました。
包丁研ぎは、渡辺さんや三浦さん、厚海さん、加藤さんらが、まな板削りは田中さん、ハサミ研ぎは石川さんが休みなしで作業を続けました。皆で一致団結、冗談が飛び交う会場でした。
 参加者は、石川、渡辺、斉藤、加藤、鈴木、加山、田中、三浦、厚海、三浦、小宮さんの11人。

 17・18分会は、東横線菊名駅そばの大豆戸町内会会館そばの神社前。会館は老人会が開かれ、見かけて注文する人が例年います。包丁とハサミ研ぎは25余り注文がありました。参加者から「来年は表通りで開催するのもいいな」と抱負が話されました。
 参加者は、川上、佐々木、鈴木、岸、石川、中山、武田、大羽さんの8人でした。



 20分会は、分会議場でもあるガーデン山自治会館を会場に、分会のテントを張りました。伊井静江さんは数日前に、会場周辺に宣伝チラシを戸別配布して、その効果で注文が来ています。
 包丁やハサミのほか、注文の変わり種で農作業用のクワまで持ち込まれ、山口さんと伊藤さんは丁寧に研ぎ出ししていました(写真上)。
参加は宮、伊井、伊井、伊井、伊藤、角田、山口、今田さんの8人でした。

                                             (瀧川 恒夫)




 組織拡大し生活向上を目指す

■神奈川県建設労働組合連合会「第60回定期大会」■ 2014/06/01-02

 神奈川県建設労働組合連合会は1日、熱海後楽園ホテルで「第60回定期大会」を開きました。

 議案は、分科会で専門分野ごとに討議され、そこでの提案も付託され、全体会で原案通り採択されました。

 白田宏記会長は、「アベノミクスは国民に負担を押しつけるだけ。消費増税、原発再稼働、TPP、労働法制--組織拡大を保障に憲法を活かし、生活向上を目指す方針を固めましょう」と挨拶しました。

 組織拡大で建設横浜は、年間実増組合として表彰。鶴見支部は3%実増支部として表彰されました。
 組織拡大「年間実増支部」として建設横浜は7支部。神奈川支部は中村執行委員長が表彰を受けました。

                                             (瀧川 恒夫)




 「若者が希望を持って入職できる」産業づくりをめざす  

■横浜建設一般労働組合「第6回定期大会」■ 2014/05/25

 「第6回横浜建設一般労働組合定期大会」が25日、鶴見駅西口・鶴見大学会館で開かれ、300人余りの参加者は2014年度運動方針案や予算案を採択しました。

 吉良書記長は運動方針で、建設労働者の社会的処遇改善の大運動を進めるとして、①年金制度の確立、②法定福利費の確保、③保険料率負担軽減により社保加入の促進などをあげ、「若者が希望を持って入職できる」産業づくりをめざす、との決意を示しました。

 大会は、「私たちの組織は2年連続で増勢となり、今大会60名の実増を果たした。組合員との徹底的な対話を軸に、新たな仲間を迎えることができた。この成果が止まることなく、厳しい情勢を跳ね返し、さらに強固な組織建設を目指していこう」との大会宣言を満場一致で採択しました。
                                             (瀧川 恒夫)



 1300人の支部をさらに前進させよう  

■建設横浜神奈川支部「第69回定期大会」■ 2014/05/18

 「第69回建設横浜神奈川支部定期大会」が18日、新横浜・ソシア21で行われ70人が参加。運動方針、予算案を承認し、新年度のスタートを切りました。

 中村執行委員長は、神奈川支部の組合員数が拡大運動によって1300人を超えたことに謝意を示したあと、全ての運動の前進を団結によって支えようと挨拶しました。

 「時代の社会機構・人の営みを根底から支え来た、これからも支え続ける建設産業。ここに身を置く仲間たちが社会から尊敬され、私たち自身も社会的責任を自覚して共に生きていくこと」。―その実現にむけて、「①労働者の処遇改善②年金権の確立、社会保証運動を中心に闘う方針」の具体化の提案は、参加者の新たな決意を込めた大きな拍手で採択されました。
                                             (瀧川 恒夫)




 アスベスト訴訟第2陣50人提訴する  

■「首都圏建設アスベスト訴訟第2陣提訴・神奈川集会■ 2014/05/15

 アスベスト被害の根絶と被害者全面救済を求めて、「首都圏建設アスベスト訴訟第2陣提訴・神奈川集会」が15日、関内ホールで開催され、500人を超える参加者は、早期解決を実現するために、「勝利するまで全力で戦い抜く」強い意志を誓いました。

 集会のあと、原告団と弁護団、支援者は、横浜地方裁判所までシュプレヒコールをあげながらデモ行進。地裁に提訴したあと、支援者と一体になって「ガンバロー、ガンバロー、ガンバロー」と拳を突き上げました。

 横浜地裁へは、第1陣の75人に続いて、第2陣は50人が原告として立ち上がりました。第2陣は、「不当判決を跳ね返すことはもとより、東京地裁判決で退けられた一人親方や事業主を救済するために、国の責任を高いレベルで認めさせ、アスベスト建材企業の責任を明確にさせる判決を必ず勝ち取る」決意です。そして、全ての建設アスベスト被害者を救済するために、被害者救済基金の創設や法改正など、制度政策要求を実現するために全力をあげます。                                        
                                             (瀧川 恒夫)




 「核兵器廃絶と平和の願い 元気に平和行進  

■国民平和大行進■ 2014/05/12

 「なくそう!核兵器 一歩でも二歩でも、ご一緒に歩きましょう」――国民平和大行進は12日、神奈川区役所前の反町公園で引き継ぎを行いました。

 9時に始まった集会には60人の仲間が集合。神奈川支部からは12人が参加しました。
 澤田神奈川地区労連議長は、「核兵器廃絶と平和の願いを声に平和行進をして、広島、長崎につなげましょう」。通し行進者は、「あなたの一歩が世界を変えます。さあ、歩きましょう」と、元気に挨拶し、好天に恵まれたなかを出発しました。

 「核兵器のない世界をつくろう!」「イイネッ!」「核兵器廃絶いつやるの?」「今でしょ!!」と、シュプレヒコール。強風に負けない元気な声を上げながらデモ行進しました。
 建設プラザ前で、県連事務局員が大きく手を振り応援。瑞穂埠頭では柴田さんがマイクを握り、米戦車を立ち往生させた1972年当時の運動を紹介しました。
 みなとみらい地区を通り、馬車道付近ではビルの谷間を、平和を願う声が響き渡りました。昼休みで通行人が多くなった横浜市役所前で別コースの仲間と合流して、神奈川県庁まで行進しました。
                                             (八川 純平)




 「立ち上がらねば、手遅れ」 憲法を大切に  

■5・3県民のつどい■ 2014/05/03

 67回目の憲法記念日を迎えた3日、「憲法改悪を許さない5・3県民のつどい」が東神奈川・神奈川公会堂で行われ、2つの講演に約300人の参加者は耳を傾けました。集会後は、六角橋、東横線白楽までデモ行進しました。

 神奈川憲法会議の森代表委員は主催者として、「憲法の理念を大切にする思いを互いに確認する今日の集まりにしたい」と挨拶しました。

 常岡(乗本)せつ子・フェリス女学院大学教授は、「集団的自衛権と憲法9条―日本国憲法の国際的意義」について講演し、集団的自衛権の行使に向けた解釈改憲による安倍政権の動きを批判。阿部法制懇の提言は、日本国憲法の平和主義を根底から覆すもの。武力攻撃に至らない事態にまで自衛隊を出動させようとしている、と指摘。「国際社会の平和は、軍事力によって実現できない。日本国憲法に忠実に、非軍事的な方法で、国際的な役割を果たすこと、さらには、戦争や紛争の土壌になっている構造的暴力の除去こそが国際社会から求められている」と結びました。

 「狙われる教育―阿部教育『改革』の実態」と題した阪田弁護士の講演は、昨年10月以降に矢継ぎ早に出される「教育再生政策」を説明し、阿部政権の狙いを①世界で一番企業が活動しやすい国、②戦争できる国、③教育への政治によるコントロールと指摘。阪田さんは、「教育は人権である。国家を守ることではない。安倍政権は子どもを政治に利用しようとしている。教育は変更になれば静かに進む。いま立ち上がらねば、手遅れになる」と訴えました。
                                             (瀧川 恒夫)




 働くものの権利強調 メーデー 

■第85回神奈川県・横浜メーデー■ 2014/05/01

 働く者の祭典「第85回神奈川県・横浜メーデー」が1日、関内・横浜公園で行われ、「働くもののの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう」と訴えました。

 主催者挨拶に立った神奈川労連の水谷議長は、労働成果主義や残業代ゼロなどルール無視する安倍内閣の暴走を批判。「やがて正社員がいなくなり、派遣労働者だけ。過労死は増大し、人間否定の社会になる。早急に大集会・パレードで断固反対していく」と呼びかけました。
                                             (瀧川 恒夫)




 支部勢力1300人の大台か 春の拡大82人の成果 

■春の拡大月間最終日■ 2014/04/15

 神奈川支部は3月1日から始まった拡大月間最終の4月15日、過去最大82人の新しい仲間を迎入れる成果を得て、春の拡大月間は一旦終了しましました。脱退者数次第ですが、支部勢力はこれにより、1300人の大台に乗る可能性が見えました。

 昨日まで74人の拡大数が、今日は11時半に3人、16時に2人、19時に3人。この日は8人が新加入となり、夜の打ち上げには、「82人の拡大数」が報告されました。

 主婦の会は豚汁を調理して、打ち上げの準備。軽食が用意されました。
 拡大行動に参加した内田さんは「脱退防止に力を入れるのも大事」、矢野さんは「懐中電灯は必需品だね」、菊地さんは「行動参加者を増やして、盛り上げたいね」、金子さんは「秋にはもっと拡大したい」、須崎さんは「地道な種まきで82人の成果」、青柳さんは「日常業務に支障を来すほど嬉しい悲鳴でした」、八川さんは「組合、役員を信頼して対象者と来てくれた。秋に繋がっていく拡大になった」、と、それぞれ感想を述べました。
 佐藤さんは「主婦会は組合員5人、会員5人。目標達成しました」と報告。中村執行委員長は「お疲れ様」と参加者を労いました。
                                             (瀧川 恒夫)


拡大月間を振り返って

 年明けから始まった「春の拡大月間」は、4月15日で一つの区切りとなりました。神奈川支部は、月間中、82人の仲間を増やすことに成功しました。この成果は多くの組合員の協力の賜物で、また、「組合を求めている」声の多さとも言えるものでした。横浜市国保の値上げや社会保険の相談、一人親方化による労災加入、税金相談など建設業の置かれている状況は悪化。それがまた、新加入の理由ともなっています。

 神奈川支部の拡大運動は、「組合員が組合への理解を深め、仲間を増やす大切さを理解し、組織強化を進める」ことが基本です。具体的な行動として、役員や書記による組合員宅訪問がベース。「拡大する人を拡大!」を念頭に、組合業務をあらためて説明し、「何かあったら組合に相談を」と、多くの仲間に呼びかけました。ここ数年で、多くの組合員の理解も深まりました。今月間では、新加入者の9割以上は仲間からの紹介によるものでした。

 「まず、組合に相談したら・・」と組合員が親会社に進言。親会社から連絡があって、社会保険の相談を受けるなか、外注だった職人が従業員となり、建設国保と厚生年金でのセット加入による組合加入の例がありました。
 また、個人所得税の税金相談をきっかけに、組合に加入するケースも年々増えています。
 「少しでも節税のために」との相談。その組合員からの紹介で、「ちょっとこの人の税金も見てやってくれ」と、連れてきて加入につながる例もありました。
 現場確認があり、「労災に加入しないと現場に入れない」と相談を受けた組合員(一人親方)からの紹介で加入にも繋がっています。
 そして、建設国保加入のための紹介で組合に加入するケースは大半を占めています。

 近年、加入するきっかけの一番は建設国保でしたが、工事保険や自動車共済、市連共済など組合のメリットは、他にもたくさんあります。これからも組合制度メリット普及のために、組合員さん宅や事務所訪問を行いますので、よろしくお願いします。
                                             (金澤 拓也)




 家族揃ってバーベキュー、ビールに酔う 

■キリン生麦BBQ&拡大決起集会■ 2014/04/06

 神奈川支部主催 「バーベキュー&拡大決起集会」が春めいた4月6日、昨年に続いてキリン生麦工場内のビアポートで行われました。

 昨年の参加者から「またやって欲しい」という要望と、組合員訪問で「参加してみた い」という声に押され、今年も開催することになりました。当初は先着90人の予定でしたが、あっという間に人数が埋まり、ギリ ギリいっぱいの102人の参加。初めて参加した組合員家族は30人。今までの行事とはまた違う顔ぶれでした。

 中村執行委員長は、乾杯の挨拶。「現在、神奈川支部組合員は1290人で、過去最高数を更新しています。ぜひとも、拡大月間中に1300人の神奈川支部にしましょう」と、参加者の協力を求めました。
 
 どんどん焼かれる肉。野菜をほうばる姿。日頃の疲れをビールで忘れるような勢いの組合員の姿が、あっちこっちで見られました。参加した組合未加入の人は、「こんな楽しい組合なら加入を考えてみようかな」と話していました。最年少は1歳の子どももいました。あった言う間に、食べ放題、飲み放題の時間は過ぎました。

 最後に参加者全員で写真撮影。タイミング悪く雨が降ってきてしまい、外での撮影ができませんでしたが、102人みんなでぎゅっと集ま ってにっこり写真を撮りました。
 参加した子ども達は、「また来たい」と、うれしい感想を寄せました。残念ながら参加できなかった方は、またの機会をお楽しみに・・・。
                                             (金澤 拓也)




 「同じ苦しみを味わって欲しくない」 福島被災を語る 

■さよなら原発神奈川区実行委員会「神奈川区のつどい」②■ 2014/03/16

 福島原発による被災で横浜に避難している唯野久子さんは16日、「神奈川区のつどい」で原体験と実情を語り、そして、原発の問題点を指摘しました。

 「時間の経過と共に故郷が破壊されている」―唯野さんは無念の涙を流しているといいます。
 最近、右目のまわりが痛くなり、診察結果で「眼球の裏の神経に細かい傷がある」と言われた。医師は「ストレス障害が原因だ」と指摘。思い起こしてみると、東京オリンピック招致が決定したあとだと気づいた。福島県民を置き去りにした思いに囚われ、「くやしくて・・」。

 命と健康を奪われた人が16,000人。1,667人が亡くなって、南相馬市ではその半分800人に自殺者がいます。76人の子どもに甲状腺ガンが見つかっています。日常生活を奪われ、家族はバラバラ。私も父を残し、二重生活をしています。地域社会は崩壊しました。そして、自然を奪われました。放射能物質による汚染水が流れ出て、海も汚れています。

 怒りを通り超しています。政府は再稼働しようとしています。国民はだまされています。実際、原発で被爆しても「福島は安心」と言い続けていました。川内原発を再稼働しようとしていますが、「私たちと同じ苦しみを味わって欲しくない」。
 唯野さんは、「国民、市民の運動が大事なので、できるだけ多くの人に意見を広めて欲しい」と語りました。
                                             (瀧川 恒夫)




 再生可能エネルギー政策に舵を切ったドイツ

■さよなら原発神奈川区実行委員会「神奈川区のつどい」①■ 2014/03/16

 福島第一原発事故から3年「やめて!再稼働 神奈川区のつどい」が16日午後、共同センターで行われ、トーク&ライブで賑わいました。

 東京弁護士会所属の千葉恒久弁護士は、原発を廃止し再生可能エネルギーに舵を切ったドイツのエネルギー政策について、その経緯を話しました。

 最初はエゴだと言われたが、市民による反対運動が強くなってきたとき、事件が起きた。ヴィール原発を州政府は許可し、住民投票は6・4で推進派が勝利した。その2日後、2万8千人が「原発はいらない」とその過疎地に押しかけた。警官隊は放水するなど弾圧したが、反対派の抵抗に押され結局撤退した。100人余りは住み始め、学校を開き音楽活動なども始めた。そして、原発の建設を止め、その計画は頓挫した。

 その後、各地に候補地が上がると押しかけ占拠した。何万人も集まった。70年代後半のこと。「ヴィールの二の舞はさせない」と、政府は放水車を出したり堀割を作ったりヘリコプターも飛ばし弾圧した。

 再び浮上した廃棄物問題。「ゴミ処理ですら解決しないではないか」。反原発団体は「どこもダメ」ボーリング調査も追い出した。
 州首相アルブレヒトは「ゴアレーベンを暫定的な候補地とする」と宣言。猛烈な反対運動が起きた。「ゴアレーベンは生きなければならない」というスローガン。ゴアレーベンに向かってトラクターや自転車、歩いて10万人が入った。79年5月、「ゴアレーベンにおける再処理施設の建設は困難である」と結論が出された。

 もう一つの事件。80年5月ボーリング予定地に、ヴィールと同じように町を作って暮らし始めた。クリニック、幼稚園作り始めた。そして共和国を作った。マスコミ、政治家も応援した。後に脱原発政策を取った若き日のシュレーダー首相もいた。6月4日早朝、6500人の警察官によって排除され、33日後に「共和国」は消滅した。

 チェルノブイリ原発事故が起きた後も、「自分の国は大丈夫」と無視し続けた。が、87年に核廃棄物違法輸送スキャンダルがあり、ビブリス原発の放射能漏れ事故が起きた。
 「あてにならない原発」―反対する市民は88万1千人。一人ひとりが「異議申し立て」を行い、1ヶ月。5分の1のところで、州政府は断念した。再処理工場を作らせなかった。新設はダメ、再処理もダメ。90年代前半、原発政策は崩壊したが、「必要悪」という主張でエネルギー政策はまだ変わらなかった。

 ドイツをひっくり返す風車ブームがおきた。市民が風車を作り、評判で広がった。再生可能エネルギー、水車に加えて風車。どんどん加速した。92年に1149台が、95年には3625台。2001年には10000台となった。アーヘン市民の発案でアーヘンモデル(発電コストに見合う価格で買い取る)が広がった。アーヘン市の太陽光発電設備容量は約20倍に増大した。

 98年、シュレーダー新首相は連邦会議演説で、「原発のない新しいエネルギー政策」への転換を宣言。2000年6月、連邦政府と電力企業の間で、脱原発合意が成立した。

 そして、水力に加え風力やバイオマス、太陽光による再生可能エネルギー発電量が爆発的に増大していった。
 「誰が再エネ発電施設を設置したか?」―個人と農民で半数を占め、民間企業やメーカーは遅れをとった。07年以降、約55の自治体が自前のエネルギー企業を設立。170以上の自治体がエネルギー供給網を取り戻した。

 千葉さんは、「脱原発はどうして実現したか?」次のようにまとめた。
①市民(社会)が原発のリスクを受け入れなかった。
②原子力技術そのものが技術的・経済的に未熟であった。
③代替エネルギー(再エネ)が飛躍的に伸び始めた。
④中央集権的なエネルギー政策の構造が崩壊し始めた。
                                             (瀧川 恒夫)




 原発ゼロへの政治決断を!

■さよなら原発かながわ区実行委員会■ 2014/03/16

 「原発ゼロへの政治決断を!」と、さよなら原発実行委員会は16日、JR東神奈川駅頭で宣伝行動を行いました。

 地区労連や年金者組合、新婦人など22人が参加。そのなかで建設横浜神奈川支部8人は「アスベスト署名」活動なども行いました。

 東電福島第一原発事故から3年。事故の原因は解明されず、収束どころか放射能汚染水は漏れ続け、危機的な状況です。
 このような被害者や国民の声を無視して、安倍政権は原発を重要電源とする「エネルギー基本計画」を決定し、原発推進・再稼働へ進もうとしています。

 沢田地区労連議長や前市長選挙立候補者の柴田豊勝さんもマイクを握り、「原発をなくし、再稼働に反対しましょう」と訴えました。
 この日は好天に恵まれて人通りはよく、訴えかけに耳を傾けながら宣伝チラシを受け取り、署名に協力する家族連れなどが目につきました。
                                             (瀧川 恒夫)




 「くらし、営業、雇用を守れ」伊勢佐木町をデモ行進

■3・13重税反対全国統一行動「横浜労連地域総行動集会デモ」■ 2014/03/13

 重税反対全国統一行動の13日夜、横浜労連は横浜公園に集まって集会。その後、強い雨が降りしきるなか、伊勢佐木町商店街を通って日ノ出町までデモ行進しました。

 集会では、「くらし、営業、雇用を守れ」の声が叫ばれ、運動を強め国民共同の行動を起こすよう提起されました。

 デモ行進は、「賃金あげろ」「消費税増税やめろ」「憲法改悪反対」「年金改悪やめろ」などシュプレヒコールをあげ、沿道に訴えました。
                                             (瀧川 恒夫)




 怒りをアピール 消費税・庶民増税の反対

■3・13重税反対全国統一行動「港北・神奈川集会」■ 2014/03/13

 消費税増税直前の3月13日、「3・13重税反対全国統一行動」が新横浜駅前公園で行われました。

 神奈川支部の主な管轄である神奈川税務署に対して、建設横浜神奈川支部のほか港北支部、神奈川土建、民商、年金者組合、新婦人など地域で活動する12団体、250人が集まり集会、デモ行進を行いました。

 この集会の目的は、消費税・庶民増税の反対。4月からの消費税増税がされれば不況がさらに落ち込み、中小企業の生き残りは困難になります。そして、増税の使い途は、社会保障のためでなく大企業の減税にまわされます。過去の消費税の5%の増税後にも、大企業の減税に回されてきました。消費税の増税がされても、私たちの生活にはいっさい戻ってきませんでした。大企業や高所得者の都合の良いように決められたらたまりません。政府に対しその怒りをアピールに込めて、新横浜から神奈川税務署に向けてデモ行進を行いました。

 税務署では、実行委員長が要請文を手渡し、納税者に対し「実態に合わせて調査や納税を行う」 よう要請しました。その後、新横浜駅前で「庶民増税反対」を強く訴える宣伝行動を行いました。
                                             (金澤 拓也)




 「賃金あげろ」シュプレヒコール訴え

■2014県民集会■ 2014/03/02

 景気回復が遅遅として進まぬなか、「2014年県民集会」が2日、横浜公園で行われました。

 小池晃参議院議員から国会情勢報告が行われ、現政権の暴走が明らかになりました。

 落語家の立川談之助さんはステージに立ち、暮らし・政治の話題を砕いて話し、皆を笑わせました。

 秘密保護法や原発、アスベスト問題など各団体からのアピールがありました。

 集会のあと、デモ行進はみなとみらい地区と山下公園へむけ、「賃金あげろ」「憲法改悪反対」「消費税増税やめろ」などシュプレヒコールを繰り返し、沿道に訴えました。
                                             (瀧川 恒夫)




 建設国保設立の歴史的経緯と課題 講演する

■神奈川県建設連合国民健康保険組合「第90回組合会」講演■ 2014/02/25

 「社会保障をめぐる情勢の特徴、建設国保の歴史的経緯と教訓とこれからの課題」と題した講演が25日、神奈川県建設連合国民健康保険組合「組合会」で行われました。

 全建総連の松尾真一郎社会保障対策部長は、「『ケガと弁当は手前持ち。俺たちに健康保険を』の要求を実現する日雇健康保険法が、昭和28年に成立。組合を事業主をみなす『擬制適用』を勝ち取った。39年、赤字を理由に日雇い健保廃止が打ち出され、6年間にわたる廃止反対闘争を続けるも、45年、擬制適用が廃止。『市町村国保に移りなさい』の通知に対し、国保組合の新設を特例で認めさせる。事業内容や保険料などを自分たちで決めていく、建設国保の設立となりました」と歴史的経緯を説明しました。

 国保組合をとりまく情勢として、補助制度の確立と削減攻撃。そして、小泉改革以降の社会保障制度の全面見直しなど数字をあげて詳細が話されました。

 建設国保を守る主要3課題は、①補助制度見直しと予算確保のたたかい②市町村国保都道府県単位化による影響の打開③適用除外措置の見直しをあげました。
                                             (瀧川 恒夫)




 ピンチをチャンスに組織拡大

■建設横浜「組織拡大総決起集会■ 2014/02/17

 建設横浜「組織拡大総決起集会」が17日、建設プラザで開催され、社会保険未加入問題の現状と課題を学習。「ピンチをチャンスに変えて組織を拡大強化し、要求実現の大きな力にしょう」と決意しました。

 二方執行委員長は冒頭の挨拶で、「魅力的な建設産業にする大きなチャンスの拡大月間にしよう」と呼びかけました。

 白田神建連会長は、「賃金アップ、自分たちで決められる単価。攻めの姿勢で取り組もう」と訴えました。

 井上県連賃対部長は、「税金を使った施策で1次会社に金は来ている。まともな職人は請求すれば貰える。力を合わせて請求する。声を出して取る。組織の力で単価を上げましょう」と強調しました。

 神奈川支部の金沢主任書記は、K建設元請現場従事者の現場改善要求に応え、仮設トイレの不備・不足や悪天候時のずぶ濡れ朝礼の強要改善の文書回答を勝ち取った成果を報告しました。
                                             (瀧川 恒夫)




 神奈川の会「結成」 全国から支援表明

■建設アスベスト訴訟を支援する神奈川の会「結成総会」■ 2014/02/04

 「あやまれ!つぐなえ!なくせ!アスベスト被害」建設アスベスト訴訟を支援する神奈川の会は4日、開港記念会館で結成総会を開催。応援メッセージが各所から届き、首都圏から多数の仲間が支援を表明しました。

 アスベストの危険性が明らかなのに、国は労働安全・環境保全よりも経済・産業の発展を優先し、規制を遅らせました。そして、建物の耐火のためとしてアスベスト建材の使用を法令で義務付けました。アスベスト建材製造企業も代替品の開発に着手していましたが、安価なアスベストを使用し利益を優先し、被害を拡大させました。
 その結果、アスベストの危険性を知らされずに建設現場で働いてきた私たちに、深刻な健康被害をもたらしました。拡大表示します
 私たちは、こうした行為を許すわけにはいきません。

 私たちが国とアスベスト建材企業に求める要求
 ○責任を認め、すべての被害者に謝罪せよ
 ○すべての被害者に全面補償せよ
 ○被害者補償基金を創設せよ
 ○新たな被害者を出さないため、粉じん暴露予防策を確立せよ

 アスベスト問題は、私たちだけの問題ではない
 日本においてアスベストは、使用が禁止されるまで焼く1千万トンも輸入され、その大半が建設資材・建材として使用されました。阪神淡路大震災で、わずか数日間の復旧作業にあたった方が、中皮腫というアスベスト特有の病気にかかるなど深刻な健康被害が広がっています。今後、アスベストを使用した多くの建物の解体期を向かえます。私たちは国の責任でのアスベスト被害根絶を求めています。

 「私たちの『いのち』と『尊厳』を守る公平、公正な判決を」署名のご協力を!
                                              (瀧川 恒夫)




 アスベスト被害訴え、署名を呼びかけ

■神奈川地区労連「旗開き」■ 2014/01/30

 神奈川地区労連は30日、神奈川区役所食堂で「旗開き」を開催しました。

 澤田逸夫議長は、「政治を変えていかないと世の中は良くならない。私たちの要求を春闘に結集して訴えかけましょう」と主催者挨拶をしました。

 神田神奈川労連事務局長は、「賃上げにつながる春闘にしたい。”増税反対決議”で3・13集会に合流する予定。動きをつくっていく」と、訴えかけました。

 建設横浜は、支部から7人が参加。首都圏建設アスベスト原告団の本田照子さん(19分会)は被害者の苦痛を訴え、金沢書記はアスベスト署名を呼びかけました。
                                              (瀧川 恒夫)




 組織拡大を成功させ飛躍の年に

■神建連「新春のつどい」■ 2014/01/28

 神建連は28日、ロイヤルホールヨコハマで「新春のつどい」を開催。200人余りが参加しました。

 白田会長は、「全建総連は6年ぶりに組織を大きく前進。神奈川は5分の1の拡大をした。次年度は設計労務単価を反映させる”関ヶ原の戦い”。現場で賃金を決める、1年目にしたい」と挨拶しました。

 清水全建総連書記次長は、「労働賃金は、運動をしなければ上がらない。使える標準見積書を作っていく。公契約条例は首都圏だけでなく全国に広がった」と、全建総連の運動の成果を強調しました。

 住谷神奈川労連副議長は、「大幅賃金引上げ、仲間増やしを柱に労働者の権利を守る戦いを一緒に闘いましょう」と、春闘への結集を呼びかけました。
                                              (瀧川 恒夫)




 政村議長 賃上げ強調

■横浜労連「2014年旗開き」■ 2014/01/22

 横浜労連は22日、横浜市従会館で「2014年旗開き」を開催しました。

 政村議長は主催者挨拶で、賃金引き上げ、ベースアップの必要性を強調しました。

 来賓は、神奈川労連やかながわ労働センター、横浜市経済局などから挨拶がありました。
                                              (瀧川 恒夫)




 100人あまり参加、新年のスタート

■神奈川支部「新加入者歓迎&新春のつどい■ 2014/01/19

 神奈川支部は19日、「新加入者歓迎&新春のつどい」をソシア21で開催。100人あまりが参加し、新年のスタートを切りました。

 中村雅夫執行委員長は、社会保険未加入問題や労働環境改善の運動、建設国保を守る運動などへの協力に謝意を示したあと、「諸要求実現のため、組合員を増やしましょう」と訴えました。

 須田利正本部書記次長は、「老後の暮らしに不安のない、年金権の確保が重要課題だ。将来、子どもや孫に自慢できる制度を作り上げていこう」と呼びかけました。

 澤田逸夫神奈川地区労連議長は、「かつて、先輩たちはストライキなどして、労働者の権利を行使してきた。労働者が安心して暮らせる社会めざし、ブラック企業など出させない運動に取り組みます。地域でともに頑張っていきたい」と連帯の挨拶をしました。
                                              (瀧川 恒夫)




 運動の先頭に立つ 役員も決意固める

■横浜市連「新春のつどい」■ 2014/01/10

 横浜市連は10日、横浜西口ホテルプラモコスモYで「新春のつどい」を開き、役員ら170人が参加しました。

 二方節男・市連会長は、予想される厳しい状況を示したあと、「拡大月間の先頭に立って闘う」と強調し、運動への決意を表しました。

 白田宏記・神建連会長は、「消費増税で手控えが予測されるし、アベノミクスは反映されない。賃金引き上げのために共同行動をとっていきたい」と述べました。

 神田雄一・横浜労連事務局長は、「ブラック企業は若いマンパワーを吸い取り、抜け殻ににしてポイ捨て、根が深い。いま、労働組合の存在が問われている。春闘に結集し、世論に呼びかけたい」と訴えました。

 横建協は「労使の立場を超えて、意見交換しながら共に歩みたい」、技連協は「明るい見通しがもてる後継者育成に、努力したい」など話があり、そして、自民党・公明党・共産党など、各政党から連帯の挨拶がありました。
                                              (瀧川 恒夫)












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