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「真摯に応えて欲しい」 安倍総理に呼びかけ 

アスベスト厚労省・総理官邸前集会  ■2017/11/06

 早期全面解決を求めて首都圏建設アスベスト訴訟団と支援者は11月6日、厚労省・国交省と総理官邸前で沿道を埋め、要請行動を行いました。

 神奈川原告団と建設横浜含めた神奈川県連の支援者は、道を挟んだ総理官邸を対面に見据え、建設アスベスト訴訟判決を受けての対応に、「国は早期解決の決断を」と訴えました。

 弁護団の田淵弁護士は、「額に汗をかき必死に仕事をしてきた人たちに危険性を訴えてこなかった。国は被害者の声に真摯に耳を傾け、明日をも知れない命に本当の意味で応えて欲しい」と官邸に呼びかけました。

 神奈川訴訟第一陣原告の大園さんは、「亡くなる前日、『俺もうダメかな』と言って、夫は66歳で逝きました。悔し涙を浮かべていました。一人親方はダメとか言わないで国は認めてください。原告みんな、同じ思いです。安倍さん、顔をだして会いに来てください」と涙ながらに訴えました。

 原告の皆さんは、代わる代わる自身の悲痛な体験を訴え続けました。
 神奈川県連の仲野会長は、「神奈川でアスベストの罹患者は10パーセント、5千人います」と被害が止まらないことを示し、早期全面解決を訴え最後までたたかうことを表明しました。
                                              (瀧川 恒夫)




長瀞ライン下りやSL 秋を楽しむ 

秋の拡大速報13  ■2017/11/06

拡大決起のバス旅行で鋭気を養う


秋の拡大月間のさなか神奈川支部は11月5日、観光バス3台で埼玉県秩父市を訪れ、秋の行楽シーズンの一日を満喫しました。参加者から「楽しかった。来てよかった」の声が多く聞かれました。

今週は2名の成果
残り1週間です。
対象者をご紹介ください。

 組合では、9月1日~11月15日まで秋の組合員拡大月間を実施しています。お知り合いで建設国保に入りたい方、労災保険に加入したい方などがいましたら、神奈川支部までご紹介ください。
                                              (平井 稔人)




 うどんづくり・長瀞ライン下り・SL 秋を満喫

神奈川支部「秋のバス旅行」  ■2017/11/05

  秋の拡大月間のさなか神奈川支部は11月5日、観光バス3台で埼玉県秩父市を訪れ、秋の行楽シーズンの一日を満喫しました。参加者から「楽しかった。来てよかった」の声が多く聞かれました。

 鶴屋町→圏央道→関越道→花園IC→古沢園(うどんづくり&BBQ)
 園の人の説明を受けながら、すでに捏ねられたうどん生地を足で踏み、畳みなおして繰り返し作業。約二尺の丸棒で粉を散らしながら30センチくらいの大きさに丸く均一に伸ばす。
5センチ幅に重ね折りして裁断すれば出来上がり。「ふーう」汗を搔きました。
 →長瀞ライン下り(親鼻橋~岩畳/散策)
 古沢園から20分あまり。20人くらいが一隻に乗り込みライフジャケットを着こみました。荒川の浅瀬に竿をさす船頭さん。時おり急流では飛沫が上がり、ビニールシートで防御します。船頭さんの軽妙な会話が舟下りの気分を盛り上げ、やや早い紅葉も観ながら一服の清涼を味わいました。

 →SLパレオエクスプレス(長瀞駅~寄居駅)
 待ち時間には、沿道の土産物屋さんを覗く時間がありました。長瀞駅は団体改札口から入り、SLは自由席に乗り込みました。車内は満席。レトロな座席が郷愁をそそります。汽笛が鳴って出発、熊谷方面に向かいます。時折、汽車の煙が車窓から見え隠れしました。

→花園フォレスト(お買い物)→関越→首都高→横浜
 花園フォレストはヨーロッパの邸宅をモチーフにした建物に、自家製造のスイーツを取り揃えた店で、バームクーヘンや三斤食パンが目を引きます。思わず、たくさん買ってしまいました。
                                              (瀧川 恒夫)




安倍9条改憲NO!全国市民アクション 国会包囲

秋の拡大速報12  ■2017/11/04

安倍9条改憲NO!全国市民アクション
11・3国会包囲大行進


急速な改憲の動きに対し
    国民投票でNO!を突きつけよう

 精神科医の香山リカさんは、「改憲案は単に3項を加えるだけじゃない。国民投票になったらNO!と書きましょう」と訴え、法政大学の五十嵐教授は「ハードルを高くしていこう」と呼びかけました。

 主催者代表は、「これから改憲が加速することが予想される。マスコミや労働組合を攻撃するだろう」と強調。全国3千万人署名運動の取組み推進を提起しました。参加者は歓声と拍手で大きく応えました。
                                              (平井 稔人)




 「9条改悪NO!」 4万人国会を包

安倍9条改憲NO!全国市民アクション11・3国会包囲大行進  ■2017/11/03

 日本国憲法公布から71年を迎えた11月3日、国会周辺を大勢の市民が取り囲みました。10月の衆院選挙で自民党が大勝し、与党は改憲発議に必要な3分の2以上の議席を獲得。改憲への動きが速くなることが予想されます。沿道を埋め尽くした4万人(主催者発表)の人々は、「9条改悪NO!」「憲法守り、生かせ!」などのプラカードを掲げ、憲法改悪反対の声をあげました。

 精神科医の香山リカさんは、「(改憲案は単に)9条に3項を加えるだけじゃない。国民投票になったらNO!と書きましょう」と訴え、法政大学の五十嵐教授は「市民と立憲野党が共闘すれば勝てる方程式がはっきりした。最後は国民投票。ハードルを高くしていこう」と呼びかけました。
 主催者代表は、「これから改憲が加速することが予想される。マスコミや労働組合を攻撃するだろう」と強調。全国3千万署名運動の取組み推進を提起しました。参加者は歓声と拍手で大きく応えました。
                                              (瀧川 恒夫)




本日2名の拡大 3節達成まであと19人 

秋の拡大速報11  ■2017/11/02

宮・組織部長の成果など本日2名拡大

宮部長が1名拡大 さらに対象者アタック中

 9月から始まった秋の拡大月間も残すところあと2週間となり、本日は2名の成果をあげることができました。

 11月1日行動では日中、主婦の会が14件訪問。夜の行動では16人が参加し、6組で11件を訪問しました。
 宮部長と安井さんは、組合員事業所を訪問し、新たに従業員を雇うということで1名加入。加入書を直接受け取りました。
 また午前中、「労災保険に加入したい」という事業主が午後に来所。合計2名の成果になりました。
                                              (平井 稔人)




 組合の制度を学び、バス旅行にも参加

秋の拡大速報10  ■2017/11/01

新組合員教室の開催で若い役員が講師

組合の制度を学び、バス旅行にも参加
 神奈川支部では、毎月月末に新しく組合に加入した組合員を対象に新組合員教室を開催。その中で、組合とは何か、組織の説明や分会の活動。組合員の権利と義務。組合の制度などを説明し、学んでもらいました。

今回参加された。桐山さんは、秋の拡大月間の目玉企画であるバス旅行に参加したいとその場で申し込みをしました。



                                              (平井 稔人)




 新組合員教室で若い役員が講師

神奈川支部「新組合員教室」  ■2017/10/31

 神奈川支部では、毎月月末に新しく組合に加入した組合員を対象に新組合員教室を開催。その中で、組合とは何か、組織の説明や分会の活動。組合員の権利と義務。組合の制度などを説明し、学んでもらいました。

 佐久間さんの講師で始まった新組合員教室は、はじめに「建設国保に入っていて助かった」「工事代金の未払金を回収する事が出来た」「仕事中にケガをして労災保険に入っていて助かった」「青年部に誘われて仕事上の付き合いが出来、プライベートでも、とてもたのしく過ごしています」など組合に入ってよかった、と多くの感想が寄せられています。次に業務の説明、組合の成り立ちと歴史、運動で勝ち取ってきた成果。建設横浜の3つの性格。建設職・労働者の要求。組織と運営。組合員の権利と義務。最後に建設労働者職人の歩みについて学びます。今回参加された。桐山さんは、秋の拡大月間の目玉企画であるバス旅行に参加したいとその場で申し込みをしました。
                                              (平井 稔人)




 W勝訴判決 被害者救済基金制度へ大きく前進

秋の拡大速報9 ■2017/10/27

国・メーカーに賠償命令
           全国初高裁で逆転勝訴

W勝訴判決、
     被害者救済基金制度へ大きく前進

 首都圏建設アスベスト神奈川第一陣判決を前に、東京高等裁判所前は原告と弁護団、支援者で溢れました。14時15分、原告団は東京高裁に入廷。全国から集まった支援者は傍聴抽選に列をなしました。

 午後3時すぎ、法廷内から支援者の待つ高裁門前に3人の弁護士が駆けつけ、垂れ幕を広げました=写真旗だしする弁護団。
 「国の責任断罪!」「建材メーカーの責任を断罪!」
 報道陣のカメラからシャッター音が響き、支援者から大歓声。大きな拍手が鳴り響きました。居並ぶ原告らは、クシャクシャに顔を崩し抱き合い、喜びを表しました。
                                              (平井 稔人)




 国・メーカーに賠償命令 全国初高裁で逆転勝訴

首都圏建設アスベスト神奈川第一陣東京高裁判決 ■2017/10/27


 首都圏建設アスベスト神奈川第一陣判決を前に、東京高等裁判所前は原告と弁護団、支援者で溢れました。14時15分、原告団は東京高裁に入廷。全国から集まった支援者は傍聴抽選に列をなしました。

 午後3時すぎ、法廷内から支援者の待つ高裁門前に3人の弁護士が駆けつけ、垂れ幕を広げました=写真旗だしする弁護団。
 「国の責任断罪!」「建材メーカーの責任を断罪!」
 報道陣のカメラからシャッター音が響き、支援者から大歓声。大きな拍手が鳴り響きました。居並ぶ原告らは、クシャクシャに顔を崩し抱き合い、喜びを表しました。

 2審の東京高等裁判所は、訴えを退けた1審判決を取り消し、国と建材メーカー4社に対し、合わせて3億7000万あまりの賠償を命じる判決を言い渡しました。
 2008年6月30日、神奈川県内の仲間と遺族89人はアスベストを吸い込んで肺がんや中皮腫など重篤な石綿関連疾患に罹患したとして、国と建材メーカー43社に合わせて28億8000万円あまりの賠償を求めました。1審の横浜地裁は2012年、「国の対策が遅れたとは言えない」として、私たちの訴えを全面的に退ける不当判決を下したため、控訴していました。

 伊井さん、本田さん 「嬉しい!
 神奈川支部原告の一人、伊井静江さん(20分会)は、「ここまでやってきた甲斐がありました。今日は、主人の羽織を仕立て直した服を着て臨みました。本当に嬉しい判決がでました」と喜びました=写真㊨。
 同じく神奈川支部原告の本田照子さん(19分会)は、「主人は後に続く人(原告)のために、勇気を出して裁判する決心をし、原告の一人になりました。それから、9年が経ちました。主人にはこの日、ここに居て欲しかった。判決を聞かせてあげたかった。今日は、嬉し涙で泣き通します」と語りました=写真㊧。
                                              (瀧川 恒夫)




 「国の責任 6度勝訴!」「建材メーカーの責任を断罪!」

首都圏建設アスベスト神奈川第二陣横浜地裁判決 ■2017/10/24

 原告の7割以上がすでに他界し、生存原告も病に苦しみながら裁判を戦ってきました。


 「国の責任 6度勝訴!」「建材メーカーの責任を断罪!」
 午後3時すぎ、地裁前で弁護団がたれ幕を広げると、「おお~」と、どよめきが起き、「やった、やった・・」と歓声が響きました。握手、握手。拍手が続きました。
 倉石本部書記長は、「(横浜地裁第一陣『不当判決』の)悔し涙が、嬉し涙になった」と大きく前進したことを喜びました。

 首都圏建設アスベスト神奈川第二陣横浜地裁は10月24日午後3時、国と建材メーカーの責任を認める判決を下しました。全国6地裁で国の責任を認めたのは、東京地裁から6件連続。建材メーカーの責任を認めたのは、京都地裁に続いて2例目となりました。一方、一人親方・事業主を賠償対象から外したことから、「現場の労働実態を考慮していない」として、控訴する見込みです。
                                              (瀧川 恒夫)




 トライアスロンに挑戦 野毛散歩も欠かせない

連載MYマイブーム2(佐久間 貴毅) ■2017/10/19

 トライアスロンの知人の影響でジムでのスイミングを週3日通っています。水泳は25X2往復50mで息が切れていたのが、今では50mx30本は泳ぎます。母親の実家が海まで徒歩三分と近いこともあって夏休みは毎日泳ぎ、海で鍛えられていたので水泳大会はリレーの選手などもしていました。いずれはトライアスロンに挑戦したいと考えています。実は自転車(競技用)もすでに購入済。ジムには自転車で通っています。仕事は建設業ということもあり身体も鍛えられますので、一石二鳥だと思っています。
 もう1つは、酒好きの話。5年前ぐらいから「野毛散歩?」と言う名の1人飲みに嵌まっています。平日・休日に関係なく、時間があればフラフラと飲み歩いています。雰囲気の良いお店があると必ず立ち寄ります。野毛の美味しいお店には詳しいと思います。まだまだ入ったことの無いお店も沢山ありますのでゆっくりと散歩したいと思います。
                                             (佐久間 貴毅)




 歴代の青年部長が行動 部員2名拡大

秋の拡大速報8 ■2017/10/16

歴代の青年部長3人が行動し
         見事に2名の部員を拡大

    107人の拡大めざし奮闘中

部会で行動を確認し、翌日、成果が上がる
 神奈川支部青年部は、10月18日に青年部員独自で拡大行動を行ないました。行動には歴代の青年部長3人が参加し、若い組合員を訪問。新たに2人の部員を迎えいれました。
 青年部が独自の拡大行動で成果を上げ、対象者も出てきています。この勢いを止めないためにも、2回目の行動も計画しています。青年部では、ソフトボールや研修旅行のお誘いを行ないながら行動を行なっていきます。
                                              (平井 稔人)




 11分会加藤さん1名拡大し第2節突破

秋の拡大速報7 ■2017/10/16

 建設横浜は10月16日、建設プラザで「組織拡大中間決起集会」を開き、2階会場を埋め尽くす各支部から集結し、拡大への決意を新たにしました。

 仲野和則・神建連会長は、「この秋の拡大で実増する決意を固めてほしい」と呼びかけました。
 吉良比呂志・神建連書記長は、「今の政局の中で戦禍が起こる可能性は他人事ではない。雇用処遇改善は運動次第。週休二日制は今後の重要な課題となる」と話しました。

 「社会保険未加入問題の次を読む」をテーマに、日刊建設通信新聞社の杉山俊徳局は「建設キャリアアップシステムやICTの推進、週休二日制など5項目の取組みの進展を示しました。「資金力の弱い中小企業にとっては、社内で後輩を育て根気よく磨いていく。地元に根づいて受入れ環境を育てていくことが生き残りに最重要」とまとめました。

 飯島誠・本部組織部長は、次の世代をどう育てるか、今何をしなければならないかが重要課題とし、①国交省は請負契約書に法定福利費を内訳明示することを標準化すること、②週休二日制、月給制など具体的課題を示しました。
 当面する課題として、①事業所対策②次世代対策③未加入事業所対策④拡大月間目標と日程⑤分会の在り方などをあげ、今後の課題として組織改革を検討するとしています。
                                              (瀧川 恒夫)




 決起集会で拡大への決意新たに

建設横浜「組織拡大中間決起集会」 ■2017/10/16

 建設横浜は10月16日、建設プラザで「組織拡大中間決起集会」を開き、2階会場を埋め尽くす各支部から集結し、拡大への決意を新たにしました。

 仲野和則・神建連会長は、「この秋の拡大で実増する決意を固めてほしい」と呼びかけました。
 吉良比呂志・神建連書記長は、「今の政局の中で戦禍が起こる可能性は他人事ではない。雇用処遇改善は運動次第。週休二日制は今後の重要な課題となる」と話しました。

 「社会保険未加入問題の次を読む」をテーマに、日刊建設通信新聞社の杉山俊徳局は「建設キャリアアップシステムやICTの推進、週休二日制など5項目の取組みの進展を示しました。「資金力の弱い中小企業にとっては、社内で後輩を育て根気よく磨いていく。地元に根づいて受入れ環境を育てていくことが生き残りに最重要」とまとめました。

 飯島誠・本部組織部長は、次の世代をどう育てるか、今何をしなければならないかが重要課題とし、①国交省は請負契約書に法定福利費を内訳明示することを標準化すること、②週休二日制、月給制など具体的課題を示しました。
 当面する課題として、①事業所対策②次世代対策③未加入事業所対策④拡大月間目標と日程⑤分会の在り方などをあげ、今後の課題として組織改革を検討するとしています。
                                              (瀧川 恒夫)




 工作教室に18人の指導員

秋の拡大速報6 ■2017/10/02

親子のふれあい ノコギリやカンナ体験も賑わう
      107人の拡大めざし奮闘中

18人の組合員が指導 西寺尾小工作教室

 神奈川支部は10月16日(日)、市立西寺尾小学校で19年目になる「親子工作教室」を開きました。18人の組合員はその指導に当たりました。

  小雨降るこの日に参加したのは、小学一年生から六年生の児童59人とその家族。「夢のひとつに大工がある」と話した高学年の女子がいました。毎年、木工教室を継続していることが、きっかけになってくれたのなら、組合員さんたちは職人冥利につきます。

                                              (平井 稔人) 



 親子のふれあい ノコギリやカンナ体験も賑わう

市立西寺尾小学校で「親子工作教室」 ■2017/10/15

 神奈川支部は10月16日(日)、市立西寺尾小学校で19年目になる「親子工作教室」を開きました。18人の組合員はその指導に当たりました。

 小雨降るこの日に参加したのは、小学一年生から六年生の児童59人とその家族。製作する作品は、スライド本立てとミニチェア、宝箱の三点です。朝九時から一時間半あまりで、穴あけなど加工し組立て、焼き付けなど施しました。早く終わった児童による丸太切りやカンナ削り、左官塗など体験コーナーも賑わいました。

 「夢のひとつに大工がある」と話した高学年の女子がいました。毎年、木工教室を継続していることが、きっかけになってくれたのなら、組合員さんたちは職人冥利につきます。
 この女子や男子たちが社会に出るころには、子育てしながら仕事ができる労働環境に、建設産業が変わる努力が必要です。
 「楽しそうにモノ作りをしている姿は、いいなぁ」とつくづく実感しました。来年の第20回は、また元気をもらいたい、と思います。
                                               (須﨑 由実)




 香山リカさん「講演」と尺八・三味線の「演奏」

秋の拡大速報5 ■2017/10/02

 「憲法といのちについて考える」
               香山リカさん 講演

     107人の拡大めざし奮闘中

講演と音楽の夕べ「かながわくピースフェスタ2017」
 「かながわくピースフェスタ2017」が10月13日、JR東神奈川駅前のかなっくホールで開かれ、和楽器の演奏と記念講演が行われました。主催は、かながわく九条の会や野党共闘を求める市民の会、建設横浜神奈川支部などピースフェスタ2017実行委員会。



                                               (平井 稔人)




 「憲法といのちについて考える」 香山リカさん講演 

講演と音楽の夕べ「かながわくピースフェスタ2017」 ■2017/10/13

 「かながわくピースフェスタ2017」が10月13日、JR東神奈川駅前のかなっくホールで開かれ、和楽器の演奏と記念講演が行われました。主催は、
かながわく九条の会や野党共闘を求める市民の会、建設横浜神奈川支部などピースフェスタ2017実行委員会。

 演奏は、田野村聡さん(尺八)と田中志穂さん(津軽三味線・唄)のコラボレーション。まさかのアンコール曲も飛び出し、花笠音頭は手拍子と掛け合いもでて、会場一杯を魅了しました。

 「憲法といのちについて考える~精神科医からのメッセージ~」をテーマに、講師は香山リカさん(精神科医・立教大学現代心理学部教授)。一時間あまりを小気味よく講演しました。

 「言葉を尽くしても通じない世の中・・」。世界的にそうした潮流は、歴史的事実を改ざんしようとしている。敵を見つけてバッシングや差別で被害者意識をうまく利用している施策から、「自分を見失わず守ってほしい」。
 「アベが終わった時に、花笠音頭を踊ろうよ。今このままだと、死んでも死に切れない。あの時はおかしかったよ。間違っていたよ」と微笑んで、またお会いしましょう」。
                                              (瀧川 恒夫)




 「あなたのお宅にも訪問します」一人ひとりに声掛け

秋の拡大速報4 ■2017/10/02

 あなたのお宅にも訪問します
     107人の拡大めざし奮闘中

神奈川支部「秋の拡大月間 拡大行動」

 秋の拡大月間が、本格的に始まりました。神奈川支部はこの秋に107人の仲間を増やす事を目標に掲げました。組合員の一人一人の声掛けが目標達成に繋がります。まわりの仲間に組合を知ってもらいましょう。
 対象者をご紹介ください
 組合では、9月1日~11月15日まで秋の組合員拡大月間を実施しています。お知り合いで建設国保に入りたい方、労災保険に入りたい方等いましたら、是非神奈川支部までご紹介ください。
                                               (平井 稔人)




  「体力測定」景品手渡しにVサイン

神奈川支部「秋の拡大月間 拡大行動」 ■2017/10/12

 拡大月間は第二節を目前にした10月12日(木)夜、支部に集結して今夜も拡大行動を実施。組合員さん宅を訪問しました。健康保険証渡し集会(9月24日)に行われた「体力測定」結果ベスト5の組合員さん宅を訪れ、景品を手渡しました。手渡された組合員さんはそれぞれ、満面の笑みで出迎えてくれました。
 景品の箱を開け、早速取り出したトランポリンに乗ってポーズをとる村山早紀ちゃんと妹さん。Vサインを返してくれました。
                                              (瀧川 恒夫)




参加者に拡大声掛け 一番搾りで意思統一 

秋の拡大速報3 ■2017/10/02

 88人が集まり 一番搾りで意思統一
     107人の拡大めざし奮闘中

 社保未加入問題は最終段階
 秋の拡大月間が始まり神奈川支部は10月8日、市内鶴見区生麦のキリンビール横浜工場で、組合員参加の「キリンビール生麦工場見学&バーベキュー食べ飲み放題」企画を実施しました。






                                               (平井 稔人)




 ビールサーバー「お代わり~」 工場見学に100人

神奈川支部「キリンビール生麦工場見学&BBQ食べ飲み放題」  ■2017/10/08
 
 秋の拡大月間が始まり神奈川支部は10月8日、市内鶴見区生麦のキリンビール横浜工場で、組合員参加の「キリンビール生麦工場見学&バーベキュー食べ飲み放題」企画を実施しました。100人が参加し、大勢のファミリーはたらふく食べまくり、満タンに入ったビールサーバーはあちらこちらで幾度もお代わりされました。中村委員長と宮組織部長は組織未加入者の紹介を訴え、主婦の会も会員拡大に励みました。

 10時の工場見学から参加した安井さんは、「ロビーに自顔写真撮影の貯金箱作成コーナーがあって面白くて何度も挑戦しちゃいました」と笑いました。濱崎さんは、「ビール製造工程がよく分かりました。皆さん、いい顔していましたね。新発売直前のビールも試飲できたし、見学コースを企画したのは良かったですね」と顔をほころばせました。
                                              (瀧川 恒夫)




 二日間の役員研修会で意思統一

秋の拡大速報2 ■2017/10/02
 
「役員研修」二日間にわたり学習
               執行委員ら20人

    107人の拡大めざし奮闘中

研修会で大いに学び意思統一

 神奈川支部は秋の拡大月間が本格的にはじまる10月1日、三浦海岸のマホロバマインズ三浦で「神奈川支部役員研修会」を開催し、出席した執行委員ら20人は2日間にわたって学習しました。

 「鶴見支部の拡大経験」講演
 佐々木章・鶴見支部書記は、「鶴見支部の拡大経験」を話しました。

                                               (平井 稔人)




 「役員研修」二日間にわたり学習 執行委員ら20人

神奈川支部「役員研修会」 ■2017/10/01-2

 神奈川支部は秋の拡大月間が本格的にはじまる10月1日、三浦海岸のマホロバマインズ三浦で「神奈川支部役員研修会」を開催し、出席した執行委員ら20人は2日間にわたって学習しました。

 「建設キャリアアップシステム」と「労働者供給事業」 講演
 本江宏一・本部書記次長は、「これからの建設労働について」をテーマに、まもなく始まる「建設キャリアアップシステム」と「労働者供給事業」の仕組みや特徴など、わかりやすく説明しました。「方策2011」の次は「2017+10」と建設産業研究会の政策を説明し、①労働者・職人②事業主③現場管理者④行政・発注者、それぞれの10年後の姿を示しました。「『社会保険に入ってる?』みたいな話は過去のもの!建設業はドンドン先に行ってしまっています!」と呼びかけました。

 「労働組合の活動・運動と分会とは」組織論 講演
 松本啓・本部書記次長は、「労働組合の活動・運動と分会とは」と題して、組織論を語りました。19世紀労働組合の歴史的誕生から始まり、労働組合には団結権・争議権などがあるなど労働組合とは何かを説明。労働組合の任務①経済的②政治的③思想・理論的課題を示しました。そして、建設横浜は、機関と機構のなかで組合の規約に基づき運営されている、大会は最高決議機関、執行委員会は大会に次ぐ決議機関と説明したあと、「分会は組合活動の基本となる単位組織だ」と、その重要性を強調しました。主婦の会と青年部にも活動の活性化を期待しました。今後の運動について、建設産業は基幹産業であり、技能が評価される産業にするためには組合の力が重要と話しました。

 「鶴見支部の拡大経験」 講演
 佐々木章・鶴見支部書記は、「鶴見支部の拡大経験」を話しました。法人社会保険未加入対策により過去3年間(2013年~15年)で208人実増を達成。16年秋、17年春を通して5月1日現勢は、1,641人。大会現勢は76人実増し4年連続前進、9月1日組織数は1,718人となりました。年齢構成や職種、行政区在籍などデータを示したあと、拡大の特徴としては、社保未加入事業所への「支部の迅速かつ丁寧な対応」をあげました。一事業所に3,4回の対話、二元適用で建設国保との比較試算表提示、年金事務所への申請書作成手伝いなどの事務作業は増加したが、その成果を強調しました。
                                              (瀧川 恒夫)




 神奈川支部拡大月間 本格始動する

秋の拡大速報1 ■2017/09/24
 
秋の拡大月間 神奈川支部始動
       107人の拡大めざし奮闘中


社保未加入問題は最終段階
 秋の拡大月間が、本格的に始まりました。神奈川支部はこの秋に107人の仲間を増やす事を目標に掲げました。組合員の一人一人の声掛けが目標達成に繋がります。まわりの仲間に組合を知ってもらいましょう。
 企業交渉では、現場からの声で、企業側も改善せざるを得ない状況も出てきています。現場の実態を把握するためのアンケートに是非ご協力をお願いいたします。

                                               (平井 稔人)




 盛上がった健康測定 キッズコーナー充実 他支部も見学 

神奈川支部「新保険証渡し集会」 ■2017/09/24
 10月から新保険証に切り替わるこの時期、神奈川支部は9月24日、建設プラザで「新保険証渡し集会」を開きました。この日、家族を含め200人あまりが参加し、笑い声が響く楽しい「保険証渡し」となりました。

 建設プラザ2階フロア一会場は、①保険証渡しデータ聞き取りブース、②国保組合職員協力による体力測定健康ブース、③青年部らの子供向け企画(綿菓子やゲームなど)、④ゆかり保険の内藤さん協力で自動車・損害保険など保険相談、⑤神田横浜労連事務局長による労働相談のブースを設営しました。

 参加した組合役員の皆さんは、次のように感想を述べました。

▼佐藤登志子 :午前中の方が参加者が多かった。子どもも多く楽しくできた。
▼山口なお子 :佐藤さんの言われたとおり、午前中の方が多く、午後は参加者が少なかったスムーズにでき、昨年よりも賑やかだった。
▼安井みち子 :朝はごたごたして、流れが詰まったが、署名を書いてもらえたので、良かった。
▼村山由紀子 :今年初めて参加しました。知らない方が多かったが、積極的に声を掛けることが出来た。
▼伊井佳子 :午後からの参加でしたが、子連れの方が来てくれたので賑やかになった。
▼横田洋子 :初めての参加でしたが、色々と勉強させていただきました。
▼佐藤清一 :駐車場係をやっていましたが、車も少なくスムーズでした。
▼辻幸吉 :佐藤さんと一緒に通りで案内をしていました。
▼柳下康弘 :流れもスムーズで、やりやすかったです。
▼中村雅夫 :相談コーナーに3人配置してもらえたので、横浜労連の神田さんや保険会社の内藤さんとゆっくり話す時間が出来た。皆さん慣れてきたように思いました。
▼内田秀巳 :午後からの参加でしたが、3~4人対応しました。午後は人が少ないので、どうしたら人が来るか、検討していきたい。
▼濱崎知晶 :今回の要員の数がいれば、今回の2倍の参加者の対応が出来るのではないか。この保険証渡しは神奈川支部独自の取り組みなので、鶴見支部から見学に来た方がほめていました。効率よく出来る事は、すごく有意義。 来年は倍の参加者を目指します。
▼岩谷昭二 :アンケートはスムーズにできた。
▼伊藤学  :今回は、5人対応しました。お土産用の袋があればよかったと思う。
▼伊井喜未夫:待っている時間にハガキを書いてもらうのはすごく良かった。アンケートの内容が面白かった。標準見積書の説明がわかりづらい。青年部と国保組合の催しは楽しかった。BGMが欲しかった。分からない事をすぐに書記に聞ける環境を作って欲しい。
中村喜代子:対話の中で健康診断に行く人は多いが、旅行などのイベントに参加している方は少なかった。アンケートの元請企業は50音順にして欲しい。キッズコーナーは良かった。
▼角田貞二 :この保険証渡しは、神奈川支部交流の場になっている。路上駐車を理由に保険証だけもらって帰った人がいた。  
▼伊藤良明 :午後からの参加だったので、一人も対応する事が出来なかった。初めて参加したが、雰囲気は感じることが出来た。
▼沼田加奈子:午前中は人が多かったが、午後は少なかった。保険証を複数持っていく方にビニール袋があればよかったと思う。
▼本田義隆  :午前中はバルーンを手伝っていたが、なかなか難しかったが楽しかった。
▼加藤清治  :いままでよりも楽だった。測定のコーナーで骨密度や脳年齢などの測定をやって欲しい。
▼宮正廣   :朝が一番忙しかった。各テーブル3人のところは女性を一人つけて欲しかった。神奈川支部の保険証しは定例のイベントなので是非来年も続けたい。
▼望月千鶴 :子どもが去年よりも多かったので、残り物が無くて残念。今年はキッズコーナーが充実していました。来年も一生懸命頑張ります。
▼菊地功  :今回は楽をさせてもらいました。来年は頑張ります。
▼刈山蔵  :午後は来る人が少なく対応することが出来なかった。
▼宮友博  :青年部の仲間が大勢参加してくれました。来訪者も若い人が多く、青年部員を1名拡大しました。
▼吉田真二 :3人くらい対応しました。次回は、小セミナーみたいなこともやってみたい。

▼田中(国保) :和気藹々としていて若い方などが参加し盛り上がっていた。
▼市川(国保) :血管年齢を担当していましたが、皆さんとお話ししながらできたので楽しかった。
▼増田(国保) :記録を担当していました。皆さん興味津々で一番注目を浴びた。
▼建部(国保) :3年連続参加、昨年はお子さんが少なかったが、今年が一番盛り上がった。
▼浜村(国保) :棒反射を担当していたが、クレームがでるほど皆さん真剣にやっていた。
▼村田(国保) :初めての参加でしたが、一日楽しく組合員さんと交流出来ました。

▼山口久美(書記) :今回はお子さんの参加が多かった。来年は参加してくれる人数を増やしたい。
▼安斎史人(書記) :アンケートの質問が多そうでしたがスムーズに出来た。要望を加味し、来年に活かしたい。当日は主婦の会の会員3人、青年部員1人を拡大できました。

                                               (平井 稔人)




 トレーニングで体鍛えて、仕事はかどっています 

連載MYマイブーム1(濱崎 知晶) ■2017/09/16

 腰のだるさや痛み、足腰の衰えなど若い時のようには体が動かなくなり、仕事も守りに入っていました。ギックリ腰も心配でスポーツジムに入会しました。
 マシーンの使い方や力の入れ方、筋肉の動かし方など、プロトレーナーのアドバイスはさすがー。いかに効率よく筋肉を動かすか、バランス良く筋肉に負担をかけるかを中心に置くことにより、一か月もしないで仕事中の「あ~腰が痛い」がなくなりました。
 一年が過ぎ、体が変化(逆三角形?)し、体重も増え締まってきました。それが嬉しくなり、またジムに行く。
 トレーニングで体鍛えて、汗かいて、筋肉つけて、仕事はかどっています。
                                               (濱崎 知晶)




 「機関紙のレイアウト」納得の学習

日本機関紙協会の白岩壽光さん講演 ■2017/09/15

 全建総連は9月15日、高田馬場・全建総連会館で「機関紙編集担当者会議」を開き、機関紙づくりを学びました。全国から40人が集まりました。

 日本機関紙協会の白岩壽光さんは、「機関紙のレイアウトについて」と題し、実例を示しながら紙面構成のセオリーを説きました。それは、大変分かりやすい説明で、例題の一つひとつに合点がいき、これは今日来た価値があったなと胸をなでおろしました。
 さっそく、教宣部会のミニ学習会で使わせていただきます。
                                               (瀧川 恒夫)




 労働相談の具体的内容と解決までの実践 講演

横関氏講演「地域ユニオン結成の経過と現状」 ■2017/09/14

 横浜北部地域ユニオンの横関克弘議長(横浜北部地区労働組合協議会)は9月14日、共同センターで、「横浜北部地域ユニオン結成の経過と現状」をテーマに講演しました。

 賃金格差が広がる中、バートやアルバイト、臨時など非正規労働者の組織化とその地位向上を目指して、北部地区労は2002年10月に方針を決定しました。相談会や加入のオルグ実施を経て、2003年9月には結成大会(構成員50人)を開きました。2017年9月現在、168人の構成組織となっています。

 主な活動は、労働相談を受け、その解決です。地域で働く一労働者(複数もある)が訴えかける労働相談の特徴は、解雇(正規)、雇止め(パート)、パワハラ・セクハラ、賃金未払い、サービス残業、労働条件など千差万別。
 横関さんは、労働相談の具体的内容と解決までの実践を詳細に説明しました。
                                               (瀧川 恒夫)




 地域労連としての役割 団結よびかけ

神奈川地区労「第29回定期大会」 ■2017/09/14

 神奈川地区労(神奈川地区労働組合総連合)は9月14日、共同センターで「第29回定期大会」を開き、運動方針案・予算案を採択し新役員を選出しました。神奈川支部は8人が出席しました。

 金澤拓也事務局長は、「地域労連としての役割を果たしていける受け皿としての任務を主とし、関係団体との共闘を強め、地域運動を強化する。社会保障・住民サービスの向上に取り組み、社会的弱者を擁護する運動を広げていく」と方針を示しました。
 高橋章二新議長(年金者組合・留任)は新役員を代表して挨拶し、所属労組の団結を呼びかけました。
                                               (瀧川 恒夫)




 「安倍改憲とどうたたかうか」 櫻井みぎわ弁護士講演

■かながわく九条の会「ピースフェスタ憲法講演会」 ■2017/09/06

 かながわく九条の会は9月6日、神ノ木地区センターでピースフェスタ事前学習「憲法講演会」を開き、櫻井みぎわ弁護士は「安倍改憲とどうたたかうか」をテーマに講演しました。

 櫻井さんは憲法9条の解釈のおさらいとして、「日本国憲法9条は、平和憲法として有名ですが、9条の1項は『侵略戦争の放棄』が書いてあり、これはほかの国でもある憲法です。9条は2項にこそ、日本国憲法の独自性があり、それは自衛の戦争も含むすべての戦争、武力行使も交戦権も放棄しているという解釈が、日本国憲法が平和憲法と言われる」と話しました。

 「安倍首相の意図するところは、『改憲』の実現。『9条には自衛隊の追加明記だけで、何も変わりませんよ』という触れ込みですが、本当にそうなのでしょうか。私達の力が今こそ試されます」と呼びかけ、講演を終了しました。
                                               (須﨑 由実)




 建設労働者の処遇改善を訴え 県へ2万5千枚の要請書

神建連「総決起集会」 ■2017/09/06

 新国立競技場の建設現場で、23歳の現場監督が過労自殺をするという痛ましい事件が起こっている中、大手ゼネコンは、バブル期を上回る利益を上げています。しかし、我々の賃金や労働条件は、未だ改善されていません。
 神建連は秋の拡大月間の成功と賃金引上げ、諸要求実現に向けた総決起集会を9月6日に関内ホールで開催。全県から837人が参加し、神奈川支部からは、11人が参加しました。
 主催者を代表して仲野会長が挨拶。午前中の対県交渉の様子や建設労働者の処遇改善を訴えました。続いて、友誼団体や政党からの挨拶の後、対県交渉の結果が報告された。2会場からの報告では、小児医療証の発行について若干の前進が見られたものの、公契約条例や建設国保の補助金などについては、ほぼ昨年と同様の回答にとどまりました。
 吉良神建連書記長は基調報告で、「電通や新国立競技場の事件から見られるように、命の重さが軽く見られている。ゼネコンはバブル期以上の利益を上げているが、建設労働者の諸豪雨は改善されていない。そんな中、首都圏の組合では、ロンドンオリンピックの建設労働者の入場にならって、東京でも建設労働者が行進の先頭を歩く事の実現を目指しています。建設労働者に光があたる社会を実現するために、秋の拡大月間を頑張っていきましょう」と報告。
 最後に各組合代表が壇上に上がり、地区協ごとに決意表明を行いました。
 集会後は、県に対して請願行動を行ないましたが、今年は工事の関係で代表者がまとめて県の職員に渡しました。請願書を手渡す代表に神奈川支部の中村委員長が選ばれました。他の参加者は、象の鼻パークまでデモ行進をおこないました。

 中村委員長インタビュー
 「対県交渉の感想は、県の対応をみると県民に対して関心がないように思えた。また、今回は、参加者を代表して要請書を県の職員に渡したが、段ボール箱12箱分の約2万5千枚の要請書の重みを感じました。」

                                               (平井 稔人)




 改憲を止める3千万人署名運動を開始します

安倍9条改憲NO!全国市民アクション 署名開始 ■2017/09/04


 全国の市民団体が結束し9月4日、「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」が結成され、来年5月までに、3千万人署名を目指す計画が明らかになりました。

 私達の力を試すには調度いい取り組みが、発表されたことに希望を持ち、改憲を止めることを心から思いながら、署名運動を開始します。お手元に署名が届いたらよろしくお願します。
                                               (須﨑 由実)




「今こそ労働組合の役割を・・」 涙ながらの報告も 

横浜労連「第28回定期大会」 ■2017/09/02

  横浜労連は9月2日、第28回定期大会を市従会館で開催。神奈川支部からは、2人が参加しました。
大会では、政村議長が、安倍政権の暴走や過労自殺問題にふれ、「政治を変え、今こそ労働組合の役割をしっかりと発揮していきましょう」と挨拶。来賓のあいさつの後、神田事務局長から2016年度の横浜労連運動の報告や、次年度の運動方針の提案がされました。
昼食後の議事では参加代議員からの報告や提案の討論がされ、公務労働者の仲間からは、「昨年2人の職員が自ら命を絶ちました。組合に加入していたのに、この2人の命を救うことが出来ずとても悔しい思いをした。二度とこのような悲劇を繰り返さないために、組合がかけこみ寺の役割をしっかりと果たしていきたい。」と涙ながらの報告がありました。その他にも、職場の状況や争議の様子、労働相談の取り組みなどが報告されました。
最後に、議案、決算、予算、次期役員体制が確認され、大会は終了しました。
                                               (平井 稔人)




 「物作りを楽しめた」 24人が講師

二谷小学校「親子工作教室」  ■2017/08/27

 神奈川支部は8月27日、二谷小学校にて親子工作教室を開催し組合員24人が講師として参加しました。
 夏休み最後の日曜日ということもあり102組の親子が参加し、椅子、本立て、踏み台の三作品の制作に取り組みました。開会式で中村委員長は「物作りの楽しさを感じて欲しい」と挨拶しました。
 いざ始まると、子どもより夢中になるお父さん、お母さんも多く参加者みな真剣に取り組んでいました。完成した作品を誇らしげに抱え「丈夫な椅子が作れてうれしかった」「釘をまっすぐ打つのが難しかった」「お父さんと仲良くできて楽しかった」「大工さんがやさしく教えてくれて嬉しかった」など物作りを楽しめたという感想が多く寄せられました。
                                              (安斎 史人)




 代表派遣の仲間「平和のつどい」でその熱い思い

建設横浜「原水禁世界大会報告&平和のつどい」  ■2017/08/23


 建設横浜は8月23日、建設プラザで「平和のつどい」を開き、原水禁世界大会長崎に代表派遣された仲間13人が、その熱い思いを語りました。

 代表派遣された緑支部の市川竜也さんは演壇で、「原爆資料館で当時の悲惨な被爆状況を目の当たりにして言葉が出なかった」。旭瀬谷支部の長濱吉明さんは、「公園に捧げられた千羽鶴に思い入れを感じた」。保土ヶ谷西支部の小園利生さんは、「自分に何ができるか。無関心なくすため人に話すことが大事だ」などと話しました。
                                              (瀧川 恒夫)




 「何もしなければ世界は変わらない」 憤る想い

■原水禁世界大会長崎に参加して  ■2017/08/09

 長崎は8月9日、原爆が投下されてから72年目を迎えました。原水爆禁止世界大会参加の建設横浜メンバーは「原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」が営まれる松山町の平和公園を訪れ、被爆者の無念を想い、平和記念像の前で手を合わせました。

 この地を訪れた神奈川支部代表派遣の戸澤直樹さんは、次のような感想を寄せました。

 原水禁世界大会に参加して      (文・戸澤 直樹=写真右)
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 今回、原水禁世界大会に参加し、とても貴重な体験をしてきました。自分は今まで、戦争とか核とかという話題には、それほど興味がありませんでした。それはやはり今、日本が平和で、戦争や核は他の国の話だという部分があったからです。ですが今回、原水禁世界大会に参加したことでその考えが変わりました。

 二日目の分科会で、自分たちの班は「追体験」という企画を選びました。これは、被爆者の証言集を現地で読み合せる、というものでした。そこで核の恐ろしさや、当時の悲惨な出来事をよりリアルに感じることが出来ました。
 その後に、核に対してグループで話をした時に、自分より若い子がしっかり自分の意見を持っていることに正直驚きました。なかには、自主的に仕事を休んで参加している人もいて、何となく参加していた自分が恥ずかしくなりました。

 いきなり大きな事はできないし、これで核の全てを理解したわけではありませんが、これからの生活に、核に対しての考え方が深くなったことは確かです。
 誰もが平和を望みながら、その簡単なことを普通にできない今の現状に、ただただ憤りを感じます。しかし、何もしなければ世界は変わりません。今後は、自分なりに署名やこの手の活動に参加したいと思います。

 最後に、今回は原水禁世界大会に参加させていただきありがとうございました。
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                                              (瀧川 恒夫)




 反核・憲法九条を堅持 駅頭で署名宣伝

■神奈川支部「宣伝行動」  ■2017/08/09


 72年前に長崎に原子爆弾が投下された8月9日、神奈川支部はかながわく九条の会の仲間らと東神奈川駅頭で宣伝行動を行いました。

 7月7日、122カ国の賛成で「核兵器禁止条約」が採択されましたが、残念ながら日本政府は今回の歴史的な会議に参加すらしませんでした。
 二度と戦争をしないと誓った憲法九条を堅持し、世界の緊張緩和に積極的な役割を果たすべきです。

 神奈川支部の仲間は、内田さんと私、主婦会から沼田さん、安井さん、岩谷さん、山口さんの6人が参加し、皆で署名行動に取り組みました。平日の午後で慌ただしく往来するなか、理解を示す人たちは次々に署名に応じました。
                                              (瀧川 恒夫)




 工作教室や研修旅行、秋の拡大月間 ビールを堪能

■神奈川支部青年部「部会&納涼会」  ■2017/08/05
 日が落ちてもなおも暑さが続く土曜日の8月5日、神奈川支部青年部は、夏の暑さ乗り切るための部会を兼ねた納涼会を横浜のビアホールで開催し、特別ゲストを含め12人が参加しました。

 ビアホールでは、9台のビールサーバーからは、イギリス・ドイツ・ベルギー・日本の4カ国9種類のビールが飲み放題で楽しめ、ビール好きの部員さんにはたまらない企画となりました。ビールのお楽しみの前に青年部会を行ない、工作教室の参加者の確認や支部青年部研修旅行、秋の拡大月間をどう取り組むか、をしっかりと討議しました。その後、宮部長の乾杯のあいさつで待ちに待ったビールを堪能しました。

 懇親会では、スペシャルゲストの金澤さんを囲みながら、吉田さんの甲子園秘話や佐久間さんの子育て後の第二の人生の楽しみ方など日頃なかなか聞く事の出来ない話が聞け、有意義なひと時を過ごすことが出来ました。最後に吉田さんに1本締め締めてもらい閉会しました。
                                              (平井 稔人)




 JR東神奈川駅頭で宣伝行動

■神奈川支部「宣伝行動」  ■2017/08/05

 [市政を変えたい」という願いを込めて神奈川支部の仲間は7月29日午後、JR東神奈川駅頭で宣伝行動を行いました。

 現市長は、カジノ誘致について「今は白紙」とあいまいな立場で、「誘致しません」とは言いません。現市政は、育ち盛りの中学生に、予約制の業者配達弁当“ハマ弁”を導入。中学校給食実施には応じる考えはありません。「待機児童ゼロ」は、まやかし。認可保育園に入れない子どもが3000人をこえています。
 カジノは横浜に要らない。他人の不幸や不運を踏み台に“横浜の経済発展”を考えるなんておかしいです。中学校給食実現を求めるお母さんたちから、「お弁当を持ってこられないお子さんがたくさんいます。食育の観点からも実施を」などの声が寄せられています。
                                              (瀧川 恒夫)




 “今風”の主婦の会を目指して企画中 納涼会開く

■主婦の会「納涼会」  ■2017/07/29
 主婦の会は7月29日、東神奈川の銀河楼で、毎年恒例になっている納涼会を行いました。大人12人と子ども1人が参加しました。
 前半の定例会議では、横浜市長選投票日の前日だったこともあり、話題は自然と市長選の話しになりました。釣りが趣味のKさんは「埠頭にカジノは作ってほしくないな」と話しました。
 後半は、今日メインの納涼会。親子で参加の小学3年生のMちゃんも仲間に入り、楽しくおしゃべりしました。飲んで食べて帰る頃には豪雨も上がり、心地よい風に吹かれながら家路に着きました。
 主婦の会は、“今風”の主婦の会を目指して、年末にむけてイベントを企画中です。親子いっしょの参加も大歓迎です。みんな一緒に楽しみましょうね。
                                              (須﨑 由実)




 桜木町駅前広場で大演説会

■JR桜木町駅前「大演説会」  ■2017/07/16

 横浜市長選挙告示日の7月16日、JR桜木町駅前広場で午後1時から1時間あまり「大演説会」が開かれました。

 真山勇一・民進党参議院議員の司会で、江田憲司・民進党代表代行、田村智子・共産党副委員長、樋高剛・自由党県連代表、岡田尚新・市長とワクワクする横浜をつくる会代表、高田健・総がかり行動実行委員会共同代表などがステージから演説しました。登壇者は口々に、「カジノ誘致反対、中学校給食の導入」を訴え、横浜市長候補者の伊藤ひろたか氏を応援しました。
                                              (瀧川 恒夫)




 横浜にカジノはいらない。中学校給食実現を!

■市民の市長をつくるかながわくの会「駅頭宣伝」  ■2017/07/15

 市民の市長をつくるかながわくの会は7月15日、JR東神奈川駅頭で宣伝行動を行いました。

 「横浜にカジノはいらない。中学校給食実現を!」と駅頭を行き交う人たちにチラシを手渡し、呼びかけました。
 「市政に若い力を!市長を子育て世代に!」
 「横浜市長選挙は7月30日(日)です。争点は何でしょうか」
 「最大の争点は、カジノを横浜に誘致して良いのか?カジノ選択選挙です」
 「全国で9割の中学校が導入しているのに、なぜ、横浜だけが中学校給食がないのか」
 「大都市(政令指定都市)で給食がないのは横浜市だけです」
 など訴えました。
                                              (瀧川 恒夫)




 「横浜に新しいリーダーを」と応援

■市民の市長をつくる会「関内ホール集会」  ■2017/07/13

 「市民の共同と野党の共闘による市長をつくろう」と市民の市長をつくる会は7月13日、中区・関内ホールで集会を開きました。

 集会には、横浜市長選挙予定候補の伊藤ひろたか氏が登壇。江田憲司民進党代表代行、小池晃共産党書記局長、自由党の代表など野党メンバーが結集して、「横浜に新しいリーダーを」と応援しました。
 会場は、野党メンバーの応援演説に呼応し、割れんばかりの拍手を繰り返しました。
                                              (瀧川 恒夫)




 分会・次世代対策、事業所対策などの確立に全力

■建設横浜「第9回組織活動者会議」  ■2017/07/09-10

 建設横浜は7月9日、箱根路開雲で「第9回組織活動者会議」を開催。組織の活性化に向けた分会・次世代対策、事業所対策などの確立に全力をあげて取り組むことを確認しました。

 倉石裕士書記長は基調報告で、社保未加入対策は県内で先駆的に取り組み拡大の成果につながったことを強調しながらも、次世代対策と分会組織の活性化については課題となっていると指摘。分散会での建設的な意見を求めました。横浜市長選挙については、「憲法を守り、市民本位の市政確立」をめざして奮闘してきたとし、市民の会に団結する立場として、「伊藤ひろたか」氏支持を確認しました。

 京建労の酒井仁巳書記長は、京建労の多彩な取り組みを紹介。拡大行動の基本、「分会3基準」と「7つの目標」、2つのJ(事業所・次世代)について詳細な説明をしました。今後の課題として、組織の強化と世代継承など10項目をあげ、「試行錯誤の連続。仲間を信じ、果敢に挑戦する」と話しました。
                                              (瀧川 恒夫)




 賃金・単価引き上げへ怒りの声

■ 全建総連「賃金・単価引き上げ、予算要求中央総決起大会」 ■2017/07/06

 全建総連7・6賃金・単価引き上げ、予算要求中央総決起大会が7月6日、東京・日比谷野外音楽堂で開かれ、設計労務単価が賃金に反映されない現状に、全国から参加した4千人の仲間は怒りの声をあげました。

 主催者を代表して全建総連の三浦委員長は、「団結を固め、全力で闘い抜く」と挨拶。そして、交渉団代表が決意表明し、厚生労働省や国土交通省、財務省、総務省、国税庁(7/26要請)の各省庁へ交渉に出ました。
                                              (瀧川 恒夫)




 エーアンドエーマテリアルは被害者の声を聞け

■首都圏建設アスベスト「A&AM抗議行動」 ■2017/06/29

 建設アスベスト被害者との面談を拒否し続けるA&AM(エーアンドエーマテリアル)社の株主総会に合わせ、首都圏建設アスベスト訴訟統一本部と神建連、支援する会は6月29日、鶴見区の同本社前で抗議行動を行いました。

 マイクを握った原告の高橋さんは、言葉の端々で息を詰らせ、咳こみながら訴えました。「私は16年前から酸素を使っています。10年前に84人で提訴した原告は今、16人しか生存者がいません。人生は後戻りできません。私の人生を返してください」。
 遺族原告の広畑さんは、「私の夫がどういう風に亡くなったか。貴方たちは知らないでしょ。どんなに苦しんで逝ったのか・・。話し合ってください。聞いていますか?」。会社のビルを見上げながら呼びかけました。

 田井弁護士は、「主要なアスベスト建材メーカーの中で、A&AMだけが被害者の面談申し入れに応じていません。企業の法的・社会的責任において、アスベストを扱ってきた企業は、被害の発生と深刻な広がりに向き合って、全面解決を図るべきです。御社が話し合いに応じれば、こうした宣伝行動をする必要はありません。被害者の声を聞き、真摯に向き合ってほしい・・」と、会社側との面談申し入れを要請しました。

 なお、A&AMの大株主である太平洋セメント㈱は被害者の要請に応え、話し合いが始まりました。「被害者にお見舞いを申し上げる」「早期解決の提案を聞き、継続的な話し合いを持ちたい」と企業として被害者に真摯に向き合う姿勢を示しています。
                                              (瀧川 恒夫)




 書記長談話 共謀罪の成立強行に抗議する

■全建総連「書記長談話」 ■2017/06/20

 6月15日早朝、参議院本会議において、改正組織犯罪処罰法いわゆる共謀罪が、自民・公明の連立与党と日本維新の会などの賛成多数で可決、成立しました。今月21日に公布、7月11日には施行される見通しです。

 政府・与党は、参議院法務委員会での審議を一方的に打ち切り、本会議への「中間報告」という異例の国会運営で採決を強行しました。こうした手法は、慎重な審議を望む声に背を向け、国会と国民に対する説明責任を自ら投げ捨てるものであり、国会審議を形骸化させる「数の横暴」そのものと言わざるをえません。

 共謀罪は、誰と何を合意・計画したのかを処罰の対象とする、まさに内心の自由に踏み込む「違憲立法」です。また、犯罪実行前での取り締まりに向けて、密告の奨励や日常的な盗聴、尾行などの捜査手法の横行、当局の恣意的な捜査対象の拡大による市民運動や労働組合の活動への干渉なども懸念されます。

 全建総連は、日本の平和と民主主義、基本的人権を擁護する立場から、共謀罪の成立に強く抗議するとともに、同法の廃止に向けて、憲法労組連をはじめとする諸団体、多くの市民との共同の取り組みをすすめていきます。
       全国建設労働組合総連合 書記長 勝野圭司 (全建総連「新着情報より)




 青年部が大会 宮 新部長を選出

■神奈川支部青年部「第8回定期大会」 ■2017/06/17

 神奈川支部青年部は6月17日、第8回定期大会をせんざん新横浜店で開催し、来賓・対象者を含めから16人が参加しました。
 大会では、西山さんが議長に選出され、昨年1年間の神奈川青年部で取り組んできた活動の報告を宮書記長が行いました。   
 決算報告、次年度の運動方針が採択され、次期役員体制は、佐久間さんに代わり宮友博新部長が選出されました。
 宮さんは、佐久間前部長のもとで書記長として佐久間さんが暴走しないようにしっかりと手綱を掴んでいた実績がある人です。佐久間三さんとは違った宮新部長のカラーを出せるようみんなで協力していきましょう。
 大会後の懇親会では、支部より来賓の濱崎さんから挨拶をいただき、続いて参加者全員の自己紹介も行い親睦を深めました。
 最後に佐久間前部長から挨拶があり、神奈川支部青年部のグループLINEから抜けるというサプライズもありましたが、支部書記次長としてこれからも青年部を支えていただければと思います。
                                              (平井 稔人)




 市民が市長をつくり、市民が望む市政を

■横浜建設市連「第17回定期大会」 ■2017/06/16

 横浜建設市連「第17回定期大会」が6月20日、建設プラザで開かれ、17年度の運動方針と予算を採択。新執行部を選出しました。

 二方会長は、組織拡大による市連共済の加入者増加に感謝しつつ、激動する建設産業の労働環境を示し、厳しい生活を切り開くための活路を、横浜市長選挙にむけていこう、と呼びかけました。

 吉良書記長は、「神奈川県連でこの一年間、組織を増勢したのは神奈川土建と川連、横浜市連の3地区協。社会保険相談への取組みに温度差があった」と分析。共謀罪について、「最近、A駅頭宣伝行動へ警察介入の事例があった」と話し、警察国家へ変容が予測されることへの懸念を示しました。また労働環境について、「公共工事で突貫工事の末、死亡災害が2件あった。命が軽んじられている」と指摘しました。

 倉石書記次長は経過報告で、「市連は、行政とは協力・提携の成果を見せ、他団体とも地域活動・市民運動の取組みを進めている」と成果を強調し、さらに「前進する活動を展開していく」と意欲をみせました。

 横浜市従の政村委員長は「横浜市政と市長選」と題した講演で、「中央政府の政策を推進する林市長は、住民の福祉の増進を図ることを基本とする地方自治の役割(地方自治の本旨)を履き違えている」と批判。市政に望んでいること(市民意識調査)とは大きな差異があると説明しました。また林市政は、「市民と歩む『共感と信頼』の市政から、「人も企業も輝く横浜」大型開発事業・大企業最優先政策へと変質し、予算編成では切実な市民要求(中学校給食・小児医療無料化・待機児童解消など)を「多額の費用」を理由に後向きな姿勢です」と指摘しました。そのうえで、本気で市政を変えるために、「市民と野党の共闘をつくる努力が実を結びつつある」と状況を報告し、この動きは、「市民が市長をつくり、市民が望む市政を育てる始まりになり、安倍政権を退陣に追い込む転機をつくり出す絶好のチャンスになる」と訴えました。
                                              (瀧川 恒夫)




 カジノ誘致やめ中学校給食実施を 横浜市長選に声あげる

■市民の市長をつくる会 ■2017/06/16

 横浜市長選挙を7月30日にひかえ、「市民の市長をつくる会」は6月16日、県民ホールで集会を開き、市民の共同と野党共闘による「市民の願いを実現する市政に」と訴えました。会場は、賛同する仲間1400人が席を埋めました。

 挨拶に立った市民の会代表は、「中学校給食や教科書問題、カジノ誘致を進める林市政に反対して、横浜を安心して子育てができる社会に変えていかなければなりません。横浜市民に訴え実現しましょう」と呼びかけました。

 応援に駆け付けた元SEALDsの諏訪原健さん(筑波大学大学院生)は、「地域・草の根から、より良く生きる社会・横浜としてのムーブメントにしよう。市民連合が野党を動かし、変えていこう」と訴えました。

 「横浜の港に賭博場つくってどうするの」「大都市横浜で中学校給食ができないなんて」「370万市民のこと考えてほしい」などの声が参加者からあがりました。

 現市長は安倍政権の横浜版。市民の多くが反対しているカジノ誘致に積極的で、中学校給食ではなく「ハマ弁」に固執しています。そのような林市長の政策に対して、「市民の会」は市民の立場に立つ基本政策を提案しています。
 「会」が表明した政策「市民の市長が目指す4つの基本市政」は、以下の通りです。
カジノ誘致をやめ、地域にある力を生かし、伸ばす産業振興策、経済政策を進めます。暮らしに直結した分野に公共投資を集中し、中小業者が潤い、若者が希望をもって働ける横浜を実現します。
②市民の切実な声にこたえ、中学校給食を実施し、子ども、高齢者、女性にやさしい横浜、福祉・医療施策の充実した暮らしやすい横浜を実現します。
③憲法を守り市政に生かします。憲法9条がいきる平和な横浜を実現します。
④緑を守り、環境にやさしい街づくりをすすめ、災害に強い安全、安心、被災死ゼロの横浜を実現します。
                                              (瀧川 恒夫)




 熟練の技で研がれた包丁が輝く

■全国統一「第40回住宅デー」 ■2017/06/11

 神奈川支部は6月11日、全国統一「第40回住宅デー」を3会場で開催し、11、12、17、18、26の5分会から18人が参加しました。        
 当日は、天候にも恵まれ、包丁研ぎやまな板削りの作業もスムーズに行うことが出来ました。

11.12分会は、田中建設の作業場を会場に行われ、この場所で行うのは今年で4年目になります。地元に密着して行われる住宅デーは、朝から町内のお客さんが、包丁やまな板持って続々と来場してきました。来場者からは「今度はいつやるのですか?」と人気の高さがうかがえます。

 鳥居をぬけ、八杉神社の階段のふもとが住宅デー会場の17.18分会は、朝から真剣な眼差しで包丁を研いでいます。熟練の技で研がれた包丁は輝きも違います。この包丁研ぎの原動力は、中山さんが朝畑からとってきた採れたて野菜です。今年も17.18分会は、朝採れキュウリで元気に住宅デーを行っています。

 少数精鋭で頑張っている26分会の住宅デーは、菊地工務店の作業場行われました。受付には、ヒノキで作られたハガキ立てが飾られ、木のぬくもりや香りが肌で感じられる作品になっています。
 各会場は、来訪者が減少しているのが気になりますが、みなさん元気いっぱい。笑顔で応対、工夫を凝らした取組みを行なっています。
                                              (平井 稔人)




 野党共闘「未来への私たちの責任です」

■神奈川区・野党共闘を求める市民の会「設立のつどい」■ 2017/06/10

 安倍政権の暴走とおごりが、政権の本質と綻びを隠し切れなくなってきました。もう、これ以上安倍政権を続けさせるわけにはいかない、と「神奈川区・野党共闘を求める市民の会」は6月11日、東神奈川・かなっくホールで集会を開きました。

 共同代表の渡部さん(元神奈川新聞論説副主幹)は、「アベノミクスは行き詰まり、実質賃金は下がり続け、個人消費は2年連続減少と貧困と格差は広がっています。森友・加計学園問題で行政は歪められ、期限を決めて改憲内容を指示する総理大臣は「独裁政治」と言わざるを得ません。野党共闘を求めるのは、未来への私たちの責任です」と呼びかけました。

 元SEALDsの諏訪原健さん(筑波大学大学院生)は記念講演で、憲法の理想を実現するために自らの体験から、「政治に怒りや不満を持ったら、やれば変わるんだ。声を上げ続けよう」と話し、不断の努力を強調しました。

 オープニングには、前田さんらによる「パッヘルベルのカノン」などクラシック3曲のアンサンブル・クラシックコンサートが演奏され、会場いっぱいが魅了されました。

                                              (瀧川 恒夫)




 152項目の要求 市当局に予算要請

■市団連「2017年度定期総会」 ■2017/06/09

 市民主導による市民本位の市政の実現をめざす市団連(横浜市民団体連絡会)は6月11日、建設プラザで「2017年度定期総会」を開き、横浜市政をめぐる情勢・課題の意見交流や市民要求に対する取り組みを連帯・連携して進めようと運動方針などを採択。市内の住民組織、労働組合、民主団体、自治体労組を結集して市民運動のセンターとして発展させるとその役割を強調しました。

 市団連は、重点要求7項目と福祉や暮らし、労働行政など6つの柱で152項目の要求をまとめて昨年7月25日、市に17年度予算案への要求反映を要請しました。当局側からは「内容は確実に所管の所属に届けていきたい」との態度表明があったということですが、正村事務局長は「一部改善といった前進はあるものの、多くの項目が従来の水準にとどまるものと言えます」と予算要求の取り組みを総括しました。
                                              (瀧川 恒夫)




 仲間の団結で総力あげ取り組む 必ず勝利を手に

■神建連「第63回定期大会」 ■2017/06/04-05

 神建連(神奈川県建設労働組合連合会)は6月4日・5日、静岡県伊東市のホテル聚楽で「第63回定期大会」を開催しました。330人が参加し、専門分野の分科会で活発に討議。運動方針を採択し、新執行部を承認しました。

 白田宏基神建連会長は、「組合70年の歴史で激動の一年。県連の組織増は、走りに走って大返し(秀吉の備中大返しを評して)した結果です」「戦争は全てを亡くした。我々がやるべきことは建物や道路を作ること。憲法を護り、平和を維持するため総力をあげ頑張りましょう」と挨拶しました。

 このほか、全建総連の三浦委員長・清水書記次長、神奈川労連の福田議長、畑野君江衆院議員、アスベスト訴訟の西村神奈川弁護団長・望月原告などが挨拶しました。

 大会は、憲法違反の共謀罪法案強行採決に断固抗議し、参議院での廃案をめざす特別決議を採択。そして、「社会保険問題に総力をあげて取り組み、建設労働者の処遇改善、賃金・単価引上げ、建設アスベスト訴訟勝利にむけた運動を仲間の団結を強め、必ず勝利を手にしよう」と宣言しました。

 新役員は、神建連会長に仲野和則さん(神奈川土建)、書記長に吉良比呂志さん(横浜市連)などを選出。大会終了後、初回の執行委員会が開かれました。

 組織拡大実増組合として建設横浜本部、功労実増率1%以上支部として建設横浜は神奈川支部ら6支部(=写真)、実増支部は3支部が大会表彰されました。
                                              (瀧川 恒夫)




 仲間に依拠した活動で前進 決意を新たに

■建設横浜「第9回定期大会」 ■2017/05/28

 建設横浜(横浜建設一般労働組合)は5月28日、中区・開港記念会館で「第9回定期大会」を開催し、140人が集結しました。熱心な討論を行い、運動方針案を採択。新執行部、新役員を選出し、参加者は決意を新たにしました。

 二方節男執行委員長は挨拶で、組合結成以来初の目標達成した成果に敬意を表したあと、「新たな一年に向かって、活発な討議を期待し方針を深め合う大会にしよう」と呼びかけました。

 白田宏基神建連会長は、「神奈川県連は4674人の拡大に成功。なかでも、建設横浜は社会保険問題にいち早く対応し、体制を整え理論強化。神奈川をリードしました。神奈川のがんばりが、全建総連62万人勢力回復に大きく貢献しました」と話しました。

 吉良比呂志書記長は、今期は「多くの仲間の相談・要求に応えた一年だった」と振り返り、第9期は社会保険加入後の法定福利費確保に向けて、「必要経費の要求請求運動の具体化を進める運動に重点を置き成果を上げる年だ」とその取り組みを強調しました。
 また、共謀罪阻止や社会保障政策、アスベスト訴訟勝利など仲間に依拠した活動を積み上げ、建設産業の民主化、安心して働ける建設産業の実現のために団結して前進しよう、と大会宣言を採択。「共謀罪法案に断固として反対する」特別決議も満場一致で採択されました。

 大会は、執行部に塚本三千雄新執行委員長や倉石裕士新書記長など新役員を選出しました。
                                              (瀧川 恒夫)




 共謀罪No!廃案に垣根を越えた取り組みを

■神奈川区革新と共同の会「共謀罪No!5・25集会」 ■2017/05/26

 神奈川区革新と共同の会は、5月25日(月)に「共謀罪No!5・25集会」を反町公園で行い、約80人が集まり、建設横浜神奈川支部からは10人が参加しました。

 始めに新日本婦人の会の前田さんよりこの間の取り組みについて経過報告があり、次に参加者から決意表明をいただきました。

 年金者組合の吉岡さんは「共謀罪法案が衆議院で可決されてしまったが、私たち仲間の力を結集し参議院で廃案にしていきましょう」と挨拶。日本共産党衆議院比例予定候補の岡崎さんは「神奈川区松本町出身の岡崎です。この危険な法案を阻止するため、皆さんとともに廃案に追い込みましょう」。野党共闘の推進役の中原さんは「共謀罪の衆院の傍聴に何度も参加してきました。他人事ではありません。廃案に向けて垣根を越えた取り組みを行ないましょう」と力強い連帯の挨拶をいただきました。

 最後に主催者代表の柴田さん閉会のあいさつで締めくくり、集会終了後、東神奈川駅までパレードを行いました。
                                              (平井 稔人)




 宣伝チラシ配布と署名のお願い 15人が駅頭で

■神奈川区革新と共同の会「定例宣伝行動」 ■2017/05/20

 神奈川区革新と共同の会は5月20日、JR東神奈川駅頭で定例の宣伝行動を行いました。連帯する仲間は、区内の民主団体(年金者組合と新日本婦人の会、建設横浜神奈川支部)の15人。

 宣伝チラシは、「野党共闘を求める市民の会・神奈川区設立のつどい」と「教科書について考えてみませんか」、「税金の集め方・使い方を変えれば消費税は必要ありません」など。
 署名は、横浜市が推進している「カジノ誘致」に反対、そして、建設横浜は、アスベスト訴訟の公正判決を求める署名を呼びかけ理解を求めました。それぞれ、31筆、20筆の署名をいただきました。(=写真:チラシを手渡す安井さん)

 中年の婦人は快諾し、カジノの危険性を話しながら署名。別の婦人は、アスベスト訴訟に理解を示し、気持ちよく署名をしてくれました。
                                              (瀧川 恒夫)




「命あるうちに悲願を実現しよう」 提訴9年全国決起集会

■建設アスベスト訴訟提訴9年全国決起集会 ■2017/05/19

 建設アスベスト訴訟提訴9年を迎え、「被害者を追悼し、補償基金制度の創設を」と呼びかけた全国決起集会が5月19日、日比谷野外音楽堂で開かれ、全国から3千人が結集。アスベスト裁判の勝利判決と被害の根絶を求めて気勢をあげました。その後、新宿駅頭で宣伝行動を行いました。

 「何でこんな病気になったんだ。私の人生を返して・・」。─この無念さ。「同じ悲しみ、苦しみを自分たちで最後にしたい・・」「私が治らない病気と分かっていても皆のために・・」と意を決して臨んだ裁判。「私たちがやらなければ悲劇は終わらない」。─神建連としてアスベスト訴訟をリードし、自らも原告の一人である白田会長は、「裁判しなくても救済される制度を創るのが自分たちの役割」と声を詰まらせ訴えました。

 小野寺弁護団長は、「毎月訃報を受ける。原告の無念を思い浮かべると胸が張り裂ける。ざんきの念に堪えない」と振返り、「これからが正念場。命あるうちに悲願を実現しよう」と呼びかけました。
                                              (瀧川 恒夫)




諸課題に一致団結して 中村新委員長

■神奈川支部「第9回定期大会」 ■2017/05/14

 神奈川支部は5月14日、新横浜・ソシア21で「第9回定期大会」を開催。2017年度の運動方針案を採択し、新役員を選出しました。

 中村執行委員長は、組合員・会社訪問活動を原動力に大会現勢を大幅に達成した春の拡大月間にふれ、皆の協力に感謝しました。そして、「社会保障問題やアスベスト訴訟、平和運動など課題はたくさんありますが、一致団結して乗り越えていきましょう」と挨拶しました。

 瀧川書記長は重点報告のなかで、法人事業所対策は新たな段階に入ったとし、「組織の根底を支えてきた建設国保制度重視から、社会保険対策を前進的に切り開く」と本部方針を提起。建設国保保険料改定については、後期高齢者支援金などの政府による拠出金制度と積年の負担増により、不可逆的に「値上げは避けられない」と理由を説明し理解を求めました。アスベスト訴訟は判決日にむけて強力支援。7月の横浜市長選は、「公契約条例制定・カジノ誘致反対の政策要求を掲げて候補者選定に関わっていく」。そして、技能労働者への適切な賃金水準確保については、国交省のガイドライン指導のとおり、「事業主が上位会社に単価引上げを求める環境も原資もあり、要求する契機となっている」と強調しました。

 大会は、中村雅夫執行委員長、瀧川恒夫書記長など四役や各専門部長、諸役など新役員を選出。技能功労者や拡大功労分会などが表彰されました。
                                              (瀧川 恒夫)




雨の中、風の中、炎天下の行進 ~~広島・長崎

■2017年国民平和大行進 ■2017/05/12

 世界は核兵器廃絶へ大きな一歩を踏み出そうとしています。「こんにちは!平和行進で~す!」と、2017年国民平和大行進が5月6日、東京・夢の島を出発し、翌日には多摩川を渡り神奈川県に引き継がれました。原水爆禁止世界大会を終着点に全国を行進し8月4日は広島、6日までに長崎到着を目指します。

 朝から日差しが強い5月12日、反町公園には100人あまりが集結しました。神奈川区長の平和メッセージ、宇佐美さやか市会議員は「核兵器廃絶は悲願・・」と挨拶。県内通し行進者の金子まち子さんは、「イラクの子どもは『外で遊べるの?』って言ってました。平和って当たり前にあるんではないんですね」と平和運動の重要性を強調しました。

 平和行進は、15号線を歩き、建設プラザ前は建設の仲間が駆けつけました。瑞穂埠頭、柴田豊勝元市議はベトナム戦争当時の米軍戦車阻止闘争を紹介。神奈川公園で一息入れました。
 「核兵器なくそう」「核兵器禁止条約つくれ」などシュプレヒコール。沿道の声援を受けながら、みなとみらいを行進しました。ランドマーク前で生協の仲間が総出で手を振り、十数名が参列。真っ赤な着ぐるみ生協マスコットの「コーすけ」君も行進に加わりました。馬車道、市役所、大通り公園で他コースと合流。トランペット(松平晃さん演奏)の歓迎を受けました。和歌山県から通し行進に参加した生協勤務新人の小俣さんは、「平和の気持ちを一緒に広めていきたい」と元気よく話しました。

 神奈川県庁で集会。アメリカの大学生ケーラ・ウォーリーさんは、「初めての海外体験で原水禁大会に参加します。日本でしか見られない原爆の恐ろしさ。世界全体の問題です。核兵器廃絶に変えるため、ここに来ました」と挨拶し、「同世代の仲間と思いを共有したい」と笑顔で話しました。
 被爆者協会の中村会長は、「『人殺し兵器(核兵器)がなくなった』と亡き人たちに言えないのが残念です。どれくらいの人が死に続ければ戦争がなくなるのですか。雨の中、風の中、炎天下の行進にもなりますが、頑張って行進を続けます」と意気込みを示しました。
                                              (瀧川 恒夫)




「許すな!憲法改悪 共謀罪阻止」 憲法70年で集会

■憲法改悪を許さない5・3県民のつどい ■2017/05/03

 「憲法改悪を許さない5・3県民のつどい」が5月3日、東神奈川・神奈川公会堂で開かれ、「沖縄の現状と課題」と「共謀罪の危険性」の二つの講演が行われました。神奈川憲法会議主催。参加者は800人を超えました。集会後、「憲法改悪反対、共謀罪廃案」などシュプレヒコールをあげながら六角橋商店街までデモ行進しました。

 主催者を代表して森卓爾神奈川憲法会議代表委員は、「南スーダンからの自衛隊撤退は国民の声。米海軍への補給は実質的集団的自衛権の実施。共謀罪は一般人が対象にされる。沖縄辺野古は重大事態に」など安倍内閣を批判。沖縄への支援を訴え、日本国憲法擁護を呼びかけました。

 「沖縄の現状と課題~沖縄で憲法はいかされているか~」。講演で加藤裕弁護士(沖縄県弁護士会)は、「辺野古の座り込み、海上抗議行動が20年にわたり工事を止めてきた。あらゆる手段で正面から闘う」と県民の意思を代弁しました。「明治憲法は55年、日本国憲法は70年。平和をどうやってつくるか。安保条約は少しでもより良く、中身をつくっていく」。「私たちは絶対に負けない。なぜなら勝つまで闘い続けるから」と水俣訴訟の馬奈木昭雄弁護士の言葉を紹介し、覚悟を示しました。

 「話し合うことが罪になる共謀罪」と、海渡双葉弁護士(横浜合同法律事務所)は講演で、共謀罪法案の危うさを強調。共謀罪によって作られる監視社会・物言えぬ社会、労働運動の弾圧など米英共謀罪の歴史を説明し、「共謀罪の本質は、物言う市民を監視し、委縮させ、黙らせることにある」と断じました。「安倍政権による戦争ができる国づくりを終わらせるために法案は廃案にしなければならない」。

 畑野君江衆院議員は、平時から日米が一体化される外交政策に懸念を示し、内心を処罰対象にするテロ等準備罪の国会での動静を報告しました。

 元中学校教諭の柴崎文仁さんは、戦時中の銃剣訓練体験を話し、「教育勅語の読み方は、前段は一息で一気に読み、間を入れてから『一旦緩急アレハ・・』と読み継ぐ。一番肝心なところはそこからの文章。戦後の教育基本法は、『再び天皇の名においてビンタをくらうことないように』──これが一番大事」と熱く訴えました。

 「私たちには、希望があります。多くの市民が、日本国憲法をないがしろにする安倍政権に『No!』の声をあげています。いまここに力を合わせ、あらゆる憲法改悪の策動に対抗し、憲法改悪を許さないたたかいを進めましょう」とアピールは、大きな拍手で採択されました。
                                              (瀧川 恒夫)




「安倍内閣を打倒」労働者の祭典メーデー

■第88回神奈川県・横浜メーデー ■2017/05/01

 「長時間労働の是正、労働時間の短縮」「憲法違反の共謀罪阻止、戦争法廃止」「働くものの団結で生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本をめざそう」というスローガンのもと、労働者の祭典「第88回神奈川県・横浜メーデー」が5月1日、神奈川区沢渡中央公園で開催され、2500人が参加しました。集会はメーデー宣言を採択。参加者は、沿道にむけシュプレヒコールを挙げながら岡野町までデモ行進しました。

 福田裕行実行委員長は主催者挨拶で、「安倍政権は、核兵器・北朝鮮で脅威を煽り共謀罪成立を急ぎ、沖縄辺野古・高江で民意を踏みにじる。大企業がボロ儲けをするために労働者の命と暮らしを犠牲にする政策をとる。いまこそ政治をを変えるしかない」と批判。「横浜市と川崎市の自治体首長選挙に勝利し、そして年内にも予想される総選挙では足並みを揃え、安倍内閣を打倒しよう」と呼びかけました。
                                              (瀧川 恒夫)




「日本の伝統工法」を講演 佐久間=神奈川支部青年部長

■「日本の伝統工法」学習会 ■2017/04/30

 4月30日(日)に建設プラザかながわで、県青協と神奈川土建青年部の共催で学習会が行われ、神奈川支部の佐久間貴毅青年部長が講師として招かれ、「日本の伝統工法」について話をしました。
 佐久間さんは16歳で上京し、父親の同級生のところへ修行。5年間の見習い期間を経て21歳で年期が明け、29歳で独立。その後、様々な親方の元で数寄屋造りなど学びながら、32歳で会社設立。様々な伝統工法の建築を手がけてきました。特に昨年は金物・筋交いを一切使わずに伝統工法を用いた自宅を建築し、モデルルーム兼自宅として使用しています。

 自己紹介の後、継ぎ手と仕口について説明がされ、継ぎ手とは長さを足すための手法で、仕口とは、角度をつけてつなげる場合の手法などの説明の後、鎌継ぎと金輪継ぎの実演が行われ、鎌継ぎは金具を使わないと検査が通らないが、金輪継ぎは強度があるため、金物使わなくても検査が通り、自宅にもこの工法を使用しています。

 また、今回のために造った丸太を組む仕口と継手は、昔の文献でこのような方法がある事は分かっていたが、図面がなかったため、自分で考えたイメージで寸法を取り、形にしています。

 次に、佐久間さんが実際に使用している道具を見せながら、カンナ削りなどを参加者に体験してもらいました。最後に「道具も人も鍛えれば鍛えるほど良くなっていく。だから自分自身も常に鍛錬を怠らないようにしています。今回このような機会を設けていただき自分自身も勉強になりました。」と講師の佐久間さんから挨拶がありました。
                                              (平井 稔人)




 アスベスト署名行動を展開 紹介国会議員は237人

■革新と共同の会「定例宣伝行動」 ■2017/04/22

 神奈川区革新と共同の会は4月22日、JR東神奈川駅頭で「消費税増税路線もうやめよう!」「年金受給25年が10年に短縮実現!」などの宣伝チラシを配布。年金者組合と建設横浜など8人の仲間は、駅に行き交う人たちに呼びかけました。

 建設横浜神奈川支部は、「アスベスト裁判の公平判決を求める」署名行動も展開、一時間余りに31筆が集まりました。
 建設アスベスト訴訟神奈川第一陣は東京高等裁判所で3月14日に結審し、未確定ですが判決日を待つばかり。同第二陣は横浜地裁10月24日の判決日。第一陣、第二陣とも勝利判決を迎えるまで世論に訴えていきます。
 国会請願では、建設アスベスト被害の早期解決・補償基金制度の創設に向け、全建総連が呼びかけた200万署名には、全政党・会派237人(衆議院157人、参議院80人)が紹介議員となり、141万筆を超える署名を提出しました。
                                              (瀧川 恒夫)




 春の拡大月間目標超過達成 過去最高108名の拡大!

■神奈川支部「拡大速報8」 ■2017/04/15

社保未加入問題集大成

 2017年春の拡大月間は108名という神奈川支部の歴史にない数字で目標105名を超える拡大で終わる


 仲間を増やす拡大月間も多くの組合員のご協力により神奈川支部の目標105名に対し108名の仲間を迎えることが出来ました。心より感謝いたします。
 本月間は社会保険の加入締切という大きな建設産業の転機もあり、組合員の法人設立や未加入業者の相談、雇用保険の加入という建設従事者にとっての社会保障という立場が向上した中で取り組まれました。組合としても社会保険未加入対策に対し方策2011が出された五年前から取り組みをはじめました。当時は、社会保険に入る会社なんていないと言われていましたが、時間と共に現場入場禁止や取引の停止など経営や生活に大きくかかわるようになり、組合内外で反響が出始めました。
 4月からの現場入場禁止という現場も増え始め、同時に社会保険料の事業主負担分である法定福利費の請求にも兆しが見え始めました。
 そのような背景の下での月間においては組合への紹介、飛び込みの相談が相次ぎました。地道に続けた組合員訪問により、「組合に行けば何とかなる」という労働組合としての立場が改めて再認識された月間ともいえます。月間という区切りはつきましたが、まだまだ組合を必要とする建設従事者は多くいます。是非今後もご協力をお願いします。  
                                        (主任書記 金澤 拓也)



 拡大目標を超過達成 108人の新しい仲間

■神奈川支部「拡大行動」 ■2017/04/14

 神奈川支部は4月14日、春の拡大月間目標105名を超過する108人の新しい仲間を組合に迎い入れることができました。

 拡大月間は3月1日から4月15日までの46日間。会社訪問のための「社会保険未加入問題事前学習会」を3月1日に実施したのを皮切りに、ダイレクトメール送付企業訪問を重点に日夜、役員と書記が繰返し足を運びました。

 会社訪問では、「4月1日からの現場入場規制の徹底」が、どの訪問先企業でも周知されています。「現場台帳記入は当然のこと、社会保険未加入はあり得ない」──訪問先社員との会話の中から語られます。専属従業員の社保加入はほぼ徹底されている状況です。ただ、外注先の会社や一人親方の扱いに苦慮している場面が伺えるので、そこは丁寧に相談に応じています。

 社保未加入対策の促進 いっそう強化される

 国土交通省による社会保険未加入対策の促進は、いっそう強化されることが予測されます。公共工事から民間工事へ、民間大規模工事から中小現場へ、野丁場から町場へと確実に進行していきます。引き続き、仲間からの相談、組合未加入事業所からの相談が想定されます。
 私たちは、これまで培った経験と知識を生かして、建設従事者の処遇改善、事業所の経営を守る取組みを進めます。
                                         (書記長 瀧川 恒夫)



 目標達成が見えてきた 残り11名

■神奈川支部「拡大速報7」 ■2017/04/13

「春の拡大月間」目標達成見えてきた
  残り11名 「いつやるの?今でしょ!」

現場入場規制カウントダウン


 3月から始まった春の拡大月間もあと3日間となりました。今回は、各支部で目標達成が相次ぎ、神奈川支部はも目標達成まで射程圏内のあと11名となりました。最後は、役員・組合員・書記の底力で目標達成しよう。

 春の拡大月間は、4月からの現場入場規制に対する相談で、「組合事務所には連日、一人親方労災・雇用保険・厚生年金などの社会保険に関する相談が後を絶ちませんでした。

 相談の中から、多くの仲間が神奈川支部に加入し、目標105名に対し94名が加入し、目標達成まであと11名まで迫っています。
 夜の拡大行動では、ダイレクトメール企業を積極的に訪問し、対話の中から対象者の情報も出てきています。社保問題で困っている未加入者には、ぜひ組合を紹介してください。
もう一度、周りにいる組合に入っていない仲間やお知り合いに、声掛けをお願いします。

 あと11名。ここまで来たら最終日までやりあげ、目標達成で打ち上げの日を迎えよう!

                                              (平井 稔人)



 青年部 拡大両目標達成

■神奈川支部青年部「拡大速報2」 ■2017/04/13

青年部 両目標達成
   次は基本組合の目標達成


 3月から始まった春の拡大月間もあと3日間となりました。今回は、各支部で目標達成が相次ぎ、神奈川支部はも目標達成まで射程圏内のあと11名となりました。最後は青年部の底力で目標達成しよう。

歴史的拡大月間
   目標達成まであと11名


 青年部は、前回に引き続き、組合員目標・部員目標ともに超過達成しています。
 次に目指すものは、基本組合の目標達成しかありません。残りの数も11名と 手が届く数まで迫ってきました。あと11名。
 もう一度周りにいる組合に入っていない仲間やお知り合いに、掛けをお願いします。


                                              (平井 稔人)



 青年部では、こんなことをやっています

■青年部「加入のお誘い」 ■2017/04/13

















   青年部って何?

 組合に加入している10代から40代ならだれでも加入OK!
 会費も無料!

 建設横浜・青年部では様々なイベントの他、独立や経営に役立つ青年層向け学習会など、様々な取り組みを行っています。仕事の繋がりを広げることもできる青年部に一度参加してみませんか?
                                              (平井 稔人)




 あなたの現場は大丈夫ですか 現場入場禁止

■神奈川支部「拡大速報6」 ■2017/04/01
あなたの現場は大丈夫? 現場入場禁止!

社会保険関連の相談多数
 組合事務所には連日、一人親方労災・雇用保険・厚生年金などの社会保険に関する相談が後を絶ちません。今、建設産業全体で労働環境が大きく変わっています。

請求しなければ貰えない
 現場での請求にも変化が見られています。法定福利費の別枠明示までいかないが、「単価が上がったよ」という現場報告もあります。丁場によって請求の仕方は異なり、見積もり段階で諸経費に含む場合や、手間請などは手間に含むなど様々です。決して安くない法定福利費の確保は事業経営にとって死活問題です。今後は、従業員の育成費用も含め、いかに請求できるか、が鍵になります。

建設業を魅力ある産業に
 建設業を魅力ある産業にするには越えなければいけない壁です。人事育成とあわせて労務費の引上げ請求を現場従事者から声をあげましょう。社保問題で困っている未加入者には、ぜひ組合を紹介ください。
                                              (平井 稔人)




 ファミリー層や仕事仲間がアスレチック&BBQ

■本部青年部「つくしのアスレチック&バーベキュー」 ■2017/03/26

 本部青年部バーベキューが3月26日、拡大最終盤の決起を兼ねて、緑区つくしのアスレチックで行われました。当日は、ときおり小雨が降る不安定な天候でしたが、81人が参加しました。ファミリー層や仕事仲間に声をかけ、建設横浜各支部から組合未加入の対象者も参加しました。

 バーベキューのテント内がいっぱいになったところで、11時に乾杯。本部の今井組織部長は、組織拡大を訴えました。本番のバーベキューは、野菜の刻みから材料の分配まで組合員・家族みなで協力し合い、下ごしらえを行いました。子どもたちは所狭しと走り回り、会場は支部の枠を超えた大人同士の交流が深まりました。

 皆で企画を作り上げるという意味では大成功。参加した組合員家族の中から主婦の会の勧誘もあり、和気あいあいとした雰囲気に包まれました。子どもは、お菓子のつかみ取りやじゃんけん大会。大人もじゃんけん大会で歓声を上げ、やるたびにだんだん前に出てくるのは人の性なのか…大変盛り上がりました。神奈川支部の参加者には組合未加入者もいて、後日、加入説明の約束もできました。午後には、晴れ間を見てアスレチックを楽しむ家族もいました。今後もさまざまな企画を検討していきますので、みなさまの参加をお待ちしています。
                                              (金澤 拓也)




 報道写真講座で実践取材

■機関紙協会「報道写真講座」取材 ■2017/03/26

 機関紙協会神奈川県本部の主催で3月26日、報道写真講座が建設プラザで開かれ、30人が写真の講習を受けました。
 講座は写真撮影の基礎知識を学習し、午後から実践取材に取り組みました。取材は、対象者の撮影と聞き取りを行いました。

 以下は、私の記事です。

 市内に住む長谷川径弘(みちひろ)さん(82歳)は3月26日、報道写真講座(主催:機関紙協会神奈川県本部)のゲストとして、東神奈川・建設プラザの屋上に立ち、当時を振り返って感慨深く語った。
 ベトナム戦争時、米軍相模原補給廠から搬出されたM48洗車を村雨橋手前で、徹夜で座り込み阻止した一人だ。飛鳥田市長(当時)は道路交通法をタテに、革新市長としてその先頭に立った。
 「村雨橋にピケを張り、機動隊が取り囲んだ。軍靴に踏んづけられたら痛いだろうなと思った」。
 戦車は約50時間立ち往生したのち、補給廠へ引き返した。

 長谷川さんは運送会社の専従書記として11年。安保闘争やベトナム戦争反対運動に関わった。現在も西区戸部町に在住。

 横浜港を見渡し、「横浜市立の小・中学校の校歌には、『港』の文言が必ずあった。港をつぶすカジノ。何でつくるのか。腹が立つ」と声を荒げ、
 「バカなこと!」
 と、憤った。

 (写真 ノースドックを遠方に見て、当時の体験を語る長谷川さん=建設プラザ屋上で)
                                              (瀧川 恒夫)



 共同の会課題と方向を確認 横浜市長選挙は区民の会再開

■神奈川区革新と共同の会「臨時総会」 ■2017/03/23

 神奈川区革新と共同の会は3月23日、共同センターで臨時総会を開き、議案・予算案を承認。そして、今夏に行われる横浜市長選挙には、市民の市長をつくるかながわ区民の会を再開して奮闘することを確認しました。

 各団体は、運動の課題をそれぞれ報告しました。神奈川支部は、神奈川第1陣と2陣のアスベスト訴訟がともに結審したこと、2陣は判決日が確定した進捗状況を説明。さらに運動中の組織拡大では、新しい仲間を60人迎い入れたことを報告しました。
                                              (瀧川 恒夫)



 労災・適用除外などで対象者広がる 

■神奈川支部「拡大速報5」 ■2017/03/22

   労災・適用除外などで対象者広がる

 社保未加入の相談者が続々窓口へ
        神奈川支部にお任せください 
 

 現場入場規制までのカウントダウンが残り1週間強となりました。

 連日、支部事務所への問い合わせの電話や来所する方が増えており、対象者の広がりが出てきています。

 また、分会では、23分会・6分会・26分会が目標を達成しています。他の分会もご奮闘お願いいたします。
拡大につなげていきましょう。
 主婦の会も日中行動を企画しており、青年部も3月30日に青年強化拡大行動を行う予定です。 拡大月間もいよいよ終盤です。再度声掛けをお願いいたします。
                                              (金澤 拓也)




 神奈川2陣訴訟「必ず勝利を!」 判決日は10月24日 

■首都圏建設アスベスト神奈川2陣訴訟「結審」 ■2017/03/17

 首都圏建設アスベスト神奈川2陣訴訟は3月17日午後、横浜地裁で原告3人の最終意見陳述が行われ結審しました。判決日は10月24日に決定しました。

 首都圏建設アスベスト統一本部は、地裁前で支援集会を開きました。東京や埼玉、千葉からも支援者が応援に訪れ、入廷する原告・弁護団らを励ましました。
 このあと参加者は、横浜公園入口に移動し、デモ行進を開始しました。デモ隊は、横浜市庁舎や神奈川県庁舎を望みながら山下公園まで、沿道の人々に訴えながら行進しました。

 公判を見守りながら結審大集会は、ロイヤルホールに場所を移し開催。40団体、500人が結集しました。

 統一本部の代表は、「横浜第1陣訴訟では絶対に勝てると思っていたのに、あの不当判決にはびっくりした。しかし、その闘いは全国に勇気を与え、東京、福岡、大阪、京都、札幌地裁判決へと繋がった。横浜の借りは、横浜で返す。勝利のその日まで、緩めることなく、地域で頑張る。その日まで頑張る」と、拳を振り上げ挨拶しました。

 法廷で証言した本人原告の望月道子さんは、「私は30年間、ハウスクリーニングの仕事をしてきましたが、アスベストを曝露して肺ガンを発生、ステージ4です。言いようのない死の恐怖が襲ってきて、夜も眠れなかったり、人知れず涙を流すことがあります」と切々と訴え、「仲間にどれだけ助けられたか。皆の応援で、必ず勝利する」と決意を語りました。
                                              (瀧川 恒夫)



 労災加入・適用除外などで4名拡大! 

■神奈川支部「拡大速報4」 ■2017/03/16

  労災加入・適用除外などで4名拡大!

 建設横浜キャリアアップシステムで 
   登録者を組織し拡大につなげよう
 

 建設横浜横浜は、拡大月間中盤の3月15日に中間決起集会を開催。全建総連田口正俊書記次長を講師に「建設キャリアアップシステムと建設労働組合の役割」について講演が行われた。
 今、建設業界の現状は労働者が材料と同等に扱われており、人工知能やロボットの導入で、技能労働者が選別されていく恐れがります。
 このような厳しい状況下で、労働者の労働力の価値を高めるのが、組合の役割です。

 このキャリアアップシステムを通じ、登録者を組織し拡大につなげていきましょう。
 また、拡大では労災加入や適用除外の加入など拡大中間決起集会までに4人の仲間が加入しました。
                                              (金澤 拓也)




 「仲間になって!」 ブラック取材で感じること

■全建総連「特別講演」 ■2017/03/16

 全建総連の「第57期全国教宣活動者会議」は3月16、17日、箱根・ホテルおかだで開かれ、新聞記者による特別講演が行われました。

 「毎日新聞」新潟支局長の東海林智記者は、「ブラック企業の取材を通じ感じること~働き方の今と労働組合に求められるものは~」をテーマに講演しました。

 「嘘と本当を見分ける。何が本当かを伝える。これが、機関紙活動」とその意義を強調。「学習し、情報を取らないと本当のことは分からない。的確に批判することが問われている」と指摘しました。

 働き方については、1944年の国際労働機関(ILO)フィラデルフィア宣言を根本原則にするべきだと言います。すなわち、①労働は商品ではない、②表現、結社の自由は不断の進歩のために欠くことができない(悪政には同志が声をあげる)、③一部の貧困は全体の繁栄にとって危険である(貧困格差は敏感に反応)などです。

 非正規社員は38%(女性は60%)にのぼる中、企業による人件費のため込み(内部留保)は97年142兆円が12年272兆円、15年は300兆円を超える。(ちなみに民間平均賃金は476万円(97年)が12年は408万円と減少)。
 ワーキングプア(年収200万円以下の貧困層)は06年に1000万人を超え、以降10年連続する。15年は1130万人、労働者に占める割合は23・6%。
 時給1000円になっても、年収200万円には届かない。
 生涯賃金は、正社員男性2億3900万円(女性1億6700万円)、非正規男性は1億3800万円(女性9900万円)

 どんな影響があるのか?
 25~29歳の男性で正社員が33・4%結婚しているに対し、非正社員14・5%、30~34歳では正社員60・1%に対し27・1%。年収300万円の壁に阻まれ、少子化に歯止めがかからない。少子化で労働力が減少するなかで、貴重な労働力を使いつぶし、さらに技術が伝承されません。

 ブラック企業の現場では、労働法規を無視したかたちで人を使っています。取材した実例では、コンビニの罰金労働(シフトキャンセル)、最低賃金で人を使いノルマを課す図々しさ。レジの金が合わなければ連帯責任で弁償する居酒屋、24時間スケジュールをラインで管理する不動産屋、営業成績の悪い社員は親までも攻撃するパワハラ不動産など枚挙に暇がありません。

 50歳代のシングルマザーは、一度も子どもの入学式や卒業式、授業参観に出たことはなく、子どもの看病休暇も認められず、「私は悪い母親です」と言う。そして、泣く泣く出社した会社で「体調が悪いから休みます」と正社員の電話を受ける。「こんなことがあっていいのか」と思っても我慢してきた。決意して上申したら、「オマエの老後なんか知ったことでない」と言われ、ボーナスも退職金もなしに15年。使い捨てられた。奴隷契約のような無期転換。昇給、ボーナス、退職金一切なし、一か月行かせる仕事がなければ解雇。──これが派遣ブラックの使われ方。

 安倍政権の労働政策のテーマは、雇用の流動化。そのためには、非正規は都合が良い。労働者派遣法を改悪し、派遣労働者の際限のない拡大。多様な働き方の名のもとに、契約やアルバイト、請負など進める。政府は更に、雇用契約を商取引に転換させ個人事業主化させようとしている。その他、非正規を限定正社員とする一方、従来の正社員を無限定正社員をホワイトカラーエグゼンクション(残業代ゼロ制度)の対象にするなど裁量労働制の対象拡大を目論んでいる。

 労働組合に求められることは①労働条件に関与すること、②職場の発言権を確保すること。東海林さんは、権利を守るために組合がある、といいます。
 「だからこそ、『仲間になって!』ということに正当性があります」。
                                              (瀧川 恒夫)



 52名の拡大で第2節突破! 

■神奈川支部「拡大速報3」 ■2017/03/15

    52名の拡大で第2節突破!

  現場入場の相談など来所者続々
        対象者が広がり拡大すすむ
 

 春の拡大月間も中盤を迎えています。
 現在、聞き取り票を片手に、組合員事業所の訪問を行っております。現場の状況や困ったことがありましたら、お気軽にご相談ください。
 4月からの現場入場制限の関連で、雇用保険の加入や一人親方労災の加入。新規法人設立などの相談が増えてきています。4月以降、ちゃんと現場で働けるよう。適正な保険への加入を行っていきましょう。どの保険に入ればよいか分からない方は、神奈川支部事務所所まで、お問い合わせください。
 第3節まであと21人です。
この勢いで最終盤も奮闘し、更なる増勢で大会を迎えられるように頑張りましょう。
                                              (金澤 拓也)




 事業所アンケートで訪問 対話で聞き取り

■建設横浜拡大中間決起集会「経験報告」 ■2017/03/15

  建設横浜は3月15日、建設プラザで「春の組織拡大中間決起集会」を開き、独自の「紙芝居」を活用して事業所説明会を行った保土ヶ谷西支部の経験報告や現場からの報告などが行われました。

 神奈川支部の金澤主任書記は、組織拡大行動での訪問活動の際に同支部で活用している「事業所アンケート」の効用を発表しました。

 組合員と自然な対話がすすむよう工夫して作成されたアンケート。訪問先では、書面を手にしながら、組合員に聞き取り。対話が苦手な役員も、字面を追いながらの話は膨らみます。「法定福利費は支払われていますか?」「4月から社会保険未加入者は現場入場ができないって言われてますか?」など具体的な問いかけで、スムーズに対応できました。

 組織拡大運動での行動経験報告は、参加者の参考になりました。
                                              (瀧川 恒夫)



 どう変わるのか?建設キャリアアップシステム導入

■建設横浜「全建総連・田口書記次長の講演」 ■2017/03/15

 建設横浜は3月15日、建設プラザで「春の組織拡大中間決起集会」を開きました。このなかで、「建設キャリアアップシステムに示されるこれからの建設の働き方と建設労働者の役割」をテーマに田口全建総連書記次長の講演がありました。

 田口さんは、「材工共という材料扱いされてきた技能者が、人間として、労働者として扱われることに建設キャリアアップシステムの意義があると説明しました。
 労働市場では、労働力をできるだけ高く売り、労働者をできるだけ有利に支配しようというのが労働組合の役割であり存在意義であって、全建総連は設立スタッフのメンバーになっています。

 低賃金の現状では、建築大工を先頭に技能労働者がいなくなる一方、IT導入により省力化し建設作業員は淘汰されると予測されます。したがって、求められる人は身元の確かな高い技能を持つ労働者と、それを多く抱える事業所が選別されていくといいます。すでに、大手ゼネコンや住宅メーカーによる囲い込みがはじまっています。

 建設キャリアアップシステムの本質的意義は「本人認証」であり、本人が「自らの意思」で登録するところにあります。今回の建設キャリアアップシステムは、建設労働市場を整備し、技能者本人の真正性を確保することにより、競争の公平性と公正性を確保するための取り組みが始まったことを意味します。建設技能労働者は登録したことで、建設産業が承認した「公認のプレーヤー」として現場で就労できることになります。登録技能者は、IDカードが発行され、経験や技能レベルが自称でなく、システムに登録されることで信頼性が高まります。

 建設キャリアアップシステム導入で何がわかり、どう変わっていくのでしょうか。
 個々人の技能評価は登録資格で判定でき、雇用関係は明らかに、一人親方の労働性が証明されます。どういう現場や元請の下で仕事をしてきたのかが蓄積され、それが客観的に証明されて、見える化することで本人の評価が高まることになります。労災や職業病の証明には現場履歴により、それが蓄積され、建退共や法定福利費など請求に必要な証拠が蓄積され登録されます。
 事業者は、正規のIDを持っている人が何人雇用しているがを明示でき、それが事業所の評価につながっていきます。

 田口さんは最後にこう結びました。
 「このシステムは、直接的に賃金・労働条件を改善するものでは今のところありません。しかし、それに向けてのルートをつくり、接近していくことができます。賃金・労働条件は国やゼネコンがやってくれるものではありません。あくまで、闘いとるしかないものです。建設横浜は、この取り組みを通して、新たな段階へと発展できると確信しています」。
                                              (瀧川 恒夫)



 歴史に残る判決を切望 神奈川ルート第1陣高裁が結審 

■首都圏建設アスベスト訴訟神奈川ルート第1陣結審大集会 ■2017/03/14

 首都圏建設アスベスト訴訟神奈川ルート第1陣の結審を迎えた3月14日午後、原告団と支援者は東京高裁前に集まり集会を開きました。支援者からの応援を得た原告団と弁護団は、このあと高等裁判所に入廷しました。

 大井町で行われた結審大集会では、法廷内の経過が弁護団から説明されました。
 原告3人は、アスベスト被害の実態を悲痛な思いで訴えました。 そして、弁護団10人の弁護士はそれぞれ、被害の実態、被害発生の構図、予見の可能性、規制権限不行使の違法性の判断基準、労働関係法令に基づく国の責任、一人親方・メーカーの責任などを陳述。西村弁護団長は、「貴裁判所が英断をもって、歴史に残る明快な判決を下されることを切望して、弁論の締めくくりといたします」と陳述を終わりました。
 なお、判決日は未定で夏以降であろうと予測しました。

 建設アスベスト訴訟6高裁の先頭を切る本判決が、基金制度創設と全面解決に向けた最大のターニングポイントとなることは間違いありません。
 西村団長は、「熱い思いと説得力ある裁判を展開してきました。これで裁判は終了しましたが、全面解決まで最後の最後まで悔いのない闘いをしたい」と熱く訴えました。

 写真右=アスベスト被害神奈川支部原告の伊井静江さん㊧と本田照子さんは、支援者の声を背に入廷し、裁判を見守りました。
                                              (瀧川 恒夫)



 神奈川税務署に要望書 220人が集団申告

■3・13重税反対全国統一行動港北神奈川集会 ■2017/03/13

 今年で48回目となる重税反対統一行動は3月13日、全国で取り組まれました。建設横浜神奈川支部は新横浜駅前公園で集会を行ったのち、港北区と神奈川区が管轄の神奈川税務署に向けてパレードを行いました。

 新横浜駅前公園の集会は、港北革新懇から飛田さん、日本共産党の大山県会議員と宇佐美市会議員、県実行員会の伊藤さんから来賓として挨拶がありました。また、実行委員構成団体から民商や新婦人、年金者組合、建設から決意表明がありました。
 各団体からの報告では、消費税をはじめとした庶民増税、 年金引き下げ、建設から結審を控えたアスベスト訴訟の共闘の訴えがありました。
 閉会の挨拶では神奈川支部の佐藤清一さんから、「政府は庶民に増税ばかり押し付けるが、森友学園のように税金の無駄遣いは無くなっていない。国民がしっかりと納得いく説明をし、私たちが政治を変えていくしかない」と参加者に向けて強い訴えがありました。

 パレードは、駅前公園から新横浜を抜け環状2号線を歩き、神奈川税務署まで沿道の歩行者や車両に向けてシュプレヒコールをあげました。

 税務署では、実行委員長が総務課長に要望書を手渡しました。国に向けての大企業優遇税制をやめ庶民に対し重税反対、プライバシー侵害の恐れがあるマイナンバー制度の廃止、タックスヘイブンによる税金逃れを許さないよう要望しました。
 そのあと、13団体・220人の参加者は、集団申告を行いました。
                                              (金澤 拓也)




 学習会で法人との対話はバッチリ 今日から実践

■神奈川支部「拡大速報2」 ■2017/03/08

 TSRの学習会で法人との対話はバッチリ

さあ、今日から実践しましょう

 神奈川支部では、3月1日の拡大月間の行動日初日に出陣式を兼ねて、本部本江書記を講師に招き、東京商工リサーチのデータを活用し、事業所訪問で盛り上がる対話が出来るための学習会を開催。20人が参加し、取引先や従業員数などの情報からその事業所がどのような形態で事業を行っているかなどを知ることが出来ました。
 学んだことを拡大行動で実践していきましょう。

 いよいよ4月から現場入場が厳しくなり、支部事務所への問合せや相談が増えてきています。しかし、まだ現場には、どう対応してい良いか分からず困っている事業主や下請けさん、一人親方がたくさんいます。
 そんな困っている仲間がいましたら、是非、神奈川支部に相談に来てください。
                                              (金澤 拓也)




 保険料の計画的引上げ 保険給付は現行水準維持

■神建連国保組合「第96回組合会」 ■2017/03/08

 神建連国保組合は3月8日、建設プラザで「第96回組合会」を開き、事業計画案など諸案件を議決しました。

 二方節男理事長は、「神奈川の建設国保は、類を見ない制度。それを全国に示してきた。命を守る健康保険制度を継続しなければならない」と挨拶しました。

 氏家正一副理事長は一般報告で、「この一年間は社会保険未加入対策と建設国保資格確認の最終仕上げに取り組み、3年間にわたる組織整備を完了させた」と強調。①国の国保予算要求では9億円増を確保、②社保未加入対策と賃金引上げ運動はゼネコンと住宅メーカに要求を突き付け、③自治体要求は、仕事確保・災害協定など前進を勝ち取り、④建設アスベスト訴訟では高いレベルでの判決の可能性を切り開いたと報告しました。さらに、「建設国保を守るには国保財政の基礎をつくることが重要」と話し、拡大月間は「何としても1パーセントの実増を・・」と呼びかけました。

 傍島久実常務理事は事業計画案案ではじめに、建設国保の魅力と優位性をしっかり伝え、組合事業の役割への理解を求めながら、国保組合制度を守り発展に全力を尽くす」と訴えました。その上で、保険料は医療分保険料の計画的引上げを実施。保険給付は、ほぼ現行水準を維持するとしています。
                                              (瀧川 恒夫)




 賃金引上げや社会保障の改善を求める

■神奈川労連「3・5春の県民集会」 ■2017/03/05

 賃金引上げや社会保障の改善を求める「3・5春の県民集会」が3月5日、関内・横浜公園で開かれ、医労連や自治労連、建設労連などが参加しました。

 神奈川労連の福田議長は主催者挨拶で、「八時間働けばまともに暮らせる賃金、労働環境を!」と訴え、最低賃金一時間千五百円への引上げを求めました。

 総がかり行動実行委員会共同代表の高田健さんは、任期中に改憲すると明確に言っている安倍内閣を、「絶対に許さない。阻止する。」と強調。「具体的に一つひとつやっていこう」と話し、来る総選挙では「県内で市民連合を立ちあげ、野党四党と民主団体の総がかりで闘おう」と呼びかけました。

 畑野君江衆院議員(共産党)と真山勇一参院議員(民進党)による政党からの挨拶があり、全国一般や年金者、新婦人など参加した民主団体や労働組合のリレー発言。建設労連はアスベスト訴訟について訴えました。

 集会終了後は、「憲法守ろう、安保法制・共謀罪NO、年金改悪阻止」などシュプレヒコールをあげながら、みなとみらい地区をデモ行進しました。

 写真右は、ギター漫談のシンガーソングライターあさひのぼるさん。「そうだろ!みんな!」のフレーズで笑わせ、活力を与えてくれました。
                                              (瀧川 恒夫)




 困っている事業主は、ぜひ、組合に相談してください

■神奈川支部「拡大速報1」 ■2017/03/01


 4月から、社保未加入は現場入場禁止
 ゼネコン現場を中心に4月から、社会保険未加入事業者の現場入場禁止の動きが慌ただしくなってきました。
 それも、現場や取引先ごとに対応が違い、建設現場に混乱が広がっています。

 なかには、勘違いか間違った質問も寄せられています。
 事例
 ①「個人事業所でも社会保険に加入しろ」
 ②「役員も雇用保険に加入してこい」
 ③「法人にならないと仕事を出せない」

 以上のような指示が現場から出されて、困っている事業主が多くいます。




 まだ、困っている事業主は、ぜひ、組合に相談してください。
  組合未加入の方も どうぞ気軽にご相談ください。
                              横浜建設一般労働組合 神奈川支部
                                              (金澤 拓也)




 会社訪問活動を学習 拡大月間はじまる

■神奈川支部「学習会」 ■2017/03/01

 組織拡大月間が本格的に始まった3月1日、神奈川支部は本部の本江書記を招き、学習会を開催。資料を追いながら会社訪問活動への具体的な行動を学びました。





                                              (瀧川 恒夫)




 建設アスベスト署名 駅頭で宣伝行動

■革新と共同の会「定例宣伝行動」 ■2017/02/25

 革新と共同の会は2月25日、年金者組合や新婦人の会、建設横浜など12人が参加。JR東神奈川駅頭で「共謀罪の創設に反対」や「アスベスト被害の根絶と公正判決を求める」署名活動、定例宣伝行動を行いました。

 本日の宣伝行動は、JR東神奈川駅と京急仲木戸駅を結ぶ通路橋上。土曜日の午後、わりと慌ただしく人々が行き交います。建設横浜は5人が参加。「アスベスト被害の根絶と全面救済を求めて公正判決を求める署名」を行いました。

 アスベストは奇跡の鉱物と言われ、輸入された7割以上が建材に使用されました。その粉塵を吸うことで致命的な疾患を引き起こすことを、国も製造企業も半世紀前から知っていました。国と製造企業は、建設従事者の命と企業の利益、経済効率性を天秤にかけ、建設従事者の命を犠牲にしたのです。

 「これからも解体工事や改築工事で被災する可能性もあります」との訴えかけに、署名に応じた婦人は、「注意しないと知らないうちに(それが原因で)病気になるんですね」と話していました。
                                              (瀧川 恒夫)




 地域で連帯し闘う 新議長選出 

■神奈川地区労連「第28期定期大会」 ■2017/02/23

 神奈川区内の労働組合で構成される神奈川地区労連(神奈川地区労働組合総連合)は2月23日、革新と共同の会事務所で第28期定期大会を開き、運動方針と予算を承認し新役員を選出しました。

 横浜労連の政村議長(市従委員長)は来賓として挨拶し、地域労組の連帯を強調しました。

 金澤事務局次長は運動方針案、岩田事務局長は予算案を提案しました。そして、加盟団体から組織の一年間の活動が報告され、建設横浜は社会保険未加入問題やアスベスト訴訟の現状など発言しました。

 大会は議長、幹事など新役員を選出。議長は高橋章二さん(年金者組合)、事務局長に金澤拓也さん(建設横浜)などが選ばれました。高橋議長は「戦いの中で教訓を出し合いながら運動を進め、その先頭に立っていく」と力強く挨拶しました。
                                              (瀧川 恒夫)




 仲間が元気なうちに解決を 

■市連アスベスト原告団交流会 ■2017/02/19

 市連アスベスト原告団交流会は2月19日、建設横浜会館で行われ、神奈川訴訟第1・2陣の原告と家族、書記らが参加。来月行われる第1・2陣結審を前に、取り組みを再確認し交流を深めました。

 芝原労対部長は、結審を前に「勝利判決で喜びを分かち合いたい」と挨拶しました。

 神奈川全県原告団の内藤事務局長は、札幌地裁判決内容を詳細に解説したあと、「国の責任は5度断罪され、揺るぎないものとなった。何もしないで販売したメーカー責任は明らかなのに、京都判決から後退した。一人親方への責任も合わせて認めさせ、仲間が元気なうちに解決を」と呼びかけました。

 原告の家族は、「母ちゃん、もっと宣伝しなくちゃダメだよ、って言われる。だから、ビラ配りや署名に頑張っている」と言い、別の原告は「父は1年前に亡くなった。これまで他人事だったけど良く分かってきた。母が元気なうちに解決できれば・・と思っている」と話しました。
 平田原告団長は、「10年。長い裁判になった。年内に判決が出る。どうなるか、不安がよぎって書類を読み返したり、葛藤がある。私自身、月2回医者に行っているし、週1回点滴も受けている。心臓の負担も大きい。裁判が終わったら、海老原先生を訪ねてみたい」と話しました。
                                              (瀧川 恒夫)




 国に5度勝訴 アスベスト被害 札幌地裁判決

■アスベスト原告団ニュース「第76号」 ■2017/02/14

 建設アスベスト北海道訴訟で札幌地裁は2月14日、国の不法行為責任を認める原告勝訴の判決を下しました。
 国の責任を認めるのは、東京、福岡、大阪、京都に続いて5度目。一方、建材製造企業の責任は認めませんでした。
 また判決は、アスベスト発症による損害には何らかの制度を創設する必要がある、と指摘。被害の深刻さを受け止めて、大幅に損害賠償額を引き上げました。
 司法の場で国の責任は揺るぎないものとなり、メーカーへは、一日も、一刻も早い解決への決断が求められます。




                                              (瀧川 恒夫)




 適正な賃金支払いルールの確立を!

■首都圏労組春闘「2・14大集会」 ■2017/02/14

 建設現場作業員の労働環境は、依然として低賃金・長時間労働など改善の兆しが見えず、若年者の入職不足、現場の主要な作業を担ってきた技能労働者の高齢化による離職も増加し、全国的な技能労働者不足となっています。
 「建設労働者に適正な賃金支払いルールの確立を!後継者が育つ産業にしよう」をメインスローガンに「2・14大集会」が2月14日、東京・日比谷野外音楽堂で開催され、首都圏から16団体、3120人の仲間が参加。「政治と世論に幅広く呼び掛け、大運動を展開しよう」と気勢をあげました。

 宮本実行委員会事務局長は基調報告で、「2012年から上がった公共工事設計労務単価は今年3.4%上がり39.9%。ピーク時の94.5%になるが、現場には届いていない。大手ゼネコンは最高益を出し内部留保を続け、賃金は低く抑え還元しない。アベノミクスのトリクルダウンは間違い」と批判。「建設はインフラ、防災を支えるなくてはならない産業なのに、建設労働者は20万円も少ない低賃金。未来を切り拓くためプライドを持って、年600万円の大運動を進めよう」と呼びかけました。

 千葉土建の青年は、「事業主になって丸4年。法定福利費は自分の利益じゃなくて、国に納めるもの。勇気をもって元請に請求する」と現場からの声を話しました。
 加治工経験19年の女性(東京土建)は、「この先、職人が少なくなって建設業界がどうなるのか。賃金、現場環境を改善するには大勢の力が必要。このことを訴えていく」と意気込みを語りました。

 このあと、集会は「今春闘の奮闘をともに頑張ろう」と決議。参加者は、賃金引上げなど諸要求をシュプレヒコールしながら銀座通りをデモ行進しました。
                                              (瀧川 恒夫)




 肺・呼吸器の病気はアスベスト原因かも

■お知らせ「アスベスト疾患は、職業病です」 ■2017/02/09

 
建設現場で働くみなさんへ

 肺・呼吸器の病気は
   アスベスト原因かも

 建設現場で働いているみなさんは、少なからずアスベスト粉塵をすいこんでいます。アスベストは過去の物と思っていませんか?建材への使用が禁止されたのは2006年です。50代以上の人は勿論、若い人でも改修工事などで、すげに建物に使用されているアスベスト含有建材から粉塵を吸い込んでいる可能性は大きいのです。今後の解体・改修工事も同様です。

 肺、呼吸器の病気にかかってしまったら、まず組合に相談してください。アスベスト治療の専門医を紹介しています。アスベスト疾患は、職業病です。
                                              (瀧川 恒夫)




 絶好調のゼネコン決算の裏側には何が

■神建連「2017賃金活動者会議」 ■2017/02/05

 神建連は2月5日、建設プラザかながわで神建連2017賃金活動者会議を開き、情勢学習と賃金討論を経て神建連の要求賃金を決定しました。

 荒井賃金対策部長は、「賃金をあげないと本当に良くなっていかない。生の声をあげて、新年度の要求賃金を決めよう」と挨拶しました。

 白田神建連会長は、「組合に入って賃金倍にしよう、週休二日にしよう、その時がきた。議論しよう」と呼びかけました。

 国交省労組の上間建設首都圏共闘事務局長は、「労働者は賃金が上がらないから将来不安。大同団結して怒りの大集会を開き、一緒になって政府・財界に現場・職場から元気な声をあげていこう」と訴えました。

 建設政策研究所の鈴木理事(元ゼネコン幹部職員)は、「絶好調のゼネコン決算の裏側には何が」をテーマに講演。「ゼネコンはどういう仕組みでやってきたか。賃上げの突破口になるか、話したい」と切り出しました。
 鈴木さんによると、2015年度決算からゼネコンは、受注高約11兆円の高水準を維持し、完成工事利益は大手4社で1000億以上を確保。完成工事利益率は、13社平均で10.5%と2桁台を確保する一方、一般管理費率は、4.8%から4.9%と横ばい。建設業の純益は、2%が経営指標といいますから、営業利益率大手6.1%は優良企業水準5%を超えます。
 公共工事設計労務単価が28.5%上昇(2012年度比)したが、労働者賃金は4%上昇で、その乖離がすなわち技能労働者の賃金上昇を低く抑えて、工事利益を生み出しています。
 ゼネコンの利益確保の仕組みは、協力会社への注文書発行システムにある、と鈴木さんは説明。予算上目標粗利益は確保し、近年最安値を査定した実行予算書を組んで発注します。実行予算書より高い単価の注文書は発行できません(エラーとなる)。
 したがって賃上げを獲得するには、必要な労務賃金が反映された実行予算書を組ませるのがポイント。さらに労務環境がひっ迫している今こそ、協力会社の結束が必須と強調しました。
                                              (瀧川 恒夫)




 トランプ大統領就任で方向を失う日本外交 

■神奈川県平和委員会「新春平和学校「」 ■2017/01/28

 春を呼ぶ「新春平和学校」が1月28日、西区・県民センターで開催されました。予定した資料が増刷されるほど満員になった会場のなか、沖縄高江のDVD上映や特別発言、記念講演が行われました。主催は、神奈川県平和委員会。

 中野晃一上智大学教授は、「戦争法廃止、改憲許すな、市民共闘の前進・・2017年の展望と課題」をテーマに講演。「戦後築きあげてきたしくみを私たちの代で止めにして、引き継ぐなんてできない」と熱弁。会場は、共感する拍手が鳴り響きました。
 従来、日本外交は対米追随路線で近隣への配慮があった。外務省も親米・親アジアとしのぎを削っていたが、小泉政権以降変質した。日米が良ければ韓国・中国はついてくるとして日米関係を強化した。米国中心に価値を共有し国際秩序を維持しなければ、と日本国憲法を壊してまで米戦争に付き合う強行をし、TPPを強行した。ところが、トランプ米大統領が就任し、アメリカファースト(米国第一主義)を唱えた。日本外交は破綻し、方向を失っています。
 中野さんは、①中国が台頭しアメリカと手を結ぶのが怖い安倍内閣は、対米追随を強化。お試し改憲を飛び越え明文改憲に踏みきる②防衛強化のもとに国防軍、核保有の可能性が高まる、と指摘。防衛のためと先制攻撃をする可能性も否定できないと危惧し、中国人口の1/10、GDPは1/2、原発が海岸線に54基の日本を軍事力だけで守ろうとするのは無理だろう、という。
 アベノミクス・TPPは破綻し成長戦略がないので、カジノ。そういう政権なのに多くの人が実態を知らない。「この道しかない。そのうち上手くいきますよ」と4年経ってもまだ野党の悪口。
 中野さんは、「簡単に解散できない状況のなか、新しい市民運動の広がりで野党が一本化し、生活を立て直す経済政策などに取り組むべきだ」と主張しました。

 この講演に先立ち、「憲法九条にノーベル賞を」の発案者・実行委員会共同代表の鷹巣直美さんがステージに立ち、自身の平和活動を報告しました。
 「みんな前向きに、陰口叩くよりも本人に直接、署名を届けよう」「選挙で野党統一候補に協力して、戦争は嫌だ、の声を届けている」などと話しました。
 最後に、「毎週、国会前ピースアクションに参加しています。そのアピールを一緒に!」と呼びかけ、会場が大合唱になりました。
 ♪「戦争なんてやめてちょうだい。
   原発なんてやめてちょうだい。
   みんなの声を聞いて、
   平和の願いを叶えてちょうだい」♪
                                             (瀧川 恒夫)




 年間1%の増勢で大きなうねりを

■神建連「2017年新春のつどい」 ■2017/01/27

 神建連「新春のつどい」が1月27日、中区ロイヤルホールで開催され、200人あまりが参加しました。

 神建連の白田宏記会長は、「昨年は、社会保険未加入対策や資格確認など懸案課題をやり遂げ、春・秋の組織拡大では新たなる組織づくりを全県で取り組んだ一年でした。2017年は守りから攻めの新しいスタートの年に」を呼びかけました。そして、「年間1%の増勢で大きなうねりを作りだし、建設国保を守り、アスベスト被害救済、仲間の賃金引上げ処遇改善を!」と訴えました。

 全建総連の清水謙一書記次長は、「国保補助金は実額で増額した。全建総連組織は53県連・組合で61万504人になり、4年半ぶりに増えた」と強調。3月には全国一斉行動を起こし、賃上げを訴えると呼びかけました。
                                             (瀧川 恒夫)




 暮らしを最優先させる市政へ転換を 8月に横浜市長選挙

■横浜労連「2017年旗開き」 ■2017/01/23

 横浜労連は1月23日、「2017年横浜労連旗開き」を西区紅葉坂の市従会館で開催しました。

 政村修議長は、「国民無視の安倍政権は際立っている。憲法の理念を踏みにじる政策を、憲法どおりの施策に転換させる年にしなければならない」「働きかた改革で非正規は増大し、消費低迷の間違った経済政策を示している。企業が世界で活躍する社会をめざす諸策で、労働環境は破壊された。8時間働いてまともな生活を、というにはほど遠い」と話し、「私たちが望む働くルールに変える運動を、全国的な運動に!」と強調しました。
 さらに、8月に行われる横浜市長選挙に触れ、「林市長はアベノミクスを取り込んだ、人も企業も輝く横浜を標榜し、カジノを誘致しています。国民経済機能に重大な支障をきたす」と批判。「市政を転換し、住民の暮らしを最優先させる市長の実現に、団結して力強く歩みましょう」と訴えました。

 <アスベスト訴訟のW結審、勝利判決を>
 神奈川建設アスベスト訴訟原告団の塘添恵子さん(横浜建職)は、「アスベストの危険性を戦前から知っていた国が十分な規制を怠り、むしろアスベストの使用を推進し、建材メーカーも危険性を知りながら知らせる義務を怠り、使用し続けたためにアスベスト被害が生まれ広がった」と指摘。神奈川第1陣アスベスト訴訟東京高裁(3月14日結審)、第2陣横浜地裁(3月17日結審)のアスベスト訴訟全面解決へむけ、「命あるうちの解決を、歴史をつくる勝利判決を」と訴えました。
                                             (瀧川 恒夫)




 今年も元気に「新春のつどい」

■神奈川支部「新加入者歓迎新春のつどい」 ■2017/01/22
 

 神奈川支部は1月22日、新横浜・ソシア21で「新加入者歓迎新春のつどい」を開き
90人が参加しました。

 来賓は、本部小林書記次長、神奈川診療所、鶴ヶ峰病院、ゆかり保険、日本共産党から畑野衆議・宇佐美市議。
 新加入者は4人が参加。青年部による大抽選会で一喜一憂し、沖縄舞踊が花を添えました。
         
                                              (瀧川 恒夫)




 「負担が低くなる法律を国に!」 理解を深める

■税金対策部・賃金対策部「税務会計処理学習会」 ■2017/01/19

 下請け業者のための税務会計処理学習会が1月19日、本部会館で行われ、税金対策部・賃金対策部の部員を中心に40人あまりが参加。所得税計算においての売上や経費など基礎知識への理解を深めました。また、組合員二人の税務調査経験もあわせて報告されました。

 緑民主商工会の恩田事務局長は講演で、「事業所得を正しく計算しよう」と話すなかで、「何が経費(売上を得るために必要な費用)になるかは事業主本人が決めることが基本」と強調しました。
 また、生活に重くのしかかる税・社会保障負担について、経団連を引き合いに、「負担が低くなる法律を国に作らせることが一番安心・安全な節税になる」と説明。「3・13重税反対全国統一行動に参加して、高すぎる所得税、消費税率を下げるよう迫ろう!」と呼びかけました。
                                             (瀧川 恒夫)




 処遇改善にむけて全力

■横浜建設市連「新春のつどい]」 ■2017/01/18

 横浜建設市連は1月18日、西区ホテルプラムで「新春のつどい」を開催し、180人の参加者は新たな1年の運動推進を誓いました。

 二方節男会長は主催者を代表して、「労働環境の処遇改善にむけて、運動の先頭に立つ」と力強く挨拶しました。

 神建連の白田宏基会長は、「若者が入職しないのは、政府の上げ底政策だ。現場労働者の賃金が上がらず生活向上に結び付かない。このチャンスを逃してはいけない」と呼びかけました。

 全建総連の西雅史共済福祉部長は、「①国保予算は、全国のはがき要請や地元国会議員要請などの運動で9億円増の成果を得た。②処遇改善にむけたキャリアアップシステムは新たなステージを迎え、120万宣伝行動を打つ。③全国組織53県連組合のうち27組合が実増し、61、6204人になった」と話し、いっそうの協力を求めました。

 横浜市従の政村修委員長(横浜労連議長)は、「憲法九条を踏みにじり、社保改悪や沖縄新基地建設、原発再稼働など国民を無視した安倍政権を、憲法理念に沿った方向に変えていく転換期だ。8月の横浜市長選は、林市政の大企業重視の大型予算を転換し、市民生活を良くするため、さらに奮闘しましょう」と訴えました。
                                             (瀧川 恒夫)




 現場入場拒否!社保未加入者 すでに始まる

■社保未加入対応 ■2017/01/10
 建設業が激動する2017年
   現場入場制限がすでに始まっています

 大規模プロジェクトが続々着工するなか、
4月には社保未加入の業者・個人の現場排除が
         「はじまる!」
 秋には建設業キャリアアップシステムが始動し
生き残りをかけた「建設業者 大選別時代」が
         「はじまる!」

▼グリーンサイトなんて序の口。キャリアアップシステムで丸裸!
▼社保未加入の現場排除に、例外も対象外もない!
▼省エネ住宅が標準になる?ZEH? HEMS?
▼すでに未加入業者排除が本格化したK建設・MS建設・T建設・・・
▼「法定福利費支払い拒否」なら建設業法違反で文書指導!
▼「建設国保+厚生年金で問題なし」
閣議決定&国交省も広報強化!

 地域建設業者に寄り添った経営をサポートしています。 (横浜建設一般労働組合)
                                              (瀧川 恒夫)




 今年3月に結審 建設アスベスト訴訟大詰め

■謹賀新年 ■2017/01/01

 明けましておめでとうございます。


 建設アスベスト訴訟は、いよいよ大詰めとなっています。
 第1陣裁判(原告数約80人)は東京高裁で争われ、第2陣裁判(原告数約40人)は横浜地裁で争っています。双方の裁判はともに、今年3月に結審が予定されています。
 裁判が続くなか、これまで多くの原告が道半ばで亡くなっています。亡くなられた原告の思いを無駄にしないよう、この裁判を解決させ、そして、我が国のアスベストの問題を少しでも解決につなげられるよう、頑張りたいと思います。(横浜合同法律事務所・田井勝弁護士による新年のご挨拶より)
                                             (瀧川 恒夫)








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